「メンバー」(2012/02/09 (木) 06:24:15) の最新版変更点
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**:: メンバー紹介 (50音順)::
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&size(16){●石部 尚登}(東京外国語大学グローバルCOE研究員)
>社会言語学 ― 言語政策・少数言語/方言復権運動、コーパス言語学
>時に社会言語学者にとっての「楽園」とも称されるベルギー、ややもすれば「言語戦争」という扇情的な用語と共に語られてきた(る)ベルギー、「言語問題」について夥しい数の著作が記されてきたベルギー、ただし昨今の政治的な混迷(迷走?)と比して「言語問題」はもはや「解決済み」との評価が下される現在のベルギーの状況。フランス語とオランダ語(フランデレン語)という公用語のみを対象として言語政策がなされてきた背景で、様々なことばの在り方が均質化されてきた。このような言語政策のもつ「負の効用」に関心をもっています。
>ベルギー経験:2000年-2001年モンス大学留学、2007年ブリュッセル滞在、2008年-2009年リエージュ大学留学。
//>[[@@@>http://r.gnavi.co.jp/k863200/]]
//>«la langue est pour le citoyen, et non le citoyen pour la langue» (Jean-Marie Klinkenberg(2001) &italic(){La langue et la citoyen}, PUF, p.71)
#br
&size(16){●板屋 嘉代子}
>1995年から2001年までベルギーのアントワープに住んでいました。現地でオランダ語を習い、帰国後も勉強を続けてオランダ語の実務翻訳をしています。専門的に研究している事物はありませんが、研究会で皆さまの発表を拝聴することは大変興味深く、楽しみにしております。
#br
&size(16){●井内 千紗}(大阪大学大学院言語文化研究科・博士後期課程)
>ベルギーとの出会いは大学時代の交換留学から(Vesalius College, 2001年8月~2002年6月)。そこで特にブリュッセルの多言語状況とメディアの関係について興味持ったことがきっかけで、現在に至ります。研究の対象は放送メディア(特にコミュニティ・ラジオ)ですが、関心領域は限りなく広く・・・です。まだまだ未熟者ですが、この研究会を通して、特にブリュッセルという都市を単にEUの首都としてではなく、あらゆる文脈で語り合う機会を持てれば、と思っています。
>研究キーワード:ブリュッセル, Ixelles/Elsene, Flagey, NIR/INR, RTBF, VRT, FM Brussel, TV Brussel, Matonge, オランダ語圏に見られるallochtoon/autochtoonの言説
#br
&size(16){●今中 舞衣子}(大阪市立大学大学院言語文化学専攻・後期博士課程)
>2006年9月から2008年9月まで、ベルギーのモンス・エノー大学に派遣していただいたことがご縁で、ベルギーと関わりを持つようになりました。現地では言語教育の研究を続けながら日本語教育に携わっていましたが、帰国後は日本におけるフランス語教育を軸に活動しています。フランス語教育の分野では、英語教育に比べて、フランス語をつかう人々の文化の多様性が前提となることがまだまだ少ないように思います。また、ひとつの国の中で複数の言語が公用語として使用されているというベルギーの言語状況からも、言語教育のあり方について学ぶことは多々あると感じています。この研究会を通じて、さまざまな分野の人たちと意見を交換していきたいと思います。
#br
&size(16){●岩本 和子}(神戸大学大学院国際文化学研究科)
>専門はフランス語圏の芸術文化論。特にベルギーのフランス語文学と、フランス作家スタンダールを研究。フランス文学研究のためになぜかブリュッセルに派遣され、留学1年でこの国にハマってしまったのがベルギー研究の始まりでした。
>オランダ語圏文学にも目を向けつつ「ベルギー性」を追求していきたいと思います。ベルギーのビールとチョコレートが大好きです。
>単著『周縁の文学ーベルギーのフランス語文学にみるナショナリズムの変遷』(松籟社 2007、博士論文を出版)『スタンダールと妹ポーリーヌ』(青山社 2008)、共著『スタンダール変幻』(慶應義塾大学出版会 2002)『欧州諸国の言語法ー欧州統合と多言語主義』(三元社 2005)、共訳『スタンダールの生涯』デル・リット著(法政大学出版局 2007)。
#br
&size(16){●加来 奈奈}(奈良女子大学大学院人間文化研究科・博士後期課程)
>カール5世の時代のネーデルランドの歴史を研究しております。特に、カール5世の叔母でネーデルランド総督のマルグリット(マルハレータ)の外交政策やカール5世とネーデルランドのコミュニケーションを中心に研究を進めています。
>現在、ヘント大学に留学中。
#br
&size(16){●狩野 麻里子}
>もともとはフランスの哲学専攻でしたが、フランス留学を機に世紀末の象徴主義に興味を持つようになり、修論後、博士課程からはベルギー象徴主義に。ベルギー滞在歴は、前の職場(某県立Museum)からベルギー王立美術館に派遣され一年間学芸員として調査研究を行ったのが始まりで、その後ULBで文化マネージメントのD.E.S.を取得。専門は、ベルギーの象徴主義で(特に絵画と文学)にみられる神話回帰がテーマ。これと平行して、最近は文化マネージメントの方にも、というより、こちらに比重が移りつつあります。
#br
&size(16){●河内 華子}(大阪大学大学院文学研究科・博士後期課程)
>専攻は西洋美術史で、16~17世紀ネーデルラント絵画史を専門にしております。
>特に1560年代~1600年頃の期間、ちょうどスペイン・ハプスブルク家統治下のネーデルラントが、現在のベルギーとオランダに分裂する前後にかけての時期が研究対象です。
>ピ―テル・ブリューゲル一世で卒論を書いた後、ブリューゲル作品の注文主や収集家の研究を試みて迷走をくり返していましたが、幸いにもベルギー留学の機会をいただき、2007年9月よりルーヴェンのカトリック大学でお世話になっています。
>現在は、地元ルーヴェン出身の一肖像画家についての研究で博論を準備中です
#br
&size(16){●河崎 靖}(京都大学大学院人間・環境学研究科)
>学生時代は言語学科に在籍してましたので、一般言語学の諸理論を学びつつ、いくつかの言語(ゲルマン系を主として)をやっておりました。職業上はドイツ語教師となりますが、個別言語学はむしろ避けたく、ゲルマン・ロマンス・ケルトの関係という広めの視野から言語境界の問題に関心を寄せ、この脈絡で「ベルギーの言語境界線」に興味があります。
#br
&size(16){●苅田 弥生}(神戸大学大学院国際文化学研究科・修士課程)
>私自身は学部時代は仏文科に所属していたこともあり、また今はEUに関心をもっており、ベルギーについても、特にその言語政策に関して非常に興味があります。
#br
&size(16){●小林 亜美}(神戸大学大学院文化学研究科・博士課程修了)
>専門は、スタンダールを中心とした19世紀フランス文学です。文学、小説が主な関心の対象ですが、絵画や音楽もキーワードに研究をすすめています。ベルギーとの関係は薄いのですが、ベルギー(フランス語)文学やベルギー象徴派を中心としたベルギー絵画にも興味を寄せていますので、本研究会でいろいろと楽しく勉強させて頂きたいと思っています。
#br
&size(16){●正躰 朝香}(京都産業大学外国語学部国際関係学科)
>専門は国際関係論で、特に文化や社会にかかわる国際政治について(民族問題、多文化主義、移民、地域統合など)研究しています。民族問題の調停という観点での連邦制研究の事例として、ベルギーを中心に扱っています。また地域統合下でのエスノナショナリズムの変容、サブナショナルな主体の位置づけについてが目下の関心の焦点です。
>『ヨーロッパ統合の国際関係論 第二版』(共著、芦書房、2007年)、『グローバリゼーション国際関係論』(共著、芦書房、2006年)など。
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&size(16){●鈴木 義孝}(関西大学非常勤講師)
>2003年夏から2004年夏まで1年間、オランダ語圏のルーヴァン・カトリック大学に留学していました。
>大学院では、言語学(主に英語、日本語)、言語学史を中心に研究していますが、留学をきっかけとしてベルギーの言語事情、言語政策、蘭・仏語などにも関心を持っておりますので、本研究会に参加して、いろいろな方と意見交換、勉強させていただきたいと思います。
>よろしくお願いします。
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&size(16){●中條 健志}(大阪市立大学都市文化研究センター研究員)
>「フランスの移⺠問題」を出発に、「郊外暴動」の中で語られる「若者」と彼(女)らの「社会的排除」に関⼼を持っています。現在、“フランスのメディアにおける「郊外」および「若者」の語られ⽅”をテーマに博⼠論⽂を準備しています。また、フランスの対アフリカ政策(マグレブ諸国、⻄アフリカなどを対象)にも興味があります。
>「ベルギー」に直結した研究テーマではありませんが、是⾮こちらの研究会でこれからも勉強できたらと思っています。
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&size(16){●寺尾 智史}(てらお・さとし)(神戸大学大学院国際文化学研究科)
>関心地域は南欧と、過去、この地域と「植民地」としてつながれていた中南米、アフリカです。
>この研究会では完全にアウトサイダーです。
>しいて言えば、中学・高校と通った姫路の淳心学院という学校が、ベルギー発祥の ローマ・カトリック系ミッション団「スクート会」に属するため、校長も英語教師もベルギー人だった、というご縁はあります。
>高校卒業後は、ベルギーを観光客、出張者の立場で、そして今はEUの言語政策策定の 一中心として、「おのぼりさん」の感覚で眺めさせてもらっています。
>というわけで、皆さんの研究を拝聴するばかりで申し訳ございませんが、自称「アフリカ班」として、旧ベルギー領のコンゴ民主共和国とその周辺諸国の言語状況や文化について識者をお呼びし議論できたらいいなと思っております。
#br
&size(16){●三田 順}(日本学術振興会特別研究員PD)
>専門はベルギーにおける象徴主義。ベルギーにおけるオランダ語、フランス語、ドイツ語による文学と美術を文化アイデンティティーを巡る観点から比較研究している。ベルギーではブリュッセル自由大学 (ULB)での留学経験があり、現在はヘント大学で研究滞在中。
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&size(16){●三宅 拓也}(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科・博士後期課程)
>陳列所(物産陳列所、商品陳列所)という近代特有の展覧施設の建築を中心に、その業務を含めて近代日本の都市空間における実態を明らかにすべく研究を行っています。
>陳列所とは1900年前後に世界的に設置された商業奨励機関で、大規模なものは世界の最新商品、製品カタログ、図案資料の収集展示などを総合的に行う商業ミュージアムともいえる存在です。
>専門は近代日本建築史であるためベルギーが直接の研究対象ではないのですが、日本における商品陳列所の原点としてブリュッセルの商業博物館に興味を持っています。
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&size(16){●矢追 愛弓}(九州大学大学院芸術学研究室・修士課程)
>日頃は九州の地でベルギー象徴派の画家フェルナン・クノップフについて研究しています。
>代表作《愛撫》を中心にクノップフの内面にせまれたらと考えています。
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&size(16){●石部 尚登}(東京外国語大学グローバルCOE研究員)
>社会言語学 ― 言語政策・少数言語/方言復権運動、コーパス言語学
>時に社会言語学者にとっての「楽園」とも称されるベルギー、ややもすれば「言語戦争」という扇情的な用語と共に語られてきた(る)ベルギー、「言語問題」について夥しい数の著作が記されてきたベルギー、ただし昨今の政治的な混迷(迷走?)と比して「言語問題」はもはや「解決済み」との評価が下される現在のベルギーの状況。フランス語とオランダ語(フランデレン語)という公用語のみを対象として言語政策がなされてきた背景で、様々なことばの在り方が均質化されてきた。このような言語政策のもつ「負の効用」に関心をもっています。
>ベルギー経験:2000年-2001年モンス大学留学、2007年ブリュッセル滞在、2008年-2009年リエージュ大学留学。
//>[[@@@>http://r.gnavi.co.jp/k863200/]]
//>«la langue est pour le citoyen, et non le citoyen pour la langue» (Jean-Marie Klinkenberg(2001) &italic(){La langue et la citoyen}, PUF, p.71)
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&size(16){●板屋 嘉代子}
>1995年から2001年までベルギーのアントワープに住んでいました。現地でオランダ語を習い、帰国後も勉強を続けてオランダ語の実務翻訳をしています。専門的に研究している事物はありませんが、研究会で皆さまの発表を拝聴することは大変興味深く、楽しみにしております。
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&size(16){●井内 千紗}(大阪大学大学院言語文化研究科・博士後期課程)
>ベルギーとの出会いは大学時代の交換留学から(Vesalius College, 2001年8月~2002年6月)。そこで特にブリュッセルの多言語状況とメディアの関係について興味持ったことがきっかけで、現在に至ります。研究の対象は放送メディア(特にコミュニティ・ラジオ)ですが、関心領域は限りなく広く・・・です。まだまだ未熟者ですが、この研究会を通して、特にブリュッセルという都市を単にEUの首都としてではなく、あらゆる文脈で語り合う機会を持てれば、と思っています。
>研究キーワード:ブリュッセル, Ixelles/Elsene, Flagey, NIR/INR, RTBF, VRT, FM Brussel, TV Brussel, Matonge, オランダ語圏に見られるallochtoon/autochtoonの言説
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&size(16){●今中 舞衣子}(大阪市立大学大学院言語文化学専攻・後期博士課程)
>2006年9月から2008年9月まで、ベルギーのモンス・エノー大学に派遣していただいたことがご縁で、ベルギーと関わりを持つようになりました。現地では言語教育の研究を続けながら日本語教育に携わっていましたが、帰国後は日本におけるフランス語教育を軸に活動しています。フランス語教育の分野では、英語教育に比べて、フランス語をつかう人々の文化の多様性が前提となることがまだまだ少ないように思います。また、ひとつの国の中で複数の言語が公用語として使用されているというベルギーの言語状況からも、言語教育のあり方について学ぶことは多々あると感じています。この研究会を通じて、さまざまな分野の人たちと意見を交換していきたいと思います。
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&size(16){●岩本 和子}(神戸大学大学院国際文化学研究科)
>専門はフランス語圏の芸術文化論。特にベルギーのフランス語文学と、フランス作家スタンダールを研究。フランス文学研究のためになぜかブリュッセルに派遣され、留学1年でこの国にハマってしまったのがベルギー研究の始まりでした。
>オランダ語圏文学にも目を向けつつ「ベルギー性」を追求していきたいと思います。ベルギーのビールとチョコレートが大好きです。
>単著『周縁の文学ーベルギーのフランス語文学にみるナショナリズムの変遷』(松籟社 2007、博士論文を出版)『スタンダールと妹ポーリーヌ』(青山社 2008)、共著『スタンダール変幻』(慶應義塾大学出版会 2002)『欧州諸国の言語法ー欧州統合と多言語主義』(三元社 2005)、共訳『スタンダールの生涯』デル・リット著(法政大学出版局 2007)。
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&size(16){●加来 奈奈}(奈良女子大学大学院人間文化研究科・博士後期課程)
>カール5世の時代のネーデルランドの歴史を研究しております。特に、カール5世の叔母でネーデルランド総督のマルグリット(マルハレータ)の外交政策やカール5世とネーデルランドのコミュニケーションを中心に研究を進めています。
>現在、ヘント大学に留学中。
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&size(16){●狩野 麻里子}
>もともとはフランスの哲学専攻でしたが、フランス留学を機に世紀末の象徴主義に興味を持つようになり、修論後、博士課程からはベルギー象徴主義に。ベルギー滞在歴は、前の職場(某県立Museum)からベルギー王立美術館に派遣され一年間学芸員として調査研究を行ったのが始まりで、その後ULBで文化マネージメントのD.E.S.を取得。専門は、ベルギーの象徴主義で(特に絵画と文学)にみられる神話回帰がテーマ。これと平行して、最近は文化マネージメントの方にも、というより、こちらに比重が移りつつあります。
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&size(16){●河内 華子}(大阪大学大学院文学研究科・博士後期課程)
>専攻は西洋美術史で、16~17世紀ネーデルラント絵画史を専門にしております。
>特に1560年代~1600年頃の期間、ちょうどスペイン・ハプスブルク家統治下のネーデルラントが、現在のベルギーとオランダに分裂する前後にかけての時期が研究対象です。
>ピ―テル・ブリューゲル一世で卒論を書いた後、ブリューゲル作品の注文主や収集家の研究を試みて迷走をくり返していましたが、幸いにもベルギー留学の機会をいただき、2007年9月よりルーヴェンのカトリック大学でお世話になっています。
>現在は、地元ルーヴェン出身の一肖像画家についての研究で博論を準備中です
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&size(16){●河崎 靖}(京都大学大学院人間・環境学研究科)
>学生時代は言語学科に在籍してましたので、一般言語学の諸理論を学びつつ、いくつかの言語(ゲルマン系を主として)をやっておりました。職業上はドイツ語教師となりますが、個別言語学はむしろ避けたく、ゲルマン・ロマンス・ケルトの関係という広めの視野から言語境界の問題に関心を寄せ、この脈絡で「ベルギーの言語境界線」に興味があります。
#br
&size(16){●苅田 弥生}(神戸大学大学院国際文化学研究科・修士課程)
>私自身は学部時代は仏文科に所属していたこともあり、また今はEUに関心をもっており、ベルギーについても、特にその言語政策に関して非常に興味があります。
#br
&size(16){●小林 亜美}(神戸大学大学院文化学研究科・博士課程修了)
>専門は、スタンダールを中心とした19世紀フランス文学です。文学、小説が主な関心の対象ですが、絵画や音楽もキーワードに研究をすすめています。ベルギーとの関係は薄いのですが、ベルギー(フランス語)文学やベルギー象徴派を中心としたベルギー絵画にも興味を寄せていますので、本研究会でいろいろと楽しく勉強させて頂きたいと思っています。
#br
&size(16){●正躰 朝香}(京都産業大学外国語学部国際関係学科)
>専門は国際関係論で、特に文化や社会にかかわる国際政治について(民族問題、多文化主義、移民、地域統合など)研究しています。民族問題の調停という観点での連邦制研究の事例として、ベルギーを中心に扱っています。また地域統合下でのエスノナショナリズムの変容、サブナショナルな主体の位置づけについてが目下の関心の焦点です。
>『ヨーロッパ統合の国際関係論 第二版』(共著、芦書房、2007年)、『グローバリゼーション国際関係論』(共著、芦書房、2006年)など。
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&size(16){●鈴木 義孝}(関西大学非常勤講師)
>2003年夏から2004年夏まで1年間、オランダ語圏のルーヴァン・カトリック大学に留学していました。
>大学院では、言語学(主に英語、日本語)、言語学史を中心に研究していますが、留学をきっかけとしてベルギーの言語事情、言語政策、蘭・仏語などにも関心を持っておりますので、本研究会に参加して、いろいろな方と意見交換、勉強させていただきたいと思います。
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&size(16){●中條 健志}(大阪市立大学都市文化研究センター研究員)
>「フランスの移⺠問題」を出発に、「郊外暴動」の中で語られる「若者」と彼(女)らの「社会的排除」に関⼼を持っています。現在、“フランスのメディアにおける「郊外」および「若者」の語られ⽅”をテーマに博⼠論⽂を準備しています。また、フランスの対アフリカ政策(マグレブ諸国、⻄アフリカなどを対象)にも興味があります。
>「ベルギー」に直結した研究テーマではありませんが、是⾮こちらの研究会でこれからも勉強できたらと思っています。
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&size(16){●寺尾 智史}(てらお・さとし)(神戸大学大学院国際文化学研究科)
>関心地域は南欧と、過去、この地域と「植民地」としてつながれていた中南米、アフリカです。
>この研究会では完全にアウトサイダーです。
>しいて言えば、中学・高校と通った姫路の淳心学院という学校が、ベルギー発祥の ローマ・カトリック系ミッション団「スクート会」に属するため、校長も英語教師もベルギー人だった、というご縁はあります。
>高校卒業後は、ベルギーを観光客、出張者の立場で、そして今はEUの言語政策策定の 一中心として、「おのぼりさん」の感覚で眺めさせてもらっています。
>というわけで、皆さんの研究を拝聴するばかりで申し訳ございませんが、自称「アフリカ班」として、旧ベルギー領のコンゴ民主共和国とその周辺諸国の言語状況や文化について識者をお呼びし議論できたらいいなと思っております。
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&size(16){●三田 順}(日本学術振興会特別研究員PD)
>専門はベルギーにおける象徴主義。ベルギーにおけるオランダ語、フランス語、ドイツ語による文学と美術を文化アイデンティティーを巡る観点から比較研究している。ベルギーではブリュッセル自由大学 (ULB)での留学経験があり、現在はヘント大学で研究滞在中。
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&size(16){●三宅 拓也}(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科・博士後期課程)
>陳列所(物産陳列所、商品陳列所)という近代特有の展覧施設の建築を中心に、その業務を含めて近代日本の都市空間における実態を明らかにすべく研究を行っています。
>陳列所とは1900年前後に世界的に設置された商業奨励機関で、大規模なものは世界の最新商品、製品カタログ、図案資料の収集展示などを総合的に行う商業ミュージアムともいえる存在です。
>専門は近代日本建築史であるためベルギーが直接の研究対象ではないのですが、日本における商品陳列所の原点としてブリュッセルの商業博物館に興味を持っています。
#br
&size(16){●矢追 愛弓}(九州大学大学院芸術学研究室・修士課程)
>日頃は九州の地でベルギー象徴派の画家フェルナン・クノップフについて研究しています。
>代表作《愛撫》を中心にクノップフの内面にせまれたらと考えています。
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