メアリ

「私、点蔵様の傍で、……幸せに、咲こうと思います」

【所属】 英国武蔵アリアダスト教導院
【役職】 総長連合:第一特務補佐
【名前】 メアリ
【読み方】 めあり
【種族】 木霊と人間の混血
【元ネタ】 メアリ・チューダー
メアリ・スチュアート
【字名】 重双血塗れ【ダブルブラッディ】
【戦種】 全方位精霊術師
【HN】 傷有り
【登場巻】 第2巻上

【人物】

英国女王エリザベスの異母姉であり、英国をカトリックに戻そうとしてプロテスタント300人を処刑した「血塗れメアリ」メアリ・チューダーと、
エリザベス暗殺未遂を起こし処刑されたスコットランド女王メアリ・スチュアートを二重襲名した女性。
この項目では便宜上、作中での呼び名である「メアリ」を項目名とする。

本来は歴史再現上、ヘンリー八世の正妃であったキャサリン王妃から生まれた子供である筈だったが、
彼女は子供が産めない一方、後の妖精女王エリザベスを生む筈の第二王妃アン・ブーリンからは双子が生まれたため、その姉がメアリ・チューダーを襲名する事となった。
因って、英国の盟主であるエリザベスとは双子の姉妹で、メアリは姉に当たる。
ケルトの妖精王族であるアン・ブーリンの子だけあって、妹には及ばないものの強力な精霊術式を扱う。
更に感情が高まると流体の花を咲き誇らせることもある。

流体系種族である木霊と人間の混血であることから、恐らく内燃拝気も高いと思われる。
双子だけに容姿はエリザベスと瓜二つだが、点蔵によればメアリの方が巨乳らしい。
全身に走るいくつもの傷は、過去に歴史再現として旧派の者300人をメアリ自らの手で処刑した時についたもの。

自分で名乗る際には「メアリ・スチュアート」としているが、これはエリザベス一世の後を継ぐことになる「点蔵とメアリの子」が、
史実におけるメアリ・スチュアートの遺児であるスコットランド王ジェームズ六世 (イングランド王としてはジェームズ一世) であるため。

武蔵勢 (点蔵) と英国第四階層で初めて出会った時には"傷有り"と名乗って比較的自由な境遇にいた。
処刑までの期間、英国を放浪していたという歴史再現を行うためこのような猶予を与えられたということらしい。

点蔵と触れあい、自身と同じく「自分が損をして相手を立てる」点蔵に自分の生き様を理解や評価されたことで彼に惹かれる。
既にその時点で自分が英国の不貞の代表として処刑され、王賜剣の強化の一助になることで英国を守ろうと決意していたが、
真相を知った点蔵が仲間達の助けを借りて処刑場である倫敦塔へたどり着き想いを告白。半ば強引に口説かれる事で想いが通じ合った。

その後、「エリザベスの後継となる子供を産む」という歴史再現を行うことを条件に武蔵へ亡命することとなるが、
処刑を免れるための大前提として、以前抜けなかった王賜剣を点蔵と共に抜くことを叶える。
この起動した王賜剣一型の一撃により、アルマダ海戦を終了させた。

武蔵へ亡命した後、点蔵は父から「裏切り者」と家を追い出されたため、寮の部屋を借りて一緒に暮らすことに。
クラスも一緒であるため、現在少なくとも18歳以下であるようだ。

性格は至って穏やか。しかし穏やかすぎて天然な面もあり、トーリの全裸や女装などの奇行にほとんど動じず、武蔵勢を違った意味で戦慄させる。
また、性関係の知識に非常に乏しく、「マルゴットナルゼを食べた」という暗喩の意味に気付かずマルゴットやネイトを恐れさせたり、平然と点蔵を自分と同じ寝床に誘い、点蔵を慌てさせたりする。

穏やかな性格で精霊の協力を得やすく、戦時においては攻撃・特殊工作・治療と様々な方面で実力を発揮する精霊術師。
また、歴史再現のため「300人の処刑」を自力で成し遂げており、王賜剣一型を用いた接近戦においても高い実力を持つ。

現在、浅間・智の実家の神社でバイトをしており、男性のファンが多くついているらしい。
点蔵の全てを認め好いているその姿勢は、妹と周囲 (読者含む) のあの忍者に対する憎しみを増加させて行くが、メアリ本人は全く気付いていない。
後に総長連合第一特務補佐に就任した。

失敗した世界では加藤・清正という娘が生まれていたことが判明する。
なお、序盤でトーリとホライゾンが亡くなっている世界という設定だが、どういった経緯で出会ったのだろうか?

NEXT BOX 序章編では清正と正則が失敗した点蔵の告白を点蔵と共に男女逆転した形ですることになった。
その中で点蔵が今抱えている悩みなどの吐露し、それを肯定し続けた。

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最終更新:2020年01月14日 14:03