点蔵・クロスユナイト

「金!髪!巨乳!人、それを真理と呼ぶで御座る!」

【所属】 武蔵アリアダスト教導院/三年梅組
【役職】 総長連合第一特務
【名前】 点蔵・クロスユナイト
【読み方】 てんぞう・くろすゆないと
【種族】 極東人
【字名】 あの忍者
【元ネタ】 服部半蔵?、十勇士?
【戦種】 近接忍術師
【HN】 十ZO
【登場巻】 第1巻上

【人物】

武蔵アリアダスト教導院に通う忍者装束を纏った少年。
「自分」、「御座る」口調の顔を帽子と長めのスカーフで隠した近接忍術師【ニンジャフォーサー】。
表情を隠すのはニンジャ故かもしれないが、そのかわり頭の帽子が感情表現を代行しており、忍者なのに忍ばない。忍びなれども(ry

総長連合第一特務を預かる身としての実力は伊達ではなく、クナイや短刀を用いて忍術を絡めた接近戦を得意とする。
もちろん諜報も得意であり、2巻上冒頭部における武蔵と三征西班牙との戦闘中機密事項を盗み出し、ヨゴレ系全裸男に台無しにされた。
この機密事項があれば、アルマダ海戦での勝利もまた少し違った形になったやも知れない。
なお本人のこだわりとして潜入工作は隠形派。変装して紛れ込むのではなく、身を隠してこそこそと動き回るやり方を好むようだ。

忍者としての実力はこれでも武蔵トップクラスであり体術を用いた多重分身の術や壁を垂直に走って登れる上に、純粋な体術のみで垂直な壁に直立できる。
さらにその状態から飛び上がってまた壁に着陸するという重力を無視しているとしか思えない挙動もこなし、
単純なパシリ速度は武蔵でも随一。
腰に大量の飲み物が入ったボトルをつけて高所から飛び降りても、着地した地点に音も何もなく、軋みも発生しないというまさにザ・忍び。
アニメ2期では嫁(候補)へ告白しに行く際、水面を走破しラグなく城壁を垂直に走って処刑台までわずか数秒でたどり着いた。

実力はあるし、輸送艦が英国に不時着し数日のサバイバル生活を強いられた際には女子生徒達はパーソナルスペースを作り、
男子生徒には大部屋を与えつつ序列つけて管理しやすくするなど気配りも欠かさない。
人狼女王に連れ去られたトーリを追跡する際も、鹿等を駆使して六護式仏蘭西自動人形達を撹乱しつつ、痛覚減衰術式で朦朧とするネイトに対し、
乳腐等を用いた携帯食を食べさせある程度回復させるなどその特技を存分に活かしていた。

忍者として高い実力、気配りの細かさとモテる要素を兼ね備えた少年にも思えるが、武蔵の外道達からの扱いは常に悪い。
小等部の頃から「犬のような匂いがする」とまで言われており、パシらされることも多かったため今では言われる前に飲み物を常備している等、身も心もパシリストと化している。
扱いが悪いためか本人は自分の実力を高いものと見積もっておらず、垂直立ちの件で立花・誾から認められる言葉をかけられても理解できなかった。
ちなみにホライゾン・アリアダストには名前はおろか存在すら覚えてもらっておらず、「誰?」といわれる始末(ただ時々名前を言っているので、ネタなのか本当に忘れているのかは不明)。
ホライゾン以外の他国の自動人形達からも、完璧な記憶能力があり尚且つ共通記憶があるにも拘らず、忘れられている(ホラ子と違い、こちらはガチ)。
2012年7月から放送開始されたアニメ第2期では、実質的な主役でありながら、PV第1弾では完璧にハブられた。
その扱いは『終わりのクロニクル』における飛場の扱いに近い。
一応その真面目な性格の良さは周りも理解しており、本人の真面目さを理解して寄り添ってくれる女性がいればいいな、と言われていた場面もある。

が、好みを「金髪巨乳」と日頃から公言しているためか、2巻におけるとある人物と出会うまでは彼女もいたことさえ無く、
トーリやウッキーとはエロゲ仲間として金髪巨乳キャラを担当していた。
英国にて処刑前の放浪をしていた"傷有り"ことメアリと出会い交流。
様々な出来事を経て、メアリは点蔵の告白に応じ、武蔵へ亡命した。

本多・正純エリザベスの交渉により、点蔵とメアリの間に生まれた子が妖精女王の次に英国を収める王となることが正式に決定。
地味な人生から一転、メアリは彼がプレイしていたエロゲのサブヒロインであり、それが嫁になるという逆転人生が始まった。
なお、点蔵の父は金髪巨乳の嫁を連れてきた彼のことを「裏切り者」として実家を追い出したという。
メアリという理想の嫁を得たことで場所を問わずのろけるようになったが、周囲からの風当たりはさらに増した。通称「あの忍者」。
アデーレが「ミセスメアリ」と言った際、誤訳と内心言っていたことからまだ籍(残念ながら鬼籍ではない)は置いていない模様。

なお名前のあやかり元は不明だが、彼の父が秋上・久家である可能性が高く、
「クロスユナイト」は「十(クロス)勇(ユ)士(ナイト=騎士)」、つまり「尼子十勇士」を指しているのではないかという考察がある。
また、「クロス(服)ユナイト(部)」として、服部半蔵をあやかっているという推察も刊行初期から行われた。
更に、前述のエリザベス一世の次代の王である「点蔵とメアリの子」は史実においてはイングランド王ジェームズ一世で、彼はまたスコットランド王ジェームズ六世であった事からイングランドとスコットランドが合邦するきっかけを作った存在である。
両国の国旗は共に十字を象った旗であることから、「クロス(十字)ユナイト(統合)」という意味も含まれている可能性がある。
(ちなみにユニオン・ジャックはイングランド・スコットランド・アイルランドの三十字旗を組み合わせた旗である)
だがガールズトーク3巻では、メアリ自身の口から「もし『自分の夫としての襲名』をするなら、相手は(ジェームズ一世の父ではなく)3番目の夫、ジェームス・ヘプバーンになる」と説明されている。

10巻上ではやはり何かしらのあやかり元があるようだが、メアリにそれを伝えたことはなかった模様。
十本槍加藤・清正がそのあやかり元を知っていたり、彼女から敵意らしきものを向けられ困惑中。
十本槍の正体を考えると、清正の父親はこいつである可能性が高く、10巻中では清正は点蔵とメアリの子と判明。

しかし、別の世界(清正の産まれた未来)ではメアリを残して亡くなったらしく、メアリは死の直前の約束に縛られており、娘の加藤・清正はいたくご立腹の模様。
娘には形見の点蔵の帽子が与えられた(口絵での幼少時のものは被っている)。
これにより点蔵はある意味史上初である産まれてきていない娘に攻められると言う経験をしている。

ホライゾン本編では娘たちと決着が付き、和解した上で陣営的にも合流したわけだが、良い思い出なんて一切ない清正は点蔵に対してそっけなく応対している。頑張れ御父様。
NEXT BOX HDDD英国編ではアプリ版と異なり羽柴勢も合流した本編後の話であるため、当然娘である清正も英国の記録世界内部に取り込まれ共に行動している。
割といいところを見せたりしているのだが、服装センスがよく似たパーシバルに対して「御父様に似てファッションセンスの死んだ方」と言われて間接的に攻撃されたり、活躍に対して清正は微妙に反応が硬かったりと娘がデレるまではまだまだ時間がかかりそうである。
英国編のアプリ版では点蔵の活躍はあまり無かったはずなので、今後の連載に期待、といったところ。

NEXT BOX 序章編では清正と正則が失敗した自身の告白をメアリと共に男女逆転した形ですることになった。

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最終更新:2020年05月16日 16:51