【種族名】 |
共通記憶 |
【読み方】 |
きょうつうきおく |
【詳細】
同タイプの
自動人形が使えるものであり、その名の通り、記憶を共有出来る機能。
いわば、全てのコンピューターが、サーバーに共有しているフォルダに入った記憶を覗けるシステムであり、
武蔵内の自動人形の艦長達はコレを利用して情報の共有を簡単にしている。
しかし、実際にはクライアント・サーバー型ではなくP2P(ピアツーピア)型のネットワークだと思われる(武蔵等統御用自動人形がいなくても使用可能な点から)。
計算処理などに非常に役に立つ反面、2巻下ではその弱点を突かれて共通記憶ネットワークが塞がれてしまった。
機能的にはAHEADシリーズ内の自動人形が使用する共通記憶と何ら変わりはないようだが、
11の下にてさらに詳しい説明がされた。
共通記憶は膨大な記憶の情報書庫であり、当然、一人の頭に収まるものでは無く、
だからこそ分散され,自動人形といった種族全体をストレージかつバックアップデーターとして累積し続けているものと判明。
だが、膨大すぎる上に遙か昔の記憶は曖昧であるし、今には通用しない者が多いため、記憶系は人口の記憶屋が
”製造時よりも以前を思い出さない”ように制御されている。
が、”大和”曰く無意味であり、行動の輪廻のようなものがあるため。
そして受け継がれた共通記憶の中には
- あれよりも遙かに発展した街の上で、やはり巨大艦を制御していたが、しかし、艦を終えるための最後の鐘を鳴らす
- 機材の多い部屋で、主人が居なくなったことを認め、自ら動作を停止する
というものがあり、終わりのクロニクルの最終巻を読んだ人にとっては誰の記憶が受け継がれているのかわかるようになっている
最終更新:2019年01月13日 04:48