SoundPotion with DR.KSK.lab

レビューDK2

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dkamp

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1行レビュー:
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  • 例) αアンプはモニターライク、βアンプはオーディオライクな音です。 -- dr.ksk (2010-03-07 21:33:21)
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Goroさんのレビュー

私はオーディオについて特別詳しい訳ではないので、専門家のような正確かつ客観的なレビューは出来ないと思います。
ただ、購入を考えていて「あまり難しいことは分かんないけど良い音で聴きたい!」というような方が参考になればと思い、あえて初心者の意見ということでレビューさせていただくことにしました。

□購入のきっかけ
私は一年ほど前にヘッドホンに興味を持ち始めたばかりで、当初は2~3千円のもので満足していました。
しかしもっといい音を求めるようになり、各社のフラッグシップモデルが気になり始めました。
どうせ高い買い物をするなら後悔しないようにと一気にステップアップして一番良いものを買おうと思ったのです。
色々と聴いてきた中で、自分の趣向の音は原音を忠実に再現してくれるものだと分かってきましたので、ER-4Sを購入。
結果このER-4Sはまさに自分の求めていた音でした。

しばらくはipod直差しで聴いて十二分に満足していたのですが、やはり人間の欲というものは終わりがないわけで・・・
ipodはラインアウト+ヘッドホンアンプを使うと更に凄いよ!という話を聞いて、もういてもたってもいられません。
ということでポータブルヘッドホンアンプなるものを探し始めました。

ある日オークションを物色していたところ、このTrapeziumの前身であるDKAmp1が出品されており、私の目にとまりました。
【自作】【電流帰還型】DKAmp 1【ディスクリート】
みたいな名前で出ていたと記憶しております。
商品のページでこのHPを知り、拝見しましたところなかなかこだわりをもって作られているもののようでした。
その中のレビューにて、ER-4Sに最適化されてあるとあり、
なるほど、これなら自分の求めるものにぴったりだと考えました。

それからしばらくして、Trapeziumという名で正規で販売されると分かり、早速購入させていただいた次第です。

□購入したもの
  • 外装部品
  • ベースフルキット
  • 電流帰還フルキット
  • 上下対称差動(ハイパフォーマンス)フルキット

□レビュー
私は、幸い組み立てに必要な工具を所有しており、また簡単な半田付けは出来たのでキットを購入し、自分で組み立てました。
非常に小さい半田面もありましたが、特に失敗もなく無事に完成。
組み立てている中で、基板のパターンがなるべく対称になるよう配置されておりDR.KSK様の強いこだわりを感じました。
ケースに入れてしまえば基板は見えなくなってしまうものの、中身を見ると非常に美しい配列です。
また、やはり自分で組み立てたものは最初に音が鳴ったときの感動がたまりませんね。
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  • 外観など
ケースはタカチのオーダーメイドということでHPの写真でも分かりますが、中身が丁度収まるサイズで非常に小型で扱いやすく、また質感も良いと思います。
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各種ツマミ・スイッチなども問題なく、動作時のノイズは特にありませんでした。
アンプモジュールの交換はケースの後方(充電する側)の4カ所あるネジをはずし、上部の蓋をずらすと中の基板が見えますので簡単に交換することができます。

α(電流帰還)モジュールについて
さすがにイヤホンを変えたときのような劇的な変化はありませんが、確かに違いは感じられます。
もともとER-4Sは解像度バリバリ系のイヤホンですが、その解像度が更に増し、より一つ一つの音が綺麗に分離して鳴っているのが分かります。
しかしながら余計な音の装飾はなく制作者様のおっしゃるようにモニター系の音です。
このモジュールではER-4Sというイヤホン本来の実力を引き出していると感じました。

β(上下対称差動:ハイパフォーマンス)モジュールについて
こちらも解像度の向上がはっきりと分かります。
それに加え、全体的に音が華やかになった印象。
直差しに比べ音場の広がりも感じます。
また低音は、タイトな鳴りはそのままに非常に豊かでありこちらがベストバランスなのではないかと思いました。
ただDKAmp1のレビューにもありましたように低音重視のイヤホンを用いた場合、人によっては強すぎると感じることがあるかも知れません。
結局、私は普段このβモジュールのほうを主に使用しています。

以下箇条書きで良い点などを
  • コストパフォーマンスが非常に高い
  • アンプモジュールが交換出来るため一粒で二度も三度もおいしい
  • バッテリーの持ちは必要十分
  • ER-4Sとの相性は最高だと思います

取りあえず、現時点では大満足で今のところこれ以上の環境は必要ないかなと感じており手持ちの曲を片っ端から聴き直して、楽しんでおります。
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