"拒絶の強欲"

「……哀しまぬ幸いを望みなさい、境界線上の強欲よ!!」

【名前】 "拒絶の強欲"
【読み方】 アスピザ・フィラルジア
きょぜつのごうよく
【正式使用者】 トマス・シェイクスピアホライゾン・アリアダスト
【対応大罪】 「強欲」
【登場巻】 第2巻上

【詳細】

「Aspida Philargia」。「盾となる強欲」の意。
英国オクスフォード教導院所属の八大竜王トマス・シェイクスピアが用いる白と黒で構成された盾型大罪武装
ホライゾン・アリアダストの「強欲」に関する感情を元に制作された。

通常駆動では防盾効果、そして超過駆動は使用者が受けたあらゆる「痛み」を流体に変換し、使用者の内燃拝気として内部に流体を蓄積する効果を持つ。
ちなみに、条件に当てはまる痛みとは物理的なものでなくとも、傷ついたものを思ったり、批判や叱責を受けたりした場合でも流体に変換される。
要するに普通に使えば盾、そして攻撃を無限にMPに変えて与えてくれる代物。
下記のように使用者が装備していない状態(そこら辺に適当に固定)において武神で殴っても流体を貯めることが可能であるため、流体変換と蓄積自体は常時発動の可能性が高い。
(ただし、装備している者がいないということは、変換できるのは当然、物理的な"拒絶の強欲"へのダメージのみのはずである)

蓄積できる総量は、他の大罪武装に備わる超過駆動の全解放時一発分。
トマス・シェイクスピアから勝ち取り、トゥーサン・ネシンバラからこの大罪武装を受け取ったホライゾン曰く「他の大罪武装の予備バッテリーではないか」とのこと。
しかし単なる超過駆動では蓄積した流体燃料を一気に使用できず、大罪武装のような高出力武装が稀であるため他の術式や武装用に少しずつ供給することしかできない。
全解放するには魂の起動が必須となり、それを行った"悲嘆の怠惰""嫌気の怠惰"による束縛を受けた掻き毟りを倍加させ、他に発動していた二つの聖譜顕装道征き白虎一重咆吼すら物ともしないほどの高出力を発揮した。

3巻中にてシェイクスピアが行っていたように、ホライゾンは自分への批評を見ることによって流体燃料を蓄積していたが、自動人形故に批評を見ても精神的苦痛のエネルギーを上手く貯めることが出来なかった。
そのため、里見・義康協力のもと、八犬武神に打撃させ、その「痛み」を燃料としている。
ただし、ホライゾンの"感情"であるため、彼女から切り離されている状況下では燃料を蓄積するスピードは遅く、さらに痛みを連続で与えても"慣れて"しまうため、チャージするスピードはさらに落ちてしまうらしい。

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最終更新:2018年10月19日 14:22