竹中・半兵衛

「――覚悟決めてね?」

【所属】 M.H.R.R.
【役職】 十本槍:SPEER-09
【名前】 竹中・半兵衛
【読み方】 たけなか・はんべえ
【種族】 長寿族
【元ネタ】 竹中半兵衛
黒田官兵衛
【字名】 一挙両得【ハイダメージハイリターン】
【戦種】 聖譜顕装使用者
【HN】 黒竹
【登場巻】 5巻上

【詳細】

M.H.R.R.の女子用制服を着用した長寿族の女性。メガネっ娘。
十本槍の一員「SPEER-09」で、右胸用の胸甲型聖譜顕装"聖骸の勇気・旧代"の所有者。聖譜顕装は、長い鉄棒の先に掲げている。

竹中・半兵衛は戦国時代の途中で病死してしまう為、その後も生きる黒田・官兵衛を二重襲名している。
歴史再現を考えると現在は竹中半兵衛は病死した後に当たるため、対外的には襲名は黒田の方でなければならないが、身内では竹中の名を使い続けている。
というか作中ではもっぱら竹中と呼ばれている。誰も黒田と呼ばない。

史実通り羽柴を支える軍師で、元々ある教導院(史実を考えると斉藤家関連か)でデスクワークを行なっていた普通の女性だった。
だが仕事をこなすにつれ広い視野を手に入れ、現在に繋がる才能が開花。
先手を打つような情報を飛ばすこともできるようになり、本来は経済と経営の面に進みたいと考えていたようだが、長年所属していた教導院は産業委員であった彼女の意見を聞かず経営に失敗。
トップを諌めるため竹中半兵衛の名前を襲名し、竹中の主家乗っ取りを歴史再現したということにして史実通りM.H.R.R.の羽柴の元へ下ることになった。

そこで当時一番下っ端だった羽柴の要請を受け琵琶湖畔の長浜を半年で一大商業圏へと改革。
そうして柴田・勝家丹羽・長秀といったP.A.Oda側の重鎮と交流を持ち、P.A.OdaとM.H.R.R.の複雑な関係も理解。
そして、何故自分が軍師然としていなかったのかという事と、羽柴に共感している理由を実感する。
羽柴は最小限の被害で全てを収めようとしていて、竹中もそういうところはあるが、彼女は「最大限の被害で最大限の効果を得る」、つまりハイダメージ・ハイリターンが信条。それが字名にまでなっている。

彼女本人は意外とマイペースかつドライな性格で、出撃前に食べ過ぎて戦闘中船酔いで嘔吐したり、清正のツッコミにムキになるなど子供っぽいところがある。度々挿絵で登場するが、スタイルはかなり良い。
自分のことを「おねーさん」と称するが、軍師としてはともかく個人としてみた場合少しアレ。
特に吐き癖に関しては船酔い以外でも何度か吐いている。特に9巻上では登場シーンのほとんどでえろっていた。

作中初登場となる六護式仏蘭西との戦い緒戦では、自ら戦術計測用術式三千世界を使って前線を指揮し、今後につながる新兵の育成にこの戦いを用いようとしていた。
巴里を舞台とした備中松山城水攻めでは、直接の水攻めで巴里を沈められないことを事前に織り込んでおり、輸送艦が展開する仮想海の下に巴里を沈めることで歴史再現を完遂しようとしたが、ベルンハルトルイ・エクシヴの攻撃により関東解放に安土が対応するまでのタイムリミットをオーバーすることとなり、事実上敗北した。

軍師としては有能だが、交渉師としての腕はかなり低い。
ネシンバラ第七艦隊を含めたブラフを重ねた交渉とか、正純の不意をつく一撃とかでいつも一人だけダメージを受けている。

山崎の合戦を終え十本槍を中心とした羽柴組が武蔵に半合流していく中、彼女もまた武蔵に乗船。
内心的には合流しつつも、対外的にはあえて合流したかどうかを保留扱いとする作戦でいたが、
これが後のヴェストファーレンにて役立つこととなった。

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最終更新:2020年05月13日 02:02