51話~60話


【051:王の視察 (◆0BwdWOApVI)】
 ソリッド・ワカメよ。ロッカーの前で△ボタンを押すと、その中に隠れることができる。
 金ピカと蜘蛛女のクリアリングが済むまで、その中に隠れてやり過ごすんだ。決して音は立ててはいけないぞ。いいな。


【052:銀鉱少年と魔法少女(?) (◆oRFbZD5WiQ)】
 静謐な深森の中よりまろび出てきた小柄な人影。その口から出た無邪気な言葉の刃がはやての心に深く刺さる。
 赤熱化した怒りで拳を固め、『ネオドイツの女』はそれを――打ち抜くっ!


【053:瀬戸の文鎮 (◆4hh7h3mKoc)】
 気付いた時、其処は炎の海だった。
 『青年の死体』『瀬戸焼の文鎮』『片刃の鋏』『大量の椎茸』『焼け焦げた刀』――不可解な状況に刑事の頭がクルクル回る。


【054:転換 (◆P2vcbk2T1w)】
 「やだなあ、こんな見るからに怪しい格好の人間が、本当に殺人鬼な筈が無いじゃないですか~!」
 ピンク色の毒入りタルトを食べた男は夜空を逃げ惑うホウキ星を追っていきましたとさ。キラキラ~☆ おしまい♪


【055:車上の戦い (◆/eRp96XsK.)】
 疾走する車上にて、キラーと対するは王ドロボウのトリック。
 振るわれるのは夜を切り裂く黄金の剣。対抗するのは闇に泳ぐ無数の刃。最後までステージに残るのは――?


【056:黒猫とガンマン (◆t2vl.cEw/o)】
 赤色のガンマンが佇む駅のホーム。其処に最初に到着したのは列車ではなく、二本足で歩く黒猫だった。
 「ゲームに乗ってないなら、オイラ達の仲間になってこのゲームをぶっ壊さねえか?」――黒猫は喋る猫でもあった。


【057:得意分野 (◆ga/ayzh9y.)】
 『となるとだ……考えられるパターンは、三つある。』
 アメストリス軍に所属し、諜報と犯罪捜査を任とするマース・ヒューズ中佐。彼の頭脳は此処でも変わらぬ鋭さを見せてくれる。


【058:業苦 (◆10fcvoEbko)】
 時が経ち、頭が冷えれば冷えるほど、目が冴えれば冴えるほど、思い出したくもない光景が思い浮かぶ。
 指先が感覚を取り戻すほど、あの感触がまたそこへと戻ってくる。私は、ティアナ・ランスターはその時から――。


【059:本を取り戻せ (◆ARkjy9enog)】
 蔵書狂の妄念 鎖で繋いでも 今は無駄だよ 邪魔する奴は紙一枚でダウンさー!
 本の発売日守るため お前は任務放棄し 職場を見失った! 本を取り戻せ~♪ (作詩/歌:何処かの本好き)


【060:その名は絶望 (◆h8c9tcxOcc)】
 酷い……否、酷すぎるッ! 私の名前をくっ付けて書き、しかもそれをタイトルにする作者に絶望した!
 ……まぁ、それはともかく。ルルーシュ・ランペルージ君の状態表にある『トイレ裏』ってのも何気に酷いですよね。

61話~70話


【061:睡蓮-あまねく花 (◆umwdy9coMs)】
 その会場に次々と人が入り込んでくる。だが、開演にはまだまだ遠い。
 個々に際立ったものを持つ彼らを何処に配置し、どう演じさせるか……? 演出家は思案を巡らせる。


【062:紙のみぞ知る (◆5VEHREaaO2)】
 全身を舐る真っ赤な炎の記憶。その海から帰還してなお彼女の不安は消えない。この不安の正体は?
 ――アニタ・キングが進む運命の道先。それは、神のみぞ知る。


【063:いろいろな人たち (◆s1y9vYGV9k)】
 川を渡るための一本の橋の上。儚げな光を落とす街灯の下で、その男と女は出会った。
 不安。動揺。第一種遭遇。閃光。二人の間を繋ぐ赤い線。そして衝撃。それが幸福な男と不幸な女の出会いだった。


【064:ただ撃ち貫くのみ (◆1sC7CjNPu2)】
 繋がる手と手。それを永久に切り離そうと、少女と青年に一人の殺し屋が襲い掛かる。
 「手伝ってやろうか? ――ただし、真っ二つだぞ」


【065:この手に堕ちた腐りかけの肉塊 (◆oRFbZD5WiQ)】
 ……分からない、わたしには分からない。
 たった一人だけの少女にはわからない。隣の男が何を考えているのか。どうして人が死んでいるのか。なぜ殺しあわねばならないのか。


【066:蘇れ、ラピュタの神よ (◆WcYky2B84U)】
 ラピュタは滅びぬ。何度でも蘇るさ!
 縛を解かれ神を名乗る愚者は野に放たれる。また再び力を得た男。彼の歯牙にかかる次の獲物は――?


【067:Vanishing One (◆RwRVJyFBpg)】
 一歩一歩足を踏み出してそれを確かめる。見えないそれがそこにあるのかを少女は確かめる。
 そんな少女の後ろを影が追いかける。ひそりひそりと音を立てずに影が彼女を追いかける。


【068:覚悟はいいか? (◆o4xOfDTwjY)】
 ――覚悟はできているか?
 「殺し合いに乗った相手なら容赦はしません」「覚悟などとっくに出来ている」――「今の決意、しっかり胸に刻んどけよ」



【069:この呼び方では迷惑ですか? (◆lbhhgwAtQE)】
 痛みとは生の証であり、身体に刻み込まれる経験である。
 殺し合いの場においては、不用意な一手。無用心な一言が自身を追い詰める。それを少年は実感していた。


【070:紙の子どもたちはみな踊る (◆AZWNjKqIBQ)】
 ――アニタ・キングは不幸な少女だ。
 だが―― (……なんで?) ――少女は何故自分が不幸なのかを知らない。強いて言えば、それが一番の不幸だった。

71話~80話


【071:誰かが死ぬのが怖いのか? (◆LXe12sNRSs)】
 死んで、そしていなくなってしまう……。悲しくて、寂しくて、心細くて、とても恐ろしい……。
 家族が、仲間が、目標や、光や、温かさや、道が失われ、縋るものがなくなり、自分独りだけになってしまうのは……。


【072:一日目・森林/オルター・エゴ (◆Haf2Sq.37.)】
 道を見失った少女に、男は彼女が往くべき道を説き神の祝福を与えた。
 それにより、少女は往くはずでなかった道に足を踏み出してしまう。後ろでその男がほくそ笑んでいるとも知らずに。


【073:飾られた虚実 (◆AaR9queMcU)】
 迷っているが迷ってはおらず、失っているが失ってはおらず、得てもいないのに得てると言う。
 四番目の少女は世界を虚飾に染めると言う。……本当は自分自身を虚で飾っているにすぎないと言うのに。


【074:片道きゃっちぼーる (◆umwdy9coMs)】
 体はうっかりでできている 頭脳は石で心は擦硝子 幾たびの出会いを経て無理解
 ただの一度も理解はなく ただの一度も理解されない 彼の者は常に独り うっかりの丘で無自覚に酔う
 故に、会話に意味はなく その体はきっとうっかりで出来ていた――


【075:螺旋博物館 (◆10fcvoEbko)】
 螺旋博物館利用案内 [開館時間]:24時間いつでも [休館日]:毎週水曜日(※ただし実験中は休館しません)
 [入館料(一般/団体)]:無料/無料 [常設展示物]:身近にある螺旋 [限定展示物]:2F特設会場にて2日目正午より展示


【076:美少女と甲冑、他 (◆1sC7CjNPu2)】
 「美少女だなんて照れるね~。別にそんなことあるけど」「……甲冑。このロワに来て物扱いされたのはこれが始めてだよ」
 「他ッ! 俺達はその他なのか? 格好よくてイカすお兄ちゃんだろう?」「わ、私は頼れるお姉さんがいいです!」


【077:そして夜が明ける (◆lbhhgwAtQE)】
 明るい空の下へと飛び出した少年と少女。彼らを待ち受けるのは何かは分からない。唯一つ確かなことがある。
 ――それは、相変わらず金田一少年は可愛い女性に頭が上がらないということだ。 


【078:闇夜のMary Had a Little Lamb (◆hNG3vL8qjA)】
 暗い校舎の中で陽気に歌う男を見て、一人の獣人がどうしてあんなに楽しそうなのかと王に尋ねました。
 王は答えました。何故ならば、彼は知るということに己の人生の意味を見出しているからだ……と。


【079:派閥争いって怖くね? (◆/eRp96XsK.)】
 隙間風が身体を冷やす倉庫の中_彼は傷の痛みも忘れ一心にそれを見つめていた_あまりにも無防備に
 _氏の行動はこの状況においては決して褒められたものではないだろう。だがそれでも……_ねこ大好き


【080:紙視点――そして紙は舞い落ちた (◆LXe12sNRSs)】
 紙が持つレゾンデートルとは、之即ち情報の伝達に他ならない。紙はそのために発明され進化してきた。
 そして、この世の全ての紙はそこに視点を持つ。紙は語らぬが、記されたものを読めばあなたは紙の目を得られるだろう。

81話~90話


【081:痛くても辛くても戻らないから (◆oRFbZD5WiQ)】
 意思を持った炎が地を舐め二人の槍兵を追い立てる。
 互いの死の覚悟を決めた者同士の対決。その死闘の果てに残った無残な結果とは――……。


【082:極大射程 (◆ZJTBOvEGT.)】
 ボインボイン♪を垂れ流し、メロンを撒き散らし、空を舞う黄金のVの字の上に立つ刺青の男。
 あまりにも不条理なソレを迎え撃つのは、至ってシリアスな『刺し穿つ死棘の槍』の一撃。――だが?


【083:新しい朝が来た (◆AZWNjKqIBQ)】
 新しい朝が来た~♪ 希望の朝~♪ 喜びに胸を開け~♪ 大空を仰げ~♪ ポロロッカの声に健やかな胸を~♪
 新しい朝の元~♪ 輝く緑~♪ さわやかに手足をのばせ~♪ 土踏みしめよ~♪ ポロロッカと共に~♪ ――……♪


【084:セカンドチャンス (◆RwRVJyFBpg)】
 人は、ものを失うという時には限りなく弱い。
 だが、それを取り戻そうとする時。ましてやまた再び失われようとしている時――その時、人は限りなく強い。


【085:希望の船、絶望の城 (◆tu4bghlMIw)】
 孤城となったその船の主は暗闇で一人ほくそ笑む。
 希望の種は蒔かれた。それも収穫を期待できる多くの種が。それは、時が経てばきっと大きな絶望の実を齎すであろうと。


【086:世界の中心で、叫ぶ (◆10fcvoEbko)】
 世界の中心。――それは一体何処のことを指すのであろうか?
 地球のへそと呼ばれる巨石か? はたまた地球の核のことを指すのか? ……彼はその答えを知っている。


【087:肉はない。が、監視はある (◆5VEHREaaO2)】
 食べ物は重要だ。何故なら食べ物こそが人を形作るからだ。食こそがそいつを、そしてそいつの人生を形作る。
 喰った物が変われば、隣りの女は本嫌いな女になっていたかも知れない。つまり――それぐらい食ってのは重要なんだ。


【088:阿修羅姫 (◆LXe12sNRSs)】
 牧師が己が罪を不在の神に懺悔する時、鮮血を浴びた二人の姫は面を被り修羅の道へと堕ちる。
 景色は一変する――此処より先地獄也。


【089:知らないということの幸せ/再会と血と薔薇 (◆LIjimDT9jI)】
 少女は不幸の螺旋階段を転がり落ち続ける。
 片割れの破壊。片割れの死。そして片割れのかけがえのなさ。知らなければどれだけ幸せだっただろうか。


【090:あの馬鹿は荒野を目指す (◆1sC7CjNPu2)】
 「こ、このガンダムファイト第13回大会の優勝者である俺をつかまえて馬鹿とはなんだ! いや、待てよ……」
 「ちょ、ちょっと待った。確かに俺は賢くないがタイトルで馬鹿と言われる程じゃない。馬鹿は――あんただ!」「おまえだ!」


91話~100話


【091:ひとつ屋根の下 (◆AZWNjKqIBQ)】
 ほんの小さな出来事にヒューズは気がついて、彼は部屋を飛び出した。不穏な空の下に……。
 直しかけていた鞄と、確認しかけの支給品。こなたのあほ毛が揺れていた。スバルのお腹が減っていた。


【092:流血へのシナリオ (◆2kGkudiwr6)】
 彼の二つ名――アンダリア・ピナティフィーダが深い水の中でそうであるように、彼は音を立てず暗い通路を駆け抜ける。
 必要なのは情報。そして武器だ。その両方を手際よく調達した彼は、これ以上の停留は不要と其処を後にする。


【093:Cats on sizuma drive (◆10fcvoEbko)】
 「……止めろ。……シズマを止めろぉ」
 ある不遇の科学者の遺言。それが時空を越え一人の少女の耳に届いた。少女は駆け出す。その遺志を成さんがために。


【094:「プレゼントするのはパルコ・フォルゴレさ!」 (◆LXe12sNRSs)】
 真円を描く青いリングの上を海猪が縦横無尽に駆け、憐れな挑戦者を蹂躙する。彼は助けを求めるも……。
 「パルコ・フォルゴレより入電。『ねねね先生助けて』――なんと答えますか?」「馬鹿めと言ってやれ」「……は?」「馬鹿めだ!」


【095:倉田屋で会いましょう (◆hsja2sb1KY)】
 「……やってしもうた」 はやては、自身が両手の中に包むその銃から飛び出た、白いネバネバに指先をのばすと…………。
 (妄想が過ぎるため省略されました。続きを読むためには ここ をクリックしてください)


【096:蒼い狗 (◆AZWNjKqIBQ)】
 犬とは元来縄張り意識の強い生き物だ。故に他の犬の縄張りに入ること、自分の縄張りに入られることに敏感である。
 一匹の迷い犬がある狗の縄張りの前に辿り着く。二匹の蒼い狗の邂逅。その結果は――。 


【097:第一回放送 (◆oRFbZD5WiQ)】
 実験場の何処彼処から聞こえる螺旋王の声。僅かな死者にかそれとも別のものにか、どこか満足げであった。
 傍に控える四天王の疑念も余所に、王は実験の続行を宣言し、それを次の段階へと進めた。


【098:願望 (◆LXe12sNRSs)】
 「ロニーさん。隣りいいですか?」「ん? フィーロか。珍しいな昼食時におまえが私の隣に来るとは」
 「いや、今日はあの騒がしい二人がいませんからね。あいつら昨日は俺に……って、ロニーさん何か知りませんか?」


【099:ブックドラフト (◆5VEHREaaO2)】
 ペンは剣よりも強し。すなわちペンにより綴られる本もまた剣よりも強し。しかるに本は知でありながら力なのだ。
 信じられないと言うならば存分に味わうがよい。この――『蔵書狂の本棚(ラック・オブ・ビブリオマニア)』の力を!


【100:何が彼女を壊したか? (◆lbhhgwAtQE)】
 ――交差する妄想。夜叉般若の仮面を被る彼女に、望みは蜃気楼で、救いは幻想にしか見えない。
 眼に飛び込む銀糸は魑魅魍魎。耳の傍を通り過ぎる声色は亡者の誘い。堕ちたのは無限の幻想。未だ地獄也。





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