101話~110話


【101:三つの心が一つにならない (◆DNdG5hiFT6)】
 思わぬ再会。仮面に隔てられて成立していた関係。仮面によって繋がる関係。仮面により断たれる関係。
 一つの仮面を中心に三つの心は一つに――ならない。


【102:オトメのS・O・S (◆1sC7CjNPu2)】
 小さな女の子が泣きながら歩いています。どうやらだれかを探しているようですが、まわりにはだれもいません。
 小さな女の子は泣きながら歩いています。大きな声を上げてわんわんと泣いています。けれど、だれにも聞こえません。


【103:片道きゃっちぼーる2・伝言編 (◆F.EmGSxYug)】
 どこまでも片思い。思いは募れど、十枚の手紙を書き、百羽の伝書鳩を飛ばそうと、千の言葉をかけようとも、
 手紙は届かず、鳩は戻ってこず、言葉は響かず、思いは伝わらない。どこまでも――片道きゃっちぼーる。


【104:不屈の心は、この胸に (◆10fcvoEbko)】
 彼は最後の最後まで戦士であり、一人の男であり、そして――優秀な槍使いでした。
 彼は勇敢に戦い、そして戦死しました。その胸に秘めた不屈の心は、また新しい戦士の胸へと継がれるでしょう。


【105:蛇姫は泣き虫の懇願に黙って首を縦に振る (◆ZJTBOvEGT.)】
 ジャグジーはんに『濡れ女』のこと、も一つ教えましょ。
 わんわんと泣きよる赤子を抱いとるんよ。そんで、この子が泣きやまん。泣きやまんて……途方に暮れとるんどす。……。


【106:悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 (◆tu4bghlMIw)】
 青色の魔女の言句は錘となり姫を百年の眠りに誘う。
 姫の心は深く深くどこまでも落ちる。何も見通せない暗く蒼い海の底まで…………。


【107:剣持警部は忠実に職務を遂行する (◆hsja2sb1KY)】
 どこかお気楽な二人と一羽。彼らから得られた証言により、剣持警部は犯罪者・高遠遙一の潜伏場所を知る。
 そしてその高遠遙一の不可解な宣言。――それは、魔術師の左手なのか。それとも聖人の右手なのか?


【108:ちぎれた翼で繋いだ未来へ (◆t2vl.cEw/o)】
 過ぎた時に目を瞑り、見えない先へと眼を向け四人は歩き出す。
 頭を振って思い出を振り切り、何処にあるとも知れない未来に向う。その危うい足取りで辿り着けるのは……。


【109:アイザックとミリアの二人は知らず世界の中心となる (◆LXe12sNRSs)】
 螺旋王の思惑を逆流する大いなる馬鹿騒ぎ――ポロロッカ。
 飲み込まれてしまえば抗う術はなく、有無を言わさず夢現の世界へと流されてしまう。溺れるのは少年探偵。彼の運命は?


【110:Ashes to ashes (◆P2vcbk2T1w)】
 暴走した火葬炉。加減を忘れ、何もかもを灰に帰す。
 ――意思の無い破壊衝動の傀儡。それにより齎される赤と黒。それに慄く赤と黒。そして、影で笑う少女が一人。

111話~120話


【111:車掌と大工 (◆RwRVJyFBpg)】
 職業意識。長年勤めたことによりその身体に染み込んだそれが、彼らをそこに釘付けにする。
 心は最も自由なそれであったが、主義は最も義理堅いものであり。故に彼らはその心の割には不自由な生き方をしていた。


【112:悪意の花 (◆DNdG5hiFT6)】
 最悪の男が蒔いた種は少女の身体を苗床に、不安や疑心を養分に育ち、恐怖を引き金に花を咲かせる。
 その花の色は闇の黒をも上書きする死色の真紅。


【113:一人ではないということ (◆1sC7CjNPu2)】
 『チーッチ、チッチ~ おっぱ~~い♪ ボイン♪ ボイン~♪ もげ! もげもげ! チチをもげ!』
 曲名:チチをもげ!(合唱ver.) 歌:パルコ・フォルゴレ、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、菫川ねねね、マッハキャリバー


【114:――――ありがとう (◆/eRp96XsK.)】
 少年少女を阻む壁はあまりにも厚く、高い。立ちはだかる脅威に成す術もなく傷は増え、身体は血を零す。
 だがそれでも、――心だけは見失わない。それが矜持。いつか心の矢がその壁を穿つと信じて少年は――。


【115:ジャミング・ウィズ・エドワード (◆j3Nf.sG1lk)】
 エドです。宇宙は心理を探して裸足で歩くとビリ☆ビリします。海はひろ~くてクリ☆クリします。頭にのせるとワク☆ワクします。
 真理は探すとやっぱり手に入りませんが、ねぇアインは無理だから? ビリ☆ビリは幸せだからでしょう。コロ☆コロでおしまい。


【116:まだ静かな朝 (◆AZWNjKqIBQ)】
 螺旋王の放送を境に、実験場に朝が訪れる。見渡せる風景と同じ、まだ静かな朝の中を二人は行く。
 保護者と被保護者。どちらが保護者で、どちらが被保護者――?


【117:貴方の描いた明日へ向かいます (◆oRFbZD5WiQ)】
 この世界には決して抗うことのできないものがある。
 時は流れ過ぎ去り、人は生きそして死ぬ。かつてあったものはいずれ失われる。辛い現実。だが、道は前にしかない。


【118:勝利の栄光 (◆/D6q5JErMM)】
 混沌を這いずる愚者は陽の光の下にその姿を晒され、戦士によりその罪を裁かれる。
 豪傑たちの黄昏。勝利の鐘響けどそこに喜びはあらず――。


【119:Star Blazers Comet Empire (◆5VEHREaaO2)】
 アルゴスの巨船の艦橋に黒衣を纏った一人のアルゴナウタイが立っていた。
 その視線の向う先は、光すらも置き去りにしてしまう世界の果て。男は舵に手を伸ばすと、船の行き先を――。


【120:テメェに何が分かるんだ (◆RwRVJyFBpg)】
 何が分かるのか? 自分から見る相手の心。相手から見る自分の心。自分で見る自分の心。何一つ分かりやしない。
 考えれば考えるほど、絡んで縺れ合い焦燥は募り、焦りは怒りを呼び、怒りは目を曇らせる。そして不明の道は交錯する。

121話~130話


【121:今いるここからは堕ちてくだけのゲーム (◆ZJTBOvEGT.)】
 どうしようもない困り事。ソレをそう言ったのは誰の言葉だっただろうか?
 しかし最早そんなことに意味はない。此処から先はただ堕ちていくだけのゲーム。私はただ燃え尽きるまで踊るだけ。


【122:賽は投げられた (◆tu4bghlMIw)】
 東から照る日と清涼に吹く風に露にした白い肌を晒すままにし、少女は一つ穴を掘り――埋める。
 初めての感触。初めての体験。その証左は彼女の足元に垂れる赤い血。少女は、少女の時を越えた。


【123:カサブタだらけの情熱を忘れたくない (◆LXe12sNRSs)】
 歩幅も違うし、歩いてきた時間もそれぞれ異なる。だが、二人の顔が向いているのは同じ正義の二文字。
 今、交わるはずのなかった二人の道はそこで重なり、その交差点に一つの芽が顔を出した。


【124:来るなら来い!  復讐のイシュヴァール人! (◆DNdG5hiFT6)】
 拳! 拳! 撃! 拳! 蹴! 激! 肘! 拳! 膝! 蹴! 撃! 撃! 拳! 肘! 激! 蹴! ――掌!
 紫電を纏う破壊の掌。紅く燃える撃破の掌。必殺の一撃と必倒の一撃が激突する――!


【125:ミー君怒りの鉄拳 (◆kILBiSHoqM)】
 天に十六 地に八方 五行相克 八陣の図 ――『悪漢共に御仏の慈悲は無用』!
 ミー君怒りの鉄拳が悪を討つ――と、その時絹を裂く少女の悲鳴が! ――「Why did you kill my teacher !」


【126:POROROCCANO! -ポロロッカーノ- (◆hNG3vL8qjA)】
 ロミオとジュリエットをゴミの山へと送りましょう♪ 不幸なロミオは毒を飲むけれど 烏が鳴くから大丈夫♪
 不幸なジュリエットは道を知らないけれど 青い娘が誘うから心配ないよ♪ さぁ 夢を見ましょう いまはそのとき……


【127:虐殺天使きっちりちゃん (◆h8c9tcxOcc)】
 虐殺天使のきっちり魔法 その1
 「右手を鼻の穴にいれ 尻に日本刀を差し込み 左手でボクシングをしながら 『いのちをだいじに!』 と叫ぶと――」 


【128:迷走Mind (◆1sC7CjNPu2)】
 薄弱な心では―― 優しさ理解できない―― 忌まわしい記憶に―― 未だこの地は無限の地獄――
   >温もりで満たして   >その方法を教えて   >自分自身見失う   >もう永遠に堕ち続けるだけ……


【129:そして最後に立っていたのは唯一人 (◆P2vcbk2T1w)】
 生者に死の恐怖を、死者に生の喜びを。それを知らしめるためにラッド・ルッソは白衣の中を狂喜で膨らませる。
 その眼前。前門に虎――相羽シンヤ。そして背後より、後門の狼――東方不敗。死の一本橋を渡りきるのは誰だ!?


【130:賽は投げられた・side b (◆10fcvoEbko)】
 男と女。二組の眼が覗くその先で、紅く扇情的な下着を身に着けた少女が男の為に穴を掘り――埋める。
 馴れた所作。繰り返した所作。その証左は彼女の足元に現れる白い骨。少女は、少女を越えた女であった。

131話~140話


【131:せーのでコケてごあいきょう (◆LXe12sNRSs)】
 史上最強レイルトレイサー クレアちゃん またまた登場! クレアちゃん 今日も無敵 POW オーライ!
 だからみんなも なんかさみしい時 なんか困った時 ヤツの名前を読んでみよう! だけど……………………


【132:たった一つの強がり抱いて ◆oRFbZD5WiQ】
 交錯し、絡まり、そしてますます拗れてゆく運命の糸。俯瞰して見れば、タペストリとなるそこに一つの模様が浮かび上がった。
 相容れぬはずの者同士が結びつき、道行を同じくする。黒色の欺瞞を含むそれは、なぜか白い花を咲かせていた。


【133:貫けよ、その弾丸で (◆DNdG5hiFT6)】
 弾丸が身体に噛み付きたった一つの命を喰らう。だが、もっていけるのはそれだけだ。この意志だけは剥ぎ取れない。
 道理なんて最早意味はない。魂だけが唯一。緑色の螺旋だけがその衝動を解き放つ――。


【134:高嶺清麿の考察、王ドロボウの消失 (◆o4xOfDTwjY)】
 天才と称される少年は、唯一の正解を巻き取るべくその頭脳を回転させる。
 螺旋遺伝子とは? 螺旋王の真の目的とは? 自分達に与えられた可能性とは? ――まだその口から答えはでない。


【135:Rubbish!/Felt Tip Pen/黒の騎士団 (◆P2vcbk2T1w)】
 新装開店記念! ご来場者熱烈歓迎中! ――ようこそエイチロク温泉へ!
 入場料無料! 温泉(混浴)に宿、各種施設も完備でゆ~っくりできます。実験参加の折には是非お立ち寄りを!


【136:禁忌の身体 (◆AZWNjKqIBQ)】
 ――それは人の立ち入ってはならない領域。
 闇の底に落とされた男は、その禁忌の領域から逃れようと天元の光へと手を伸ばす。手を――伸ばす。手を――。


【137:くずれゆく…… (◆10fcvoEbko)】
 ”力が欲しいか……? ならば――”
 願うのは全てを無に帰すこと。欲しいのは何もかもを灰にする炎。少女は内なる悪魔に身を委ね、契約を結んだ。


【138:明智健悟の耽美なるバトルロワイヤル――幕間 (◆1sC7CjNPu2)】
 ……は、そこに誰もいないことを確認すると、吐息を一つ落として衣服を脱ぎ始めた。
 包んでいた布はするりと身体を滑り、ほどなくして均整のとれたその姿態が露になる。窓から差し込む陽が銀髪に……


【139:野蛮召喚塔 (◆RwRVJyFBpg)】
 石と鉄と硝子で組まれ、中にありったけの人形を詰め込まれた贄の塔に火がつけられる。
 少女と老婆はそれを囲むように陣を描き、その儀式が成就する時を待つ。そこに召喚されるのは神か悪魔か。


【140:Beautiful Dreamer ~Smile Again (◆DNdG5hiFT6)】
 「生きることの全ては夢の世界の出来事」
 眠りから覚めて夢の世界から現実へ帰還することと、目を瞑り現実より夢の世界へと入ることは同義なのだ。

141話~150話


【141:金ぴかと本と熱血格闘家とあたし (◆tu4bghlMIw)】
 「………………何?」 言峰はロワ開始より初めて、不愉快を表す怪訝な皺を顔面に刻んだ。
 金ぴかと、本と、熱血格闘家と、あたし(奈緒)……、あれ? 何か一つ足りないような気がする。


【142:『真偽』と『真意』~危うい■■ ◆WcYky2B84U】
 慎重に、慎重に一つずつ嘘を重ねてゆく。真実を覆い隠し、嘘を取り繕うためにまた嘘を重ねてゆく。
 これは欺瞞であろうか? いや、男と女の間ならばそれは必ずしもそうではなく、むしろお互いの為には必要な事だ。


【143:スパイラルメロディーズ (◆LXe12sNRSs)】
 くるりくるりと少女は回る。歌を口ずさみ円舞曲のステップを踏む。くるりくるくる、くるりくるくる~……♪
 螺旋の調べに誘われて、秘密の扉のその前へと少女は辿る。裁きを司る十字の鍵穴。少女は鍵を持っている?


【144:とあるラピュタの同性交流 (◆UCRiZtpozI)】
 少女たちは手と手をつなぎ、まだ幼い体躯を弾ませ朝の中を駆ける。
 突然に巻き込まれた少女と、唐突に現れた少女。互いに理解できる部分は少なかったが、今交流が始まった。


【145:悪魔(デビル)が哭く夜! 復活のデビルマスタング (◆Yf4GQL3Gk6)】
 ――『世にも無能で愚かな男 ロイ・マスタング ここに眠る』
 あの男はもう存在しない。此処にいるのはもう何者でもなく、ただ願望だけを追い求める憐れな異形である。


【146:せやけどそれはただの夢や (◆TkF95IWjXE)】
 白金の鎧で姿を覆い、少女は溢れる汚物をその身の内に押し留めていた。
 夢幻の中で少女は烈火に煽られ、鏡像は歪み綻びより膿が零れ始める。熱に魘され悪夢の中で少女は――。


【147:『蛇』のアクロバットをためつすがめつ (◆hNG3vL8qjA)】
 ビクトリームはんにも『濡れ女』の知識を一つ教えたげましょか。
 濡れ女の尾は三町(327m)もの長さがあって……つまり、それは一度狙いをつけたら絶対逃がさへんって意味どすえ。


【148:捻 -twists and turns- (◆AZWNjKqIBQ)】
 この舞台を包む螺旋の運気は、全てを捻じ込みひねり回し、そして転じさせる。
 本来ならば意気投合するはずの豪傑達は散り散りに……。夢をふりまくはずの小さな姫は塔の中で一人塞ぎこむ……。


【149:螺旋博物館Ⅱ (◆j3Nf.sG1lk)】
 螺旋博物館求人案内 [仕事の概要]:運営業務全般及びセキュリティ関係全般(経験者優遇/未経験者も歓迎)
 [対象者]:未経験者歓迎/警察や錬金術などの有資格者は優遇します [年収例(¥)]:630万-36歳/守衛長-月収45万


【150:崩落 の ステージ (◆LXe12sNRSs)】
 揺れる。何が? ――何もかもが。爆裂を足に伝える地面だけでなく、何もかもが揺れている。
 これまでと今。そしてこの先。有体に言えば運命――ステージがグラグラと揺れている。倒れればその先は闇。生き残れるか?





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