マクデブルクの半球

【名前】 マクデブルクの半球
【読み方】 まくでぶるくのはんきゅう

【詳細】


簡単に言えばM.H.R.R.南部のレーゲンスブルクにおいて「二つの球を合わせてチューチューしてして何度も引っ張って街中を大騒ぎにした」実験。

ゲーリケを始めとする英国との合同研究チームが開発した、人工末世を固定するための防護術式を利用したもので、指向性のない人工末世による堤防を作り出し"何でも食うが、しかし今は食わない"障壁を作り上げる機能を持つ。

リソースとして使用した流体の強度に比例する防御力を発揮し、結界にかけた流体燃料の分、敵の攻撃を弾くため効果がわかりやす反面、研究がまだ完成しているとはいえず、大型化出来ないのが欠点であり、よくて5m四方程度にしか展開できない弱点を抱えている。
個人用であれば十分なものの、そうなると燃費が悪くかつ武蔵のような超巨大航空艦が使うには効果範囲が狭すぎると正直扱いづらい。

ゲーリケはこれを武蔵に売りつける代わりにマクデブルクの略奪の被害を最小限に食い止めるため、被害に会う住民達の避難先に武蔵を指名する。

末世の研究で生まれた術式とはいえこれでは末世を防げないが、しかし「防げるかもしれない」という点に着目したシロジロは、民衆の不安を煽った上でこれを売りさばく計画を瞬時に立案。
人生最後の金儲けのために武蔵を売りかけるも、ホライゾンの介入等で有耶無耶になり、結局武蔵はもらうがそれは今ではないとし、今後もマクデブルクで研究を続けるよう告げ、ゲーリケもそれを了承した。

なおこの研究は以後登場せず使われることもなかった。

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最終更新:2022年01月11日 04:36