【詳細】
人工の関節や駆動系によって動く巨大な鎧武者。
有人で、搭乗者を情報に分解し、機械の神経系や駆動系に流し込むことで起動する(簡単に言えば勇者指令ダグオンのダグオン的な合体)。
このことは合一と言う。
単なる機械駆動よりもより人間としての精緻な機動を実現可能と思われる半面、機体が破壊されることが(緊急時の強制切断によって安全が図られているものの)身体破損と直結するリスクがある。
重量や大きさでクラスが分かれていて、原作では
地摺朱雀等の
重武神と
六護式仏蘭西の
中武神のみが登場しているが、アニメ版設定では
武蔵の作業用軽武神が設定されている(畑作業をしているのが確認できる)。
サイズはおおむね、軽武神が約4m、中武神が約8m、重武神が約10mである。
また
自動人形でありながら武神の姿をしている
三銃士のイザックという珍しいタイプも存在する。
なお武蔵のような航空艦は浮上しているだけで莫大なエネルギーを消費するため、重量を少しでも軽くするために細身かつ身軽な女性型武神の方が人気。
男性型も多いが、胸部装甲などを外して作業用と割り切り、トルク重視で動かすようにして軽量化している。
身もふたもない話をすれば「偉い人の趣味(鈴談)」。
人間が主に武神を動かすが自動人形でも武神を動かすことは出来る。
この場合だと合一せず、(しないのは武神の合一機能は人間ベースであり、自動人形でやるとあちこちに齟齬が出て仮にやっても
細かい操作ができない)自動人形の感覚阻止を仲介する変換機構を用いる。
乗り込んだ自動人形が”鎧を着て動く”ぐらいまでには感覚を近づけた。がそれでも細かいところは劣るため、自動人形の高速処理などのフォローはいる。
また、武神という名称ではないが
- 人が合一する人型大型機械
- 軽・中・重という区分
という共通点を持つ「騎」という機械が、GENESIS世界の遠未来を描いた
都市シリーズに登場する。
「武神」の言語ごとの呼び名は次のとおり。
- グラン・ムニェーカ(三征西班牙)
- ルール・デ・マリオネッタ(六護式仏蘭西)
- Lourd de Marionetta(重い人形)
最終更新:2020年05月16日 23:58