"焦がれの全域"

【名前】 "焦がれの全域"
【読み方】 オロス・フトーノス/こがれのぜんいき
【正式使用者】 ホライゾン・アリアダスト
【対応大罪】 「嫉妬」
【登場巻】 第1巻下~

【詳細】

「Olos Phtonos」。「全体の羨望」の意。
ホライゾン・アリアダストの「嫉妬」に関する感情を元にした大罪武装の統括制御OS。

形式番号は「Phtonos-01s(フトーノスゼロワンエス)」。
ホライゾンの魂そのものであり、通常駆動は「全ての大罪武装を出力100%で使用できる」。超過駆動は不明。

正式な所有者と認められていない者では大罪武装の力を完全に引き出すことが出来ないが、このOSを内蔵したホライゾンは全ての大罪武装を自在に操ることが可能。
ただし扱う武装の出力は上下できても、発動に必要な燃料まではOSでは賄えないため、相応の流体燃料を何処からか調達する必要がある。
この問題を解決するのが予備バッテリーこと葵・トーリであり、彼の持つ副王権限で武蔵の流体燃料の四分の一を自由にすることで、武蔵そのものを巨大な燃料庫とすることで最大出力の武装展開が可能になる。
ホライゾン自身もまたヨシナオより副王権限が与えられているが、彼女の権限で流体燃料を使えるかどうかは不明(トーリが流体を自由に供給できるのは彼の持つ術式によるものが大きいためできない可能性が高い)。

だが英国を訪れた際に、流体燃料を蓄積し他の武装のエネルギーとして転用できる"拒絶の強欲"を入手したことで、トーリによる流体供給に頼らずとも高出力で大罪武装を扱えるようになった。
ただし、"拒絶の強欲"自体に流体燃料を貯めるのにそれなりの時間が必要であり、この盾の性質上同じ攻撃では燃料の貯蓄効率が激減するため、
やはり予備バッテリーとしたトーリの存在は必要不可欠。

この装備のベースとなったのはホライゾンの"嫉妬"の感情であるはずだが、他の大罪武装と違い、嫉妬の感情がホライゾン自身に全く現れていない。
……と、されていたがホライゾンによると嫉妬自体は動いているが統御OSとして嫉妬があるため、大罪武装が集まるごとに徐々に嫉妬が強く稼働していくのでは無いかという推測が立てられている。

なお、アニメ1期最終話ではこの大罪武装を通常駆動で扱っている描写があり("悲嘆の怠惰"の超過駆動発動の際、表示枠に「通常駆動」と表示されているシーンがある)、
9巻上では大罪武装を全部回収しても「末世解決法」が分からない理由として、超過駆動で起動していないことが理由ではないかと考察されている。これに対してホライゾンは「今の生活だと嫉妬を抱かないような」と返した。

失敗した創世計画においては"刑場"でホライゾンが分解された後残されたこのOSを使い、月まで上昇した武蔵の燃料を使って大罪武装を使ったことが語られている。

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最終更新:2018年07月17日 16:25