「でも、それが何処か、誰も解らないから、私は、衰弱していくしかないのか」
【人物】
病弱ながらも、奥州の覇者となる「独眼竜」伊達政宗の
襲名者。
原因不明の病弱体質を持ち、
四聖の一つである"青竜"と何か関係があるらしいが、詳細は不明だった。
竜神の子とはいえ、奥州に住まう大精霊である竜神の力は強大であり、母である
義姫も出産に耐えられるものではなかった。
そのため、
松平・元信から送られたものの、出力不足で使えなかった
青竜をお腹の子の守護として与え、子供が大きくなったときに搭乗機になって守るようにと二律空間に封じられる。
これによって無事生まれたものの、子供は双子であり竜神の力は二分化された上に、青龍自身も二分化されてしまった。
その後、彼女達が成長する間も出現することはなかった青竜だが、4巻・上の2週間前に
小次郎が自害を試み政宗が止めをさしてからは、
霊体となった小次郎の影響を受けて青龍自体も半実体と実体に別れた狂竜へと変貌。
毎晩その姿を現し暴走することとなってしまう。
彼女の病弱体質、及び記憶喪失はそれに引きずられたものだと考えられていたが、
実は記憶喪失の方は嘘で、弟の小次郎を介錯した政宗が、その事実に耐えきれずに記憶喪失の振りをしていたことが判明。
向井・鈴や
仙台伊達教導院の面々、
伊達・成実や
キヨナリ・ウルキアガの尽力で前を向くことを決意。
右目を小刀で貫き独眼竜の再現を果たし、青竜の暴走に楔を打った。
神流川の戦いでは、
青葉城に乗艦して関東まで南進。
最上家の
最上・義光とともに、武蔵の戦いぶりを見守った。
今のところ戦闘を行っていないが、4巻におけるキャラ紹介で全方位武術師であることが判明している。
最終更新:2017年11月08日 00:59