W.O.D ~Write Or Die~ ◆RwRVJyFBpg
◆
胸が。
胸が痛みます。
ちくちく、ちくちくした針みたいなものがおっぱいの裏にあって、それがグルグル回って
私の胸をちくちく、ちくちく刺してくるんです。
どうしてこんなに痛いんだろう?
私は考えます。
胸が痛みます。
ちくちく、ちくちくした針みたいなものがおっぱいの裏にあって、それがグルグル回って
私の胸をちくちく、ちくちく刺してくるんです。
どうしてこんなに痛いんだろう?
私は考えます。
高嶺君が菫川先生の見つけた秘密の地下を調べに行ったのに、私は何にもできないから?――そうだと思います。
明智さんがガジェットドローンって機械を使って仲間を集めようとしてるのに、私は何にもできないから?――そうだと思います。
それとも、菫川先生に嘘をついたから?――そうだと思います。
明智さんがガジェットドローンって機械を使って仲間を集めようとしてるのに、私は何にもできないから?――そうだと思います。
それとも、菫川先生に嘘をついたから?――そうだと思います。
エレベーターであのボタンを見つけたのは偶然。
私はそう菫川先生に話したけど、それは嘘です。
本当は分かってたんです。
あそこには何かあるって。
私はそう菫川先生に話したけど、それは嘘です。
本当は分かってたんです。
あそこには何かあるって。
私は首にかけた紐を手繰り寄せて、あの不思議なドリルを手元に引き寄せます。
あのとき、廊下で菫川先生を待っていると、このドリルが突然光り始めました。
ピカッピカッて、本当にいきなり。
その光はどうしてかわかりませんけど、私をどこかに案内してるように思えました。
ちょっと怖かったけど、あのときはこれで皆さんの役に立てるかもってそう思ったんです。
今までの自分を振り返れって、きっと役に立てるって先生に言われて、それで……
あれ?そう思ったらドリルが光りだしたんだったかな?
ん~~どっちが先は忘れちゃいました。
あのとき、廊下で菫川先生を待っていると、このドリルが突然光り始めました。
ピカッピカッて、本当にいきなり。
その光はどうしてかわかりませんけど、私をどこかに案内してるように思えました。
ちょっと怖かったけど、あのときはこれで皆さんの役に立てるかもってそう思ったんです。
今までの自分を振り返れって、きっと役に立てるって先生に言われて、それで……
あれ?そう思ったらドリルが光りだしたんだったかな?
ん~~どっちが先は忘れちゃいました。
「あの……明智さん、わたし、わたし……」
「?
どうかしましたか?もしかして体調が優れないとか?」
「?
どうかしましたか?もしかして体調が優れないとか?」
謝らなくっちゃ。
謝らなくっちゃ。
謝らなくっちゃ!!
謝らなくっちゃ。
謝らなくっちゃ!!
「……あの、菫川先生は……どこ、ですか?」
「……ああ。菫川先生ならお一人で部屋に篭られてます」
「……ああ。菫川先生ならお一人で部屋に篭られてます」
……でも、ダメでした。
謝ろうとすると、螺旋王さんの声が、螺旋王さんの顔が浮かんできて、どうしても声が出ないんです。
あと一歩なのに、謝らなきゃいけないのに、一人で螺旋王さんのところへ行く自分が浮かんで、ダメなんです!
謝ろうとすると、螺旋王さんの声が、螺旋王さんの顔が浮かんできて、どうしても声が出ないんです。
あと一歩なのに、謝らなきゃいけないのに、一人で螺旋王さんのところへ行く自分が浮かんで、ダメなんです!
明智さん達が無理矢理首輪を外させるような人たちだなんて思ってるわけじゃないです。
きっと、事情を話せば、優しく分かってくれる人たちだって知ってます。
でも、何でか言えないんです。
私がそうだってことを話したら、首輪を外さなきゃいけないような、そんな気がして怖いんです!
きっと、事情を話せば、優しく分かってくれる人たちだって知ってます。
でも、何でか言えないんです。
私がそうだってことを話したら、首輪を外さなきゃいけないような、そんな気がして怖いんです!
「……生憎、ご気分が優れないようなので、直接会いにいくのはよしたほうがいいでしょう。
私でよければ代わりに聞きますが、何か用事でしたか?」
「いえ……ただ、いないなぁって思って」
私でよければ代わりに聞きますが、何か用事でしたか?」
「いえ……ただ、いないなぁって思って」
返事をする明智さんの表情は何故かちょっと怖い気がして、私はビクってしてしまいます。
もしかしたら、明智さんは頭がいいから、もう私の嘘に気づいてるのかもしれません。
そう思うと、何だか嫌で、また胸がチクチクします。
もしかしたら、明智さんは頭がいいから、もう私の嘘に気づいてるのかもしれません。
そう思うと、何だか嫌で、また胸がチクチクします。
チクチクが本当に痛くて耐えられなくなったとき、私の頭には何故かDボゥイさんの顔が浮かびます。
どうしてかは分からないけど、何でかいきなり浮かんでくるんです。
でも、あの人の顔が浮かんでるときは、何だか少しだけ、気分が楽です……
どうしてかは分からないけど、何でかいきなり浮かんでくるんです。
でも、あの人の顔が浮かんでるときは、何だか少しだけ、気分が楽です……
◆
私は書いていた。
書いて書いて書きまくっていた。
流れるように、いや、飛ぶように書いていた。
書いて書いて書きまくっていた。
流れるように、いや、飛ぶように書いていた。
機関銃を撃ちまくるかのようにキーボードを叩き、自分の中の物語をディスプレイに吐き出す。
この刑務所にパソコンの使える部屋があって本当によかった。
私は断然、手書きよりもワープロ派なのでこっちの方が助かる。
まあ、手書きでもできんことはないけど、スピードが圧倒的に落ちるし、何よりいつもと感覚が違うのが気に食わない。
この刑務所にパソコンの使える部屋があって本当によかった。
私は断然、手書きよりもワープロ派なのでこっちの方が助かる。
まあ、手書きでもできんことはないけど、スピードが圧倒的に落ちるし、何よりいつもと感覚が違うのが気に食わない。
私が今書いているものについて、今更、いちいち何だかんだと言う必要はないと思うが、一応、言っておく。
私が今書いているのは『螺旋王の思惑をひっくり返すシナリオ』だ。
明智に頼まれた、そして何より私が書くと誓った、菫川ねねね渾身の一作だ。
押しても引いても捻っても、どうやっても書けなかったモヤモヤが今、怒涛のように溢れ出している。
私が今書いているのは『螺旋王の思惑をひっくり返すシナリオ』だ。
明智に頼まれた、そして何より私が書くと誓った、菫川ねねね渾身の一作だ。
押しても引いても捻っても、どうやっても書けなかったモヤモヤが今、怒涛のように溢れ出している。
例えるならその様は文字の洪水。いや、文字の土石流だ。
その流れの圧倒的な速度と勢いは自分で書いているにもかかわらず、未だ自分で信じられない。
どんなに好調だった時だって、今と比べりゃスランプと大差ない。
そう思えるほどにスラスラ筆が進む。
書きたい言葉に指の動きが追いつかない。
こんなことは今までの作家人生で初めてだった。
その流れの圧倒的な速度と勢いは自分で書いているにもかかわらず、未だ自分で信じられない。
どんなに好調だった時だって、今と比べりゃスランプと大差ない。
そう思えるほどにスラスラ筆が進む。
書きたい言葉に指の動きが追いつかない。
こんなことは今までの作家人生で初めてだった。
神が降りる、という言葉がある。
ふとしたきっかけが今までの停滞を吹き飛ばし、思いもつかない好調が実現した時、人はその様を神に例え、自らを神の拠り代に準える。
そういう意味で言えば、あのメロンジュース畑の真ん中で私に降りたのは間違いなく神だったことだろう。
ふとしたきっかけが今までの停滞を吹き飛ばし、思いもつかない好調が実現した時、人はその様を神に例え、自らを神の拠り代に準える。
そういう意味で言えば、あのメロンジュース畑の真ん中で私に降りたのは間違いなく神だったことだろう。
私があのとき思いついたこと。
それは一言で言うなら脱出策だった。
しかも、それは螺旋王の裏をかき、奴の思いに反して皆を救える奇襲策。
螺旋王の用意した方法に頼らずに首輪を無効化し、しかも、脱出の可能性を繋げる。
そんな策が私みたいな奴の頭から出たことをまずもって神に感謝するべきだと思う。
それは一言で言うなら脱出策だった。
しかも、それは螺旋王の裏をかき、奴の思いに反して皆を救える奇襲策。
螺旋王の用意した方法に頼らずに首輪を無効化し、しかも、脱出の可能性を繋げる。
そんな策が私みたいな奴の頭から出たことをまずもって神に感謝するべきだと思う。
ん?どんな計画かって?耳かっぽじってよく聞いとけよ!!
私が思いついた策。
それはアンチ・シズマ管と刑務所地下の装置とを使った脱出計画だ。
まずアンチ・シズマ管を三本集める。
次にこれを地下の装置にはめ込んで起動させる。
基本的にはこれで終わりだ。
え?それじゃあ、よしんば酸素の破壊が防げるだけで、脱出には繋がらないって?
確かに。普通のやり方でやったらそうだろうな。
でも、少し考えてみてよ。
もし、そうやって嵌めこんだのがアンチ・シズマ管じゃなく、よく似たアレだったらどうなるか?
私が思いついた策。
それはアンチ・シズマ管と刑務所地下の装置とを使った脱出計画だ。
まずアンチ・シズマ管を三本集める。
次にこれを地下の装置にはめ込んで起動させる。
基本的にはこれで終わりだ。
え?それじゃあ、よしんば酸素の破壊が防げるだけで、脱出には繋がらないって?
確かに。普通のやり方でやったらそうだろうな。
でも、少し考えてみてよ。
もし、そうやって嵌めこんだのがアンチ・シズマ管じゃなく、よく似たアレだったらどうなるか?
バシュタールの惨劇。
アレがあった世界から来た人間はその現象のことをそう呼んでるらしい。
試作型のシズマ管三本をアホタレな博士が炉心に嵌めこんだせいで起こった大惨事。
たったそれだけのことで国が一つ吹っ飛び、地球のエネルギーが残らず停止。
地球上の人類の三分の二が死んだって話だ。
まったくもって恐ろしい。チェルノブイリが裸足で逃げ出すスケールだ。
でも、私はこの事件に関する支給品名簿の記述を思い出したとき、正直、心臓が飛び出るくらい嬉しかった。
何でかって?おいおいいい加減察すれ。
アレがあった世界から来た人間はその現象のことをそう呼んでるらしい。
試作型のシズマ管三本をアホタレな博士が炉心に嵌めこんだせいで起こった大惨事。
たったそれだけのことで国が一つ吹っ飛び、地球のエネルギーが残らず停止。
地球上の人類の三分の二が死んだって話だ。
まったくもって恐ろしい。チェルノブイリが裸足で逃げ出すスケールだ。
でも、私はこの事件に関する支給品名簿の記述を思い出したとき、正直、心臓が飛び出るくらい嬉しかった。
何でかって?おいおいいい加減察すれ。
もし、バシュタールの惨劇と同じことがこの会場で起きたらどうなると思う?
資料にあった爆発の規模からして多分こうだろうな。
爆発が起き、周囲3キロ四方が蒸発し、『会場内の全てのエネルギーが中和される』。
大切なのはここ。『全てのエネルギーが中和される』ってところ。
資料にあった爆発の規模からして多分こうだろうな。
爆発が起き、周囲3キロ四方が蒸発し、『会場内の全てのエネルギーが中和される』。
大切なのはここ。『全てのエネルギーが中和される』ってところ。
この会場内にはモノレールや各種施設をはじめ、螺旋王が設置したモノが数多くある。
もしこのエネルギー中和現象が起これば、それらのモノは当然に活動をやめる。
モノレールや豪華客船は動かなくなり、観覧車は回らなくなり、発電所は電気を送らず――首輪は機能を停止するはずだ。
爆破機能はもとより、螺旋力感知機能もテレポート機能も、みんなまとめてパーだ。
そうなりゃ、こんなモンはただのダサいアクセサリ。外す方法はいくらでもある。
もしこのエネルギー中和現象が起これば、それらのモノは当然に活動をやめる。
モノレールや豪華客船は動かなくなり、観覧車は回らなくなり、発電所は電気を送らず――首輪は機能を停止するはずだ。
爆破機能はもとより、螺旋力感知機能もテレポート機能も、みんなまとめてパーだ。
そうなりゃ、こんなモンはただのダサいアクセサリ。外す方法はいくらでもある。
加えて言うなら、停止するのは何も私達の目に見えるモノだけじゃない。
例えば監視。明智は私たちには分からない何らかの方法で行われてると言ってたが
それがもし、高度な技術によって作られた機械によるものだったら?当然止まる。
例えばバリア。この会場の端と端が繋がっていることはレーダーに映った参加者の動きを見てれば一目瞭然。
その機能だって、もしエネルギー機関を使って維持させてるなら?当然死ぬ。
そして、例えば隠蔽。マッハキャリバーの仲間は次元と次元を行き来して平和を守る治安機関の出身らしい。
……ってことは当然、その治安機関、時空管理局は仲間の居場所を探してるはずだ。
そんな奴らから、螺旋王はどうやって身を隠してる?
答えは決まってる。何らかの手段でこの会場を時空管理局の目から隠蔽してるんだ。
ゲリラが敵機の偵察から逃れるために、屋根に工夫するのと同じ理屈だな。
でも、その隠蔽だって、エネルギー中和の条件に引っかかれば、当然外れる。
そうすれば、外からの助けだって、十分に期待できるんじゃないのか?
例えば監視。明智は私たちには分からない何らかの方法で行われてると言ってたが
それがもし、高度な技術によって作られた機械によるものだったら?当然止まる。
例えばバリア。この会場の端と端が繋がっていることはレーダーに映った参加者の動きを見てれば一目瞭然。
その機能だって、もしエネルギー機関を使って維持させてるなら?当然死ぬ。
そして、例えば隠蔽。マッハキャリバーの仲間は次元と次元を行き来して平和を守る治安機関の出身らしい。
……ってことは当然、その治安機関、時空管理局は仲間の居場所を探してるはずだ。
そんな奴らから、螺旋王はどうやって身を隠してる?
答えは決まってる。何らかの手段でこの会場を時空管理局の目から隠蔽してるんだ。
ゲリラが敵機の偵察から逃れるために、屋根に工夫するのと同じ理屈だな。
でも、その隠蔽だって、エネルギー中和の条件に引っかかれば、当然外れる。
そうすれば、外からの助けだって、十分に期待できるんじゃないのか?
さて、実現すればいいことずくめっぽいバシュタールの惨劇だが、実は大きな問題がある。
この会場にあるのはあくまで『アンチ・シズマ管』であって『試作型シズマ管』じゃない。
肝心のものがなきゃ、コトを起こそうったって、夢のまた夢だ。
でも、実はこの『ここには試作型シズマ管がない』ってことが今回の計画のミソ。
螺旋王を出し抜くためのポイントってわけだ。
この会場にあるのはあくまで『アンチ・シズマ管』であって『試作型シズマ管』じゃない。
肝心のものがなきゃ、コトを起こそうったって、夢のまた夢だ。
でも、実はこの『ここには試作型シズマ管がない』ってことが今回の計画のミソ。
螺旋王を出し抜くためのポイントってわけだ。
ここで一つ知っといてもらいたいことがある。
実はこの会場で支給されている『アンチ・シズマ管』は
フォーグラー博士がバシュタールの惨劇のときに使われた『試作型シズマ管』を改造したモンだってこと。
つまりこの二つ、元は同じものなんだよ。
そこで私は考えた。
『試作型シズマ管』を『アンチ・シズマ管』に改造できるってことは
『アンチ・シズマ管』を『試作型シズマ管』に改造することもできるんじゃないかってな。
あー、一つ言っとくが、もちろん私にゃそんなことはできん。根っからの文系人間だしな。
だが、ここには警察庁キャリア官僚様の明智がいる。IQ190の天才少年、清麿がいる。
時空管理局の魔法使いがいる!サーヴァントがいる!テッカマンがいる!錬金術師がいる!
私ができなくても――必ずできる奴がいる!
そういう奴にやってもらえばいいんだよ。
三人寄れば文殊の知恵……ってのは明智のセリフだったか。
実はこの会場で支給されている『アンチ・シズマ管』は
フォーグラー博士がバシュタールの惨劇のときに使われた『試作型シズマ管』を改造したモンだってこと。
つまりこの二つ、元は同じものなんだよ。
そこで私は考えた。
『試作型シズマ管』を『アンチ・シズマ管』に改造できるってことは
『アンチ・シズマ管』を『試作型シズマ管』に改造することもできるんじゃないかってな。
あー、一つ言っとくが、もちろん私にゃそんなことはできん。根っからの文系人間だしな。
だが、ここには警察庁キャリア官僚様の明智がいる。IQ190の天才少年、清麿がいる。
時空管理局の魔法使いがいる!サーヴァントがいる!テッカマンがいる!錬金術師がいる!
私ができなくても――必ずできる奴がいる!
そういう奴にやってもらえばいいんだよ。
三人寄れば文殊の知恵……ってのは明智のセリフだったか。
となれば、乗り越えるべきハードルはあと一つ。
いかにしてこの計画を他の奴等に伝えるかだけだ。
螺旋王は常にこのフィールドを監視している。
私達の一挙手一投足は奴に録画され、発言は一言一句漏らさず録音されているだろう。
だから、普通に口に出したり、筆談を使ったりしてこの計画を伝えても、一瞬で螺旋王にバレる。
これでは、せっかく計画を練っても成功は望めない。
だけど、この問題は問題にならない。
何故なら、もう解決する、今、解決に向かってる問題だからなッ!
いかにしてこの計画を他の奴等に伝えるかだけだ。
螺旋王は常にこのフィールドを監視している。
私達の一挙手一投足は奴に録画され、発言は一言一句漏らさず録音されているだろう。
だから、普通に口に出したり、筆談を使ったりしてこの計画を伝えても、一瞬で螺旋王にバレる。
これでは、せっかく計画を練っても成功は望めない。
だけど、この問題は問題にならない。
何故なら、もう解決する、今、解決に向かってる問題だからなッ!
私は書いている。
物語を書いている。
螺旋王の鼻っ柱をへし折るために書いている。
ぱっと見それとは分からないように。小説の形をとって。脱出計画を書いている。
指が攣ろうと、肩が張ろうと、ただひたすらにディスプレイに向かって。
読んだ人間にだけ分かるように、細心の注意を払って書いている。
物語を書いている。
螺旋王の鼻っ柱をへし折るために書いている。
ぱっと見それとは分からないように。小説の形をとって。脱出計画を書いている。
指が攣ろうと、肩が張ろうと、ただひたすらにディスプレイに向かって。
読んだ人間にだけ分かるように、細心の注意を払って書いている。
私は物語の力を信じている。
センセーが愛し、センセーが信じた物語の力を。
本はその読者だけに本当の姿を見せてくれる。
本を手に取り、自分の手でページをめくり、自分の目で字を追った者にだけ、物語は心を開く。
あらすじを聞いたり、概要を読んだり、映画を見たりしただけじゃ分からない深さが読書にはある。
センセーは誰よりもそのことを知っていた。
私はセンセーからそのことを教わった。
そんな私が今、全力で書いている。
私の全てを懸けて書いている。
だから、この物語は本当に読んだ人間にしか伝わらない。
監視なんて名目で、斜め読みした連中には絶対に伝わらない!!
センセーが愛し、センセーが信じた物語の力を。
本はその読者だけに本当の姿を見せてくれる。
本を手に取り、自分の手でページをめくり、自分の目で字を追った者にだけ、物語は心を開く。
あらすじを聞いたり、概要を読んだり、映画を見たりしただけじゃ分からない深さが読書にはある。
センセーは誰よりもそのことを知っていた。
私はセンセーからそのことを教わった。
そんな私が今、全力で書いている。
私の全てを懸けて書いている。
だから、この物語は本当に読んだ人間にしか伝わらない。
監視なんて名目で、斜め読みした連中には絶対に伝わらない!!
書いていること自体が怪しくならないよう、注意も払った。
現に私が書いている物語のタイトルは『イリヤスフィール・フォン・アインツベルンに捧ぐ』だ。
レーダーを見ていた明智からイリヤと士郎の反応が動かなくなったことを聞いた。
もしかしたら、イリヤが死んだかもしれないことを教えてもらった。
表向き、私が書いているのはイリヤの追悼小説だ。
仲間の死を嘆き悲しんだ小説家が自分の心を静めるために小説を書いている。
今の私はそういうことになっている。
実際、明智にも清麿にもそう伝えてある。
そして、それは嘘で、でも本当だ。
現に私が書いている物語のタイトルは『イリヤスフィール・フォン・アインツベルンに捧ぐ』だ。
レーダーを見ていた明智からイリヤと士郎の反応が動かなくなったことを聞いた。
もしかしたら、イリヤが死んだかもしれないことを教えてもらった。
表向き、私が書いているのはイリヤの追悼小説だ。
仲間の死を嘆き悲しんだ小説家が自分の心を静めるために小説を書いている。
今の私はそういうことになっている。
実際、明智にも清麿にもそう伝えてある。
そして、それは嘘で、でも本当だ。
今日の朝を思い出す。
フォルゴレ、イリヤ、私。三人の散歩を思い出す。
もしかしたら、本当は、という思いはもちろんある。
放送であいつの名前が呼ばれないことを今も全力で祈っている。
でも、状況から見てそれは……いや、今は祈ろう。
ああ、ここにパソコンがあって本当によかった。
もし放送でイリヤの名前が呼ばれたら、私はせっかくの原稿を水に濡らしてしまうだろうから。
フォルゴレ、イリヤ、私。三人の散歩を思い出す。
もしかしたら、本当は、という思いはもちろんある。
放送であいつの名前が呼ばれないことを今も全力で祈っている。
でも、状況から見てそれは……いや、今は祈ろう。
ああ、ここにパソコンがあって本当によかった。
もし放送でイリヤの名前が呼ばれたら、私はせっかくの原稿を水に濡らしてしまうだろうから。
悲しみを振り払って、いや、それすら原稿に刻まれる文字として叩きつけ、私は書く。
アンチ・シズマ管は本当に無事なのか?本当にシズマ管を改造できる人間はまだ生きているのか?
バシュタールの惨劇から起こる爆発の規模が大きすぎて結局全滅って結末はないのか?
エネルギーを中和したとして私たちが助かる道は本当にあるのか?
不安は募る。
しかし、その不安さえも原稿に織り交ぜ、私は書いて書いて書きまくる。
アンチ・シズマ管は本当に無事なのか?本当にシズマ管を改造できる人間はまだ生きているのか?
バシュタールの惨劇から起こる爆発の規模が大きすぎて結局全滅って結末はないのか?
エネルギーを中和したとして私たちが助かる道は本当にあるのか?
不安は募る。
しかし、その不安さえも原稿に織り交ぜ、私は書いて書いて書きまくる。
見ろ螺旋王。
これが菫川ねねねの戦いだ。
機知もなく、魔法も使えず、力も無い、小説書きの戦いだ。
私は書く。
私の物語がお前のシナリオを塗り替えるまで。
だから……だから……
これが菫川ねねねの戦いだ。
機知もなく、魔法も使えず、力も無い、小説書きの戦いだ。
私は書く。
私の物語がお前のシナリオを塗り替えるまで。
だから……だから……
「書くまで死ねるかッッ!!!」
【B-7/刑務所内/1日目/真夜中(放送直前)】
【チーム:戦術交渉部隊】(明智、ねねね、清麿、ゆたか)
[共通思考]
1:各種リスト、便利アイテムを利用した豊富な情報量による仲間の選別及び勧誘。
2:基本的には交渉で慎重に。しかし、実力行使も場合によっては行う。
3:螺旋力による首輪の解除が可能な者を探す。
4:エドが情報を送信した手段を探り、可能ならそのチャンネルで停戦を呼びかける。
5:最終目的は主催者の打倒、ゲームからの脱出。
6:携帯電話の現在位置探査を利用して危険を避ける。
7:映画館内部にジンやラッド、その他協力できそうな人物が到達したら携帯電話で各施設に連絡を入れる。
8:人員が揃い次第、各所施設に調査班を派遣する。
9:万一刑務所が安全でないと判断できた場合、警察署へ向かう。
[共通思考]
1:各種リスト、便利アイテムを利用した豊富な情報量による仲間の選別及び勧誘。
2:基本的には交渉で慎重に。しかし、実力行使も場合によっては行う。
3:螺旋力による首輪の解除が可能な者を探す。
4:エドが情報を送信した手段を探り、可能ならそのチャンネルで停戦を呼びかける。
5:最終目的は主催者の打倒、ゲームからの脱出。
6:携帯電話の現在位置探査を利用して危険を避ける。
7:映画館内部にジンやラッド、その他協力できそうな人物が到達したら携帯電話で各施設に連絡を入れる。
8:人員が揃い次第、各所施設に調査班を派遣する。
9:万一刑務所が安全でないと判断できた場合、警察署へ向かう。
[考察内容]
《螺旋王の目的》
1:殺し合いを通じた参加者の螺旋力覚醒
《首輪》
1:螺旋力の覚醒により解除可能
2:ただし、解除時に螺旋王の元へ転移する可能性アリ
[備考]
※明智とねねねの考察メモの内容は同じです。
※ガジェットドローンを誰かの元に派遣した可能性があります。
《螺旋王の目的》
1:殺し合いを通じた参加者の螺旋力覚醒
《首輪》
1:螺旋力の覚醒により解除可能
2:ただし、解除時に螺旋王の元へ転移する可能性アリ
[備考]
※明智とねねねの考察メモの内容は同じです。
※ガジェットドローンを誰かの元に派遣した可能性があります。
【菫川ねねね@R.O.D(シリーズ)】
[状態]:健康、悲しみ、決意、螺旋力覚醒
[装備]:なし
[道具]:支給品一式(一食分消費)、ボン太君のぬいぐるみ@らき☆すた、 詳細名簿+@アニロワオリジナル、手書きの警戒者リスト
『フルメタル・パニック!』全巻セット@らき☆すた(『戦うボーイ・ミーツ・ガール』はフォルゴレのサイン付き)、考察メモ
[思考]:
基本:螺旋王のシナリオ(実験)を破壊し、ハッピーエンドを迎えさせる。
1:バシュタールの惨劇を起こし、首輪や空間隠蔽を含む会場の全ての機能を停止させて脱出する。
2:1の計画を皆に伝え、螺旋王のシナリオを覆すために本を書く。
3:1を達成するためアンチ・シズマ管、改造スキル持ちを探し、脱出手段を検討する。
4:ラッド・ルッソの動向には警戒する。
5:柊かがみに出会ったら、「ポン太くんのぬいぐるみ」と「フルメタル・パニック全巻セット」を返却する。
6:センセーに会いに行きたい……けど、我慢する。
7:東方不敗を最優先で警戒。
[備考]
※詳細名簿+はアニタと読子のページだけ破り取られています。
※詳細名簿+の情報から、参加者それぞれに先入観を抱いている可能性があります。
※殺人鬼であるラッドに軽度の不信感を抱いています。
※思考7、パラレルワールド説について。
富士見書房という自分が知り得ない日本の出版社の存在から、単純な異世界だけではなく、パラレルワールドの概念を考慮しています。
例えば、柊かがみは同じ日本人だとしても、ねねねの世界には存在しない富士見書房の存在する日本に住んでいるようなので、
ねねねの住む日本とは別の日本、即ちパラレルワールドの住人である可能性が高い、と考えています。
この理論の延長で、会場内にいる読子やアニタも、ひょっとしたらねねねとは面識のないパラレルワールドの住人ではないかと考えています。
※イリヤと士郎の再会により、自分の知る人物がやはり同じ世界の住人ではないかと疑い始めました。
[状態]:健康、悲しみ、決意、螺旋力覚醒
[装備]:なし
[道具]:支給品一式(一食分消費)、ボン太君のぬいぐるみ@らき☆すた、 詳細名簿+@アニロワオリジナル、手書きの警戒者リスト
『フルメタル・パニック!』全巻セット@らき☆すた(『戦うボーイ・ミーツ・ガール』はフォルゴレのサイン付き)、考察メモ
[思考]:
基本:螺旋王のシナリオ(実験)を破壊し、ハッピーエンドを迎えさせる。
1:バシュタールの惨劇を起こし、首輪や空間隠蔽を含む会場の全ての機能を停止させて脱出する。
2:1の計画を皆に伝え、螺旋王のシナリオを覆すために本を書く。
3:1を達成するためアンチ・シズマ管、改造スキル持ちを探し、脱出手段を検討する。
4:ラッド・ルッソの動向には警戒する。
5:柊かがみに出会ったら、「ポン太くんのぬいぐるみ」と「フルメタル・パニック全巻セット」を返却する。
6:センセーに会いに行きたい……けど、我慢する。
7:東方不敗を最優先で警戒。
[備考]
※詳細名簿+はアニタと読子のページだけ破り取られています。
※詳細名簿+の情報から、参加者それぞれに先入観を抱いている可能性があります。
※殺人鬼であるラッドに軽度の不信感を抱いています。
※思考7、パラレルワールド説について。
富士見書房という自分が知り得ない日本の出版社の存在から、単純な異世界だけではなく、パラレルワールドの概念を考慮しています。
例えば、柊かがみは同じ日本人だとしても、ねねねの世界には存在しない富士見書房の存在する日本に住んでいるようなので、
ねねねの住む日本とは別の日本、即ちパラレルワールドの住人である可能性が高い、と考えています。
この理論の延長で、会場内にいる読子やアニタも、ひょっとしたらねねねとは面識のないパラレルワールドの住人ではないかと考えています。
※イリヤと士郎の再会により、自分の知る人物がやはり同じ世界の住人ではないかと疑い始めました。
【明智健吾@金田一少年の事件簿】
[状態]:右肩に裂傷(応急手当済み)、上着喪失、強い決意
[装備]:レミントンM700(弾数3)、フィーロのナイフ@BACCANO バッカーノ!
[道具]:支給品一式×2(一食分消費)、携帯電話、ジャン・ハボックの煙草(残り16本)@鋼の錬金術師、閃光弾×1
予備カートリッジ8、ガジェットドローン@魔法少女リリカルなのはStrikerS、参加者詳細名簿
ダイヤグラムのコピー、首輪(キャロ)、考察メモ、支給品リスト@アニロワオリジナル
[思考]:
基本:螺旋王より早く『螺旋力』を手に入れ、それを材料に実験を終わらせる
1:エドが情報を送信した手段を探り、可能ならそのチャンネルで停戦を呼びかける。
2:菫川ねねねに情報を提供し、螺旋王を出し抜く『本』(方策)を書いてもらう。
3:螺旋力が具体的に何を指すのか? それを考察する。
4:螺旋力による首輪解除を試してみたい。
5:ラッド・ルッソの動向には注意する。
6:2日目の正午以降。博物館の閉じられた扉の先を検証する。
7:東方不敗を最優先で警戒。
[備考]
※リリカルなのはの世界の魔法の原理について把握しました。
※ガジェットドローンを誰かの元に派遣した可能性があります。
※ラッドがシンヤを殺害したと推測しています。
※豪華客船にいた人々はガッシュ以外全滅したと推測しています。
※ルルーシュ一行、またはジン一行の誰かがマタタビを殺害したと推測しています。
[状態]:右肩に裂傷(応急手当済み)、上着喪失、強い決意
[装備]:レミントンM700(弾数3)、フィーロのナイフ@BACCANO バッカーノ!
[道具]:支給品一式×2(一食分消費)、携帯電話、ジャン・ハボックの煙草(残り16本)@鋼の錬金術師、閃光弾×1
予備カートリッジ8、ガジェットドローン@魔法少女リリカルなのはStrikerS、参加者詳細名簿
ダイヤグラムのコピー、首輪(キャロ)、考察メモ、支給品リスト@アニロワオリジナル
[思考]:
基本:螺旋王より早く『螺旋力』を手に入れ、それを材料に実験を終わらせる
1:エドが情報を送信した手段を探り、可能ならそのチャンネルで停戦を呼びかける。
2:菫川ねねねに情報を提供し、螺旋王を出し抜く『本』(方策)を書いてもらう。
3:螺旋力が具体的に何を指すのか? それを考察する。
4:螺旋力による首輪解除を試してみたい。
5:ラッド・ルッソの動向には注意する。
6:2日目の正午以降。博物館の閉じられた扉の先を検証する。
7:東方不敗を最優先で警戒。
[備考]
※リリカルなのはの世界の魔法の原理について把握しました。
※ガジェットドローンを誰かの元に派遣した可能性があります。
※ラッドがシンヤを殺害したと推測しています。
※豪華客船にいた人々はガッシュ以外全滅したと推測しています。
※ルルーシュ一行、またはジン一行の誰かがマタタビを殺害したと推測しています。
【高嶺清麿@金色のガッシュベル!!】
[状態]:右耳欠損(ガーゼで処置済)、疲労(小)、精神疲労(小)、強い決意
[装備]:イングラムM10(9mmパラベラム弾22/32)
[道具]:支給品一式(水ボトルの1/2消費、おにぎり4つ消費)、殺し合いについての考察をまとめたメモ
イングラムの予備マガジン(9mmパラベラム弾32/32)×5、魔鏡の欠片@金色のガッシュベル!!
無限エネルギー装置@サイボーグクロちゃん、清麿の右耳
首輪(エド/解体済み)、首輪(エリオ/解体済み)、首輪(アニタ)、清麿のネームシール
各種治療薬、各種治療器具、各種毒物、各種毒ガス原料、各種爆発物原料、使い捨て手術用メス×14
[思考]
基本方針:螺旋王を打倒して、ゲームから脱出する
1:地下の空洞(大怪球のコクピット)を調査する
2:脱出方法の研究をする(螺旋力、首輪、螺旋王、空間そのものについてなど包括的に)
3:周辺で起こっている殺し合いには、極力、関わらない(有用な情報が得られそうな場合は例外)
4:研究に必要な情報収集。とくに螺旋力について知りたい。
5:螺旋王に挑むための仲間(ガッシュ等)を集める。その過程で出る犠牲者は極力減らしたい。
[備考]
※首輪のネジを隠していたネームシールが剥がされ、またほんの少しだけネジが回っています。
※ラッドの言った『人間』というキーワードに何か引っかかるものがあるようです。
[状態]:右耳欠損(ガーゼで処置済)、疲労(小)、精神疲労(小)、強い決意
[装備]:イングラムM10(9mmパラベラム弾22/32)
[道具]:支給品一式(水ボトルの1/2消費、おにぎり4つ消費)、殺し合いについての考察をまとめたメモ
イングラムの予備マガジン(9mmパラベラム弾32/32)×5、魔鏡の欠片@金色のガッシュベル!!
無限エネルギー装置@サイボーグクロちゃん、清麿の右耳
首輪(エド/解体済み)、首輪(エリオ/解体済み)、首輪(アニタ)、清麿のネームシール
各種治療薬、各種治療器具、各種毒物、各種毒ガス原料、各種爆発物原料、使い捨て手術用メス×14
[思考]
基本方針:螺旋王を打倒して、ゲームから脱出する
1:地下の空洞(大怪球のコクピット)を調査する
2:脱出方法の研究をする(螺旋力、首輪、螺旋王、空間そのものについてなど包括的に)
3:周辺で起こっている殺し合いには、極力、関わらない(有用な情報が得られそうな場合は例外)
4:研究に必要な情報収集。とくに螺旋力について知りたい。
5:螺旋王に挑むための仲間(ガッシュ等)を集める。その過程で出る犠牲者は極力減らしたい。
[備考]
※首輪のネジを隠していたネームシールが剥がされ、またほんの少しだけネジが回っています。
※ラッドの言った『人間』というキーワードに何か引っかかるものがあるようです。
[清麿の考察]
※監視について
監視されていることは確実。方法は監視カメラのような原始的なものではなく、螺旋王の能力かオーバーテクノロジーによるもの。
参加者が監視に気づくかどうかは螺旋王にとって大事ではない。むしろそれを含め試されている可能性アリ。
※螺旋王の真の目的について
螺旋王の目的は、道楽ではない。趣旨は殺し合いではなく実験、もしくは別のなにか(各種仮説を参考)。
ゆえに、参加者の無為な死を望みはしない。首輪による爆破や、反抗分子への粛清も、よほどのことがない限りありえない。
【仮説①】【仮説②】【仮説③】をメモにまとめています。
※首輪について
螺旋状に編まれたケーブルは導火線。三つの謎の黒球は、どれか一つが爆弾。また、清麿の理解が追いつく機械ではなくオーバーテクノロジーによるもの。
ネジを回すと、螺旋王のメッセージ付きで電流が流れる。しかし、死に至るレベルではない。
上記のことから、螺旋王にとって首輪は単なる拘束器具ではなく、参加者を試す道具の一つであると推測。
螺旋王からの遠隔爆破の危険性は(たとえこちらが大々的に反逆を企てたとしても)限りなく低い。
※螺旋力について
………………………アルェー?
※監視について
監視されていることは確実。方法は監視カメラのような原始的なものではなく、螺旋王の能力かオーバーテクノロジーによるもの。
参加者が監視に気づくかどうかは螺旋王にとって大事ではない。むしろそれを含め試されている可能性アリ。
※螺旋王の真の目的について
螺旋王の目的は、道楽ではない。趣旨は殺し合いではなく実験、もしくは別のなにか(各種仮説を参考)。
ゆえに、参加者の無為な死を望みはしない。首輪による爆破や、反抗分子への粛清も、よほどのことがない限りありえない。
【仮説①】【仮説②】【仮説③】をメモにまとめています。
※首輪について
螺旋状に編まれたケーブルは導火線。三つの謎の黒球は、どれか一つが爆弾。また、清麿の理解が追いつく機械ではなくオーバーテクノロジーによるもの。
ネジを回すと、螺旋王のメッセージ付きで電流が流れる。しかし、死に至るレベルではない。
上記のことから、螺旋王にとって首輪は単なる拘束器具ではなく、参加者を試す道具の一つであると推測。
螺旋王からの遠隔爆破の危険性は(たとえこちらが大々的に反逆を企てたとしても)限りなく低い。
※螺旋力について
………………………アルェー?
【小早川ゆたか@らき☆すた】
[状態]:疲労(小)、心労(大)、やや茫然、後悔、螺旋力覚醒
[装備]:COLT M16A1/M203@現実(20/20)(0/1)、コアドリル@天元突破グレンラガン
[道具]:デイバック、支給品一式、糸色望の旅立ちセット@さよなら絶望先生[遺書用の封筒が欠損]
鴇羽舞衣のマフラー@舞-HiME、M16アサルトライフル用予備弾x20(5.56mm NATO弾)
M203グレネードランチャー用予備弾(榴弾x6、WP発煙弾x2、照明弾x2、催涙弾x2)
[思考]
基本:元の日常へと戻れるようがんばってみる。
1:皆に嘘のことを謝りたい。でも螺旋力覚醒者だと知られるのが怖い。
2:明智たちの力になりたい。
3:イリヤの無事を祈る
4:Dボゥイと会いたい
5:シンヤを弔う為に、どうにかして病院に戻りたい。
6:ちゃんと弔ったら清麿たちに同行する。
7:シンヤを殺したラッドにどう対応すればいいのか分からない。
8:Dボゥイの為にクリスタルを回収する。
[備考]
※コアドリルがただのアクセサリーではないということに気がつきました。
※清麿に対して負の感情は持っていません。
※イリヤに親近感を抱いています。
※自分が螺旋力に覚醒したのではないかと疑っています。
[状態]:疲労(小)、心労(大)、やや茫然、後悔、螺旋力覚醒
[装備]:COLT M16A1/M203@現実(20/20)(0/1)、コアドリル@天元突破グレンラガン
[道具]:デイバック、支給品一式、糸色望の旅立ちセット@さよなら絶望先生[遺書用の封筒が欠損]
鴇羽舞衣のマフラー@舞-HiME、M16アサルトライフル用予備弾x20(5.56mm NATO弾)
M203グレネードランチャー用予備弾(榴弾x6、WP発煙弾x2、照明弾x2、催涙弾x2)
[思考]
基本:元の日常へと戻れるようがんばってみる。
1:皆に嘘のことを謝りたい。でも螺旋力覚醒者だと知られるのが怖い。
2:明智たちの力になりたい。
3:イリヤの無事を祈る
4:Dボゥイと会いたい
5:シンヤを弔う為に、どうにかして病院に戻りたい。
6:ちゃんと弔ったら清麿たちに同行する。
7:シンヤを殺したラッドにどう対応すればいいのか分からない。
8:Dボゥイの為にクリスタルを回収する。
[備考]
※コアドリルがただのアクセサリーではないということに気がつきました。
※清麿に対して負の感情は持っていません。
※イリヤに親近感を抱いています。
※自分が螺旋力に覚醒したのではないかと疑っています。
※保有するアイテムの詳細は、以下の通り。
【参加者詳細名簿】
全参加者の簡単なプロフィールと、その人物に関するあだ名や悪評、悪口などが書かれた名簿です。
【参加者詳細名簿】
全参加者の簡単なプロフィールと、その人物に関するあだ名や悪評、悪口などが書かれた名簿です。
【参加者詳細名簿+】
全参加者の個人情報と、その人物に関する客観的な経歴が記されています。情状など主観になる事は書かれていません。
※読子・リードマンとアニタ・キングのページはねねねが破いて捨ててしまいました。
全参加者の個人情報と、その人物に関する客観的な経歴が記されています。情状など主観になる事は書かれていません。
※読子・リードマンとアニタ・キングのページはねねねが破いて捨ててしまいました。
【警戒者リスト】
ねねねがメモに書いた、要注意人物のリスト。自分、または仲間が遭遇した危険人物の名前が書き連ねてあります。
「高遠遙一」「ロイ・マスタング」「ビシャス」「相羽シンヤ」「東方不敗」「鴇羽舞衣」「ニコラス・D・ウルフウッド」
また、仲間がゲーム参加以前で敵対していた人物や、詳細名簿のプロフィールから要警戒と判断した人物を要注意人物として記載しています。
「ギルガメッシュ」「言峰綺礼」 「ラッド・ルッソ」他。
ねねねがメモに書いた、要注意人物のリスト。自分、または仲間が遭遇した危険人物の名前が書き連ねてあります。
「高遠遙一」「ロイ・マスタング」「ビシャス」「相羽シンヤ」「東方不敗」「鴇羽舞衣」「ニコラス・D・ウルフウッド」
また、仲間がゲーム参加以前で敵対していた人物や、詳細名簿のプロフィールから要警戒と判断した人物を要注意人物として記載しています。
「ギルガメッシュ」「言峰綺礼」 「ラッド・ルッソ」他。
【全支給品リスト】
螺旋王が支給した全アイテムが記されたカタログ。正式名称と写真、使い方、本来の持ち主の名が記載されています。
螺旋王が支給した全アイテムが記されたカタログ。正式名称と写真、使い方、本来の持ち主の名が記載されています。
【携帯電話】
通常の携帯電話としての機能の他に、参加者の画像閲覧と、参加者の位置検索ができる機能があります。
また、いくつかの電話番号がメモリに入っています。(※判明しているのは映画館の電話番号、他は不明)
[位置検索]
参加者を選び、パスを入力することで現在位置を特定できる。(※パスは支給された支給品名。全て解除済み)
現在位置は首輪からの信号を元に検出される。
通常の携帯電話としての機能の他に、参加者の画像閲覧と、参加者の位置検索ができる機能があります。
また、いくつかの電話番号がメモリに入っています。(※判明しているのは映画館の電話番号、他は不明)
[位置検索]
参加者を選び、パスを入力することで現在位置を特定できる。(※パスは支給された支給品名。全て解除済み)
現在位置は首輪からの信号を元に検出される。
【ダイヤグラムのコピー】
明智健吾がD-4にある駅でコピーしてきた、モノレールのダイヤグラム。
明智健吾がD-4にある駅でコピーしてきた、モノレールのダイヤグラム。
【首輪】
明智健吾が死体から回収した、キャロ・ル・ルシエの首輪。
明智健吾が死体から回収した、キャロ・ル・ルシエの首輪。
【考察メモ】
雑多に書き留められた大量のメモ。明智、ねねねの考察や、特定時間の参加者の位置などが書き残されている。
雑多に書き留められた大量のメモ。明智、ねねねの考察や、特定時間の参加者の位置などが書き残されている。
時系列順で読む
投下順で読む
239:W.O.D ~World Of Darkness~ | 明智健悟 | 245:月下の棋士 (前) |
239:W.O.D ~World Of Darkness~ | 菫川ねねね | 245:【ZOC】 絶望の器 (前) |
239:W.O.D ~World Of Darkness~ | 高嶺清麿 | 245:【ZOC】 絶望の器 (前) |
239:W.O.D ~World Of Darkness~ | 小早川ゆたか | 245:【ZOC】 絶望の器 (前) |