【用語名】 |
重奏神州 |
【読み方】 |
じゅうそうしんしゅう |
【詳細】
現世重奏計画に則り、土地の狭さを解決するため
地脈を利用して別空間に神州をコピー、地脈を通して世界各国の環境を模倣したもので、世界各国の民が住むことになっていた。
基本的に土地の大きさはコピー元である神州とほぼ同じ。
世界史側の再現を行っており、「大陸側」と呼ぶ者もいる。
しかし
南北朝戦争の影響で
神器が奪われ
重奏世界が崩壊したことで現実世界側に落下。
土地のほとんどは現世側と合体し崩壊、消滅。
残った部分も現実世界と合体し
重奏領域となってしまった。
住む土地を失った世界各国の民は責任の所在を神州に求め争いが起き、攻め込んだ各国の連合軍に神州は降伏する。
しかし、
歴史再現上神州を完全征服することは出来ず、軍事・政治的制圧を避けるため、各国は政軍訓練の場としての
教導院を国の最高機関として神州の各地へ乗り込み、
極東と名を改めた神州の暫定支配を行っている。
初めから重奏神州の海底を浮上させて領土としていた
英国のみ、崩壊を免れたため極東に支配地を持っていない。
現在、重奏世界の土地は地脈吸収され環境神群が管理しており、
帝側は土地支配者の要求に応じて本来の地殻と重奏領域を変換することが可能とされる。
しかしこの作業は地脈に親しい存在である地殻上の植生レベルまでしか対応できず、生物や建造物には対応できない。
そのため地殻の変換は住民などの避難を必要とする大規模事業と化すため、多くの土地支配者は逆に次領土の利点を活かす形で変換作業を行わないとされる。
複数の土地が重奏領域として混在している関係上、お互いの作物がお互いの必需品、嗜好品に加工されるため商業の発展が見込めるし、平和の安定が望めるためである。
現在において本来の神州の土地と重奏領域の比率は8:2ほどだと言う。
既に崩壊している上に存在していたのは過去の話のため、本来の神州側と如何なる交流があったのかは定かではない。
作中では
源・九郎・義経が義経としての歴史再現を終えた後兄から逃げ重奏神州側に渡り元国関連の歴史再現に入ったことから、
何かしらの移動手段は備えていたと推察できる。
最終更新:2017年10月26日 12:18