岡本・大八

「我ら、これにて退出させて頂ければ、と思います」

【所属】 日野江教導院
【役職】 番外特務
【名前】 岡本・大八
【読み方】 おかもと・だいはち
【種族】 不明
【元ネタ】 岡本大八
【字名】 不明
【戦種】 不明
【HN】 不明
【登場巻】 ガールズトークⅡ 祭と夢

【人物】

ガールズトークの祭と夢に登場する男性。洗礼名は「パウロ」。

九州居留地にある元島原藩に当たる日野江教導院の番外特務。
史実では岡本大八事件と呼ばれる贈賄事件を引き起こした江戸幕府に属する役人。

歴史上では失地回復を願い出た有馬・晴信に対し、幕府に願い届ける代わりに賄賂を要求。
しかし受け取っておきながらその願いを握りつぶしもみ消そうとして失敗、火刑となった。

三征西班牙の意匠が入った極東の制服を身に着けた背の高い青年。
後述する事情から左半身の殆どに包帯が巻かれ、特に左腕は動かないらしい。

本来は有馬と共に本多・正信の依頼で正純の警護につくはずだったが合流が遅れ、
彼が有馬と合流できたのは事が全て終わったあとだった。

ノサ・セニョーラ・ダ・グラサ号事件から続く極東側の報復の再現を独断で引き起こし行方を眩ませていた人物の一人であり、
有馬と共に禁教令のやり直しを通した一件を実現させるべく三河にやってきていた。
だが三河側は日野江、そして有馬の考えを拒否して三征西班牙と協同したため方針を転換。
当時武蔵へ転属しようとしていた正純と接触しようとする。

…だが、正純の父である正信と接触するため彼に文を出し彼が判断を下すよりも先に追手がすぐそこまで来ていることに気が付き、人払い等で無人となっていた宿屋に逃げ込んだ彼は、
共に三河にやってきていた有馬と共にお互いを殺し合い、火をつけた。
火をつけたのは恐らく史実での大八の最期が火刑であったことの再現。
つまり第18章で現れた彼、そして正純の護衛として共にいた有馬は幽霊である。

包帯ぐるぐる巻なのも、殺し合った時の負傷?

有馬との関係は単なる総長連合の仲間なのかそれとも…は不明だが、見た目五体満足の有馬に比べ彼の負傷度合いが大きいこと、
「広義の身内の恥」とも称し、その言葉を聞いた有馬が視線をそらして顔を赤くしていたあたり、
彼の殺害がうまく行かず見た目がひどくなってしまったのか。
何度か「夫婦喧嘩」とか、男女で三河に潜入することから深い仲では?とか言われていたし、
九州居留地どころか極東の暫定支配を覆しかねない案件をたった二人で進めようとしていたあたり、深い信頼関係があったのは事実だろう。

なお2つあった短刀のうち、彼のものは焼けたものである。

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最終更新:2019年09月10日 02:02