ウルトラセブンの歌/ウルトラセブンのうた
作詞
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東京一
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作曲
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冬木透
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編曲
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冬木透
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歌
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ジ・エコーズ/みすず児童合唱団
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分類
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「ウルトラセブンの歌」はTVサイズ、レコードサイズ合わせて2つのパターン、5種類が確認されている。
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譜面通り、最初に録音されたパターンのTVサイズ(ウルトラセブンの歌A)
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譜面通り、最初に録音されたパターンのレコードサイズ(ウルトラセブンの歌B)
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譜面通り、最初に録音されたパターンの録り直しと思われるもの(NGキープ分?/不明)
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構成を変えて再録音されたパターンのTVサイズ(ウルトラセブンの歌C)
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構成を変えて再録音されたパターンのレコードサイズ(ウルトラセブンの歌D)
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最初に譜面通り録音されたパターンのものは、全体を大人コーラスと子供コーラスが歌っているもので、曲にメリハリがなく単調である事、子供コーラスが出遅れる(特に2番の出だし部分)事、「エースだ」が歌いにくいなどを理由にNGとなった。TVサイズとレコードサイズが存在する。
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子供コーラスの出遅れがないモノ=構成を変更せず、子供コーラスの出遅れを録り直したと思われるものが第1話と第40話に挿入歌として使用されている。
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レコード発売する事を前提として構成を変更して再録音されたパターンは、2番の歌詞を「ヒーロー」に差し換え、メリハリを付けるために中間部の子供コーラスを休止したもの。本編オープニングにも使用されているパターンで、TVサイズとレコードサイズが存在する。
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余談ではあるが各レコードの歌詞カードに書かれた歌詞も複数ある。「エースだ」が「エスパー」になっていたり、「ヒーロー」が「ヒーローだ」になっていたり、明らかに間違っているモノがある。
考察
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不明な理由により「譜面通り」でNGになったパターンと「構成を変えて再録音」されたパターンのそれぞれレコードサイズがアイテム化されている。
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2パターンのレコード用音源がアイテム化された理由については、仙台放送の「続・昭和の情景」解説書によると『各レコード会社の担当者に両バージョンを送り、どちらのバージョンを使用するかは、それぞれの担当者に任せたとの事。(日音の担当だった木山プロデューサーによる)』だが、そうすると少しおかしな事になる。歌い手こそ同じだが、TVとは微妙に違う歌で、しかも明らかに子供コーラスが出遅れるような曲を、わざわざ使うだろうか? これまであった「噂」の「Bタイプの方が先行して提供された」「Bタイプの方が使用料が安かった」の方が、NGタイプをレコード化した理由としてはしっくりくるのだが?
レコード
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R-5502:テレビ・マンガ・ベスト4
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R-4501:ウルトラセブン★ウルトラマン
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ELM-4903:テレビマンガパレード
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BS(H)-736:TBSテレビ放映特撮映画〈ウルトラセブン〉主題歌 ウルトラセブン
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SS(H)-268:キング《マンガ・映画》大行進
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SCS-36:テレビ映画 ウルトラセブン
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KT-14:TBSテレビ放映特撮映画「ウルトラセブン」主題歌 ウルトラセブンの歌
備考
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Aタイプ:2番が「ヒーロー」のOPと同じ仕様のモノ/子供コーラスが途中で休み、エコーズのみのボーカルになる
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Bタイプ(B-1):主にBGMとして使用された2番が「エースだ」のモノ(NG)
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B-2タイプ:2番が「エースだ」で子供コーラスが出遅れるモノ(NG、キープ分?)
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B-1とB-2では子供コーラスのキーが若干異なる(VICL-5076解説書より)
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歌手表記は「エコーズ」メインのモノと「みすず」メインのモノがある。
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曲タイトルについては複数の微妙に異なったモノ(「ウルトラ・セブンのうた」など)か確認されている。
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レコード化されたモノはBタイプが主流と言われている。
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発売時期によって同じメーカーでもAタイプとBタイプのモノがある。
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既発売盤で差し替えが行われたかどうかは不明。
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録音はマルチトラックで行われているのでB-1とB-2は同一のモノの可能性アリ。
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aタイプ:2番が「エースだ」でテレビサイズ(1話挿入歌)
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bタイプ:2番が「エースだ」のレコード用フルサイズ
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cタイプ:2番が「ヒーロー」でテレビサイズ(OP使用)
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dタイプ:2番が「ヒーロー」のレコード用フルサイズ
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コロムビア:Version2
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ビクター:タイプB(「バージョンII」は新録音のカバー版)
外部リンク
最終更新:2014年04月16日 13:12