明智健悟の耽美なるバトルロワイアル――閉幕 ◆tu4bghlMIw
崩壊が、始まる。
「小早川さん……ありがとうございました」
明智は凄まじい圧力を放つ黒き太陽――大怪球フォーグラーへと語り掛ける。
当然、言葉は返ってこない。
携帯電話の反応から察するに、確実に中にゆたかは居る筈なのに言葉を紡ぐのは明智ただ一人。
漆黒の海に抱かれ、巨大な赤い瞳に見つめられながら独りごちる銀色の男。崩れゆく半球形の廊下。
当然、言葉は返ってこない。
携帯電話の反応から察するに、確実に中にゆたかは居る筈なのに言葉を紡ぐのは明智ただ一人。
漆黒の海に抱かれ、巨大な赤い瞳に見つめられながら独りごちる銀色の男。崩れゆく半球形の廊下。
「私達が会話をしている間に、全てを吹き飛ばしてしまう事があなたには出来たのでしょう?
確かに浮遊には若干の時間が掛かるかもしれない。フォーグラーの本来の機能も使えていない訳です。
だが、その機体には何らかの武装が備わっている事は確実。
起動させる事が出来たのならば、武器の使用方法にも若干の当たり自体もついている筈だ。
……しかし、あなたはそれをやらなかった」
確かに浮遊には若干の時間が掛かるかもしれない。フォーグラーの本来の機能も使えていない訳です。
だが、その機体には何らかの武装が備わっている事は確実。
起動させる事が出来たのならば、武器の使用方法にも若干の当たり自体もついている筈だ。
……しかし、あなたはそれをやらなかった」
淡々と、それでも確実な語調でゆたかの乗るフォーグラーへと語り掛ける明智。
「高嶺君はあなたが自暴自棄になったと言っていた。
破滅願望、思考放棄……フォーグラーを起動させるに至るに確かに一理ある理由だ。
何もかもが無くなってしまえばいい――そう、考えたのでしょう。なるほど、分かります」
破滅願望、思考放棄……フォーグラーを起動させるに至るに確かに一理ある理由だ。
何もかもが無くなってしまえばいい――そう、考えたのでしょう。なるほど、分かります」
仰々しい仕草で、一歩一歩とフォーグラーへと明智は歩み寄る。
それは巨大なロボットを眼の前にしている生身の人間の仕草としてはあまりにも異様だった。
彼は一切の脅えも、怯みも、躊躇いもなく、ゆたかへと向かい合う。
それは巨大なロボットを眼の前にしている生身の人間の仕草としてはあまりにも異様だった。
彼は一切の脅えも、怯みも、躊躇いもなく、ゆたかへと向かい合う。
「人が何かの事件を起こすには必ず『動機』が必要です。
探偵達は総じて密室や消えた死体などのトリックを暴くことに執念を燃やしますが、ソレはあくまで彼らの論理だ。
"探偵"とは推理する生き物なのです……しかし"刑事"である私の論理は少々違います。
また同様に生粋の"犯罪者"も自己の信念でもって動いている……」
探偵達は総じて密室や消えた死体などのトリックを暴くことに執念を燃やしますが、ソレはあくまで彼らの論理だ。
"探偵"とは推理する生き物なのです……しかし"刑事"である私の論理は少々違います。
また同様に生粋の"犯罪者"も自己の信念でもって動いている……」
この殺し合いに参加させられた明智健悟の知り合いは三人。
名探偵・金田一耕助の孫である天才少年探偵――金田一一。
ノンキャリアの叩き上げでありながら、日々犯人逮捕に満身する刑事――剣持勇。
地獄の傀儡子の異名を持ち、様々な芸術的殺人トリックにて殺人教唆を行う犯罪者――高遠遙一。
ノンキャリアの叩き上げでありながら、日々犯人逮捕に満身する刑事――剣持勇。
地獄の傀儡子の異名を持ち、様々な芸術的殺人トリックにて殺人教唆を行う犯罪者――高遠遙一。
そして、その比類なき頭脳と冷静さでもって全ての謎を解き明かそうとした敏腕刑事――明智健悟、それが自身。最後の一人だ。
「刑事にとって何よりも大切なのは、現場の状況から最も条件に合致する犯人を導き出す事です。
普通の人間は思考し、悩み、心に起伏が生まれるからこそ、罪を犯します。
動機なんて探偵小説においてはオマケのようなもの……そうは思っていませんか?
とんでもない! これこそが犯人逮捕において最も大切な要素なのですよ?
『何故そんな事をしたのか』この事実を解き明かす事が事実を裏付け、真実を明らかにするのです」
普通の人間は思考し、悩み、心に起伏が生まれるからこそ、罪を犯します。
動機なんて探偵小説においてはオマケのようなもの……そうは思っていませんか?
とんでもない! これこそが犯人逮捕において最も大切な要素なのですよ?
『何故そんな事をしたのか』この事実を解き明かす事が事実を裏付け、真実を明らかにするのです」
一息の間。未だゆたかは口を開こうともしない。
もはや、こちらの台詞など耳に入っていないのだろうか。それとも意識を失っているのか。
だが、未だフォーグラーは空へと飛び立つ事はない。
もはや、こちらの台詞など耳に入っていないのだろうか。それとも意識を失っているのか。
だが、未だフォーグラーは空へと飛び立つ事はない。
『私が…………何故、こんな事をしたのか……ですか?』
ついに、沈黙を保っていたゆたかの声がフォーグラーから発せられた。
「はい。それを私は知りたいのです」
『認められた……ような、気がしたからです』
「認め……られた?」
『……私の、役割ってなんなんでしょうか。
だって戦う事も、考える事も、何かを作り出す事も私には出来ません。
ずっと私の手の中にあったコアドリルも……私には応えてくれませんでした。
凄く……辛いんです。凄く、苦しいんです。
誰からも必要とされてない、守られているだけの無力な存在……そんなの……そんなの……耐えられません!』
「フォーグラーだけがあなたに応えてくれた、と?」
『……はい』
『認められた……ような、気がしたからです』
「認め……られた?」
『……私の、役割ってなんなんでしょうか。
だって戦う事も、考える事も、何かを作り出す事も私には出来ません。
ずっと私の手の中にあったコアドリルも……私には応えてくれませんでした。
凄く……辛いんです。凄く、苦しいんです。
誰からも必要とされてない、守られているだけの無力な存在……そんなの……そんなの……耐えられません!』
「フォーグラーだけがあなたに応えてくれた、と?」
『……はい』
ゆたかの言葉はつまり、明智達のグループの方針としての衝突であった。
彼らの集団は人間一人一人が独立して個々の役割(ロール)に専念し、好ましい状況を造り上げようとした。
当然、既に死亡したイリヤや士郎に関してもそれぞれの仕事があり、一つの共同体を結成していたのだ。
彼らの集団は人間一人一人が独立して個々の役割(ロール)に専念し、好ましい状況を造り上げようとした。
当然、既に死亡したイリヤや士郎に関してもそれぞれの仕事があり、一つの共同体を結成していたのだ。
(これは……つまり、私の配分ミス、という事……なのでしょうね。
自分に出来る事を自ら探し出して遂行する……簡単なようで非常に難しい行為です。
彼女の中で二つの気持ちが鬩ぎ合っていた。"誰かに依存したい"という心、そして"自立して何かをやり遂げたい"という心。
私達の彼女を守りたいと思う意志が……逆に彼女を傷付けていた……!)
自分に出来る事を自ら探し出して遂行する……簡単なようで非常に難しい行為です。
彼女の中で二つの気持ちが鬩ぎ合っていた。"誰かに依存したい"という心、そして"自立して何かをやり遂げたい"という心。
私達の彼女を守りたいと思う意志が……逆に彼女を傷付けていた……!)
ゆたかには何もなかった。
ゆたかは何も求められなかった。
それは小さく、か弱い彼女に遠慮し気遣っている部分があったのかもしれない。
が、それは同時に――ゆたかから可能性を奪ってしまう事でもあったのだ。
ゆたかは何も求められなかった。
それは小さく、か弱い彼女に遠慮し気遣っている部分があったのかもしれない。
が、それは同時に――ゆたかから可能性を奪ってしまう事でもあったのだ。
『皆さんの優しさが……暖かい気持ちが……辛いんです。
だって皆、凄く良い人だから……尊敬出来る、本当に凄い人ばかりだからっ!!
私は…………皆さんを責める事なんて出来ません。出来る訳がありません。
だっていらないのは、私だけなんですからっ!!』
だって皆、凄く良い人だから……尊敬出来る、本当に凄い人ばかりだからっ!!
私は…………皆さんを責める事なんて出来ません。出来る訳がありません。
だっていらないのは、私だけなんですからっ!!』
重力が空間を支配する。
明智は理解した。
自らが自身に課した役割――ゆたかの説得、に失敗したという事を。
明智は理解した。
自らが自身に課した役割――ゆたかの説得、に失敗したという事を。
いや、それはこの場における明智の対応の問題ではなかった。
歯車はとうの昔から歪み切っていたのだ。
彼女を照らす太陽は、気がつけば暗い空の向こうに沈んでしまった。
歯車はとうの昔から歪み切っていたのだ。
彼女を照らす太陽は、気がつけば暗い空の向こうに沈んでしまった。
「ゆたかさんっ!! 信じてください!! 私を、高嶺君を、菫川先生を!!
あなたは強い人間だ! そんな風に自分を卑下する必要はこれっぽちもないんです!! だから――」
『その優しさが私には一番辛いんですっ!!!!』
「ゆたかさ――――ッ!!」
あなたは強い人間だ! そんな風に自分を卑下する必要はこれっぽちもないんです!! だから――」
『その優しさが私には一番辛いんですっ!!!!』
「ゆたかさ――――ッ!!」
そして、世界が崩壊する。
黒色の廊下はバラバラと剥がれ落ち、超圧的な重力の海に沈んで行く。
周囲の土壁もまるで粘土細工のように拉げ陥没していく。
刑務所のコンクリートの床も、壁も何もかもが押し潰されていく。
周囲の土壁もまるで粘土細工のように拉げ陥没していく。
刑務所のコンクリートの床も、壁も何もかもが押し潰されていく。
ならば、この空間に人間が存在した場合はどうなるだろうか。
生き残る事など出来る筈がない。
もはや、人が人としてその生命を維持可能な段階など超越してしまっている。
矮小な虫すら残さない徹底的なまでの死の洪水が降り掛かる。
もはや、人が人としてその生命を維持可能な段階など超越してしまっている。
矮小な虫すら残さない徹底的なまでの死の洪水が降り掛かる。
(願わくば――彼らの進む未来に……幸があらんことを)
眼を疑うような速度で襲来する、衝撃波のような重力の海に抱かれ――明智健悟の命は尽きた。
しかし清麿を、ねねねを、そしてゆたかを救うために男は全力を賭した、この事実は確かなのだ。
男の行動は清麿達が脱出するための時間を稼ぎ、二人を生かす事に成功したのだから。
男の行動は清麿達が脱出するための時間を稼ぎ、二人を生かす事に成功したのだから。
彼の言葉は世界に絶望した少女に届いたのだろうか。
仲間を想う彼の気持ちに偽りはなく、清麿に託された願いが形を変え再度ゆたかの凍り付いた心を溶かす……そんな未来は来るのか。
まだ、それは誰にも分からない。
仲間を想う彼の気持ちに偽りはなく、清麿に託された願いが形を変え再度ゆたかの凍り付いた心を溶かす……そんな未来は来るのか。
まだ、それは誰にも分からない。
明智健悟は結局、螺旋王へと至る道を完全に解き明かす事は出来なかった。
事件は探偵の死亡、というミステリーとしては最悪の形で幕を閉じたのである。
事件は探偵の死亡、というミステリーとしては最悪の形で幕を閉じたのである。
しかし、その心は彼の仲間達に引き継がれ、決して消える事はないだろう。
最後まで明智は戦い続けた。その事実が揺らぐ事はないのだから。
彼の残した功績は、彼が生かした人間の胸の中で生き続ける。
最後まで明智は戦い続けた。その事実が揺らぐ事はないのだから。
彼の残した功績は、彼が生かした人間の胸の中で生き続ける。
明智健悟の耽美なるバトルロワイアル――これにて、閉幕。
【明智健悟@金田一少年の事件簿 死亡】
▽
刑務所上空。
ドリルで前方の物体を全て破壊した二人の乗るラガンは緑色の光をジェット噴射のようにしながら、脱出に成功していた。
ドリルで前方の物体を全て破壊した二人の乗るラガンは緑色の光をジェット噴射のようにしながら、脱出に成功していた。
「明智さん……ッ!!!!!」
清麿の持つ携帯電話は首輪の反応を察知し、それを光点として映し出す道具だ。
故に首輪をしていない人間を判別する事は出来ない。
同時に『首輪が破壊された場合』もその存在を感知する事は出来なくなる。
故に首輪をしていない人間を判別する事は出来ない。
同時に『首輪が破壊された場合』もその存在を感知する事は出来なくなる。
そして――明智健悟の首輪の反応は、今消滅した。
(馬鹿が……帰って来るんじゃなかったのか……?)
ねねねは操縦桿を握り締めながら、己の中に渦巻く不快な感情と戦っていた。
自分達を逃がすために犠牲になった明智がムカつく。
清麿が明智を救いに行こう!と言い出した時、そうしなかった自分がムカつく。
その場の状況を冷静に判断して『大人』な対応を取った自分に対して何よりも腹が立って仕方がない。
清麿が明智を救いに行こう!と言い出した時、そうしなかった自分がムカつく。
その場の状況を冷静に判断して『大人』な対応を取った自分に対して何よりも腹が立って仕方がない。
確かにその選択は大正解だったと言えるだろう。
間一髪だった。あと少しタイミングが潰れていたら、刑務所の崩壊に巻き込まれていた事だろう。
あそこで明智の所へ行ってた場合、100%間に合わなかった――確信出来る。
間一髪だった。あと少しタイミングが潰れていたら、刑務所の崩壊に巻き込まれていた事だろう。
あそこで明智の所へ行ってた場合、100%間に合わなかった――確信出来る。
そして、もう一つの問題はゆたかだ。
廃墟と化した刑務所から出現した妙な黒点、大怪球フォーグラーに乗り込んでいる人間はアイツだけだ。
自暴自棄……清麿の言葉を借りれば、それで終わる。
『自分に出来る事をやれ』そう彼女に助言した自分が間違っていたのだろうか……分からない。
廃墟と化した刑務所から出現した妙な黒点、大怪球フォーグラーに乗り込んでいる人間はアイツだけだ。
自暴自棄……清麿の言葉を借りれば、それで終わる。
『自分に出来る事をやれ』そう彼女に助言した自分が間違っていたのだろうか……分からない。
が、今最も優先すべき問題と言えば、
「おい清麿」
「…………なんです」
「操縦、代われ」
「どうしてですか?」
「……エネルギー切れだ。ロボットが動かん」
「はぁっ!?」
「…………なんです」
「操縦、代われ」
「どうしてですか?」
「……エネルギー切れだ。ロボットが動かん」
「はぁっ!?」
全力を出し過ぎた故のロボットの墜落、である。
ゆたかが持っていた筈のコアドリルがこのマシンに刺さっていた……そして、自分がソレを回したら動いた。それだけの話だ。
メーターを見る。螺旋を描いている。ゲージがもうない。
おそらく、このロボットは螺旋力を原動力にして動くように出来ているのだ。
一応自分も明智に言わせれば覚醒者、であるらしいし。
メーターを見る。螺旋を描いている。ゲージがもうない。
おそらく、このロボットは螺旋力を原動力にして動くように出来ているのだ。
一応自分も明智に言わせれば覚醒者、であるらしいし。
「ちょ、ちょっと待ってください!? え、だって俺は螺旋力には……!」
「根性だ、根性! なんなら今すぐ覚醒しろ!」
「む、無茶言わないでくだ――ああああああああああああっ!!」
「根性だ、根性! なんなら今すぐ覚醒しろ!」
「む、無茶言わないでくだ――ああああああああああああっ!!」
一転、落下していくラガンの中でねねねは思う。
まぁ、とりあえずまたしても問題は山済みである。
あんな事になったゆたかも、明智の死も自分達は受け入れていかなければならないのだから。
あんな事になったゆたかも、明智の死も自分達は受け入れていかなければならないのだから。
それどころか責任は重大過ぎるってもんだ。残された人間、としてはな。
フォーグラーが飛んで行っちまったって事は、アンチ・シズマ管はどうすればいいんだ?
螺旋力の解析やら、首輪の問題は?
そういえばスカーは何処に行った?
フォーグラーが飛んで行っちまったって事は、アンチ・シズマ管はどうすればいいんだ?
螺旋力の解析やら、首輪の問題は?
そういえばスカーは何処に行った?
分からない事ばかりだ。先行き不安にも程がある。
だが、
だが、
「おい清麿」
「な、なんですか今度は!? い、今は……!」
「――私の本を読め」
「はぁっ!?」
「な、なんですか今度は!? い、今は……!」
「――私の本を読め」
「はぁっ!?」
操縦桿にしがみ付いている清麿に、ようやく書き上がった本を読んで貰いたい――それだけは確かな自分の思いだ。
ああ、そうそう……一つ言い忘れてた。
ああ、そうそう……一つ言い忘れてた。
あばよ、明智。
▽
星、とは晴れた夜空に光り輝く恒星の総称である。
小さな煌きであれ、少なくともその大きさは最も身近な恒星である太陽よりも勝っている者が多く在る。
小さな煌きであれ、少なくともその大きさは最も身近な恒星である太陽よりも勝っている者が多く在る。
星の色はより若い星であればあるほど白く、寿命が尽きつつ星は赤く見える。
一般的に前者を白色矮星、後者を赤色巨星と呼ぶ。
つまり星の色は白から赤へと変わっていく事になる。
が、天かける夜空を漆黒の画板と想定するならば、少なくとも微かな光では我々の眼には付き難い。
一般的に前者を白色矮星、後者を赤色巨星と呼ぶ。
つまり星の色は白から赤へと変わっていく事になる。
が、天かける夜空を漆黒の画板と想定するならば、少なくとも微かな光では我々の眼には付き難い。
この螺旋王の造りし世界にも一つだけ、"太陽に似た"エネルギー体が存在する。
そのあまりにも尊く、綺羅星のような輝きを放つ光球こそが、64のエリアに区切られた空間を見下ろす唯一の存在だった。
そのあまりにも尊く、綺羅星のような輝きを放つ光球こそが、64のエリアに区切られた空間を見下ろす唯一の存在だった。
ほんの、数分前までは。
全長300m、総重量五百万tにも及ぶ超巨大ロボット。
その小さな衛星にすら匹敵する巨体を重力制御によって運用。
また、起動時には周囲数百メートルの大地を重力場によって崩壊させる。
その小さな衛星にすら匹敵する巨体を重力制御によって運用。
また、起動時には周囲数百メートルの大地を重力場によって崩壊させる。
初めから誰かが動かす事を螺旋王は念頭において、この地へ黒色の機械神を遣わしたのだろうか。
地下エレベーターへと至る鍵が、とあるか弱き少女に支給された小さなドリルであった事に意味はあったのだろうか。
今となっては誰にも分からない。いや、理解する必要すらないのかもしれない。
地下エレベーターへと至る鍵が、とあるか弱き少女に支給された小さなドリルであった事に意味はあったのだろうか。
今となっては誰にも分からない。いや、理解する必要すらないのかもしれない。
唯一つ残された者に突きつけられた残酷な現実。
それは悪魔の因果律によって導かれた少女は希望の象徴たる赤い機体ではなく、この黒き太陽を選択した事。
そのただ一点のみなのだから。
それは悪魔の因果律によって導かれた少女は希望の象徴たる赤い機体ではなく、この黒き太陽を選択した事。
そのただ一点のみなのだから。
天才科学者フォーグラー博士によって造られた破壊と殺戮と略奪の化身。
星と見間違うほどの規格外の大きさ。
中央に位置するマグマのように赤い眼。
星と見間違うほどの規格外の大きさ。
中央に位置するマグマのように赤い眼。
地球を静止させる神の如き機械――――大怪球フォーグラーが産声を上げた。
そうだ。一人の全てに絶望した少女の手によって起動される、そのほんの一瞬まで――
この地に、太陽は一つだけしかなかった。
「わたしは…………」
輝きを失った少女の手に希望はなく、絶望の螺旋だけがその心を取り囲む。
彼女が何を思うのか。その瞳は何を映すのか。
彼女が何を思うのか。その瞳は何を映すのか。
鉄の聖域に囲まれた少女に祝福の時は訪れるのか。
誰も知らない。
誰も触れる事は出来ない。
誰も、その心を覗けない。
誰も知らない。
誰も触れる事は出来ない。
誰も、その心を覗けない。
彼女と心を通わせた仲間達がいる。
Dボゥイ、柊かがみ、高嶺清麿、菫川ねねね。
彼らの中に、少女の心の檻を破壊する事が出来る者は存在するのか。
Dボゥイ、柊かがみ、高嶺清麿、菫川ねねね。
彼らの中に、少女の心の檻を破壊する事が出来る者は存在するのか。
が、それを明らかにするためには少々――――彼女を捕らえる太陽の輝きは巨大過ぎる。
【???/大怪球フォーグラー メインルーム・上空/二日目/黎明】
【小早川ゆたか@らき☆すた】
[状態]:発熱(中)、疲労(大)、心労(極大)、絶望、螺旋力覚醒
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
基本:何をすればいいのか、何をしてはいけないのか分からない。
1:みんなに優しくされるのが辛い
2:自分が無力なことが辛い
3:生きているのが辛い
4:死ぬのは怖い
[状態]:発熱(中)、疲労(大)、心労(極大)、絶望、螺旋力覚醒
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
基本:何をすればいいのか、何をしてはいけないのか分からない。
1:みんなに優しくされるのが辛い
2:自分が無力なことが辛い
3:生きているのが辛い
4:死ぬのは怖い
[備考]
※自分が螺旋力に覚醒したのではないかと疑っています。
※精神状態が著しく鬱屈した方向に向かったため、螺旋力を発揮することが出来ません。
※状況を理解していなかったため、明智を殺してしまったことは気付いていません。よく状況を考えれば思い出す可能性も……?
※刑務所を中心とした半径数百メートルは崩壊。
※フォーグラーがどの方向へ飛んでいったのかは次の書き手の方にお任せします。
※自分が螺旋力に覚醒したのではないかと疑っています。
※精神状態が著しく鬱屈した方向に向かったため、螺旋力を発揮することが出来ません。
※状況を理解していなかったため、明智を殺してしまったことは気付いていません。よく状況を考えれば思い出す可能性も……?
※刑務所を中心とした半径数百メートルは崩壊。
※フォーグラーがどの方向へ飛んでいったのかは次の書き手の方にお任せします。
【大怪球フォーグラー@ジャイアントロボ-地球が静止した日-】
全長300m、総重量500万tにも及ぶ、超巨大ロボット。
重力場を制御し飛行する事によって移動する。
全長300m、総重量500万tにも及ぶ、超巨大ロボット。
重力場を制御し飛行する事によって移動する。
武装は中央の赤い眼から発射される重力レンズ砲と表面から発射される各種レーザーアームとアンチ・シズマ・フィールド。
アンチシズマフィールドは操縦者がONとOFFを切り替える事が可能。
が、このフォーグラーにはアンチ・シズマ管が一本も装填されていないため、エネルギー静止現象を起こす事は出来ない。
今回の起動は事前に十分なエネルギーが供給されていたため。
巨大ロボットの例に漏れず大幅なオートメーションが進んでいるため、簡単な手順で操作可能。
アンチシズマフィールドは操縦者がONとOFFを切り替える事が可能。
が、このフォーグラーにはアンチ・シズマ管が一本も装填されていないため、エネルギー静止現象を起こす事は出来ない。
今回の起動は事前に十分なエネルギーが供給されていたため。
巨大ロボットの例に漏れず大幅なオートメーションが進んでいるため、簡単な手順で操作可能。
▽
視界に光が灯った。
――生き、ている?
右手は動く。左手も足の指先も何もかもだ。
が、視界は未だ明けない。これはつまり暗い部屋の中に自身がいる、という事の裏付けなのかもしれない。
……部屋? どうして屋内にいるのだ?
おかしい。なぜなら自分はつい先程、地割れに巻き込まれた筈では――
が、視界は未だ明けない。これはつまり暗い部屋の中に自身がいる、という事の裏付けなのかもしれない。
……部屋? どうして屋内にいるのだ?
おかしい。なぜなら自分はつい先程、地割れに巻き込まれた筈では――
「……グッ!! な……ここは……!?」
気絶していた少年――ルルーシュが意識を取り戻したのは、黴臭い平屋の床板の上だった。
身体の何処にも不備は感じられなかった。
確かに五体満足である。
せいぜい、もはや馴染みのモノとなった頭痛程度だろうか。
内側から来る痛み――ギアスを使った代償――と、何故か妙に痛む後頭部。……後頭部?
身体の何処にも不備は感じられなかった。
確かに五体満足である。
せいぜい、もはや馴染みのモノとなった頭痛程度だろうか。
内側から来る痛み――ギアスを使った代償――と、何故か妙に痛む後頭部。……後頭部?
(俺は、あの後……刑務所が崩壊した後、どうなったんだ? 割れた地面に足を取られ、そして……?
いや、それ以上にまずは状況の分析か。誰かの手によってここまで運ばれて来た事は明白。荷物は――くっ!?)
いや、それ以上にまずは状況の分析か。誰かの手によってここまで運ばれて来た事は明白。荷物は――くっ!?)
当然の如く、ルルーシュのデイパックは何処にも見当たらなかった。
自分を鹵獲した者が持っているのだろう。荷物の中には拳銃もあった筈だ。
こちらをどう扱うつもりにしろ、武器を没収しておくのはあまりにも自然な対処法である。
自分を鹵獲した者が持っているのだろう。荷物の中には拳銃もあった筈だ。
こちらをどう扱うつもりにしろ、武器を没収しておくのはあまりにも自然な対処法である。
「ようやく、お目覚めか」
「な……貴様ッ!?」
「な……貴様ッ!?」
キィ、と扉を軋ませながら、手にランタンを持った男が部屋へと入って来る。
室内が暖かい光で満たされる。辺り一面に埃が積もり、四隅には蜘蛛の巣が張っている。
明らかに放逐された廃屋である。だが、そんな周囲の状況など、ルルーシュにとっては二の次であった。
室内が暖かい光で満たされる。辺り一面に埃が積もり、四隅には蜘蛛の巣が張っている。
明らかに放逐された廃屋である。だが、そんな周囲の状況など、ルルーシュにとっては二の次であった。
「ヴィラル……か?」
「地面に足を取られ、後頭部を地面にぶつけ脳震盪によって気絶……まさか、あれほど容易く意識を失うとは。軟弱にも程がある」
「な、何故、俺を……!! しかも貴様はこの時間までに一人、参加者の首を上げなければいかん筈だ!!
俺を助ける理由が何処にあるっ!?」
「地面に足を取られ、後頭部を地面にぶつけ脳震盪によって気絶……まさか、あれほど容易く意識を失うとは。軟弱にも程がある」
「な、何故、俺を……!! しかも貴様はこの時間までに一人、参加者の首を上げなければいかん筈だ!!
俺を助ける理由が何処にあるっ!?」
ルルーシュはそのあまりにも予想外な人物の登場に驚きを隠せない。
ヴィラル――白か黒かで分類すれば、明らかな黒。
螺旋王の命令を受けて、人間減らしに苦心する奴隷であった。
ヴィラル――白か黒かで分類すれば、明らかな黒。
螺旋王の命令を受けて、人間減らしに苦心する奴隷であった。
「貴様に、頼みたい事がある」
「なに…………?」
「なに…………?」
扉の所に立っていたヴィラルが民家の床板をミシ、ミシ、と軋ませながらルルーシュに接近して来る。
その右手には明らかに数度敵と打ち合った痕跡の残る鉈。
銀の光沢がルルーシュの首を断ち切らんとばかりにその存在を誇示する。
その右手には明らかに数度敵と打ち合った痕跡の残る鉈。
銀の光沢がルルーシュの首を断ち切らんとばかりにその存在を誇示する。
(なるほど……意識を無くしている時の奇襲、ではなく死に際の叫び声を聞くのがお望みという訳か……!
やはり、人語を介するとはいえ、所詮は獣。その習性は酷く浅ましくも卑しい。
ここまで……!? いや、待てギアスはどうだ……!? クッ、未だこの暗闇で目が慣れていない……だと!
しかも奴は少なくとも『俺の眼になんらかの力がある』事は察している筈。
ならば、視線など合わせる訳がない。これだけの密閉された空間ならば、眼を瞑っていても相手の位置は分かる。
ギアスは…………通用しない!)
やはり、人語を介するとはいえ、所詮は獣。その習性は酷く浅ましくも卑しい。
ここまで……!? いや、待てギアスはどうだ……!? クッ、未だこの暗闇で目が慣れていない……だと!
しかも奴は少なくとも『俺の眼になんらかの力がある』事は察している筈。
ならば、視線など合わせる訳がない。これだけの密閉された空間ならば、眼を瞑っていても相手の位置は分かる。
ギアスは…………通用しない!)
後ずさるにしても、背後にあるのは薄汚れた木の壁。
出口はヴィラルが入って来たドアだけだ。つまり、八方塞がり。
出口はヴィラルが入って来たドアだけだ。つまり、八方塞がり。
(俺が……こんな所で? こんな場所で? 死ぬのか、俺は本当に……? スザク……俺はッ!!!)
脱出の経路までも、完全に断たれた訳である。
そう所謂、万事休す――――
そう所謂、万事休す――――
「やめろ…………近寄るな……クソッ! クソッ! クソッ! 俺は……俺は……!! ナ、ナナリィィィイイイイイイイイイイイッ!!」
「ルルーシュ・ランペルージ!! 頼む、俺にお前の力を貸して欲しい!!」
「……………………な、に」
という、訳ではなかった。
ヴィラルは突然、ルルーシュの眼の前まで接近し、なんと床板に額を擦り付けるかのような勢いで頭を下げたのだ。
そしてルルーシュのデイパックを取り出すとソレを彼に投げて渡す。
油断した所を……などという状況でもない。
清々しいまでに全身全霊の魂の篭もった動作である。
ヴィラルはルルーシュが何とも恥ずかしい断末魔の声を上げた事などまるで意に介さず、言葉を重ねる。
そしてルルーシュのデイパックを取り出すとソレを彼に投げて渡す。
油断した所を……などという状況でもない。
清々しいまでに全身全霊の魂の篭もった動作である。
ヴィラルはルルーシュが何とも恥ずかしい断末魔の声を上げた事などまるで意に介さず、言葉を重ねる。
「シャマルが…………あの、傷の男に攫われた」
「言われてみれば……あの女はいない……のか」
「そうだ。俺達はどちらも人を殺めている。このままではシャマルは奴の仲間に尋問され殺されるだろう……ッ!!」
「そこで……俺に、か?」
「ああ、俺一人ではどう逆立ちした所で奴には歯が立たん……ッ、口惜しい話だがな」
「他の人間を襲う、という上司からの命令は……どうする?」
「言われてみれば……あの女はいない……のか」
「そうだ。俺達はどちらも人を殺めている。このままではシャマルは奴の仲間に尋問され殺されるだろう……ッ!!」
「そこで……俺に、か?」
「ああ、俺一人ではどう逆立ちした所で奴には歯が立たん……ッ、口惜しい話だがな」
「他の人間を襲う、という上司からの命令は……どうする?」
状況がある程度飲み込めてきたルルーシュは慎重に、それでも大胆にヴィラルの言葉を引き出す。
もちろん、要らない欲を出してヴィラルを激昂させるような轍だけは踏まないよう注意しながら、だ。
もちろん、要らない欲を出してヴィラルを激昂させるような轍だけは踏まないよう注意しながら、だ。
「聞いていたのか……だが、安心しろ。殺しは、しない。シャマルを救ってくれれば、見逃してもやる」
「ふっ、武人としての誇りよりも女を取るという事か」
「…………何とでも言え。今の俺にとって、シャマルの存在が全てだ。チミルフ様へ献上する首は傷の男――奴から貰う。それで、問題は無い」
「ふっ、武人としての誇りよりも女を取るという事か」
「…………何とでも言え。今の俺にとって、シャマルの存在が全てだ。チミルフ様へ献上する首は傷の男――奴から貰う。それで、問題は無い」
眼前で悔しそうな表情を浮かべるヴィラルを見ながら、ルルーシュは思索を巡らせる。
傷の男は少なくともルルーシュを敵であると認識した筈。
位置情報がバレていた故、仕方がない行動だったとは思うが自身にとってもあの男は厄介な駒だ。
加えてこのヴィラルにはまだギアスが使用出来る――隙を見て、支配下に置くことは十分に可能だ。
また傷の男の仲間にシャマルとヴィラルを売り渡し、奴らのグループに潜り込むという手段も中々に有用かもしれない。
傷の男は少なくともルルーシュを敵であると認識した筈。
位置情報がバレていた故、仕方がない行動だったとは思うが自身にとってもあの男は厄介な駒だ。
加えてこのヴィラルにはまだギアスが使用出来る――隙を見て、支配下に置くことは十分に可能だ。
また傷の男の仲間にシャマルとヴィラルを売り渡し、奴らのグループに潜り込むという手段も中々に有用かもしれない。
少なくとも、ここでこの提案を断るのは愚策……か? 下手に刺激すれば殺される訳であるし。
「分かった。ここは協力して――――」
ルルーシュがヴィラルの提案を受けいれようとした、その瞬間だった。
妙な物体がルルーシュとヴィラルのいた民家に突っ込んで来たのは。
妙な物体がルルーシュとヴィラルのいた民家に突っ込んで来たのは。
凄まじい音と共に鉄の塊が草臥れた家の屋根を破壊。そしてそのまま急降下する。
着弾したのは――ルルーシュが寝かされていた部屋。
ロボットの頭部ハッチが開き、そして中から二人の男女が這い出してくる。
着弾したのは――ルルーシュが寝かされていた部屋。
ロボットの頭部ハッチが開き、そして中から二人の男女が這い出してくる。
「――――――ッ!!!!! つぁ……何とか……着地できましたね」
「おい、こら清麿! お前頭いいんだろ!? もうちょっと静かに運転しろって!」
「……む、無茶言わないでくださいよ。俺はロボットなんて動かすの初めてなんですよ?」
「それは私も同じだ」
「おい、こら清麿! お前頭いいんだろ!? もうちょっと静かに運転しろって!」
「……む、無茶言わないでくださいよ。俺はロボットなんて動かすの初めてなんですよ?」
「それは私も同じだ」
現れたのは高嶺清麿、そして菫川ねねねの両名。
突っ込んできたロボットは当然、螺旋力を原動にして起動するロボット、ラガンである。
突っ込んできたロボットは当然、螺旋力を原動にして起動するロボット、ラガンである。
「こいつらは……!?」
「な…………に?」
「……おい、清麿」
「どうしました、菫川せんせ――」
「な…………に?」
「……おい、清麿」
「どうしました、菫川せんせ――」
「「「「あ」」」」
そして、四人が互い同士を認識したのも全く、同じタイミングであった。
妹の、そして反逆のため元の世界へ帰るためにはどのような犠牲も厭わない黒の皇子、ルルーシュ・ランペルージ。
本人の知らない所でルルーシュの親友スザクを殺害し、今は愛のために生きる螺旋王の部下、ヴィラル。
明智の意志を引き継ぎ、新たな舵取り役として絶望に染まった少女を救い出す事に腐心する魔本の持ち主、高嶺清麿。
螺旋王の作ったゲームをぶち壊す稀代のシナリオライターとしてそのペンを奮う小説家、菫川ねねね。
本人の知らない所でルルーシュの親友スザクを殺害し、今は愛のために生きる螺旋王の部下、ヴィラル。
明智の意志を引き継ぎ、新たな舵取り役として絶望に染まった少女を救い出す事に腐心する魔本の持ち主、高嶺清麿。
螺旋王の作ったゲームをぶち壊す稀代のシナリオライターとしてそのペンを奮う小説家、菫川ねねね。
突如遭遇した、四人の行く末は、一体?
【C-6/民家/二日目/黎明】
【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス 反逆のルルーシュ】
[状態]:肉体的疲労(大)、心労(小)、軽度の頭痛 、後頭部にたんこぶ
[装備]:ベレッタM92(残弾13/15)@カウボーイビバップ、ゼロのマント@コードギアス 反逆のルルーシュ
[道具]:支給品一式(-メモ)、メロン×10個 、ノートパソコン(バッテリー残り三時間)@現実、消防服
予備マガジン(9mmパラベラム弾)x1、毒入りカプセル×1@金田一少年の事件簿、ゼロの仮面@コードギアス 反逆のルルーシュ
[思考]
基本:何を代償にしても生き残る。
1:――どうすればいいんだ!?
2:清麿との接触を含む、脱出に向けた行動を取る。
3:適当な相手に対してギアスの実験を試みる。
4:以下の実行。
「情報を収集し、掌握」「戦力の拡充」「敵戦力の削減、削除」「参加者自体の間引き」
5:余裕があればショッピングモールかモノレールを調べる。
6:消防署で発見したナイトメア・フレーム(ラガン)のキーを探す
[状態]:肉体的疲労(大)、心労(小)、軽度の頭痛 、後頭部にたんこぶ
[装備]:ベレッタM92(残弾13/15)@カウボーイビバップ、ゼロのマント@コードギアス 反逆のルルーシュ
[道具]:支給品一式(-メモ)、メロン×10個 、ノートパソコン(バッテリー残り三時間)@現実、消防服
予備マガジン(9mmパラベラム弾)x1、毒入りカプセル×1@金田一少年の事件簿、ゼロの仮面@コードギアス 反逆のルルーシュ
[思考]
基本:何を代償にしても生き残る。
1:――どうすればいいんだ!?
2:清麿との接触を含む、脱出に向けた行動を取る。
3:適当な相手に対してギアスの実験を試みる。
4:以下の実行。
「情報を収集し、掌握」「戦力の拡充」「敵戦力の削減、削除」「参加者自体の間引き」
5:余裕があればショッピングモールかモノレールを調べる。
6:消防署で発見したナイトメア・フレーム(ラガン)のキーを探す
[備考]
※首輪は電波を遮断すれば機能しないと考えています。
※清麿メモの内容を把握しました。
※会場のループについて把握しました。
※第四回放送は聞き逃しました。
※ヴィラルが螺旋王の部下であることとシャマルが治癒能力者であることを知りました。
その他の素性についてどこまで把握しているのかはわかりません。
※スカーの仲間に何かしらの情報収集方法と、広域索敵能力者がいるという仮説を立てました。
※ギアスの制限は主に一度に使用する人数が問題なのではないか、と想像しています。
※ルルーシュが民家で何を見たのかは次の書き手の方、または皆さんの想像力にお任せします。
※首輪は電波を遮断すれば機能しないと考えています。
※清麿メモの内容を把握しました。
※会場のループについて把握しました。
※第四回放送は聞き逃しました。
※ヴィラルが螺旋王の部下であることとシャマルが治癒能力者であることを知りました。
その他の素性についてどこまで把握しているのかはわかりません。
※スカーの仲間に何かしらの情報収集方法と、広域索敵能力者がいるという仮説を立てました。
※ギアスの制限は主に一度に使用する人数が問題なのではないか、と想像しています。
※ルルーシュが民家で何を見たのかは次の書き手の方、または皆さんの想像力にお任せします。
【ヴィラル@天元突破グレンラガン】
[状態]:全身に中ダメージ、疲労(大)、肋骨一本骨折、背中に打撲
激しい怒りと悲しみ、左肩・脇腹・額に傷跡(ほぼ完治)、螺旋力覚醒(本人は半信半疑)
[装備]:大鉈@現実、短剣×2
[道具]:支給品一式、モネヴ・ザ・ゲイルのバルカン砲@トライガン(あと4秒連射可能、ロケット弾は一発)、鉄の手枷@現実
S&W M38(弾数5/5)、S&W M38の予備弾15発、短剣×4本、水鉄砲、エンフィールドNO.2(弾数0/6)、銀玉鉄砲(玉無し)
アンチ・シズマ管@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-、タロットカード@金田一少年の事件簿、USBフラッシュメモリ@現実
[思考]
基本:シャマルと共に最後の二人になり、螺旋王を説得して二人で優勝する。
0:なんだ……このニンゲン共は?
1:シャマルを傷の男の手から救い出す。そのためにルルーシュから協力を得る(何よりも優先)
2:次回の放送までに、参加者を最低1人討ち取り、チミルフに献上する。(ヴィラルの希望はスカー)
3:クラールヴィントと魔鏡のかけらをどうにかして手に入れたい。
4:蛇女(静留)、クルクル(スザク)、ケンモチ(剣持)に味わわされた屈辱を晴らしたい。
5:スカーへの怒り
[状態]:全身に中ダメージ、疲労(大)、肋骨一本骨折、背中に打撲
激しい怒りと悲しみ、左肩・脇腹・額に傷跡(ほぼ完治)、螺旋力覚醒(本人は半信半疑)
[装備]:大鉈@現実、短剣×2
[道具]:支給品一式、モネヴ・ザ・ゲイルのバルカン砲@トライガン(あと4秒連射可能、ロケット弾は一発)、鉄の手枷@現実
S&W M38(弾数5/5)、S&W M38の予備弾15発、短剣×4本、水鉄砲、エンフィールドNO.2(弾数0/6)、銀玉鉄砲(玉無し)
アンチ・シズマ管@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-、タロットカード@金田一少年の事件簿、USBフラッシュメモリ@現実
[思考]
基本:シャマルと共に最後の二人になり、螺旋王を説得して二人で優勝する。
0:なんだ……このニンゲン共は?
1:シャマルを傷の男の手から救い出す。そのためにルルーシュから協力を得る(何よりも優先)
2:次回の放送までに、参加者を最低1人討ち取り、チミルフに献上する。(ヴィラルの希望はスカー)
3:クラールヴィントと魔鏡のかけらをどうにかして手に入れたい。
4:蛇女(静留)、クルクル(スザク)、ケンモチ(剣持)に味わわされた屈辱を晴らしたい。
5:スカーへの怒り
※なのは世界の魔法、機動六課メンバーについて正確な情報を簡単に理解しました。
※螺旋王の目的を『“一部の人間が持つ特殊な力”の研究』ではないかと考え始めました。
※本来は覚醒しないはずの螺旋力が覚醒しました。他参加者の覚醒とは様々な部分で異なる可能性があります。
※清麿に関しては声と後姿しか認識していません。悪感情は抱いてはいないようです。
※清麿の考察を聞きました。螺旋王への感情が変化している可能性があります。
※チミルフが夜でも活動していることに疑問を持っています。
※とりあえず、今はルルーシュを殺すつもりはありません。
※螺旋王の目的を『“一部の人間が持つ特殊な力”の研究』ではないかと考え始めました。
※本来は覚醒しないはずの螺旋力が覚醒しました。他参加者の覚醒とは様々な部分で異なる可能性があります。
※清麿に関しては声と後姿しか認識していません。悪感情は抱いてはいないようです。
※清麿の考察を聞きました。螺旋王への感情が変化している可能性があります。
※チミルフが夜でも活動していることに疑問を持っています。
※とりあえず、今はルルーシュを殺すつもりはありません。
[備考]
螺旋王による改造を受けています。
①睡眠による細胞の蘇生システムは、場所と時間を問わない。
②身体能力はそのままだが、文字が読めるようにしてもらったので、名簿や地図の確認は可能。
人間と同じように活動できるようになったのに、それが『人間に近づくこと』とは気づいていない。 単純に『実験のために、獣人の欠点を克服させてくれた』としか認識してない。
螺旋王による改造を受けています。
①睡眠による細胞の蘇生システムは、場所と時間を問わない。
②身体能力はそのままだが、文字が読めるようにしてもらったので、名簿や地図の確認は可能。
人間と同じように活動できるようになったのに、それが『人間に近づくこと』とは気づいていない。 単純に『実験のために、獣人の欠点を克服させてくれた』としか認識してない。
【チーム:戦術交渉部隊】(清麿、ねねね)
[共通思考]
1:一意団結して螺旋王の実験を破壊。そして自分達の脱出。
2:レーダー(携帯電話)を利用しても、他の参加者の行動の推測。危険人物の回避。
3:有益で安全だと判断できる参加者との接触。交渉。勧誘。
4:各種リスト等、収集した情報を組み合わせての考察。
5:首輪の解除方法の模索。及び、それが可能な参加者の捜索。
6:エド(少女)が情報を送信した手段を探り、それを利用しての全参加者に対する交渉。
7:各施設に立ち寄った参加者と、携帯電話で接触。交渉。勧誘。
8:『お宝』が隠されていそうな施設へと、人員を派遣。また、それに必要な螺旋力と螺旋に関するアイテムの確保。
9:とりあえずは警察署を次の候補として移動する。
[共通思考]
1:一意団結して螺旋王の実験を破壊。そして自分達の脱出。
2:レーダー(携帯電話)を利用しても、他の参加者の行動の推測。危険人物の回避。
3:有益で安全だと判断できる参加者との接触。交渉。勧誘。
4:各種リスト等、収集した情報を組み合わせての考察。
5:首輪の解除方法の模索。及び、それが可能な参加者の捜索。
6:エド(少女)が情報を送信した手段を探り、それを利用しての全参加者に対する交渉。
7:各施設に立ち寄った参加者と、携帯電話で接触。交渉。勧誘。
8:『お宝』が隠されていそうな施設へと、人員を派遣。また、それに必要な螺旋力と螺旋に関するアイテムの確保。
9:とりあえずは警察署を次の候補として移動する。
[考察内容]
《螺旋王の目的》
1:殺し合いを通じた参加者の螺旋力覚醒
《首輪》
1:螺旋力の覚醒により解除可能
2:ただし、解除時に螺旋王の元へ転移する可能性アリ
《その他》
1:舞台の端と端が繋がっていることを認識しました。
《螺旋王の目的》
1:殺し合いを通じた参加者の螺旋力覚醒
《首輪》
1:螺旋力の覚醒により解除可能
2:ただし、解除時に螺旋王の元へ転移する可能性アリ
《その他》
1:舞台の端と端が繋がっていることを認識しました。
【高嶺清麿@金色のガッシュベル!!】
[状態]:右耳欠損(ガーゼで処置済)、強い決意
[装備]:コアドリル@天元突破グレンラガン、ラガン@天元突破グレンラガン、イングラムM10(9mmパラベラム弾22/32)@現実
[道具]:支給品一式x2(水ボトルの1/2消費、おにぎり4つ消費)、殺し合いについての考察をまとめたメモ
イングラムの予備マガジン(9mmパラベラム弾32/32)×5、魔鏡の欠片@金色のガッシュベル!!
無限エネルギー装置@サイボーグクロちゃん、清麿の右耳
首輪(エド/解体済み)、首輪(エリオ/解体済み)、首輪(アニタ)、首輪(キャロ)、清麿のネームシール
各種治療薬、各種治療器具、各種毒物、各種毒ガス原料、各種爆発物原料、使い捨て手術用メス×14
COLT M16A1/M203@現実(20/20)(0/1)、糸色望の旅立ちセット@さよなら絶望先生[遺書用の封筒が欠損]
鴇羽舞衣のマフラー@舞-HiME、M16アサルトライフル用予備弾x20(5.56mm NATO弾)
M203グレネードランチャー用予備弾(榴弾x6、WP発煙弾x2、照明弾x2、催涙弾x2)
参加者詳細名簿、詳細名簿+、 支給品リスト、考察メモ、警戒者リスト、ダイヤグラムのコピー、携帯電話@アニロワ2ndオリジナル
[思考]
基本-1:ゆたかを救い、螺旋王を打倒してゲームから脱出する
基本-2:戦術交渉部隊の新リーダーとして、あらゆる視野から問題の解決に当たる。
0:もしや、この……二人は?
1:大怪球及び、シズマシステムに関する調査、考察。
2:脱出方法の研究をする。(螺旋力、首輪、螺旋王、空間そのものについてなど包括的に)
3:周辺で起こっている殺し合いには、極力、関わらない。(有用な情報が得られそうな場合は例外)
4:研究に必要な情報収集。とくに螺旋力について知りたい。
5:螺旋王に挑むための仲間(ガッシュ等)を集める。その過程で出る犠牲者は極力減らしたい。
[備考]
※首輪のネジを隠していたネームシールが剥がされ、またほんの少しだけネジが回っています。
※ラッドの言った『人間』というキーワードに何か引っかかるものがあるようです。
※明智の死体、及び荷物は刑務所の瓦礫の下。
※携帯電話のテキストメモ内に、二日目・黎明時点で明智が行った全考察がメモされています。
[状態]:右耳欠損(ガーゼで処置済)、強い決意
[装備]:コアドリル@天元突破グレンラガン、ラガン@天元突破グレンラガン、イングラムM10(9mmパラベラム弾22/32)@現実
[道具]:支給品一式x2(水ボトルの1/2消費、おにぎり4つ消費)、殺し合いについての考察をまとめたメモ
イングラムの予備マガジン(9mmパラベラム弾32/32)×5、魔鏡の欠片@金色のガッシュベル!!
無限エネルギー装置@サイボーグクロちゃん、清麿の右耳
首輪(エド/解体済み)、首輪(エリオ/解体済み)、首輪(アニタ)、首輪(キャロ)、清麿のネームシール
各種治療薬、各種治療器具、各種毒物、各種毒ガス原料、各種爆発物原料、使い捨て手術用メス×14
COLT M16A1/M203@現実(20/20)(0/1)、糸色望の旅立ちセット@さよなら絶望先生[遺書用の封筒が欠損]
鴇羽舞衣のマフラー@舞-HiME、M16アサルトライフル用予備弾x20(5.56mm NATO弾)
M203グレネードランチャー用予備弾(榴弾x6、WP発煙弾x2、照明弾x2、催涙弾x2)
参加者詳細名簿、詳細名簿+、 支給品リスト、考察メモ、警戒者リスト、ダイヤグラムのコピー、携帯電話@アニロワ2ndオリジナル
[思考]
基本-1:ゆたかを救い、螺旋王を打倒してゲームから脱出する
基本-2:戦術交渉部隊の新リーダーとして、あらゆる視野から問題の解決に当たる。
0:もしや、この……二人は?
1:大怪球及び、シズマシステムに関する調査、考察。
2:脱出方法の研究をする。(螺旋力、首輪、螺旋王、空間そのものについてなど包括的に)
3:周辺で起こっている殺し合いには、極力、関わらない。(有用な情報が得られそうな場合は例外)
4:研究に必要な情報収集。とくに螺旋力について知りたい。
5:螺旋王に挑むための仲間(ガッシュ等)を集める。その過程で出る犠牲者は極力減らしたい。
[備考]
※首輪のネジを隠していたネームシールが剥がされ、またほんの少しだけネジが回っています。
※ラッドの言った『人間』というキーワードに何か引っかかるものがあるようです。
※明智の死体、及び荷物は刑務所の瓦礫の下。
※携帯電話のテキストメモ内に、二日目・黎明時点で明智が行った全考察がメモされています。
[清麿の考察]
※監視について
監視されていることは確実。方法は監視カメラのような原始的なものではなく、螺旋王の能力かオーバーテクノロジーによるもの。
参加者が監視に気づくかどうかは螺旋王にとって大事ではない。むしろそれを含め試されている可能性アリ。
※螺旋王の真の目的について
螺旋王の目的は、道楽ではない。趣旨は殺し合いではなく実験、もしくは別のなにか(各種仮説を参考)。
ゆえに、参加者の無為な死を望みはしない。首輪による爆破や、反抗分子への粛清も、よほどのことがない限りありえない。
【仮説①】【仮説②】【仮説③】をメモにまとめています。
※首輪について
螺旋状に編まれたケーブルは導火線。三つの謎の黒球は、どれか一つが爆弾。
また、清麿の理解が追いつく機械ではなくオーバーテクノロジーによるもの。
ネジを回すと、螺旋王のメッセージ付きで電流が流れる。しかし、死に至るレベルではない。
上記のことから、螺旋王にとって首輪は単なる拘束器具ではなく、参加者を試す道具の一つであると推測。
螺旋王からの遠隔爆破の危険性は(たとえこちらが大々的に反逆を企てたとしても)限りなく低い。
※螺旋力について
………………………アルェー?
※監視について
監視されていることは確実。方法は監視カメラのような原始的なものではなく、螺旋王の能力かオーバーテクノロジーによるもの。
参加者が監視に気づくかどうかは螺旋王にとって大事ではない。むしろそれを含め試されている可能性アリ。
※螺旋王の真の目的について
螺旋王の目的は、道楽ではない。趣旨は殺し合いではなく実験、もしくは別のなにか(各種仮説を参考)。
ゆえに、参加者の無為な死を望みはしない。首輪による爆破や、反抗分子への粛清も、よほどのことがない限りありえない。
【仮説①】【仮説②】【仮説③】をメモにまとめています。
※首輪について
螺旋状に編まれたケーブルは導火線。三つの謎の黒球は、どれか一つが爆弾。
また、清麿の理解が追いつく機械ではなくオーバーテクノロジーによるもの。
ネジを回すと、螺旋王のメッセージ付きで電流が流れる。しかし、死に至るレベルではない。
上記のことから、螺旋王にとって首輪は単なる拘束器具ではなく、参加者を試す道具の一つであると推測。
螺旋王からの遠隔爆破の危険性は(たとえこちらが大々的に反逆を企てたとしても)限りなく低い。
※螺旋力について
………………………アルェー?
【菫川ねねね@R.O.D(シリーズ)】
[状態]:本を書きたいという欲求、疲労(大)、螺旋力覚醒
[装備]:なし
[道具]:支給品一式(一食分消費)、ボン太君のぬいぐるみ@らき☆すた、ジャン・ハボックの煙草(残り15本)@鋼の錬金術師
『フルメタル・パニック!』全巻セット@らき☆すた(『戦うボーイ・ミーツ・ガール』はフォルゴレのサイン付き)
『イリヤスフィール・フォン・アインツベルンに捧ぐ』@アニロワ2nd オリジナル
[思考]:
基本-1:螺旋王のシナリオ(実験)を破壊し、ハッピーエンドを迎えさせる。
基本-2:バシュタールの惨劇を起こし、首輪や空間隠蔽を含む会場の全ての機能を停止させて脱出する。
1:こいつらは……
2:アンチシズマ管の持ち主、それとそれを改造できる能力者を探す。
3:柊かがみに出会ったら、「ポン太くんのぬいぐるみ」と「フルメタル・パニック全巻セット」を返却する。
4:センセーに会いに行きたい……けど、我慢する。
5:本が書きたい! 本を読んで貰いたい!
[備考]:
※読子を殺害したスカーの罪を許しました。が、わだかまりが全く無い訳でもありません。
※ラガンをフル稼働させたため、しばらく螺旋力が発揮できません
[状態]:本を書きたいという欲求、疲労(大)、螺旋力覚醒
[装備]:なし
[道具]:支給品一式(一食分消費)、ボン太君のぬいぐるみ@らき☆すた、ジャン・ハボックの煙草(残り15本)@鋼の錬金術師
『フルメタル・パニック!』全巻セット@らき☆すた(『戦うボーイ・ミーツ・ガール』はフォルゴレのサイン付き)
『イリヤスフィール・フォン・アインツベルンに捧ぐ』@アニロワ2nd オリジナル
[思考]:
基本-1:螺旋王のシナリオ(実験)を破壊し、ハッピーエンドを迎えさせる。
基本-2:バシュタールの惨劇を起こし、首輪や空間隠蔽を含む会場の全ての機能を停止させて脱出する。
1:こいつらは……
2:アンチシズマ管の持ち主、それとそれを改造できる能力者を探す。
3:柊かがみに出会ったら、「ポン太くんのぬいぐるみ」と「フルメタル・パニック全巻セット」を返却する。
4:センセーに会いに行きたい……けど、我慢する。
5:本が書きたい! 本を読んで貰いたい!
[備考]:
※読子を殺害したスカーの罪を許しました。が、わだかまりが全く無い訳でもありません。
※ラガンをフル稼働させたため、しばらく螺旋力が発揮できません
▽
「…………やはり、いないか」
フォーグラーの浮上によって完全に沈没し、そして崩壊した刑務所の跡地にスカーはいた。
その肩には腹に当身を食らい、完全に気絶しているシャマルの姿があった。
その肩には腹に当身を食らい、完全に気絶しているシャマルの姿があった。
(好機と見て仕掛けたが……明智達と合流出来ず仕舞いとは拙いな)
彼はあの一瞬、シャマルとヴィラルの両名に明らかな隙が出来た事を察知したのだ。
そして彼の立ち位置から近い方――つまりシャマルの捕獲に乗り出した。
一人で勝手にうろたえ、転倒したルルーシュ・ランペルージにトドメを刺す事も考えはしたが、現状では螺旋力の情報を集める事を優先した訳だ。
加えて彼が持つ「ギアス」という特殊能力、そして頭脳は非常に有用である。
そして彼の立ち位置から近い方――つまりシャマルの捕獲に乗り出した。
一人で勝手にうろたえ、転倒したルルーシュ・ランペルージにトドメを刺す事も考えはしたが、現状では螺旋力の情報を集める事を優先した訳だ。
加えて彼が持つ「ギアス」という特殊能力、そして頭脳は非常に有用である。
そしてシャマルは螺旋覚醒者である。
故に出来るだけ殺害するような真似は避けたい……のだが、
故に出来るだけ殺害するような真似は避けたい……のだが、
(ひとまず、何らかの手段で拘束しなければ……暴れられては厄介だ)
最悪のケースも当然考えられる。
(まずは奴らを探さねば……携帯電話さえ無事ならば、迎えに来るか? それとも……)
螺旋王へと至る道、そのためには敵の情報を知る事が何よりも重要だ。
ヴィラル、そして新たに投入されたチミルフに対してルルーシュ・ランペルージにギアスを使用させるプラン、というのも中々効果的だろう。
この災害に……巻き込まれていなければの話ではあるが。
ヴィラル、そして新たに投入されたチミルフに対してルルーシュ・ランペルージにギアスを使用させるプラン、というのも中々効果的だろう。
この災害に……巻き込まれていなければの話ではあるが。
さぁ…………どうすればいい?
【B-7/刑務所跡/二日目/黎明】
【スカー(傷の男)@鋼の錬金術師】
[状態]:疲労(中)、空腹、強い覚悟、螺旋力覚醒
[装備]:アヴァロン@Fate/stay night(回復に使用中)
[道具]:支給品一式x4(メモ一式使用、地図一枚損失)、ガジェットドローン@魔法少女リリカルなのはStrikerS
ワルサーWA2000用箱型弾倉x2、バルサミコ酢の大瓶(残り1/2)@らき☆すた
ゼオンのマント@金色のガッシュベル!!、魔鏡のかけら@金色のガッシュベル!!
暗視スコープ、首輪(クロ)、単眼鏡、マース・ヒューズの肉片サンプル、シアン化ナトリウム
ワルサーWA2000(4/6)@現実 、ケリュケイオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS
[思考]
基本-1:明智達と協力して実験から脱出し、元の世界でまた国家錬金術師と戦う。
基本-2:螺旋力保有者の保護、その敵となりうる存在の抹殺。
0:ひとまず清麿達の安否を確認、そして接触しシャマルの使い道を尋ねる。シャマルがどうしても暴れるようならば殺す。
1:螺旋力保有者を守護する。
2:各施設にある『お宝』の調査と回収。
3:ギアスを使用したヴィラル、チミルフへの尋問について考える
4:螺旋王に対する見極め。これの如何によっては方針を優勝狙いに変える場合も……
5:シャマルを拘束するロープか何かが欲しい
[状態]:疲労(中)、空腹、強い覚悟、螺旋力覚醒
[装備]:アヴァロン@Fate/stay night(回復に使用中)
[道具]:支給品一式x4(メモ一式使用、地図一枚損失)、ガジェットドローン@魔法少女リリカルなのはStrikerS
ワルサーWA2000用箱型弾倉x2、バルサミコ酢の大瓶(残り1/2)@らき☆すた
ゼオンのマント@金色のガッシュベル!!、魔鏡のかけら@金色のガッシュベル!!
暗視スコープ、首輪(クロ)、単眼鏡、マース・ヒューズの肉片サンプル、シアン化ナトリウム
ワルサーWA2000(4/6)@現実 、ケリュケイオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS
[思考]
基本-1:明智達と協力して実験から脱出し、元の世界でまた国家錬金術師と戦う。
基本-2:螺旋力保有者の保護、その敵となりうる存在の抹殺。
0:ひとまず清麿達の安否を確認、そして接触しシャマルの使い道を尋ねる。シャマルがどうしても暴れるようならば殺す。
1:螺旋力保有者を守護する。
2:各施設にある『お宝』の調査と回収。
3:ギアスを使用したヴィラル、チミルフへの尋問について考える
4:螺旋王に対する見極め。これの如何によっては方針を優勝狙いに変える場合も……
5:シャマルを拘束するロープか何かが欲しい
[備考]:
※言峰の言葉を受け入れ、覚悟を決めました。
※スカーの右腕は地脈の力を取り入れているため、魔力があるものとして扱われます。
※会場端のワープを認識。螺旋力についての知識、この世界の『空、星、太陽、月』に対して何らかの確証を持っています。
※清麿達がラガンで刑務所から飛び出したのを見ていません。
※言峰の言葉を受け入れ、覚悟を決めました。
※スカーの右腕は地脈の力を取り入れているため、魔力があるものとして扱われます。
※会場端のワープを認識。螺旋力についての知識、この世界の『空、星、太陽、月』に対して何らかの確証を持っています。
※清麿達がラガンで刑務所から飛び出したのを見ていません。
【シャマル@魔法少女リリカルなのはStrikerS】
[状態]:疲労(中)、腹部にダメージ(中)、気絶、螺旋力覚醒(本人は半信半疑)
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
基本1:守護騎士でもない、機動六課でもない、ただのシャマルとして生きる道を探す
基本2:1のための道が分かるまで、ヴィラルと共に最後の二人になり、螺旋王を説得して二人で優勝することを目指す。
1:???
[状態]:疲労(中)、腹部にダメージ(中)、気絶、螺旋力覚醒(本人は半信半疑)
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
基本1:守護騎士でもない、機動六課でもない、ただのシャマルとして生きる道を探す
基本2:1のための道が分かるまで、ヴィラルと共に最後の二人になり、螺旋王を説得して二人で優勝することを目指す。
1:???
※ゲイボルク@Fate/stay nightをハズレ支給品だと認識しています。また、宝具という名称を知りません。
※清麿に関しては声と後姿しか認識していません。悪感情は抱いてはいないようです。
※清麿の考察を聞きました。必ずしも他者を殺す必要がない可能性に思うことがあるようですが、優先順位はヴィラルが勝っています。
※清麿に関しては声と後姿しか認識していません。悪感情は抱いてはいないようです。
※清麿の考察を聞きました。必ずしも他者を殺す必要がない可能性に思うことがあるようですが、優先順位はヴィラルが勝っています。
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249:てのひらのたいよう(後編) | 明智健悟 | |
249:てのひらのたいよう(後編) | 小早川ゆたか | 254:今はまだ飛べない翼 |
249:てのひらのたいよう(後編) | ルルーシュ・ランペルージ | 259:愛ある暴走(前編) |
249:てのひらのたいよう(後編) | ヴィラル | 259:愛ある暴走(前編) |
249:てのひらのたいよう(後編) | 高嶺清麿 | 259:愛ある暴走(前編) |
245:てのひらのたいよう(後編) | 菫川ねねね | 259:愛ある暴走(前編) |
249:てのひらのたいよう(後編) | スカー(傷の男) | 259:愛ある暴走(後編) |
249:てのひらのたいよう(後編) | シャマル | 259:愛ある暴走(後編) |