アイドレス回想録~空き缶のキャラ立てから藩国運営まで


はじめに


アイドレスシーズン1も終了し、小笠原、Aマホ(広島ゲーム)なども
ひと段落ついた昨今。
文族の春ということで今までのゲームプレイを振り返ってみることにします。

今回はアイドレスシーズンの藩国の動きを中心に、当時のロールや
行動を振り返ってみたいと思います。

アプローの涙~アイドレスまで(建国前)


割とホイホイ建国できてしまったアプロー。
なんか楽しそうだからやりなよ、といわれてついうっかり参加してしまったもので
絵とかナニソレワカンネ。という状態。
仕方なくエクセル広げてちまちま自画像とか書いてました。

王犬の絵とか面倒で、親戚の犬の写真を使っていました。
見るたびにもふもふしているゴールデンなのですが、
果物大好きで隣で果物切ってるとよだれ垂らしてるぐらいアホの子。
サンタの服を着せられたら目が死んでた、などネタだらけの王犬でした。
ちなみにサンタの服で目が死んでいるのは、決して服がいやなわけではなく
かぶりものが嫌いなんだそうです。
イノシシっぽい帽子かぶってる姿もみましたが、やっぱり目が死んでました。

なにげに昔の藩国サイトにはコロン姫の写真館という携帯写真のコンテンツがあったり
そう考えると、国内での人気が一番高かったのは王犬かもしれません。

アイドレス建国


怒涛の建国、年末年始もガッツリ準備BBS2つとかねぇよ。Wiki、Blogの方が有利だなんて
とか言いながら作っていた気がします。
FireFoxで表示が変とか言われるし、CSSだと若干崩れちゃうんですよね。
いっそIE、Firefox、スレイプニル、ネスケ全部で動作確認義務づけろよ、とか
暴言吐きつつ作業してました。
のちに携帯対応とかいわれてさらに、大混乱というか必死になったのは言うまでもなく。
この辺はまた後で説明したいと思います

しかし、建国時の作業の多さに半泣きに、もう無理、もう無理とかいっていた気が。
一人で黙々と絵を上げていた しらいし(当時の摂政)には今でも頭が下がる思いです。

で、私はエクセルでお絵かき。
いや便利なんですよエクセル。パーツ使いまわせる。部分拡大縮小思うがまま。
セルの大きさをそろえれば方眼紙っぽく利用可能。画像を参考に風景を描くとか、
限られた図形で作品を作らざるを得ないので、どうしても持って生まれた才能には
かないませんが、素人でもある程度作れるという上ではかなり万能なツールでした。
ただグラデーションだけは、まず絵をペイントに落として、BMP保存、それからJPGに
変換という面倒な手順を踏まなければつぶれてしまうので要注意でした。

藩王と王犬


王犬に関してはあいかわらずです。絵でないとダメなんじゃない?という意見のもと
nicoさんが実物よりかわいい王犬の写真を仕上げてくれたりでかなり助かりました。
藩王の方は、相変わらずです。
エクセルアートだったのですが、どうもひとの顔の丸みは作りにくい。
じゃあもうコケシでいいよ的な発想で、あんなことに。
どう見ても目が死んでました。

当時は、特に考えてもいなかったのですが、この見かけじゃあ王だと敬われないよね。
地位的には雑草の一つ上、空き缶の2つ下ぐらい。という身分が与えられることになります。
アレ、もともと空き缶じゃなかったんですね。
簡単に言うと「へんないきもの」でした。性別とか関係なく。
性別は男。なんとなくでしたが、あと「男じゃなかったらどうやってヤガミと…」という
「となりの801ちゃん」みたいな思考が若干あった気がします。

建国~ステージ0終了まで


 いろいろ説明文とかダルイ、めんどい。と相変わらずIRCかメッセにこもって相談を重ねながら、
「ネタがない」「○○死ね、士ねじゃなくて死ね」「無理にきまってんだろ」など恨みごとを呟きながら
課題をこなしていた記憶しかありません。
 唯一「ほしをみるひと」の最後の課題でその時丁度松井。さんが作ってくれた新春特別企画の
「ニッポリー」出そうぜとかむやみにボケる
方向に走ってしまったのも疲れのなせる技。お風呂に入りながらぼーっとしているときに
思いついたからやってみた的な話でした。
 狙ったわけでもなんでもなく、とりあえず「思いついたからやってみた」という。
 ちなみに、この「思いついたからやってみた」はアイドレスのシーズンを通して
国の作業方針となりました。
 人生行き当たりばったりです。面白いは正義、そんな雰囲気の国です。


ステージ1のこと


ステージ1といえば3日連続冒険。
根源力で制限があるとは!!ときゃーきゃ言っていた気がします。
そういえば当時「低根源力限定のイベント」や「大族限定のイベント」があるとか
そんな話があった気がするのですが、どうなってしまったのでしょうか。
きっとスケジュール遅延のため消えてしまったのでしょうね。残念です。
冒険にいって稼いでこよう、という実にほのぼのとした雰囲気の話。

それはさておき、いきなりデスペナルティなど不穏な言葉が見られるゲーム内容に
怖れおののく国民全員。よし、ここで冒険で死亡したら、勇者だ!などと盛りあがってしまうのも
いつものことです。

いつもそんな国で、根源力が高いしらいしが「失われた黄金探し」に挑戦。
ここで死んだら勇者、死ななくても勇者。と笑っていたのですが。
当時、非常に残念なことに上には上が存在しました。
死んだら国滅亡にもかかわらず、王みずから根源力トップの国民率いて
デスペナルティの冒険に挑戦。
しかもソックスハント…明らかに狂っています(褒め言葉)

そんなわけで、初死亡の名誉もネタも外してしまい、
なぜか八神少年を誘拐してきた、という摂政でした。
そんな彼は、先日小笠原で8歳の幼女を嫁にするという暴挙に出てしまい
今となっては「ああやっぱり」とか「普段真面目な人が…」というありきたりの言葉しか出てきません。
なにも1年以上も前から伏線張らなくても…。


ステージ2のこと


お待ちかね、グダグダの戦争イベントとドロドロの内戦渦巻くダメ人間の宴みたいなステージ2です。
うっかり国民消しちゃったよ、から、部隊編制がグダグダで結局どうなったの的なものまで、
なんでもありのステージ2。
はっちゃけすぎてうっかり亜細亜が首つっちゃった的なハプニングがあったのはもっと後だった
気がしますが。それに勝るとも劣らない人間模様が繰り広げられていたようです。
もっとも私は、戦争イベントで摂政が神経をすり減らしたり、食糧売ったりしていた頃に
大阪オフで酒を飲んで思いきりリア充を楽しんでいたものでした。
おかげで、後でえらい目にあうわけですが。
なお、当時ジェントルラット亡命で書いた藩王の宴会風景、実話に若干の脚色を加えたものでした。
クーデターと梅酒の人気に嫉妬はオフ会で出たネタです。

たまには人と交流を持つのもいいものですね。
他には取り立てて言うこともなくステージ3に続きます。

ステージ3のこと


戦勝パレードと、新人勧誘キャンペーン。
またしても藩国のデザインやら携帯対応に頭を悩ませる、悩ましいイベントの日々が
やってきたわけです。
blogやWikiだと楽なのにhtmlはなぁ…と呟きつつ、携帯対応ページを作っていた記憶しかありません。
いやほんと辛かったですよ。
そして、携帯対応してもメインの作戦会議はIRCの国のために「携帯しか使えない方御断り」的な
雰囲気でした。
実際のところどれだけの意味があったかよくわかりません。
越前さんのところの摂政が超やり手、という話を聞いたぐらいです。

実際このキャンペーンを振り返ってみると、コレを機会にシーズン中に携帯だけで参加する
藩国が生まれてもよかったのに、と思います。
吏族チェックとか、その他の作業の面でものすごいハンデが生まれるわけですが、実際そういう
国が出ればもうちょっと動く国やら人が出てきたんじゃないかなと思います。
ルール的にももうちょっと携帯参加者に優しいものができたかもしれませんしね。

ステージ4のこと


 大吏族チェックと国民全員死にかけたイベントの日々再び。
 なんだかよくわからないまま吏族チェックのお手伝いをしていました。
しかし、ステージ3ぐらいからのお約束で、最後まで改善されなかった話ですが、
基本的にイベント始まると忙しくなりますね。
日々の準備が大切なのに、ルールわかるの直前だから詰めきれないものがいっぱい出て大変。
毎回呪いの言葉を吐きつつ作業してました。
あと、宰相に願いごとを言っても全然進展しないから。
シロ宰相「さあ、願いを言うがいい、どんな願いも聞き流してやろう」というネタが
国内で流行したのがこの時期です。
 資格があれば云々という話を聞いて、無駄に「法官」「護民官」「吏族」「星見司」の
資格を得てしまいました。
 こういう資格とか職4はムダにコンプリートしたくなります。なぜでしょう。

ステージ5のこと


 やっぱり作業、作業、作業と連続して起こるイベントにいっぱいいっぱいだったステージ5。
国民の休日はほのぼのとしていましたが、そこからあとが坂道を転がり落ちるような戦いの連続。
吏族パーティーで空き缶ロールが登場したのもこの時期でした。
 イメージ的に「空き缶の知能は低い」というノリだったのですが。どの程度低いか一応想定してから
ロールしていました。
 知能的には「7+8=15」まず、ここの理解ができていないぐらいで、という。
 ちゃんと理解できない理由はあるんですが「7って意外にすごくね? だって10に近いじゃん。
8はもっとすごいよ。で、そのすごいのが2つあわさって15って少なくね?
 7と8はやればできる子だよ!!」という微妙どころか盛大に数学を理解していないお子さんでした。
自分の指の数を超える計算はできない、という程度のレベル。
 ステージ5ぐらいにして「アホキャラ」としての藩王が固まった気がします。

空き缶の原型他


 ステージ5でも触れましたが、空き缶について。
 実際は「へんないきもの」であり空き缶ではなかったのですが、ステージ5のイベントで
空き缶に昇格。以後、空き缶となります。
さて、このゲームでは、どんなたとえを出されても「空き缶より地位が上」という独自の順列思考を持って
行動という変なロールを続けていました。
 ロールする上で大体のキャラの方策を決めたらあとは、流れに任せてしまうので「アホ」という
基本理念からそれないようにロールしていただけです。
 あえて「アホキャラ」にしたのは「賢い」とか「かっこいい」系のキャラは他の人がやっているので。
他人との差別化が難しい。あとは自分の中にないものはできませんから。
 とはいえ某クイズ番組などで「後ろから押し出される様子を食べ物にたとえて○○式というのは何か?」と
いう問題に「ササニシキ」と答える様子などを見ると「やっぱ本物には勝てないや!」と思うことしきりなのですが。
何事も極めるとかプロになるというのは大変です。

ステージ6のこと


 娯楽が足りない北国人、ということで小笠原で娯楽を大量買いした(たしか150億わんわん程度)ためか
最初の市場の段階で、一瞬だけ犬が猫の市場準備金を抜いて始まったステージ6。
 別に何が大変というわけでもなかったのですが、10万tとかちょこちょこ娯楽を買っているコメント欄をみて
「じゃああるだけ買い占めようぜ」と国内で盛り上がったので、ついやってしまいました。
 毎回行き当たりばったりの運営方針です。資金入るアテが特になくても浪費浪費。
 ちなみにアイドレス経済的には、これが正しい姿だったらしいですが、その後色々作業して資金回収するなど
大量消費大量収入。というか国家の資金欄をグラフにしたら上がったり下がったりで大変落ち着きのない様子だったかと思います。
 一時は優勢に見えた市場も、食糧売り多発で一気に冬の時代が到来したわけですが、やっぱり資金使わずに
ため込もうとするとやせ細るんだな、とかつてのアドバイスをかみしめておりました。
 I=Dや娯楽を流し、食糧を回収してなんとか市場介入を試みましたが、けっこう焼け石に水というカンジでした。
 この辺でいろいろ面倒になったのか、単純に「宇宙いってもIDないしね」と国民全員で広島に移動。
 同じように移動予定だった暁の円卓藩国の藩王と連絡がつかずおいてけぼりとか。
 さて、離れている間に帝国は核は降るわ、食糧と娯楽は枯渇するわで、
 ターンはじめに娯楽を消費して食糧生産する北国人涙目。みたいなことになっておりました。
 確か、帝国ってウチ以外は何も問題はない、と芝村さんがおっしゃっていたはずなんですが…はて。

ステージ7のこと


 広島イベントと宇宙へGO。というかステージ6のやり残しを片付けるターンでした。
 ルージュ、ノワールの戦いとか大詰めな時に社員旅行でいなかったりするダメ藩王でしたので
 このターンのことはあまり記憶になかったりします。
 とりあえずイベント時に国を開ける対策として、摂政を2名立てて準備を整える程度しかやってなかったのが
悔やまれるところです。

ステージ8のこと


 宇宙とレムーリア決戦のターンです。
 あんまりにあんまりな惨状になんとかする方法はないかな、とレムーリアに突撃したわけですが
 事前準備が整っていない上にARペナルティくらって行動不能のまま敵に襲われるとかなり恐ろしいことに。
 ただレムーリア戦いでは、電子機器が動かない場合のオペレーションのやり方や犬の運用、また
 敵オーマの根源力死回避についていろいろ挑戦的なことができたのが唯一の救いでしょう。

 一応各アイドレスの特色を生かす、また作戦を立てる上で「ゲームシステムの理解」が大前提という
基本に立ち返ったターンでもありました。
 その辺もう少し理解できていれば攻略も進んだのかな、と思います。
 基本的なことですが、輸送などの確認漏れで多額の罰金を生みだしたりしたターンでもあります。
 システムに慣れてきたのか、作業に慣れてきたのか、そういう時期が一番危ない、というのを
如実に表していたターンかもしれません。

ステージ9のこと


 ようやくステージ9、最後のターンです。
 今までお疲れ様でした。最後のターンはけっこう惰性で楽をしつつ運営していた気がします。
 今までのステージと資源大量購入で聯合先との交渉がうまくいき、食糧、燃料、資源など
 いろいろ潤沢とはいかないまでもある程度の余裕を持って編成できましたから。
 やはり資源等を持つ、ということは戦闘に専念する環境を作る上でも大事です。
 こつこつためて大胆に使うというさじ加減がこのゲームのキモでもあったかと思います。

総括として


 いきあたりばったりでもけっこういけた。
 アイドレス全体の流れを通して思うのは、これぐらいでしょうか。
 「おもしろそうだから、やってみる」というのが何事もはじめの一歩でした。
 とりあえず「やってみる」うまくいったら「広げてみる」賭けをするべきところは、
何が何でも「張ってみる」などやりたい放題で、ゲームを続けてきました。

 それでもなんとかなったのは周囲の人の手助けであったり、国内作業者の支援であったりします。
 長い夏休みもいつの間にか冬になり、時期に春になります。
 5月を過ぎればシーズン2、
 どんな事態になるかわかりませんが、なるようになるさ。という気分でやるつもりです。

 最後に、やっぱり「面白いは正義」だよ。と国の目的を掲げて回想録を示させていただきます。 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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最終更新:2008年01月31日 20:56