ETC01


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※cryってなんですかね?
※こっちの方が本当のカレカノさ!
※リハヴィリ失敗、か。
※そう思えない人には辛い物があります。
※それでもよろしければどうぞ。












































魔法少女トトリ 新劇場版 -序-

徒鳥 ♀
魔法少女 ♀
謎幹部 ♀
瀨戸 ♂
筒木島 ♀
マスター ♂



01  マスター「良いか、決して振り向くんじゃないぞ。そして、止めるな。走ることを」

02  筒木島「マスター……」

03  マスター「お前達の夢は、俺が守ってやる。全てだ。なにもこぼさずに、傷つけさせもしない」

04  瀨戸「夢なんてそんな物はどうだっていいんだよ!マスターあんたの安全こそが今欲しい!」

05  マスター「まさかお前からそんなセリフなんて、な。らしくないぜ、いつもみたいに俺と馬鹿話して別れようじゃないか」

06  筒木島「なにを言ってるんですか、こんな時なのに」

07  マスター「こんな時だからこそさ。――とはいえ、向こうに待つ義務はないか」

08  幹部「もちろん。さぁ、その二人をこちらへ」

09  筒木島「――今、あなたはどこから」

10  幹部「どこかに居てどこかから入った。それだけですよ、私の可愛い可愛い子羊達よ」

11  瀨戸「なんで……なんでなんだよどうして俺たちを狙う!」

12  筒木島「私たちに、あなたのような人に追われる理由がありません!」

13  幹部「気にしなくても良い。全ては十五年前に決まっていたのだから」

14  マスター「ハッ! それだって手前らが招いた事よなぁ!」

15  幹部「だからこそ私たちが止める。矛盾はないはずだよ」

16  マスター「そのマッチポンプっぷりが嫌になるぜ。瀨戸、筒木島! 手前らはさっさと逃げろ!」

17  筒木島「でも、マスターを置いてなんか」

18  瀨戸「俺も一緒に戦う!一人よりも二人でやれば――」

19  マスター「その力は筒木島を守るために使え! さぁ、早く!」

20  瀨戸「マスター……クソッ、行くぞ、筒木島!」

21  筒木島「先輩!? ダメです、このままだとマスターが!」

22  瀨戸「このまま邪魔になったら勝てる物も勝てないだろうが!――っいしょっと」

23  筒木島「ひゃぁあ?! ちょ、ちょっと人を荷物かなんかと勘違いしてるんじゃないでしょうね!」

24  瀨戸「荷物は黙って担がれてろ!」

25  マスター「行け! 次に出会うときはコーヒーの一杯ぐらいは作ってくれよ!」

26  瀨戸「馬鹿野郎客はこっちだお前が出せ!コーヒーはあんたの味じゃなきゃ満足できない体にされてるからな責任取れよ」

27  マスター「おぉ、きめぇセリフだな。だが了解だ、店の最高級豆使ってやるよ! さぁ、分かったら行け!」

28  瀨戸「了解もう二度と振り向かない走ることを止めないそして次会ったらコーヒーも取り付けた悔いはねぇ!」

29  筒木島「待って、待って。そんな、マスター、ダメ-!」



30  幹部「それで? 私はいつ攻め入るべきかな?」

31  マスター「お約束みたいな奴だな。律儀に待ってるとかよ」

32  幹部「貴様こそ、後ろの二人と話しながらも隙をみせないではないか。やれやれ、子供二人をさらうだけの仕事だと思っていたが、これは骨だぞ」

33  マスター「俺の目が黒いうちは、その仕事は完遂できないと思いな」

34  幹部「フフフッ、確かにね。いやはや、こいつは本当に面倒な仕事だよ」

35  マスター「楽なんかさせやしないさ。俺が、俺こそがあいつらの盾だ!」

36  幹部「盾、盾か……クククッ、ハハハハハハッ!」

37  マスター「どうした? もしかして、俺の事を今更ながらに思い出して、恐怖から頭おかしくなったのかなぁー?」

38  幹部「いやいや、まさか。貴様のことを知らない奴は、うちの組織に居ないよ」

39  マスター「そいつぁよかった。知ってるなら、俺の前に立ちふさがるのを止めないか? つい、やり過ぎちまうかもしれんからな」

40  幹部「気にしなくても良いのよ。向かって来ればいいじゃない」

41  マスター「粋がって――くれるね!」

42  幹部「遅い遅すぎる!」

   SE:打撃音

43  マスター「アガッ!? ――てぇ……何かに当たって拳が止まった? でも、なにも見えないぞ」

44  幹部「壁? 違う。貴様を閉じ込める、檻さ」

45  マスター「檻だって?」

46  幹部「貴様を中心とした1メートル四方を魔力の壁で覆っている。なに、絶対無敵とは言わないさ。ダイアモンド程度の堅さ、貴様なら打ち破れるだろう? その拳は、ダイヤなんて石ころ、みじんもなく砕いたらしいじゃないか」

47  マスター「砕いたって所にウソ偽りはねぇが……魔法? お前、本当に魔法って言ったか?」

48  幹部「ん? どうした、そのような事、些細ではないか」

49  マスター「些細だって? どうやらこいつぁ……そうかよ、そういうことか! なら、俺は打ち砕くぞ!」

50  幹部「なんだ? どうしていきなり大声なんか」

51  マスター「見せてやるっていってるんだよ! 俺の、俺による、あいつらのための拳を、なッ!」

   SE:打撃音
   SE:破壊音(以降、断続的に)

52  幹部「なっ!? 馬鹿な、一撃でヒビが!」

53  マスター「うぉぉぉぉぉぉぉ!」

   SE:打撃音(以降、断続的に)

54  幹部「だめだ、このままでは……仕方ない! 貴様、本気で殺す!」

55  マスター「あきらめが悪い? 無駄なあがきだ!? あのアホ野郎、こんな役目押しつけやがって、ただじゃすまねぇからなぁ!」

56  幹部「回路接続、完了。地獄門、解放。……クソッ、間に合うのか!?」

57  マスター「それにあの二人は俺の事最後まで名前で呼ばないのな! 絶対呼ばせてやるんだよ、そのために帰ってやるぞちくしょうが!」

58  幹部『炎王イフリートの契約者が汝の剣に問う。死の炎。御身の町を焼きし炎。全てを帰す第一槍。その力――』 エコー

59  来嶋「来嶋為価の力、真骨頂を見せてやるぜぇ!!」

   SE:破砕音

60  幹部『勝トウナリヤ?』 エコー

   SE:全終了

61  マスター「これで、仕舞いだ――――――あ?」

62  幹部「いえ、私の勝ちです」

63  マスター「あっ、あぁ…………あぁぁぁぁああああああああああああああああああ!」



64  幹部「燃え尽き、たか……まさか本当にダイヤモンド程度ではダメだったとは。全盛期の一撃で砕いたというのも本当だろうな。これで場末の喫茶店で腐っていなかったらと思うと、ゾッとする」

   SE:携帯の着信音

65  幹部「――はい、私です。――はい。はい。こちらは全て終了しました。が、よろしいのですか? 本当に二人を逃がしてしまっても。――いえ、私は異を唱えるなど――失礼いたしました。はい――はい。それでは、帰投します」

   SE:携帯のボタン音

66  幹部「ふぅ……分からない。あの二人こそが「あの人」の狙いだったのではないのか? ……まぁ、命令は命令だ。次もまた失敗しなければ良い。ただ、それだけだ」



   SE:草むらを歩く音

67  瀨戸「おっ、あったあった。おーい、こっちだ」

   SE:草むらを歩く音

68  筒木島「ありましたか? あら、随分と草に埋もれて」

69  瀨戸「去年、草むしりを怠ったかな? 管理してくれる人も居ないからな、すぐ荒れちまう」

70  筒木島「そうですね。とにかく、まずはお線香を」

71  瀨戸「そっちが先だな、貸してみろ。――よしっ、これで良いだろう」 途中にSE:ライターの音

72  筒木島「はい。あと、お花とかは……あとですね」

73  瀨戸「まずは、今年も無事だった報告から、だな」

   SE:風の音(以降 指示あるまでループ)
74  墓の前で二人手を合わせる。
75  少し間を開けてから

76  瀨戸「――あれから何年経ったんだろうな」

77  筒木島「もう、今年で十一年目、ですね」

78  瀨戸「随分経ったんだな。あの店、今でも鮮明に思い出せるぜ」

79  筒木島「私もですよ。あんな愉快な人がやってたお店、忘れるはずがありません」

80  瀨戸「そうだよな……でも、なんで奴らはやってこない? まるで俺たちばかりが、あの日から進めていないみたいだ」

81  筒木島「すぐにでも追ってくると思ってましたけれど。結局、今日までは穏やかに過ごせました」

82  瀨戸「案外、本当に忘れられてるのかもな。それか、マスターがどうかしてくれたかだな!」

83  筒木島「でも、あの人も……」

84  瀨戸「そう、だな。結局帰ってこなかったし、戻ってみても、あの場所は更地になっていただけ」

85  筒木島「このお墓だって、なにも入っていないですし」

86  瀨戸「……そりゃそうさ、マスターは生きてるんだよ、どっかでな!」

87  筒木島「でも……」

88  瀨戸「でもも、もしももいらねぇ! 帰ってくる、絶対だ! コーヒー貰ってねぇんだよ、俺はよぉ……」

89  筒木島「……そう、そうですよね。そうです、絶対にそうですよ! いきなり帰ってきてビックリさせようって魂胆なんですよ。お店もなくなっちゃいましたから、約束のコーヒー豆を買うためにどこかで働いて、頑張ってるんです、きっと!」

90  瀨戸「藤花……そうだよな、俺たちが無事に居るんだし、マスターが敵を全員やっつけに全国回ってたりするのかもな」

91  筒木島「えぇ、そうですそうです。だから私たちには連絡できないし、私たちからも連絡ができなくって……」

   SE:草むらを走ってくる音

92  ???「父さん、母さん。待ってってばー……どうしたの!? 二人とも、泣いてる」

93  瀨戸「あっ、いやいや、別に平気だ。ちょっとな、昔の事を思い出しててなぁ」

94  ???「昔の事って、悲しいこと?」

95  筒木島「悲しいこと……ううん、違うの。とっても嬉しいこと」

96  ???「嬉しい?」

97  瀨戸「そうだぞ。俺と母さんが一緒になってお前が産まれて……そういうことが起きた今があるのも、昔があるからこそなんだ」

98  ???「でも、嬉しいのに泣くことなの?」

99  筒木島「そういう物なのよ。あなたにも、いずれ分かる日が来るわ。さっ、おじちゃんに手を合わせて」

100  ???「はい、母さん」

   SE:全終了



101  瀨戸「さってと、そろそろ飯時だし、帰りにソバでも食いながら帰るぞー」

102  筒木島「掃除も終わりましたし、良い頃合いですね」

103  ???「私、前に食べたお店に行きたい!」

104  瀨戸「あの三色ソバの店か! 緑やら赤やらカラフルだったもんな!」

105  ???「うん! 私、今日もあれ食べたい!」

106  筒木島「そうですね、ならあそこへ……行きましょう、あなた」

107  瀨戸「おう……マスター、これが俺たちが掴んだ幸せってやつだ。あんたも、今だってコーヒーとジャズがありゃ幸せって、そんな時間過ごせてるか?」

108  ???「父さん、早く行こうよ-!」

109  筒木島「男性が女性をエスコートしないなんて、なってないですよー!」

110  瀨戸「おっと、女性陣に怒られちまうぜ。男同士の語らいはまた今度だな……為価、またな。――おいおいおい、お前ら早すぎるだろ! 少しは待ってくれよ、藤花、徒鳥!」





魔法少女トトリ -序- 閉幕



Next Stage!



「マスターは死んだ、もう居ない!」
「でも、あの人の事が好きなんですよ」
「親らしく生きる。それが俺たちの役目さ」

「行ってきます、お父さん。お母さん」

魔法少女トトリ 新劇場版 -破-

「あなたが……私の、仇!!」






















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