GE02


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ツキ   ♀
カザナリ ♀
トウキ  ♂



01  トウキ『いいか、こういった局地戦を自らが望んだ場合は有利に進められるんだが、相手から望まぬ形で挑まれた場合は――』

02  カザナリ「……ねね、ツキちゃんツキちゃん」

03  ツキ「えっと、なんでしょうか」

04  カザナリ「ツキちゃんのお兄ちゃん、欲しいんだけれど?」

05  ツキ「――読めた! この話は途中で分岐する!」

06  カザナリ「もう話しかけるのはやめておくね、それじゃ」

07  ツキ「結構キツイよー、そのギャグは」

08  カザナリ「ハハハッ、君の唐突具合の方がコワイよ」

09  ツキ「そう? 結構抑えてるつもりなんだけど」

10  カザナリ「抑えてるの!? それで!?」

11  トウキ『そも敵が形状を――カザナリ、お前もしっかり聞いておけよー』

12  カザナリ「あー、大丈夫ですよ大丈夫。ツキちゃんに聞きますから」

13  ツキ「ナチュラル迷惑ですねー、カザナリさん。しっかりして下さいよ」

14  カザナリ「いや、今さっきの君には言われたくないのですが」

15  ツキ「仕方ないですよ、カザナリさんがおかしい発言をするんですから」

16  カザナリ「別におかしい発言をした憶えはないんだけど?」

17  ツキ「いえいえ、面白かったですよ? 他人の物に手を出しますーなんて、普通なら言いませんって」

18  カザナリ「ナチュラル所有宣言ですか、ツキちゃん。君も相当だよ」

19  ツキ「仕方ないじゃないですか。私が物心ついたときには、既に私の物だったのですから」

20  カザナリ「生まれる前から愛してるとか、ハードルがドンドン高くなっていく」

21  ツキ「私の物ですと宣言する必要も無いのです。私の物であると定義付けられて、トウキさんは、兄さんは生きているのですから!」

22  トウキ『ツキー、お前は少し頭を冷やせー、誤解を招くような発言も慎むようにー。いい加減お兄ちゃん泣いちゃうぞー』

23  ツキ「兄さんが私に困らされて泣く? 私に困らされて泣く? ――それは、甘露!」

24  トウキ『カザナリー、許可する。ヤレ』

25  カザナリ「えー、困ったなぁ。今日の私ってば、グローブ忘れてきたから道具が欲しいんだけれど」

26  ツキ「あぁ、兄さん。私はあなたに首輪をつけられる日を、いつまでも楽しく待っていますからね」



オチナイ