池田・輝政

「それ、先輩達が超羨ましいって話になりますよ」

【所属】 M.H.R.R.
【名前】 池田・輝政
【読み方】 いけだ・てるまさ
【種族】 極東人?
【元ネタ】 池田輝政
【字名】 不明
【戦種】 不明
【HN】 イケ照
【登場巻】 7巻上

【人物】

武蔵に撃沈された白鷺城の修復にやってきたM.H.R.R.所属の少年。
高等部1年で、梅雨明けに襲名したばかり。
鍋島・直茂浅野・幸長らとは同級生。

襲名者となってまだ間もないため、襲名元である池田輝政の歴史再現関係の雑務に追われ前線への到着が遅れていた。
その上、父親である常興が息子輝政の器を試すイベント、「焼いたクリを手に載せ、それを輝政は無言で剥いて食べた」というものの再現で、部活を終えて歩いていたら常興が"ホラこれ!"と焼けたクリを放り投げ、
聖譜記述にあるように黙っていなければ襲名が取り消されると思い声を上げるのを我慢していたらその顔芸状態の彼を常興が凄いいい笑顔で撮影していたため、
逃げた彼を追いかけ殴り倒し、その際に拳を負傷して全治三週間という、どっちもどっちなことで更に遅れることになったらしい。

襲名者としては武勲より後における城の普請役が重視される人物であり、白鷺城(姫路城)の最期の修復、江戸城、名古屋城の修復を担当する。
どうせなら江戸城を先立って作り、関東解放に対抗できるようにと考えていたが、織田や羽柴関連の動きが最近速いためそうもいかなかったようだ。

城の修築術式として、無機物対応の治癒系術式を使用する。
本来この系統の術式は武装などの修復に使われるものだが、彼の相性としてこのような形式となった。
また白鷺城のOS「刑部姫」(小形部大明神)になつかれ、8巻では走狗として傍においている。

燃料と資材は割高にかかるが、短時間である程度の修復を可能にするほどの性能で、設計の方があれば新規普請から修築までこなし、一ヶ月もあれば白鷺城をだいたい修復可能。
それを見ていた小西・行長曰く、「効率重視で造船や建築の工業事業に金出させないとか狂ってる」と言わしめるほど。
ただし彼の術式では装甲の並びを修復しただけで細部までは作り込めないので、後に技術者を投入し、結局は長期のチェックを経ることになるものの、全体としての工期を大きく短縮し、資材や燃料の節約にもなる。

この術式の代演として術者の体力を消費し、制御のために声を使うため、この術式の行使には大きな疲労を伴う。
本来修築術式は修築のための詠唱や紋章を使用し、精霊を呼び出して使役するものだが、彼の場合は流体の流れを制御するのは面倒として、技術者に頼んで流体を流し込む"型"を用意しその形を頭に叩き込んで声で流体を制御し押し込み流すという方法を取る。
先に"型"があるため流体の流し込みは安定し失敗が少なく、術者一人に工程を全て頼る必要もなく、技術者が“型”を造るために大規模な施術が可能。
この術式を使用する際必要なのは声と、それを突き棒として流体を流し込むタイミング、そして向きの操作。
声は自分からしか出せないため、"型"に対してそのままだと一方向からの偏りをぶつけてしまうため、"型"を螺旋状に展開し多重方向からの注入を行う。

体力と声が必要なため、空詠みで鍛えたらしい。

M.H.R.R.よりではあるが、P.A.Odaの人間でもあるものの、上記の通り襲名者としては新参者のため、森・長可滝川・一益らとはあまり面識がない。
なお彼の術式は羽柴側でも何かに使おうとする動きがあるようで、"この方法なら再現できるし、検証できるかも"と言われたとか。
琵琶湖からデータを要求されているらしいが、何に使おうとしているのかは彼も把握していない。

8巻上では白鷺城修復の途中で、関東解放戦の最中に推進器を破壊された安土の修復に回されることになり、修復終了後の8巻中以降は三河争乱の調査のため三河に駐留。
三河争乱で壊れた自動人形を回収・核を復元する事で当時の情報を得ようとしている(9巻上時点ではまだ核の復元を開始したばかり)。
復旧は徐々に進めているが、彼本人は”違和感”をそれこそ何か本筋から外れているような違和感を感じている。

ちなみに幸長が襲名する羽目になったのは、彼が「浅野」という名前だけで浅野幸長の襲名を狙っていると勘違いしていたため。
まぁ見栄から出た発言を覆せず襲名するしかなかった彼女も彼女だが。

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最終更新:2017年10月24日 00:35