王賜剣一型

【武装名】 王賜剣一型
【読み方】 EX.コールブランド
【使用者】 メアリなど

【詳細】

英国の倫敦塔の北西塔にある本土防衛用術式剣である王賜剣二型メアリ点蔵・クロスユナイトが地殻の鞘から抜き放った時現れた大剣。
「コールブランド(Callbrand)」とは、エクスカリバーの異称の一つ。

長さ一メートル半ほどの二振りの片刃剣で、背を合わせることで一本の長剣となる。
これは史実で「折れた」ということを解釈して縦折りの二本としているためであり(ⅡDVD2巻特製ブックレットより)、
一本に合体させると性能的には王賜剣二型と同等になる。

神格武装であるも存在しているが、以前この剣が折れたときに行方不明となっており、剣自体も行方不明となっていた。
しかし、エリザベスが発動させた王賜剣二型の光の中に、二人が恐れず手を伸ばしたときに初めて姿を見せた。

通常の刀剣としての仕様の他に、光剣を発生させる王賜剣二型と同系統の術式効果があるが、その効果のほどは描写が限定的だったため詳細は不明。
初使用ではサン・マルティンを一刀両断にして撃沈し、他にもメアリの感情の高ぶりに反応するかのように光剣を発生させ周囲一体を両断したことが何回かある。

身一つで嫁入りしてきたメアリ唯一の嫁入り道具。
神格武装であるため意志を持ち、空中を浮遊したりメアリの指示で自律行動を取る事も出来る。
周囲からぞんざいな扱いを受ける点蔵にもなついているという、ある意味驚愕の事実が発覚したことも。

アルマダ海戦では戦争終結の決め手となる強力な威力を発揮したものの、これは英国の地脈によって流体がフルチャージ状態にあったためである。
つまり初期MP満タン状態で入手できたためであり、英国由来の神格武装なので、流体のフルチャージは英国の地脈でしか行えない。
よってアルマダ海戦以後は作者のTwitter曰く「ちょっと可愛い神格武装程度」とのことである。

ただし一定条件(条件の内容は不明)を満たすことで射程は(おそらく威力も)フルチャージには及ばないもののそれに準ずる光刃を放つことが可能であることが判明している。
しかもこの場合流体蓄積は不要であるうえに、個人武装と考えた場合それでもチート級の攻撃範囲である。
さすがは英国を代表する神格武装なだけはある。

一応、滞在している土地の流体を英国式の流体に変換して、砲撃は不能でもそれなりの防護役になれる(神格武装級の攻撃を防いだり相殺したりする)くらいにはチャージが可能。
「餌代が異常にかかる気がするで御座る。」(点蔵談)とあったが、外燃拝気を金銭取引してチャージという方法を選べばその通りになると考えられる。

二振りあるため、戦闘では片方の剣を別な人に渡し、同時に戦う事も可能。
メアリが主に扱うのは左側の一振りで、右側の一振りは点蔵かネイトが扱う事が多い。
ちなみに、右側の一振りが点蔵になついている。
「王の剣は騎士に相応しいものに力を貸す」とあるように、武蔵の騎士が楽しい時間を過ごしていると右側の一振りが反応して現場にすっ飛んで行ったりする。

メアリは剣術を会得しているためメイン武装として扱うが、基本的に片刃のみの一刀流で振るい二刀流は使わない。
しかし10巻中にて双剣術を披露することとなったが、未来における娘である加藤・清正王賜剣三型との光剣同士の衝突に競り負け破壊されてしまった。

破壊されたが10下にて王賜剣一型の欠片を英国に送り、英国の地脈にいれることによりおよそ三週間ほどで王賜剣一型は回復。元の大剣へと戻った。
エリザベスによって送られた王賜剣二型の中に手を入れて取りだした。

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最終更新:2018年03月31日 11:37