境界線上のホライゾンの謎

『境界線上のホライゾン』には非常に多くの伏線があり、多くの謎がある。判明していないことも多いのでここに列挙していこう。


人物関係

  • 松平・元信
    • 三河の領主でホライゾン・アリアダストの実父。大罪武装を作って各国に配り、創世計画のため酒井・忠次以外の重鎮及び大量の自動人形、さらには三河の土地もろとも地脈炉のオーバーロードによる自爆で三河消失を引き起こした。彼が何を思ってそれだけのことを成し遂げたのかは全く分かっておらず、何より10年前事故で瀕死となった娘を大罪武装"焦がれの全域"を宿した自動人形に置き換えて武蔵に送り込んだ彼の真意は、まだ少しも判明していない。
    • 4巻下におけるオラニエとのやり取りによって、『公主』という人物と友だちになろうとして失敗、「無様な救い」を得たとされる(9巻下で判明する創世計画のことだと推察できる)。
    • 8巻下にて元々は織田・信秀の一番弟子であることが判明する。
  • ホライゾンの母
    • この人物もまた謎が多い。地脈を通した大罪に関する研究を行っていたようだが…?
  • 榊原・康政
    • 三河消失が起こった日の夜、酒井・忠次に渡したいものがあるとして自宅の書斎に戻りそのまま公主隠しによって行方不明になった。彼が書斎に「創生計画」「公主を追え」と水による走り書きで書き残しているが、書斎には二境紋と共に「なにをしているの」という血文字が残されていた。彼が忠次に何を残そうとしていたのか、いったい彼は何故公主隠しに巻き込まれたのかは判明していない。30年前に起きた無様な救いというのと何か関係があるのだろうか。
  • 行方不明になったインノケンティウスガリレオ
    • P.A.Odaの竜脈炉によって行方不明となった教皇総長達。彼らがいなくなったことで新たな教皇総長としてオリンピアが担ぎ上げられることとなり、実質聖連はP.A.Odaの支配下に堕ちることとなった。
      同じく行方不明になっていた村上・元吉が7巻下にて復帰したこともあり、生存に期待がもたれるが"淫蕩の御身"を投げ込んだ二人組が彼らである可能性が高い。
    • 彼らが姿を表舞台に見せないのは、生存していることが確定した場合他国との駆け引きの材料になることが懸念されているのだと考えられている。イノケンのことだからかっこよくここぞという時に姿を見せようなんて考えてそうではあるが。
  • ネンジ
    • 武蔵の一員であるスライム。稀少種であるが、本人曰く「気がついたら武蔵にいた」とのこと。地味に謎めいた言葉である。
  • ペルソナ君
    • 武蔵の一員である筋骨隆々のバケツヘルム。極度の照れ屋で全くの無口であることから、その出生は謎に包まれたままである。
    • 家督を放棄し絶賛行方不明中とされるオランダ国第二皇子と容姿が瓜二つとされるが、バケツヘルムのため顔が分からず、背中に彫り込んであるという紋章も見られないため、真相は不明。


武器

  • 聖譜顕装
    • 大罪武装の元となり、7×2で全部で14個存在する聖譜を燃料とする武装。源・九郎・義経の歌う通し道歌に大罪武装との関連性を示唆したものらしき記述がある。三十年前に何処からかその時の総長達が預かって各国に持って来た。ちなみに、聖譜顕装も名前の一部に脚や肉体など人の体の名前が組み込まれている。こちらは羽根が折り重なるようなデザインとなっている。
      30年前というと、元信らが無様な救いを得た時期と重なるが…
  • 英国の聖譜顕装。
    • 英国にある聖譜顕装は"巨きなる正義"だが、原作の初版ではダッドリードレイク双方の持つものが"旧代"とされていた。後に修正されドレイクのほうが新代となったが、アニメ放送では再びどちらも旧代とされ、作者の実況においても全くのノータッチであった。
    • これにより"実は英国の聖譜顕装の新代は別にあるのではないか?"という疑惑が浮上し、ダッドリーとドレイクの持つ旧代は片手ずつではなく両手一揃いなのを別々の人物に分け与えているのでは?等様々な推測が立てられている。
    • 『ホライゾンENCYCLOPEDIA』では、旧代が右手と左手分あることが判明。情報が錯綜しているが、これが最新情報だとすると、新代は行方不明と言う事になる。


その他

  • 後悔通り
    • 作中時間より10年前、ホライゾン・アリアダストはこの通りにて父親の乗る馬車に轢かれ瀕死の重傷となった。葵・トーリは今もこの通りを通ることが出来ず、彼のトラウマとなっている。第1巻のラストにて血文字が残されていたが、誰かが公主隠しに巻き込まれたのだろうか…?
  • ハッサンのカレー
    • 流体を含み、カレー粉は降りかけることで幽霊船を爆砕し成仏させてしまう恐ろしい兵器。構成物質は不明で、ハッサン本人にしか作れないらしい。


話が進んだ事により解けた謎


  • 伊達・政宗
    • 仙台伊達教導院の総長兼生徒会長。原因不明の病弱体質で、若干の記憶喪失らしき描写が存在する。彼女には実の弟である伊達・小次郎がいたはずだが、彼女がそのことについて触れると、周りの者達は鈍い反応を返すばかりで何か隠された事実がある模様。
    • その真実は自害しようとして出来なかった弟を自らの手で介錯した事実に耐え切れなかった政宗の暴走であり、記憶喪失も現実逃避から来る演技だった。伊達・成実キヨナリ・ウルキアガ、そして向井・鈴の活躍で暴走は止まった。
  • トゥーサン・ネシンバラを襲った襲撃者
    • ネシンバラと二代を襲撃した謎の4人組襲撃犯。刀と、打撃と、狙撃を駆使しているが何者かは不明。現在真田十勇士のメンバーが数人武蔵に潜入している。なお大久保もこの襲撃に対して関係があるようだが……?
    • 実は犯人は四人組ではなく、刀と狙撃が真田十勇士がやった事であり、打撃はネシンバラを助けるために柳生・宗矩がやったこと。このように事態が少々ややこしくなったのは臨時生徒会が開かれようとしていたため。
  • 瓶貫
    • 酒井・忠次が現役時代に使用していた準神格武装。貫通を補佐する能力を持つというが、詳細な能力は不明であるが、4巻下で効果が解る。
    • 効果は簡単に言うと持ち手の届けという思いにより、武器に向かってオートで飛んでいくというものだった。
  • 蜻蛉切のスペア
    • 二代が所持する蜻蛉切が3巻下にて破壊されたため、その修理期間中作られたコピー品。割断の術式を仕込んでいるため本来の蜻蛉切と変わらない運用ができる。思考も本物の蜻蛉切と変わらないはずだが、何故か二代の指示に従わなかった。
    • いくつかの修行を終え、覚悟を決めた二代によって効果が発動された。
  • 多数決の先生
    • 可児・才蔵が襲名者としての実力を証明するため、宝蔵院の先生(おそらくは宝蔵院流槍術創始者の宝蔵院覚禅房胤栄)という人物と共に挑んだ人。十本槍の育成を行ったあとは隠棲していたらしい。
    • 石川・数正のこと。数正→かずまさ→かず・まさ→かず(で)まさ(る)で多数決。なお、隠棲理由はオリオトライに勝つために修行に打ち込んでいたためでもある。良いのか教師。
    • に存在し、神器の管理を担当している現人神。の親であるが、実の息子である彼はおろかほとんどの人は帝の顔を知らず、俗世間に干渉することがない。帝に関する歴史再現は代理人が襲名することで行なっている。南北朝戦争の折、神器が帝の管理下から離れたことで重奏神州は崩壊。重奏統合争乱を経て、現在の極東の暫定支配を招いた。
    • その正体は環境神群の入った古式自動人形であり、神器は中に入った環境神群を止めておくための固定機。詳しいことは帝の項目にて。干渉することがなかったのは帝の本来の能力の問題でもあった。
  • 織田・信長
    • 表舞台に決して姿を表さず各国を征服していく"魔王"。P.A.Odaの象徴的存在ではあるが、現在ほとんど情報がない。創世計画を行おうとしていることが朧気ながら判明しているくらいである。一体どのような人物なのか、何を目的としているのかは不明。松永・弾正・久秀シギサンで自爆する際に、信長のものと思われるメッセージが発信されている。
    • 信長の襲名者は8年前に登場し、それまで領地拡大をしていなかったP.A.Odaが信長の襲名者の登場以降急激に勢力を拡大し始めたらしい。
    • 9巻下でついに登場、その正体は10年前に死んだとされていたホライゾン・アリアダストの肉体を自動人形のOSで動かしている純生体式自動人形。何故こんなことをしたかは創世計画などとも関係がある。
  • 大罪武装
    • ホライゾン・アリアダストの感情を取り出し、九つに分化し創りだされた大規模破壊武装。ホライゾンと同化した"焦がれの全域"を別として、各国に配られている。"悲嘆の怠惰"をホライゾンが入手し起動した際、「感情の創世にようこそ」という文章が流れ、"悲嘆の怠惰"を第五武装として認識した。この文章が何を意味するのか、そしてこの大罪武装を集めることで末世を切り抜けることが出来るというがどのような効果を発揮するのかに関してはまだわかっていない。また"悲嘆の怠惰"が腕、"淫蕩の御身"が背骨と肋骨を模したような形状をしていることから、「大罪武装は人の体の一部をモチーフにしている」という考察があり、合体させると人の形になるのではないかとされている。この事に関しては既にトーリ達が作中で考えていたらしい。7巻下にて、末世を左右すると元信は言ったがトーリの推測では左右以外の方向に行っているらしく、どうやって末世を救うのかやっぱり不明。
    • 本能寺の変内の信長の回答により、黎明の時代に人類を守って貰うために運命に人格を与えたものの、長年の悲劇で疲れてきた運命が自殺しようとしていて自殺されたら全てが消えるため、運命の人格を殺すために作り上げられたことが判明。本来ならばこれで攻撃して運命の人格を殺せば全てが消えることは避けられるものの、運命自体が嫌悪などの感情を嫌っているため同意されるだけで殺せない。そのために改良されたのが断罪武装だった。
    • ホライゾンの方の大罪武装はと言うとホライゾンが皆と共に過ごすことによって感情に対する気持ちも変化。大罪武装を持つ者は末世を左右するとされていたが、左右以外の方向に行ってしまう。そして10の下で己の子について知ったりしてからもアップデート。新型武蔵と連動が出来るようになったり、最大級の力を振るえるトリガー条件が変更されたりした。
  • 末世
    • 運命と同期した聖譜の更新が停滞して100年。今年の終わりに来ると言われる世界の終わり。流体が消失し、その穴を埋めるべく世界全体の流体が均一に薄くなっていき最終的には気が付かず流体が全て消滅、世界が滅びる現象であると言われる。これを防ぐ方法が創世計画であり、大罪武装はそれを成し遂げるための「教材」であるという。
    • 末世とはかつて黎明の時代に人格を与えた運命が自殺しようとしていることであった。人格を与えた運命は流体で出来ているこの世界の全てとも取れる流体の人格とも取れる運命が疲れ果て、かといっていきなり死ぬことをは望まず緩慢に死のうとしているための現象。運命が手首を切って血液的な流体を消しているとも取れる。
  • 創世計画
    • を大罪武装を内蔵した自動人形に置き換え、"傀儡男"と言われながら各国に8つの大罪武装を配り、さらには本多・忠勝を中心とした重鎮もろとも三河消失を引き起こした松平・元信が行おうとしていた計画。松永・弾正・久秀によれば「終わらせて、しかし終わらせないもの」であるとされる。P.A.Odaがこの計画を実行しようとしているらしい。オラニエはこれについて発言するとき、「死を――」と言っていた。
    • 聖譜・旧代こと『旧約聖書』に収められた『創世記』の英名は「Genesis」である。シリーズ名と関連するだろうか?
    • その正体は人格を持った運命が自殺しようとしているため、世界消滅をさけるために運命の人格だけ殺す計画。これをすれべ全滅は免れるが、全滅を免れないまでも被害は甚大。
    • トーリとホライゾンが死んだ世界では武蔵が創世計画を行ったが、失敗。その失敗を十本槍達から聞いた元信が計画に改良を加えたのが現在の創世計画であり、別名をオーバーバベルという。
  • 公主隠し
    • 近年多発するようになった怪異。人が一切の痕跡を残さず消失し、術式であっても追えなくなる摩訶不思議な現象。作中では榊原・康政を始めとした各国の重鎮クラスがこの怪異の犠牲となり行方知れずとなった。現場には二境紋と呼ばれる円を線で貫いた不思議なマークが残され、血で書かれたメッセージが残されているのが特徴。何を持ってこの怪異に巻き込まれるのか、またこの現象が起きる理由、及び消えた人々の共通点である「どこにもない教導院」に行っていた時期があるという点、また人為的なものである可能性があり、いったい何故このような神隠しが起こるのかはほとんどわかっていない。4巻下では公主と仲良くなった者が、公主隠しに逢うのではという事が言われていた。
    • この血文字だが、1巻下のラストで出現したものは地面の樹脂材に描かれたために、排水・浄化に優れた材質によりすぐに消え去った。ヘンリー八世や榊原・康政の公主隠しの際に出現したのはかなりの期間残っていた。
    • 正体としては運命が自殺を止められないようにするためにその人物を消す。また、運命が寂しがっているためかつて運命の自殺を止めようとした者達やその関係者に現れることが判明した。公表すればその時点で知った人物は消える模様。
  • 神器
    • 地脈の管理を担うもの。これが失われたことで重奏神州は崩壊し、重奏統合争乱が発生した。何かレプリカを用いればいいものを、なぜ本物を使わせたのかは不明。なお、源氏と平家の板次代では幼い帝が壇ノ浦にて入水するが、その際三種の神器も共に入水し、そのうち天叢雲の剣が行方不明になるが、これはレプリカを作ることで対応した。
      義仲を歴史再現通り打ち取ることを決めながら、神器はレプリカを作ってまで本物を手元に残しておいたにも関わらず、南北朝戦争の再現でレプリカを使わなかった理由は不明。
    • 8巻下で神器はモノではなく術式であることが判明。帝が環境神群が入った自動人形でそれを固定するための術式が三種の神器であった。剣がセキュリティ、鏡が通神用、玉が制御用の術式であり帝を解放したことにより術式も消えた。
  • 更新を停止した聖譜
    • 運命と同期し、自動更新となっていたはずの聖譜が停止して100年。先を示すはずの運命が終わっているという考えから末世が来ると言われるようになったが、いったい何故聖譜の更新が停止したのかはわかっていなかった。
    • だが8巻下にて、運命末世という全世界を巻き込んだ自殺をするにあたって、地脈から己を切り離したことによるものであることが判明した。
  • 羽柴・藤吉郎十本槍
 具体的には以下のように対応すると推測されている。
十本槍 羽柴 武蔵 総長連合・生徒会 共通点
リーダー 羽柴・藤吉郎 ホライゾン・アリアダスト 副王 自動人形、武装、顔つき
SPEER-01 福島・正則 本多・二代 副長 黒髪ポニーテール、御座るor御座ります、術式
SPEER-02 加藤・清正 メアリ
葵・喜美
第一特務 英国系、金髪、巨乳、武装
喜美は二代の、加藤は福島のスランプを克服させる、巨乳防御(福島の見立て)
SPEER-03 石田・三成 不明 制御情報の女性、"武蔵"が対応か?
SPEER-04 加藤・嘉明 マルゴット・ナイト 第三特務 魔女、百合、巨乳
SPEER-05 脇坂・安治 マルガ・ナルゼ 第四特務 魔女、百合
SPEER-06 平野・長泰 浅間・智 役職なし 射撃巫女、巨乳
SPEER-07 蜂須賀・小六 直政 第六特務 冷めた言動、四聖武神
SPEER-08 糟屋・武則 ネイト・ミトツダイラ 第五特務 お嬢様口調、人狼、一子相伝の歌の内容
SPEER-09 竹中・半兵衛 シロジロ・ベルトーニ
ハイディ・オーゲザヴァラー
トゥーサン・ネシンバラ
トマス・シェイクスピア
会計
書記
経済系(会計)
眼鏡、軍師、長寿族(書記)
SPEER-10 片桐・且元 本多・正純
向井・鈴
副会長 黒髪、男子制服、交渉師
知覚による情報収集
  • 福島・正則が無理をして語尾を「御座ります」にしている事を考えると、意図的にやっている可能性がある。
  • 10巻上にて、蜂須賀、三成、竹中以外の七人は「未来の運命から抽出して作られた武蔵の役職持ち達の子供」であることが判明。出自に関することを深く口にした場合公主が反応するが、
これは彼らが「創世計画が失敗し、武蔵のメンバーもまた運命の自害を止められなかった」未来を知るためである。
  • つまり運命にとっては自分がやろうとしていることに関わりがあるため、そのことを示唆すれば反応するのは当然といえる。
  • 福島は二代の子供、清正はメアリと点蔵の子供、嘉明と安治はマルゴットとナルゼの子、平野は智とトーリ、糟谷はミトツダイラとトーリ、片桐はトーリと鈴の子と判明する。
  • 小六は直政の妹である夕と言うことも判明。詳しいことは個別記事参照。
  • 正純の母
    • 公主隠しに巻き込まれ失踪した本多・正純の母。現在確認されている公主隠しの被害者はカルロス一世井伊・直政など各国の重鎮クラスなのだが、彼女のみ全くの一般市民である。正純が帰宅したら既にその姿はなかったらしいが、一体なぜ彼女が公主隠しに巻き込まれたのかわかっていない。さらに言えば、彼女に関しての記述自体が非常に少なく、容姿に関してもアニメ放送でようやく確認できたくらいである。
    • 4巻下により判明した公主隠しの事実によると、30年前『公主』と呼ばれる人物と友達になろうとしたという元信達と何らかの関わりを持っていた可能性が高い。ただ、正純の年齢とアニメで判明した彼女の容姿を考えると彼女が30年前ともなるとまだそうとう若かったはずで、関係していたかどうかは不明である。
      夫であるはずの本多・正信も彼女については1巻下にて「妻には残念なことをした」としか言及していない。
      初期では浅間が「三河で公主隠しの件数が増えている」と告げており、重鎮ばかりが姿を消しているとなったらいかに真相を知る神道でも情報操作しきれないと思われるので、一般市民でも公主隠しにあった人間はいたとも考えられる。
    • 10巻下にて『どこにもない教導院』関係者であったことが判明。新聞屋の娘であり、実家自体が三河にあり、流体に少し詳しかったからスカウトされたと言うこと。担当は各地の情報を整頓して『どこでもない教導院』に所属している者たちに伝えることであった。
  • オリオトライ・真喜子
    • 武蔵アリアダスト教導院の教員。経歴不明な点が多く謎の長剣を持ち、葵家の役柄や二境紋を知っていたり、また梅組全生徒を相手に無傷で逃げ切る異常とも言える身体能力を持つなど謎が多い。
    • ある程度経歴は追えるものの、彼女の周りには正体不明の「誰か」がいたらしいこと、容姿がトーリと似ていたり、後述する十本槍との関連が考察されている。
    • その正体は創世計画を武蔵が行い失敗した未来で産まれたトーリとホライゾンの娘。ではあるが両親自体は既に死んでいて毛髪など(と仮定する)を媒体に葵・喜美が代理母となり産まれた子。方針の違いから十本槍よりも先に、こちらの時代に来て、武蔵側の後押しをすることを選んだ。
  • ???
    • 及びミリアム・ポークゥと同棲中の正体不明の霊体(情報体)少女。
    • 「ママはいない」「パパはいなくなった」と発言していることから、「パパ」に連れられて現われ、その後放置されたと推察されるが、その「パパ」がどういった存在で、彼女自身何者なのかは、彼女の名前である???を正確に聞き取り発音もできるしか知らない。
    • との親和性から鑑みるに、あるいは東宮の関係者ではないかと思われるが、東自体が帝の実子でなかったためさらに謎は深まった。
    • 浅間の検知を持ってしても「正体不明」であることから、少なくとも浅間神社にも与り知らぬより高位の存在ではないかと推察される。
    • 最新刊における十本槍の正体が判明し、加藤・清正の反応や、他のキャラの言及により十本槍の父親は一体誰なのかという疑問が浮上。それとの関わりがあるのではないかという考察も出てきている。
    • 10巻下にて、運命の下に居るミリアムが運命を説得(なだめている)している中、武蔵にやってきた東との要因で生まれた二人の娘、可能性であった。
  • 四聖
    • 繰り上げ再現された島原の乱にて旧派側が開発した四聖を模した武神。それぞれ個別に固有能力を持つ。蜂須賀・小六日溜玄武の登場で、四体出揃った。島原の乱にて反乱軍が作り上げられたとされているが、墜落した地摺朱雀を運んでいたのは織田の航空艦であり、伊達に青竜を送ったのは松平・元信である。元信達が使っていたらしい真田の遺跡に使われていた部品は旧派のものではあったが……。
    • 実際の処は戦力と言うよりも、運命に繋がるためのモチーフを作って総力で運命と繋がろうと言ったコンセプトで出来た武神。熟考が足りなかったためその計画は廃止されたが武神としての力は強いため、処分しようと旧派側が真田の遺跡で処分しようとしていた。


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最終更新:2023年12月02日 12:05