鹿角

「Jud. ホントに駄目な人ですね貴方」

【所属】 三河
【名前】 鹿角
【読み方】 かづの
【種族】 自動人形
【元ネタ】 鹿角脇立兜
【字名】 不明
【登場巻】 第1巻上

【人物】

本多・忠勝の亡くなった女房、於久の魂を舌の青珠に宿す女性型自動人形
主人に対して平気で罵倒するが、他者が主人の悪口を言うのは許さない鬼設定。

亡くなった人間の遺物を組み込んだ自動人形だが、その記憶を受け継いでいるわけではない。
料理の腕や旦那とその娘の人間性への理解、戦闘技能を受け継いでいるため自動人形としてはかなりの年月を忠勝の元で稼働している。
魂は喪った妻のものだが、記憶がない為忠勝は彼女を妻として扱わず、「鹿角」という自動人形として扱っているという(アニメ1期5話コメンタリーより)。
恐らく二代が彼女を母親扱いしないのはそのためと思われる。

自動人形として高い演算能力と重力制御を駆使して道路の舗装に用いられる樹脂を重力制御で圧縮し、
大剣や対艦砲を作り出して戦闘を行う。

三河を巻き込んだ新・名古屋城の地脈炉暴走の際に鎮圧のため出動してきた三征西班牙の武神達を単身で迎え撃ち、
その尽くを退ける反則じみた戦闘能力を披露した後、忠勝と合流するが別ルートからやってきた立花・宗茂が発動した"悲嘆の怠惰"の超過駆動を察知し、重力制御を駆使して弾頭を自分のボディに取り込んでその軌道を反らすことに成功。
しかし自身は掻き毟りによって半壊してしまう。

忠勝が半壊し残った上半身を「鎧」と称して身に纏いつつ戦闘を行う最中、重力制御で宗茂の周囲を土壁(アニメでは橋の材木)で覆い、決定打を生み出した。
だが、宗茂が自分の体に蜻蛉切の刃を突き刺して割断を回避するという強引な手段でもって発動させた最期の"掻き毟り"を打ち消すため、自ら望んで魂が込められた青珠を忠勝に渡した。
込められた魂を手放し自動制御となった身で重力制御を行い、砲弾をボディに取り込んだ状態で忠勝の割断を一身に受け、機能を停止した。

アニメ版では第5話のラストに生前の忠勝の妻が登場。
それは角飾などがない鹿角そのものの姿だった。

妻がいつ亡くなったのかは不明で、二代も彼女のことを呼び捨てにしていたりしている。
二代が母親の姿を知っているのかは不明。
本編では二人の絡みはなかったが、過去を描いた番外編、「ガールズトーク01 狼と魂」にて本編の3年前の彼女と二代が登場。
どうやらお互いに敬語を使いやりとりをしていた模様。

11巻下による瓦解の総勢側の二代、”瓦解”の二代は父親と母親からみっちり武術を仕込まれた存在であり、
つまり母親である於久も存命であることから、代わりに鹿角が存在しない世界であるらしい。

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最終更新:2020年05月17日 02:56