盟友 ◆1sC7CjNPu2



 着替えと食事を終え、かがみはシガレットケースから葉巻を一つ取り出した。
 ランタンで葉巻に火をつけ、口に咥える。

――未成年の喫煙は体に悪いって言うけど、私にはもう関係ないわよね。

 自嘲し、静かに紫煙を吸い込む。
 初めての喫煙だが、咽ることもなく吸うことが出来た。
 ラッド・ルッソの記憶の恩恵だと、かがみは誰に言われずとも理解していた。

――最悪な気分。でも、アンタが言ったのはこういうことよね。

 ラッド・ルッソの記憶を使っていることを考えると、かがみの体に震えが走る。
 無意識の内に、かがみにはラッド・ルッソの力を使うことへの忌避が植え込まれていた。
 それでも、かがみはあえてラッド・ルッソの記憶を引き出す。


 『力に二度と飲み込まれるな、みごとあの力を制した姿をワシに見せつけてみせろ』


 自虐的な笑みを浮かべ、かがみは顔を伏せる。
 力に対する恐怖が、友を失った悲しみがある。それでも、かがみは立ち止まれない。
 それはとっくの前に、覚悟していたことだ。

――大丈夫、絶対に取り戻すから。

 この別離とて、かがみが螺旋王を『食う』までのしばしのお別れでしかない。
 柊かがみは、いずれ全てを取り戻す。
 それは、絶対的な約束だ。

――でも、少し疲れてるんだから休憩ぐらいさせなさいよね。

 傷の痛みには既に慣れ、すぐに完治する。
 それでも、まだこの喪失感だけは慣れることが出来ない。

――この痛みに慣れたら、私はもっと成長したってことでいいのかな?

 問いかけるように、覇気のない目でかがみは顔を上げる。
 視線の先には、威風堂々とした男がまるで彫像のように立ち尽くしていた。
 葉巻が全部灰になるまで、ずっとその男を目に焼き付けておこう。
 そう決め、かがみは改めて葉巻を口にした。

 傷つくごとに、かがみはそれを強さに換えて生き残ってきた。
 そして目の前の男のことも、かがみは己の強さへと換えて生きていくだろう。
 けれども、今は疲れきった少女に一時の安らぎを――


 ■


 決着から言ってしまうと、ダブルノックアウトだった。
 ウルフウッドの渾身のストレートに対し、ヴァッシュが反撃のクロスカウンター。
 しかし両者共に疲労が蓄積していたこともあり、互いの拳は互いの顔面に食い込むことになったのである。

「……おのれ、トンガリ」
「……痛いぞ、ウルフウッド」

 怨嗟の言葉を吐き、共に崩れ落ちるようにアスファルトの上に仰向けで転がる。
 殴り合いながらも落ちてきたアスファルトの上に移動するあたり、二人にはまだ余裕が伺えた。
 とはいえ疲労していのは事実のようで、底の抜けた天井から星空を仰ぎながら二人は息を整える。

「……」
「……」
「…………」
「…………」
「………………ぐぅ」
「寝んな!」

 安らかそうな寝息に、ウルフウッドは即座に突っ込みを入れた。
 突込みを入れられた方のヴァッシュは、片手を上げて起きていることを主張する。

「まったく、本当に相変わらずな奴やな」
「そういう君は、なんだかピリピリしすぎじゃないか」

 核心に触れる言葉に、ウルフウッドは沈黙で答える。
 苛立ちの原因を話したところで、ウルフウッドには何のプラスにもならない。
 それどころか目の前の男に知られた場合、それこそマイナスが大盤振る舞いでやってくることをよく知っている。

「……まあいいけどさ、ところでウルフウッド」
「なんや、言っとくが話題によっては黙秘権使わせてもらうからな」
「それは困るな……ええと、ちょっとした確認なんだけど」

 ヴァッシュは一度言葉を止め、目を細める。
 なんとなく、ウルフウッドには確認の内容が予想できた。

「生きてるんだよな」
「……?見ての通りや。それともワイが偽者かなんかに見えるんか」

 ウルフウッドはなぜ殺し合いに乗ったかを聞いてくると思っていたため、拍子抜けな答えを返した。
 その答えにヴァッシュはいいやと呟き、少し嬉しそうに笑った。
 死人が生き返ったことを、きっと本心から喜んでいるのだろう。
 そして当の生き返った死人は、ヴァッシュとは正反対の感情を抱いていた。

――阿呆、お前が嬉しくてもワイは嬉しくなんかないわ。
――死んだっちゅうのに、殺し合いのために無理やり働かされとるんやぞ。
――ワイがどんだけイラついて、惨めな気分になったのか分かっとんのか。

 下火になった怒りが、また燻り出してきたのをウルフッドは自覚した。
 そんなウルフウッドの感情を知ってか知らずか、ヴァッシュは身体を起こして近くの壁に近寄る。

「なんや、もう行くんか」
「ああ、静留さんのことも気になるしね」
「……ワイ、肋骨折とるし誰かさんのおかげでボロボロなんやけど」
「奇遇だね、僕も誰かさんのおかげでボロボロさ」

 ヴァッシュは皮肉を皮肉で返し、瓦礫とむき出しの配管をつたって手早く壁を登り始めた。
 このまま下水に留まってもしかたないため、ウルフウッドも続いて立ち上がる。

――本当に相変わらずやな。
――今日も明日も、人のためってか。
――勘弁してや。
――ワイが、ホンマに惨めやないか。

 ヴァッシュは死別する以前と同じように、ウルフウッドと接する。
 そのことが、ウルフウッドにはたまらなく苦しかった。

――ワイは、お前が大嫌いな殺し合いに乗っとるんやぞ。
――お前と旅してた男の本性なんぞ、所詮はこんなもんなんや。

 ヴァッシュと共にいると、どうしても共に旅をしていた時を思い出す。
 死の危険があったし、騙しているという葛藤もあった。
 それでも、あの旅はとても楽しいものだった。

――ハンッ!何を、今更!

 どこからか、死ねと囁かれ気がした。


 ■


 拾った日本刀を持ち主の頭上に突き立て、簡易の墓標とした。
 駄賃代わりの防弾ジャケットとデイパックは既に徴収済みで、これで了承のない一方的なビジネスは終了となった。

「俺が着たら呪われそうだし、ルルーシュにでも着せてやるかね」

 血がべったりと付着した防弾ジャケットをデイパックに納め、スパイクは改めて周囲を見渡す。
 周辺は、瓦礫だらけの荒野となっていた。
 映画館を含め周囲の建物は全て倒壊しており、アスファルトの一部には大きな穴が空いている。

「……鉄板が怪獣、大穴で人間台風って所か」

 宇宙船サイズの爬虫類が暴れまわれば、当然こうなるのだろう。
 そして、それに人間台風というエッセンスが加わってさらに被害が拡大したのか。
 スパイクはそこで想像を打ち切った。今は、真実などどうでもいいことだ。

「まずは生存者の確認で……この場合は、卸売り市場に行った方がいいのか?」

 スパイクがジン達との合流地点としたのは、目の前の倒壊した映画館だ。
 そして映画館に何らかの理由で近づけない場合、合流地点は卸売り市場へと変更するという話になっている。
 だが映画館は既に目印としては機能しておらず、加えて――

「怪獣の進行方向って、思いっきりあいつらの通るルートだよな……」

 怪獣が過ぎ去った方向を眺めながら、スパイクはジン達の不運に同情する。
 ジンはかなり機転が利くし、ドモンの身体能力もあって深刻な事態ではないだろう。
 しかし、合流が遅れるのは間違いあるまい。

「ええと、まずは生存者の確認、と」

 問題を先送りにし、スパイクは声を張り上げるために大きく息を吸い込む。
 さてなんと言おうかと考えたところで、スパイクの耳に声が届いた。

「ところでトンガリ、お前の決着はついたんか?」
「うっ!」
「なんやその返事は、まだついてへんのか?」
「いや、ついたにはついたんだけど……」
「だけど?」
「気絶させて捕まえた直後になぜか『ココ』にいて……もうけっこう経つから、たぶん逃げられた」
「同情したる、この阿呆」
「いや僕悪くないでしょ!……あ、そうだ!」
「今度はなんやねん」
「メリルとミリィたちがさ、地下水掘ってるんだ」
「……何やっとんねん、ホンマに」
「ひょっとしたら、もう掘り当ててるかもね」
「でもお前がアイツを取り逃がしたせいで、うかうか安心できへんな」
「…………」
「すまん、ちと言いすぎた。謝るからそのなんとも言えん顔やめろや」


 その楽しげな会話は、大穴の方から聞こえた。
 しばしの硬直の後、スパイクは吸い込んだ息をそのまま吐き出す。
 さて今度はなんと声をかけるか考えながら、思わず呟いた。

「……うまいこと言ったつもりは無かったんだけどな」

 ■

 ヴァッシュとウルフウッドがちょうど大穴から這い上がったところに、コートを着た男――スパイクが近寄って来る。
 見知らぬ男の接近にウルフウッドは警戒を強めたが、ヴァッシュが親しげに声をかけたためすぐに緩めた。

「や、スパイクさん。さっきぶり」
「スパイクでいいぜ、賞金首。ブルース・リーの名言は役に立ったか?」
「お前か!このド阿呆にいらんこと吹き込んでくれたのは!」

 ヴァッシュが銃をぶん投げて清姫に特攻をかけることになった原因に、ウルフウッドは思わず突っ込みを入れる。
 当のスパイクはまさかヴァッシュがそんな行動に出たとは想像出来るはずもなく、困ったように首の後ろに手を回した。

「酷い言われようだなおい。ところで、お前さんは?」
「……ニコラス・D・ウルフウッド、牧師や」
「牧師ね……俺はスパイク・スピーゲル、賞金稼ぎだ」

 一瞬の間は、おそらく牧師らしくない格好に戸惑ったのだろう。
 ウルフウッドはこれまでの経験からそう判断し、特に気にも留めなかった。
 これで一通り自己紹介が終わったと判断し、スパイクが口を開く。

「さてと。ちょいと殺風景だが座る場所には困らないし、軽く情報交換したいんだが」

 とりあえず同意するようにウルフウッドは軽く頷き――心の中で頭を抱えた。
 スパイクがこの殺し合いに乗っていないのは明白であり、ウルフウッドの嗅覚がこの賞金稼ぎが相当な腕前だと知らせている。
 もしも戦闘となった時、自身の怪我の状況と装備を考えると圧倒的に不利なのは間違いない。

――さらに言うなら、ワイが殺し合いに乗っとるのを知っとる奴がおるし!

 スパイクに悟られぬように、チラリと横目でヴァッシュを見る。
 視線に気がついたヴァッシュは、予想外にも安心しろといった感じのジェスチャーを返した。

――……何考えとんねん、コイツは。

 ■

 そしてウルフウッドの不安をよそに、情報交換が始まった。
 とはいえ何時誰が来るとも分からない場所のため、『軽く』の言葉通りにそれぞれが持っている有力な情報を交換し合うだけだ。

 まずは提案者のスパイク。
 仲間を集めているという目的を話し、ヴァッシュの人柄を信じてか最終的な合流場所が図書館であることも明かした。
 どんな仲間がいるかについては、手早く名前だけで済ませる。
 危険人物については赤目に褐色肌で額に×字の傷がある男、東方不敗という老人という二名。
 前者はウルフウッドが、後者はヴァッシュがそれぞれ遭遇していたためすんなりと進んだ。

 次にヴァッシュ。
 ヴァッシュは戦いを止めるということは決めていたが、具体的な考えはなかった。
 そのため、スパイクが仲間に誘ったらあっさりと了承した。
 危険人物については現在も清姫に乗って暴れているだろう藤野静留、自分勝手でどう動くか分からないギルガメッシュの二名。
 ビシャスの名前も出したが、スパイクが既にビシャスが死亡していることを話したため除外。
 二回目の放送を聞き逃したと言ったときは笑ってやろうかと思ったが、自分も聞き逃していたことを思い出し止めておいた。
 結局、ウルフウッドの名前は出さなかった。

 最後にウルフウッド。
 目的は適当にでっち上げ、殺し合いには乗っていないが襲われたら容赦する気はないということにした。
 危険人物については恨みを込めて柊かがみ、衝撃のアルベルトの名を挙げる。
 偶然にもヴァッシュがギルガメッシュという人物を経由して同様の話を聞いていたらしく、めでたく危険人物確定となった。
 最後に危険人物ではないが、要注意人物として言峰綺麗。こちらも若干の恨みを込めている。

 以上で、ウルフウッドが肝を冷やした情報交換は終了となった。

 ■

 これまでの情報を交換し合った後は、これからどうするかである。
 ウルフウッドとしては出来るだけ早くこの場を離れたかっが、適当な理由を口にする前にスパイクが口を開いた。

「ああすまん。さっき聞き忘れたんだが、鴇羽舞衣と小早川ゆたか、あとテッククリスタルっていうのに聞き覚えはあるか?」
「いや、ワイは知らんな」
「残念ながら僕も……けど」

 ヴァッシュは自信がなさそうに頬を掻きながら、続けた。

「けど、なんだ?」
「下水道に落ちる時にチラッと見ただけなんだけど……後から来た怪獣の方に、女の子が乗ってた」

 よくあのタイミングで見ることが出来たなと思いつつ、ウルフウッドは二人の会話を聞いていた。
 要約するとスパイクが探している女の子の特徴が、ヴァッシュの見た女の子と酷似しているという話である。
 話が終わるとスパイクは片手を顔に当て、天を仰いだ。

「……これはまたきついな」
「どんな関係なんや」
「いや、頼まれただけさ。煙草と交換でな」

 スパイクは姿勢を元に戻すと、おもむろに複数のデイパックから荷物を取り出し整理を始める。
 話の流れから、おそらく怪獣のところに行く準備なのだろう。

――煙草と交換で命を張るっちゅうのは、割に合ってないんとちゃうか?

「とこで、お前さんたちはどうする?出来れば手伝って欲しいんだが」
「悪いがパスさせてもらうわ。今の状態やと足手まといやからな」
「僕は……」

 キッパリと断るウルフウッドに対し、ヴァッシュは煮え切らない返事を返す。
 ヴァッシュ・ザ・スタンピードらしくない言動に、ウルフウッドは眉をひそめた。
 ヴァッシュとの付き合いの短いスパイクはそんな違和感に気づけるはずもなく、話を続ける。

「まあ、ほとんど自殺行為な訳だしな。俺も確認を取るだけにするつもりだ」

 特に二人を責めることもなく、スパイクは整理したデイパックをそれぞれ一つずつ二人に渡した。
 ウルフウッドが渡されたデイパックを検めると、食料などの一式にアゾット剣、コルトガバメイトが入っていた。
 ヴァッシュの方のデイパックも同じようなもので、さっそく軍用ナイフとワルサーP99を取り出し調子を確かめている。

「ええんか?」
「ああ。その代わりと言ったらなんだが、先に卸売り市場か図書館に行って待っててくれないか」
「……なんや、番人代わりかい」
「どのみち、アンタは身体を休ませなきゃいけないだろ?」

 そのついでで構わないと、スパイクは続ける。
 体調不良を理由にした身としては、ぐうの音もでない。
 さてお人よしはどう出るかと見を向けると、ヴァッシュは真剣な表情で考え込んでいた。

「どうした、トンガリ」
「……いや」

 歯切れの悪い声に、とうとうスパイクまで眉根をよせる。
 ウルフウッドは目の前の男が何を悩んでいるかと考え――すぐに思い至った。

 そして思い至った瞬間に、ウルフウッドはヴァッシュのこめかみに銃口を突きつけていた。

「なっ、おい!」
「動くんやない!間違って引き金を引いてしまうかもしれんで!」

 突然の事態にスパイクは反応が遅れ、ウルフウッドの恫喝により機先を制された。
 銃口を突きつけられている方のヴァッシュは、無言。
 ただ、少し寂しそうな顔を浮かべていた。

「なあ、トンガリ。お前、ワイとシズルって嬢ちゃんを天秤にかけとったな」
「……」
「今更、お前の生き方に何を言ってもしゃあないちゅうことは分かり切っとる。
 どうせ、どっちを選ぶなんて出来へんかったんやろ」
「……」
「そんでどっちも上手いことする方法が思いつかんくて、ウジウジ悩んどった」
「……」
「違うか、腰抜け」
「……違う」

 ようやく、ヴァッシュが口を開いた。
 悲しいような、苦しいような、その他に色々と混ざった表情を浮かべ、口を開く。


「また、お前と一緒に共戦(たたか)いたいと思ったんだ」


 馬鹿にするように口を歪めたつもりだが、うまくやれた自信はなかった。
 正直に言うと、嬉しかった。また一緒に馬鹿な旅が出来ると思うと、心が躍る。
 そして――また、どこかから死ねと聞こえた。
 まったくその通りだ、こんな救いようのない自分はさっさと死んだほうがいい。

「キモいわ、ボケ」

 ウルフウッドの拳が、ヴァッシュの顔面に突き刺さった。


 ■


 ひょっとしたらと、ウルフウッドは夢想する。
 この馬鹿げたゲームが始まった時にあの人よしのように行動していれば、心の底から笑い合えたかもしれない。
 メリルやミリィのいる、あの砂だらけの星に帰る気になっていたのかもしれない。

「……都合よすぎやな」

 自嘲し、ウルフウッドは瓦礫の山の間隙を歩く。
 もう既に、ウルフウッドは選んでしまったのだ。
 女子供だろうと容赦はしない、自分の手でこのゲームを終わらせるのだと。

――じゃあ、なんでワイはトンガリを撃たんかった?

 今度は自問し、月を見上げる。
 そもそも、ヴァッシュに銃を突きつけたのが不可解だ。
 あのまま円満に終わるとは思えなかったが、もう少しタイミングというものがあっただろうに。
 ヴァッシュを殴り飛ばした後は、一目散にその場を逃げ出した。
 追っ手は、今のところない。来るとしたら、ヴァッシュかスパイクか、もしくはその両方か。
 無性に、煙草が欲しくなった。

――結局、ワイの決意はあの馬鹿を撃てんぐらい弱いもんなんか。

 答えは、出ない。
 そしてまた、あざ笑うように死ねと聞こえた。

 死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね
 しね、しね、しね、しね、しね、しね、しね、しね、しね、しね、しね、しね、しね、しね、しね、しね、
 シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ、シネ

「やかましいわボケ!!」

 間断なく聞こえる声に、ウルフウッドは思わず叫ぶ。

――疲れが溜まってんのか、幻聴が激しくなってきたわ。

 一先ず、ウルフウッドは休める場所を探すことにした。
 こんな状態では、ある程度以上の実力を持つ者と出会った場合に勝つことは難しい。
 追っ手のことも考えウルフウッドは歩みを速めようとし――いい加減、聞きなれた声に引き止められた。

「急に大声を出さないでよ、ビックリしたじゃない」
「………………迂闊やぞ、ウルフウッド」

 ウルフウッドは気配に気づかなかった事に舌打ちし、ため息をつきながら声を掛けられた方を向く。
 予想通りに、柊かがみがそこにいた。
 今度の装いは見覚えのある眼帯と、黒を基調としたゴシックロリータ風の衣裳だ。
 ウルフウッドの正直な今の気分を一言で表すと、いい加減にウザイ。

「……見なかったことにして行ってええか?」
「あら、さっきと違って落ち着いてるわね。何かいい事でもあったの?」

 いいえ最悪です、化け物の相手をしているとお人よしが追いかけてきそうなんではよ行かせろやボケ。
 心中で罵詈雑言を吐きながら、ウルフウッドは顔をできるだけフレンドリーにする。
 近くに禁止エリアがないことは、先ほどの情報交換のついでに確認してある。
 つまり目の前の少女を殺す手段がウルフウッドにはなく、交戦するだけ弾と労力の無駄だと判断したのだ。

「顔が引きつってて、キモいわよ」
「あーはいはい、学習能力のないお子様はこれやから」
「……アンタ、別に『衝撃』に釣られてって訳じゃなさそうね。そっちの怪獣の方でも何かあったの?」

 尋ねながら、かがみはてじっくりと間合いを詰めてくる。
 ウルフウッドはかがみの言葉の意味が分からず、首を傾げる。
 『衝撃』という言葉の意味もそうだが、ヴァッシュの話では怪獣--清姫が出現した時に、柊かがみは居なかったはずだ。

「アンタが来た方向から考えると、怪獣を知らない訳じゃないでしょ?
 ……そっか、そっちでもこっちの衝撃に匹敵する何かがあったっていうなら辻褄は合うわね」
「脳内解決はやめれ、嫌われるぞ」

――それにしても、動きが随分前とは違う。
――素人臭さが抜けとる……何があった?

 ウルフウッドの疑問を他所に、かがみは戦闘の構えを取る。
 頭部へのダメージを警戒してか、ヴァルセーレの剣を顔面の前方にかざし盾代わりとした。
 その姿を見て、ウルフウッドは先ほどの思考を振り払う。

――心臓とか足とか、まるで無防備やんけ。

 自分は相手の力量を見誤るほど疲れているのだと考え、ウルフウッドは早々に終わらせることにした。
 即興でプランを練る。弾を一発足に撃ち込み、体勢が崩れたところで延髄に短剣を突き刺す。
 いくら化け物であろうと、人の形をしている以上は神経伝達系は同じであろうと考えてのことだ。

「なあ、嬢ちゃん」
「何、今更命乞いでもするの?」
「その眼帯を嬢ちゃんがつけとるってことは、あの髭オヤジはくたばったんか?」


 ウルフウッドの言葉に、一瞬かがみが硬直する。
 その隙をウルフウッドが見逃すはずもなく、即座に懐からコルトガバメイトを取り出し発砲。
 銃弾は正確にかがみの膝の皿に突き進み――見えない壁に、弾かれた。

「っ!こいつは!」

 その光景に、ウルフウッドは見覚えがあった。
 シータという少女を狙い撃った時と、まったく同じ現象だ。
 驚愕するウフルウッドに対し、かがみがうっすらと笑う。

――初めっから、これが狙いか!

 自身の考えた通り、ウルフウッドは相手の力量を見誤るほど疲れていたのだ。
 即座にウルフウッドはアゾット剣を取り出そうとしたが、その瞬間に驚くほどの速さでかがみが間合いを詰めてきた。

――速いっちゅーても、まだカマイタチの嬢ちゃんより遅い!

 シータの高速攻撃と比べれば、かがみのそれはまだウルフウッドが反応出来る範囲のものだ。
 少なくともヴァルセーレの剣がウルフウッドの身体に食い込むまでには、銃口をかがみに密着させて撃つことができる。

――ああ糞!この餓鬼が!

 これでも銃弾が弾かれたら、絶対に銃が暴発するなと考えながらウルフウッドはかがみの顎の下に銃口を引っ付ける。
 かがみが驚きの顔を浮かべたが、どうやらこのまま剣を振り切るつもりのようだ。
 引き金を引くのと、剣を振り下ろすのではどちらが早いか。答えは決まっている。
 ウルフウッドは躊躇なく引き金を引こうとし――

 なぜか、よく知っているお人よしの姿が脳裏に走った。

 そしてそれは、ウルフウッドに引き金を引かせるのを遅らせ致命的な隙となる。
 かがみの剣が、ウルフウッドの頭部に迫る。
 そして――銃声が響いた。


 かがみの持つヴァルセーレの剣が、手のひらから零れ――ウルフウッドの持つコルトガバメイトが、音を立てて転がった。

「……っ誰!仲間!」

 かがみが穴の空いた手の平を庇いながら、反対の手で剣を拾い大きく距離を取った。
 視線は、第三者が撃ったと思わしき銃弾が飛んできた方向。
 ウルフウッドはそこにいるのが誰なのか、予想がついた。
 これほどの精密射撃、ウルフウッドが知る限り一人しかいない。

「いや」

 闇夜から、赤いコートを着た金髪の男が現れる。
 正確にかがみの手とウルフウッドの銃を打ち抜いた証拠に、手に持ったワルサーP99からは硝煙が立ち上っていた。
 男――ヴァッシュ・ザ・スタンピードは万感の思いを込め、言った。


「友達さ」


 ■


 スパイク・スピーゲルは、無性に煙草が吸いたかった。
 ウルフウッドというチンピラ風の男が、ただの牧師ではないことは一目で分かっていた。
 それでもヴァッシュと自然に掛け合う姿を見て、信用できると思ったのだ。

「……もうちょいと、慎重になるべきだったな」

 ある決着がついたことで気が抜けていたのか、ひょっとしたら浮かれていたのかもしれない。
 スパイクはウルフウッドに、図書館で仲間と合流すると話してしまった。
 もしウルフウッドにその気があれば、次の襲撃先に図書館を選ぶ可能性がある。

――カレンを守れず、この上ルルーシュを守れなかったら本当に呪われるな。

 ウルフウッドの追跡は、ヴァッシュに任せた。
 やり取りを見た限り、ヴァッシュが説得すればウルフウッドは応じそうな雰囲気があったからだ。
 ヴァッシュを送り出すときに一悶着があったが、どうにか出発させ――

「それで、俺はついでにシズルって奴も確保しないといけなくなった訳だ」

 鴇羽舞衣のついでに、とするには些か規模がでかいような気がする。
 確実に、様子見だけで終わる用事ではなくなったのだ。
 しかしヴァッシュを安心させるため、他に手が思いつかなかった以上はしかたがない。
 進行方向にはジンとドモンもいるし、手伝ってもらってもいいかもしれない。


――まあ、危険が超危険になっただけか。

 考えて見れば、簡単なことだ。
 いつもの賞金稼ぎと同じように、殺さないように捕まえればいい。
 賞金首は鴇羽舞衣と藤野静留、賞金は煙草と……

「これが終わったら、ちゃんと酒の一杯ぐらい奢れよ」

 交わした約束を思い出し、スパイクは賞金首を追って駆け出した。


 ■


 ウルフウッドが『泥』に侵食さらた、本当に偶然だった。

 『泥』の正体は『この世全ての悪』、……冬木の大聖杯に存在する、究極の呪いだ。
 清姫が小聖杯を飲み込んだ時点から、『泥』の侵食は始まっていた。
 HiMEという想いを物質化する能力の影響か、それとも螺旋力の影響か。
 微小ながらも、清姫の中で冬木の大聖杯と繋がる門が開いたのだ。
 少しずつ、深く、静かに『泥』は清姫の体内を巡っていた。
 そして『泥』が巡る清姫の身体の上を駆け回っていたのが、ウルフウッドだ。
 もちろん、それだけで『泥』がウルフウッドに入り込むことは出来ない。

 しかし、ウルフウッドはかのアーサー王の剣を清姫の外皮に打ち込んでいた。

 その一撃は清姫の外皮に確かに傷を作り――その傷から、『泥』は溢れて出していのである。
 そしてそれは、誰に気づかれることもなくウルフウッドに触れた。
 即座に『それ』の影響が出なかったのは、おそらく螺旋王の設けた制限のおかげだろう。
 だが、時間をかけて『それ』はゆっくりとウルフッドを蝕む。

 ゆっくりと、ゆっくりと。

 ウルフウッドに、けっして消えない汚れを塗りつけている。


【B-5南部/瓦礫の山/2日目/深夜――黎明直前】

【柊かがみ@らき☆すた】
[状態]:不死者、黒を基調としてゴスロリ服、髪留め無し、やや自暴自棄
[装備]:衝撃のアルベルトのアイパッチ@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日
    クラールヴィント@リリカルなのはStrikerS、ヴァルセーレの剣@金色のガッシュベル
    ぼろぼろのつかさのスカーフ@らき☆すた、穴の開いたシルバーケープ(使用できるか不明)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、
[道具]:
デイバッグ×14(支給品一式×14[うち一つ食料なし、食料×5 消費/水入りペットボトル×2消費])、
 【武器】
    超電導ライフル@天元突破グレンラガン(超電導ライフル専用弾0/5)、巨大ハサミを分解した片方の刃@王ドロボウJING
    包丁、シュバルツのブーメラン@機動武闘伝Gガンダム、王の財宝@Fate/stay night、ミロク@舞-HiME
 【特殊な道具】
  フラップター@天空の城ラピュタ、雷泥のローラースケート@トライガン、
  テッカマンエビルのクリスタル@宇宙の騎士テッカマンブレード、オドラデクエンジン@王ドロボウJING
  緑色の鉱石@天元突破グレンラガン、全てを見通す眼の書@R.O.D(シリーズ)、サングラス@カウボーイビバップ
  アンチ・シズマ管@ジャイアントロボ THE ANIMATION、マオのヘッドホン@コードギアス 反逆のルルーシュ
  ヴァッシュの手配書@トライガン、魔鏡の欠片@金色のガッシュベル、赤絵の具@王ドロボウJING、
  黄金の鎧@Fate/stay night(半壊)、シェスカの全蔵書(数冊程度)@鋼の錬金術師、
  首輪(つかさ)、首輪(シンヤ)、首輪(パズー)、首輪(クアットロ)
 【通常の道具】
  シガレットケースと葉巻(葉巻-1本)、ボイスレコーダー、大量の貴金属アクセサリ、防水性の紙×10、暗視双眼鏡、  
 【その他】
  奈緒が集めてきた本数冊 (『 原作版・バトルロワイアル』、『今日の献立一〇〇〇種』、『八つ墓村』、『君は僕を知っている』)
  がらくた×3、柊かがみの靴、破れたチャイナ服、ずたずたの番長ルック(吐瀉物まみれ、殆ど裸)、ガンメンの設計図まとめ、   
    壊れたローラーブーツ@魔法少女リリカルなのはStrikerS

[思考]
 基本-1:アルベルトの言葉通りに二度と力に呑まれず、己の道を違えない。
 基本-2:螺旋王を『喰って』願いを叶えた後、BF団員となるためにアルベルトの世界に向かう。
1:……友達?こいつに?
2:螺旋王を『食って』、全てを取り戻す。
3:ウルフウッドを倒して、千里の敵を討つ。
4:ヴァッシュを警戒。
5:ラッド・ルッソの知識を小出しにし、慣れる。
[備考]:
 ※ボイスレコーダーには、なつきによるドモン(チェス)への伝言が記録されています。
 ※会場端のワープを認識。
 ※奈緒からギルガメッシュの持つ情報を手に入れました。
 ※繰り返しのフルボッコで心身ともに、大分慣れました。
 ※ラッド・ルッソを喰って、彼の知識、経験、その他全てを吸収しました。 フラップターの操縦も可能です。
 ※ラッドが螺旋力に覚醒していた為、今のところ螺旋力が増大しています。
 ※ラッドの知識により、不死者の再生力への制限に思い当たりました。
 ※本人の意思とは無関係にギルガメッシュ、Dボゥイ、舞衣に強い殺意を抱いています。
 ※『自分が死なない』に類する台詞を聞いたとき、非常に強い殺意が湧き上がります。抑え切れない可能性があります。
 ※小早川ゆたかとの再会に不安を抱いています。
 ※ヴァルセーレの剣にはガッシュ本編までの魔物の力に加え、奈緒のエレメントの力、アルベルトの衝撃の力が蓄えられています。
 ※かがみのバリアジャケットは『ラッドのアルカトラズスタイル(青い囚人服+義手状の鋼鉄製左篭手)』です。
   2ndフォームは『黒を基調としたゴシックロリータ風の衣裳です』 その下に最後の予備の服を着用しています。
 ※ラッドの力を使用することにトラウマを感じています。

 ※螺旋力覚醒


【ヴァッシュ・ザ・スタンピード@トライガン】
[状態]:疲労(大)、全身打撲、頬に青あざ
[装備]:ワルサーP99(残弾8/16)@カウボーイビバップ、軍用ナイフ@現実
[道具]:支給品一式×2
[思考]
 基本方針:殺し合いを止める。
1:ウルフウッドを説得する。
2:目の前の少女も説得する。
3:1~2が終わったら、スパイクの応援に行く。
4:スパイクたちとチームを組む。
5:全部が終わったら、スパイクに酒を奢る。
[備考]
※隠し銃に弾丸は入っていません。どこかで補充しない限り使用不能です。
※ギルガメッシュと情報を交換。衝撃のアルベルトとその連れを警戒しています。
※スパイクと情報交換を行いました。ブルース・リーの魂が胸に刻まれています。

※第二放送を聞き逃しました。が、情報交換で補完したため備考欄から外します。

【ニコラス・D・ウルフウッド@トライガン】
[状態]:疲れによる認識力判断力の欠如、情緒不安定、全身に浅い裂傷(治療済み)、肋骨骨折、全身打撲、頭部裂傷、貧血気味
     軽いイライラ、聖杯の泥
[装備]:アゾット剣@Fate/stay night
[道具]:支給品一式
[思考]
 基本思考:ゲームに乗る……?
1:ほれ見ぃ、追いつかれた。
2:売られた喧嘩は買う。
3:ヴァッシュに関した鬱屈した感情
4:自分の手でゲームを終わらせる。 女子供にも容赦はしない。迷いも……ない。
5:タバコが欲しい。
6:言峰に対して――――?
[備考]
※迷いは完全に断ち切りました。ゆえに、ヴァッシュ・ザ・スタンピードへの鬱屈した感情が強まっています。
が、ヴァッシュ・ザ・スタンピードに出会って――
※シータを槍(ストラーダ)、鎌鼬(ルフトメッサー )、高速移動の使い手と認識しました。
※言峰の言葉により感情の波が一定していません。躁鬱的な傾向が見られます。

※コルトガバメント(残弾:2/7発)@現実が近くに転がっています。

※第三回放送を聞き逃しました。が、情報交換により補完しました。備考欄から外します。

【聖杯の泥@Fate/stay night】
 第三回聖杯戦争で敗れたサーヴァントが、聖杯の中で『この世全ての悪』として具現し聖杯を汚した。
 泥はそのサーヴァントの一部が流れ出たようなもの。人に触れると、心のありようにより若干現象が異なる。
 士郎の場合だと濃硫酸かけられたみたいに溶かされ、言峰の場合だと泥が心臓代わりになったりなど。
 ただしウルフウッドの場合は泥に触れた総量が少なく、『死ね』という囁きが聞こえるのみです。


【C-5南西/道路/二日目/深夜――黎明直前】

【スパイク・スピーゲル@カウボーイビバップ】
[状態]:疲労(小)、心労(中)、全身打撲、胸部打撲、右手打撲(全て治療済)、左肩にナイフの刺突痕、左大腿部に斬撃痕(移動に支障なし)
[装備]:デザートイーグル(残弾3/8、予備マガジン×2)、ジェリコ941改(残弾7/16)@カウボーイビバップ
[道具]:支給品一式×4(内一つの食料:アンパン×5、メモ×2欠損)ブタモグラの極上チャーシュー(残り500g程)、スコップ、ライター、
    ブラッディアイ(残量100%)@カウボーイビバップ、太陽石&風水羅盤@カウボーイビバップ、
    ヴァッシュ・ザ・スタンピードの手配書@トライガン、防弾チョッキ(耐久力減少、血糊付着)@現実
日出処の戦士の剣@王ドロボウJING、UZI(9mmパラベラム弾・弾数0)@現実
レーダー(破損)@アニロワオリジナル、 ウォンのチョコ詰め合わせ@機動武闘伝Gガンダム、
    高遠遙一の奇術道具一式@金田一少年の事件簿、水上オートバイ、薬局で入手した薬品等数種類(風邪薬、睡眠薬、消毒薬、包帯等)
[思考]
1:さーて、ジン達は無事かね……
2:うまくやってくれよ、ヴァッシュ……
3:カミナを探しつつ、映画館及び卸売り市場付近でジン達と合流。その後、図書館を目指す。
4:ルルーシュと合流した場合、警戒しつつも守りきる。
5:小早川ゆたか・鴇羽舞衣を探す。テッククリスタルの入手。対処法は状況次第。
6:全部が終わったら、ヴァッシュに酒を奢らせる。
[備考]
※ルルーシュが催眠能力の持ち主で、それを使ってマタタビを殺したのではないか、と考え始めています。
 (周囲を納得させられる根拠がないため、今のところはジン以外には話すつもりはありません)
※清麿メモの内容について把握しました。
※ドモンと情報交換しました。会場のループについても認識しています。
※Dボゥイと出会った参加者の情報、Dボゥイのこれまでの顛末、ラダムについての情報を入手しました。
※ヴァッシュと情報交換を行いました。
※ウルフウッドと情報交換を行いました。

【その他】
※C-5の大穴近くにビシャスの日本刀@カウボーイビバップを墓標とした墓があります。遺体は埋めていません。
※ヴァッシュが所持していたナイヴズの銃@トライガン(外部は破損、使用に問題なし)(残弾3/6)、
ウルフウッドが所持していたエクスカリバー@Fate/stay night、
 デリンジャー(残弾2/2)@トライガン、デリンジャーの予備銃弾7、
 ムラサーミァ(血糊で切れ味を喪失)&コチーテ@BACCANO バッカーノ!、はC-5の大穴付近に放置(潰された可能性アリ)。


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242:ALBERT THE IMPACTR 柊かがみ 255:よせあつめブルース
246:戦争が終わり、世界の終わりが始まった ヴァッシュ・ザ・スタンピード 255:よせあつめブルース
246:戦争が終わり、世界の終わりが始まった ニコラス・D・ウルフウッド 255:よせあつめブルース
246:戦争が終わり、世界の終わりが始まった スパイク・スピーゲル 255:よせあつめブルース





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