"巨きなる正義・旧代"

【名称】 巨きなる正義・旧代
【読み方】 おおきなるせいぎ・きゅうだい
ブラキウム・ジャスティア・ウェトゥス
【枢要徳】 正義
【使用者】 ロバート・ダッドリー(左手)
フランシス・ドレイク(右手)
【登場巻】 二巻上~

【詳細】

「Brachium Justitia Vetus」。「旧き正義の腕」の意。英国が所有する大手甲。
「正義」の枢要徳を司る聖譜顕装の「旧代」。左右で効果が異なる。
使用者はそれぞれ、左手側がロバート・ダッドリー、右手側がフランシス・ドレイク


【左手】

左手側の能力は「数十メートルの範囲内にある、あらゆる武器を遠隔操作する」。

その操作は正確無比であり、また「武器」であれば操作対象は問わないが、「防具」には効果を発揮しない。
アデーレ・バルフェットが生存閉鎖用に展開した奔獣を開けるために武器へと改造を施そうとしていたが、それで操作できるようになるのかは不明。

効果は敵味方を問わないため、発動できる環境にあればその効果は非常に強い。


【右手】

右手側の能力は「英国の正義に逆らう者を失敗させる」。

いわば強力な「ジンクス」を発動させるものであり、英国を批判しても効力は発揮される。
ドレイクによれば"首なし暴れ馬"が来たりハチが来たりするらしい。

直接的な攻撃力を持たないが、相対する者の行為に対する学習能力を備え、時間の経過とともに行動を「正義に反する」として肯定化を促し、
最終的には呼吸さえも阻害して生命を維持できなくするという強力な効果を持つ。
強力ではあるが、所有者への身体強化系術式は止められることがない。ナルゼはこのことを利用してドレイクにダメージを与えた。
これは己の正義が穢されるぐらいなら自害することも厭わないという、聖譜顕装の思考。

立花・誾は失敗の最中に失敗を利用して攻撃をすることにより、ドレイクにダメージを与えていった。
最初の攻撃を失敗させ、失敗の最中の攻撃までも失敗させようとした場合、”すでに失敗している最中”であるため、
失敗中の攻撃を更に失敗させると、最初の攻撃を失敗させたことがすでに失敗ではないかというパラドックスに陥ることとなるので、実行できない。

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最終更新:2019年01月13日 02:24