源・頼朝

【所属】 M.H.R.R.
【名前】 源・頼朝
【読み方】 みなもとの・よりとも
【種族】 純系長寿族
【元ネタ】 源頼朝
源頼家
源実朝
【字名】 鬼武丸
【登場巻】 7巻下

【人物】

500年前、源頼朝を始めとする源氏三代を襲名していた男性。
源・九郎・義経の実兄であることから、恐らく純系の長寿族と思われる。

頼朝の襲名を終え、実朝までを襲名し鎌倉幕府の基礎を作り上げ、歴史再現通り源実朝を襲名したあとで妹である義経に"暗殺"され最期を迎えたとされる。
本人は暗殺以外の死を迎える頼家と実朝の歴史再現を複合させ解釈することを考えていたようだが、義経がマジに暗殺に来たという。

ここまでは3巻にも登場した情報だが、7巻にて本人の霊体を利用したM.H.R.R.機動殻鬼武丸のOSとして復活を果たす。

本人曰く「気づいたらOSになっていた」ということで、500年前義経に討たれてから記憶が無いらしい。
"加賀百万G"を利用し本人の霊体を使用したとのことだが、500年間幽霊となっていないにもかかわらず、"型"の損傷なしに完全に本人の意識が継続している理由は不明。
成仏していなかったのだろうか?

本人曰く得意なのは弓、とのこと。時代的に刀剣よりは弓矢などが主流だったためだろう。

存命時、源・義仲の嫡子である源・義高と自分の娘、大姫を政略結婚させたが失敗し、心を病んだ娘は病に伏せて20歳という若さで亡くなった。
婚姻期間はたったの一年で、それを含めて7年。
その2倍近くの期間を病に伏せてなお耐えた娘は、最期は自分にすら会うのを拒絶し「私、駄目な子でしたね」と言い残していた。

頼朝が起こした鎌倉幕府は、麾下と褒賞で作られた社会。何かをしたら報いを与え、それを可能な限り護る。
だが、必死に頑張った娘はもういない。
ただ、「よく頑張った」と声をかけたかった娘は、その声をかける前に亡くなってしまった。
娘がいなくなり、そのことを後悔した頼朝は、彼の歴史再現を終え、次代、その次へと襲名し、最期は妹に討たれた。
義経が目の前に経った時、安堵すらしたという。

娘の赦しを乞いたいと、思っていた自分は気がついたら機動殻になっていて、そして自分が抱くように身につけた女は、痛みに耐えこちら無事だと笑う者で、
その姿に自分の娘を重ねた頼朝は、大姫の処へ向かうのを先にし、小姫の呼び名を与えた島・左近と共に戦いに臨む。

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最終更新:2023年08月08日 14:27