爆心地のすぐ傍で ◆10fcvoEbko




暗がりに沈んでいたシャマルの意識が回復したとき、その体は力なく地面に倒れ込んでいた。
「う…一体、何が……?」
記憶は、突如発生し自分達に襲い掛かった無数の飛来物に為すすべもなく悲鳴を挙げる自分の姿を最後に途切れている。
本当に意識を失っていたのかただ混乱していただけなのか、それさえも判然としないままゆっくり身を起こし、うめいた。
体のあちこちがずきずき痛むが幸い動かせない痛みではないし、頭痛のような危険な症状も見られない。
段々とはっきりとしてきた意識であの一瞬の攻撃の激しさを思い出してみれば、幸運と言う他はなかった。
まるで、何かが盾になってくれたかのように。

「ヴィラルさん!」
そこでシャマルは、目の前で全身を広げ仁王立ちをする男が真実盾となり自分の身を守ってくれていたのだということに気が付いた。
一気に意識が覚醒する。
「シャマル…気がついたか…」
襲いくる数々の凶器から身を呈しシャマルを守りきった男、ヴィラルは顔を曲げ苦しげに言った。その額には絶妙な角度で重たい、双眼鏡のような物体が乗っている。
「ヴィ、ヴィラルさん!?」
「ああ…これか。気にするな、大した傷じゃない」
すわ致命傷かと慌てふためくシャマルを尻目に、ヴィラルは何でもないことのように言うと頭を真っ直ぐに起こした。ごろんと双眼鏡らしきものが額から落下する。

「その辺で跳ねたやつが当たっただけだ。見た目程の威力はない」
「…そうですか。でも止血はしておきましょうね」
額から噴水のようにぴゅーぴゅー血を噴き出しているヴィラルに、シャマルは半分呆れつつも安心したように言った。

鉈一本での防御だったことを考えればシャマルを庇い動けなかったヴィラルが軽症で済んだことは驚異的と言えるが、左肩に走った切り傷だけは別だった。
刃物でもかすめたのか傷口からはかなりの量の血が流れ、下手をすれば化膿の危険もある。
「申し訳ありません…。私が足手まといなばっかりに…」
「気にするな。戦士が戦に向かん者を守るのは当然のことだ。こんなものは…ぐっ…傷のうちには入らん」
ペットボトルの水による簡単な消毒の後、シャマルは止血のために布地で傷口を覆うという応急処置を施していた。
痛みを痩せ我慢するヴィラルの様子は、この場にはいない仲間の姿を思い出させる。
しかし、今触れている硬くたくましい筋肉の感触は彼女達とは明らかに違う、汗に塗れた男のものだ。
男性相手の治療は慣れているはずなのに、妙にそのことを意識してしまうのを不思議に思いながら処置を続ける。

「回復魔法を使えば良かったんですけど…まだ、その、不安定でそう何度も使えなくて」
真実をぼかした内容に、シャマルの胸がずきりと僅かに痛んだ。
「気にするなと言っている。お前の判断は正しい。それよりも、これもマホウとやらの一種なのか?」
座して手当てを受けていたヴィラルが怪訝そうにぐるりと辺りを見渡した。二人の周囲には先程の攻撃の正体と思われる様々な物が散乱していた。
光の筋としか見えなかったそれらは、短剣や銃からマントに食料、果ては首輪などで構成された非常に種種雑多なものだった。
「こんな、ただ物を投げ付けるだけの魔法なんて…できなくはないかも知れないけど、聞いたことないし非効率だわ。多分、使われているのはもっと全然未知の力だと思う」
足元に落ちていた首輪を拾い上げながらシャマルは言った。「クロ」という名前が書かれている。外した形跡はない。恐らくは首を切り落とし無理やり奪い取ったのだろう。
自身の首輪を外す手がかりとするために。

「非効率か、ふん。癇癪を起こした子供が手当たり次第に物を投げるのと変わらんと言う訳だ。これがどのような技であれ、あの傷では逃げても長くはもたんだろう。溺れ死ぬか、陸にあがったところで無様にのたれ死ぬのがオチだ。
日が落ちれば螺旋王が直々に裏切り者の死を告げてくださる。喜べ、シャマル」
「ええ…ありがとう」
逃走を許したとはいえ、あの戦闘機人がもはや長くないであろうことはシャマルも異論はない。管理局の敵を撃破したことは、喜ばしいと言ってもいいだろう。
ただ、自分の言うことを少しも疑わずに喜んでくれるヴィラルの獰猛な笑顔に、ほんの少しだけ痛々しい思いを感じた。
処置を終えた二人は散乱する道具達を回収すると、当初の予定通り中心部を目指すことにした。

道具達はかなりの広範囲に渡って散乱していたが、ヴィラルが言うには狙いが滅茶くちゃだったためかえって迎撃が楽になったという。
確かにこれらを全て、特に10本以上の短剣などを正確に撃ち込まれていたとしたら、今頃は二人ともただでは済まなかっただろう。拾うのが大変だなどという文句は言っていられなかった。
「しかし…全て持っていく必要があるのか?役に立たん布や銃もどきは置いていっても良いと思うが」
「何がいつ役に立つか分かりません。それにせっかくデイパックにいくらでも入るんですから、置いてっちゃうなんてもったいないじゃないですか」
道具の回収を提案したのはシャマルだった。
裏切り者の所持品を利用することにヴィラルは思うところがあるようだったが、限られた物資を無駄にはできないというシャマルの主張に結局は折れる形となった。

「だが短剣など、こう数ばかりあってもな」
「ヴィラルさん!物を粗末にしちゃいけません!」
「むぅ…すまん」
叱られたヴィラルが少しだけ首を落とす。しょげかよったような仕種で短剣を身に着けるその様が妙に可愛らしく、シャマルは暗くなりがちだった気持ちが幾分やわらぐのを感じた。
慎重に移動を続ける二人の前に、真っ赤な光の柱が現れたのはその少し後のことだった。
「何だ…あれは…!」
「分からない…!でも凄い光…!」
ほとばしる光はこの距離からでもとても直視できるものではなく、二人は顔を庇いながら何とか言葉をもらす。
光の柱はしばらくすると、天に吸い込まれるようにその禍々しい姿を消失させた。
「ガンメンで暴れている奴でもいるというのか…?シャマル、何か分かることはないか?」
「知ら、ないわ。仮に砲撃魔法だとしても、あんな不吉な光見たことない…」
光が存在していた方向を訝しげに睨みながら聞いてくるヴィラルに対し、シャマルの返事は幾分冷静さを欠いていた。
何故か、今見た光はシャマルの心中をひどく掻き乱した。
喉が閉じるのを感じ、呼吸がしにくくなる。
衣服の胸元をすがるように強く握りしめながら言った。

「でも、あの方向に人がいるのは、確かだと、思うわ」
「そう…だな。ならば混乱に乗じて一気に人間どもを…」
「行きましょう」
ヴィラルが話し終えるのをまたず、シャマルは慎重に移動するという自らの言も忘れて早足で歩きだした。
後ろからヴィラルが何か言ってくるが耳に入らない。怪しまれるような態度をとるべきではないと思ったが、ついてはきてくれているようだし本音を言えば何も構わず走り出したいくらいだった。
そう思った理由は自分でも分からない。
ただ、あの光がとても良くないものに見えた。それを見た瞬間からシャマルの胸中は言い知れぬ不安で満たされ、体は得体の知れない焦燥感に突き動かされるままとなっている。
立場も策略も忘れて、ただ足を動かした。
ざわざわとした、とても嫌な気持ちだった。




「凄まじい光だ…あのようなことを行える者が、あそこにはいるというのか…?」
同じ時刻の、違う場所。
モノレールの線路の上にもまた、誘我灯の如き光を見つめる一人の男がいた。




爆心地と思われる場所に残されていた小さな物体が、足首から下を残して消滅したニンゲンの両足だと理解するのはシャマルにとってはなかなか困難なことのようだった。
しばらくはそのまま呆けたように固まっていたが、近くに転がっていた頭部の残骸らしきものに視線を移すに至ってやっと脳がその事実を認識したのか瞳孔を収縮させる。
青みがかった髪をしたその頭部には首からつながった右肩部分と、剣のような筒のような良く分からない物体を握りしめた右手首だけが残されていた。
本来その間にあるべき右腕部分は切り取られたかのようにぽっかりとなくなっている。いや、そもそもニンゲンに必要なパーツは他にも色々あるはずなのだが、それらがどこに消えたのかについては分からない。
切断面から除くのはどうも機械のように見えるしヴィラルにとっては不可解なことばかりだ。
だが、一つの死体の前で身も背もなく泣き崩れるシャマルの姿を見て、ヴィラルは彼女が突然奇妙な行動をとった理由についてだけは納得することができた。

「スバル!ああ、スバル…!」
いわゆる嫌な予感というやつだ。理屈など知らないが、極限状態の戦場ではままあることだと聞く。
それが的中した結果、悲しみに打ちひしがれる者の姿もまた同様だ。
「スバル…ごめんなさい…ごめんなさい…!」
シャマルは語尾を震わせ、何度もしゃくりあげながら死体にすがり付くように泣いている。
その嘆きようから見て、話にあったキドウロッカの仲間だろう。
ここにくる途中で物を粗末にしてはいけないというシャマルの言いつけに従い、管やら何やら幾つか目に付いた物を回収したが、このような破壊をもたらした物の正体が一体何なのかは全く見当がつかなかった。

「嫌…みんな、みんな死んじゃう…スバル…嫌…!」
何を泣くことがある。
見たところそいつは戦場で立派に戦い、そして死んだ。戦士としてこれ以上の誉れがあるか。
普段の戦場なら、あるいは自分の部下にならそのような言葉を掛けたかも知れない。ここもまた戦場であることを考えれば、敵に察知されることも構わず泣き叫ぶ者を軟弱者と叱咤していたかも知れない。
そうしなかったのが、涙に歪んだたシャマルの表情を見たからか、あるいは自分もまた涙を流していることに気付いたことによるものなのかは、ヴィラル自身にも判断できなかった。
(何故です螺旋王…!戦場に立たせるならせめて覚悟を決めた戦士のみにするべきではないのですか。どうしてこのように心の優しい者を…くっ、俺は一体何を考えている)
一瞬でも螺旋王の意を疑うようなことを考えた自分に愕然とし、慌てて乱暴に涙を拭う。
螺旋王の判断に間違いなどあるはずがない。
憎むべきは同胞を殺害したニンゲンどもであり、この悲しみは仇を討つことによって晴らされるべきである。
だがそう思おうとすればするほど、シャマルにかける言葉が自分の中からなくなっていった。

「ごめんなさい…少し、一人にしてください……」
結局何も言えずにいると、まだ嗚咽混じりの声でそのようなことを言われた。
「ああ…すまん」
経験したことのない気持ち悪さを抱えながら、そう返すことしかできない。
ヴィラルはゆっくりと、力ない足取りでシャマルの側から離れ、異変があればすぐに対応できる程度の距離で立ち止まり背を向けた。
胸中に満ちる感情をニンゲンへの怒りに無理やり変換することでやり過ごす。
「許さん…絶対に許さんぞニンゲンども。一人残らず抹殺してくれる」
鉈を持つ手に血管が浮かぶほどに力が入った。噛み締められた歯がぎりりと音を鳴らす。
シャマルが落ち着くのを待って行動を再開する。そして二人で慎重に、しかし必ずここにいる全てのニンゲンを殺し尽くしてくれる。

背後から声をかけられるまでヴィラルがその男の存在に気付かなかったのは、そのように自らの決意を固めることに没頭しすぎたからかも知れない。
「フン。貴様も人類を憎むか?」
「何!?」
突然生まれたしたとしか思えない気配に身を強張らせて振り返る。
「だが、それを成すに足る力が貴様にあるとは思えんがな」
「キサマ…どうやって現れた」
そこにいたのは紫の服に身を包んだニンゲンの老人だった。偉そうに腕を組み、鋭い眼光でヴィラルを見据えている。

「ワシはただこの足でこの場にやってきただけよ。それに気付かなかったお主が迂闊なだけではないのか?」
「ぬかせ!運が悪かったなニンゲン…俺は今機嫌が悪い!」
ヴィラルは叫び声とともに目の前の老人に躍りかかった。骨ごと肉を叩き潰す勢いで老人の肩めがけて鉈を叩き下ろす。
だが、当たれば致命傷は避けられない一撃を老人はただ鼻で笑った。
「フン。この東方不敗を相手にするには、あまりに未熟」
「何っ!?」
すい、と僅かに体をずらしただけで東方不敗を名乗る男は鉈をかわし、逆にヴィラルの腕を掴むとぐいと無造作に引っ張った。
たったそれだけの動作にも関わらずヴィラルの体は勢いよく回転し、背中から強かに地面に叩きつけられた。
「がはぁっ!」
意思とは関係なく息が漏れ、視界が揺れる。

体を襲う衝撃に立ち上がれずいるヴィラルを、東方不敗は余裕の表情で見下ろしながら追い撃ちをかけるかのように告げた。
「どうした?威勢の良いことを言っておいてもう終わりか?これでは途中におった男女の方がまだ歯ごたえがありそうだったわ」
「くっ…」
「ヴィラルさん!」
苦しげに身を起こすヴィラルの耳にシャマルの悲鳴が届いた。こちらに駆け寄ろうとする気配を察し、身をよじって叫ぶ。
「来るな!お前は下がっていろ!」
「でも!」
「いいから下がっていろぉっ!今のお前では戦えん!」
「闘いの最中によそ見とはな。その様子では、貴様らはこの破壊とは無関係か」
「黙れニンゲンがぁっ!!」
ヴィラルは腰に忍ばせておいた短剣を一本、東方不敗目掛けて投擲した。
シャマルの言う通りだ。いつ何が役に立つか分かったものではない。
東方不敗との距離を考えれば、反応することなど不可能なはずだ。

「甘いわぁ!」
しかし、東方不敗は一瞬の動作で腰に巻き付けられていた布を手にとると、あろうことかそれを投げ付けることで空中の短剣をからめとった。
ヴィラルの目が驚愕に見開かれる。
「馬鹿な!?」
「ほうれ、返すぞ!」
「きゃあっ!」
布を振るうことで投げ返された短剣はヴィラルの耳をかすめ、後方にいたシャマルの近くに突き刺さった。反射的にあげられたシャマルの悲鳴に、ヴィラルの意識が一瞬そちらに割かれる。
その一瞬で、ヴィラルの体に激痛が走った。
「一々仲間を気に掛け勝負に集中することもままならんとはその未熟さ、全くもって嘆かわしいことよの」
ただ蹴飛ばされたとは信じがたい程に大きな衝撃も、数メートルに渡って地面を転がされるだけの時間があれば受け入れることができた。
受け身をとって勢いを殺し、痛みを無視して即座に起き上がる。
東方不敗はこちらを舐めきっているのか追撃する様子はない。
シャマルとの距離はまだ少しある。だがこれ以上近づける訳にはいかない。

「死ねぇぇぇぇ!」
接近戦は不利と悟ったヴィラルが次に選択したのは銃撃だった。
デイパックからバルカン砲を発射に必要な部分まで取りだし、ろくに狙いもつけずに掃射する。
使いようによっては小型のガンメンにも通じるかも知れない何千という弾丸が東方不敗に降り注ぐ。

一呼吸分の時間もいらないと思われた。その前に東方不敗の体は肉片となり跡形も残らず消滅する、と。
「まだ分からんのか痴れ者がぁぁ!!」
「なぁにぃっ!?」
マシンガンの弾道上を、弾を足場にまるでそこに道が通っているかのように走り抜けた東方不敗に再び蹴り飛ばされるに至って、ヴィラルは確信した。
こいつは、断じてニンゲンなどではあり得ないと。
守ると誓っていたシャマルの遥か後方にまで蹴り飛ばされ、今度は身を起こすことさえもままならない。
愛用のガンメン、エンキを以てしてもあの老人には通じないのではないか、そう思ってしまう程にヴィラルの闘志は粉々に打ち砕かれていた。

「ヴィラルさんっ!!」
再び駆け寄ろうとするのシャマルに対し、声を上げることもできない。
痛みは全身の各所に及び、弱々しく顔を上げるだけでも激痛が走る。
そのため、泣きはらした顔に精一杯の力をこめて走るシャマルの背後で、東方不敗が再度攻撃態勢に入るのを見てもヴィラルはどうすることもできなかった。
「戦いの最中に敵に堂々と背中をさらす者がおるか!この馬鹿者がああああ!!」
「シャ、シャマルゥゥゥゥゥッ!!」
「え?きゃああああああああ!!」
東方不敗の布がシャマルの身を切り裂かんと猛然と襲い掛かる。
あれをくらえば戦闘に向かないシャマルでは死は免れない。
本能的にそれが分かったが、痛みに悲鳴をあげる体はやはり動いてなどくれず結局ヴィラルにできたのは何の助けにもならない叫び声を上げることだけだった。
布が刃物のような鋭さでシャマルの体に迫るのをスローモーションのようにゆっくりと感じられながらも、ヴィラルにできたことは何一つなかった。

「何奴っ!?」
シャマルの命をぎりぎりのタイミングで救ったのは、ヴィラルとは全く無関係にこの場にいきなり割って入った一本の槍だった。
シャマルの眼前に突き刺さったそれに布が巻き付けられ、体が無惨に破壊されるのを防いでいた。
「おのれぇ!」
不測の事態に、布を回収した東方不敗が跳躍し距離を取る。
「ヴィラルさん、大丈夫ですか!?」
「ぐぅ……一体、何が…?」
「無理をするな、あとは俺にまかせろ」
「くっ…誰だ!?」
無事にたどり着いたシャマルに抱き起こされながら、ヴィラルは突然乱入してきた声に反射的に顔を向けた。
二人のすぐ傍、何故接近に気付かなかったと思える程の近くに、赤いハチマキに同色のマントをなびかせた男が真っ直ぐに立っていた。

「お前達は行け。俺はあの男に大事な用がある」
ヴィラルを静かに見下ろし、男が告げる。その一方的な態度にズタズタになったヴィラルの心の僅かに残った部分が反発した。
「ふざけるな!誇り高い獣人に逃走などありえん!死ぬなら戦場で…」
「お前はそれで言いかも知れんが、その女も巻き添えにするともりか?」
割って入られた言葉に思わず息が詰まった。顔をそらすと、心配そうにこちらを覗き込んでいるシャマルの真っ赤に充血した瞳と目があった。
「ヴィラルさん…」
「シャマル…ぐぅぅ……ぐうぅぅぅおぉ……!」
「大切にしてやることだ」
心身ともにうちひしがれ悔しさにむせびなくヴィラルに男はそれだけ言うと、ゆっくりと歩き出した。
そうして、腕を組み待ちの姿勢に入っていた東方不敗に近づいていきある程度の間合いを保った地点でぴたりと立ち止まる。
ぴりぴりと、肌が焼け付くように緊張が高まっていくのがヴィラルの位置からでも感じられた。
「ドモンか。しばらく見ぬ内に、多少はましになったようだな」
「……師匠。お会いしとうございました……」
対峙した二人の男は静かにそのような言葉を交わした。


流派東方不敗は王者の風……。


【E-6/デパート跡/1日目/放送直前】
【チーム:Joker&Fake Joker】
【ヴィラル@天元突破グレンラガン】
[状態]:全身に中ダメージ、脇腹・額に傷跡(ほぼ完治・微かな痛み)、左肩に裂傷 、強い屈辱
[装備]:大鉈@現実、短剣×2
[道具]:支給品一式、モネヴ・ザ・ゲイルのバルカン砲@トライガン(あと4秒連射可能、ロケット弾は一発)、
S&W M38(弾数1/5)、S&W M38の予備弾数20発、エンフィールドNO.2(弾数0/6)、短剣×9本、水鉄砲、銀玉鉄砲(銀玉×60発)、アンチ・シズマ管@ジャイアントロボ THE ANIMATION、タロットカード@金田一少年の事件簿、USBフラッシュメモリ@現実、鉄の手枷@現実
[思考]
基本:ゲームに乗る。人間は全員殺す。
0:シャマル…
1:中央部近辺に向かい、激戦区を観察。そしてそこから逃げてきたものを殺す。
2:シャマルに礼を尽くし、守り抜く。その為にも、クラールヴィントと魔鏡のかけらをどうにかして手に入れたい。
3:発見次第、裏切り者(クアットロ)を始末する。
4:蛇女(静留)に味わわされた屈辱を晴らしたい。
5:『クルクル』と『ケンモチ』との決着をつける。
※二アが参加している事に気づきました。
※機動六課メンバーをニンゲン型の獣人だと認識しました。
※なのは世界の魔法について簡単に理解しましたが、それは螺旋王の持つ技術の一つだと思っています。
 また、その事から参加者の中で魔法が使えるのは機動六課メンバーだけであるとも思っています。
※螺旋王の目的を『“一部の人間が持つ特殊な力”の研究』ではないかと考え始めました。

【[備考]
螺旋王による改造を受けています。
①睡眠による細胞の蘇生システムは、場所と時間を問わない。
②身体能力はそのままだが、文字が読めるようにしてもらったので、名簿や地図の確認は可能。
 人間と同じように活動できるようになったのに、それが『人間に近づくこと』とは気づいていない。 単純に『実験のために、獣人の欠点を克服させてくれた』としか認識してない。
※ヴィラルのデイパック、短剣×1、乖離剣エア、ゲイボルクが路上に転がっています。デイパックの中身はヴィラルの道具欄全て。

【シャマル@魔法少女リリカルなのはStrikerS】
[状態]:魔力消費(中) 深い悲しみ
[装備]:ワルサーWA2000(3/6)@現実 、ケリュケイオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS
[道具]:支給品一式×3(地図一枚損失)、ワルサーWA2000用箱型弾倉x3、バルサミコ酢の大瓶(残り1/2)@らき☆すた、ゼオンのマント@金色のガッシュベル!!、魔鏡のかけら@金色のガッシュベル!!
暗視スコープ、首輪(クロ)、単眼鏡、マース・ヒューズの肉片サンプル
[思考]
基本:八神はやてを守る為に、六課メンバー以外の全員を殺す。けれど、なるべく苦しめたくは無い。
0:ヴィラルさん…
1:中央部近辺に向かい、激戦区を観察。そしてそこから逃げてきたものを殺す。
2:しばらくの間はヴィラルと行動する。
3:発見次第、戦闘機人(クアットロ)を殺害する。
4:クラールヴィントと魔鏡のかけらを手に入れたい。
※ゲイボルク@Fate/stay nightをハズレ支給品だと認識しています。また、宝具という名称を知りません。
※魔力に何かしらの制限が掛けられている可能性に気付きました。
※魔鏡のかけらを何らかの魔力増幅アイテムと認識しましたが、
どうやって使用する物なのか、また全部で何枚存在しているのかはまだ理解していません。


【ドモン・カッシュ@機動武闘伝Gガンダム】
[状態]:健康 疲労(小)
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
基本:己を鍛え上げつつ他の参加者と共にバトルロワイアルを阻止し、螺旋王をヒートエンド
0:東方不敗に襲撃の真意を問い質す。
1:光の柱の正体を探る。18:30にはF-5駅でカミナたちと合流。
2:積極的に、他の参加者にファイトを申し込む(目的を忘れない程度に戦う)
3:ゲームに乗っている人間は(基本的に拳で)説き伏せ、弱者は保護し、場合によっては稽古をつける
4:傷の男(スカー)を止める。
5:一通り会場を回って双剣の男(士郎)と銃使いの女(なつき)と合流する。
6:言峰に武道家として親近感。しかし、人間としては警戒。
[備考]:
※本編終了後からの参戦。
※参加者名簿と地図に目を通しました。
※正々堂々と戦闘することは悪いことだとは考えていません 。
※なつきはかなりの腕前だと思い込んでいます。
※ゲイボルクの効果にまるで気づいていません。
※ループについて認識しました。
※カミナ、クロスミラージュのこれまでの経緯を把握しました。

【東方不敗@機動武闘伝Gガンダム】
[状態]:全身、特に腹にダメージ。螺旋力増大?
[装備]:マスタークロス@機動武闘伝Gガンダム
[道具]:支給品一式、カリバーン@Fate/stay night
[思考]:
基本方針:ゲームに乗り、優勝する 。
1:E-6に向かい、光の原因を探る。
2:情報と考察を聞き出したうえで殺す。
3:ロージェノムと接触し、その力を見極める。
4:いずれ衝撃のアルベルトと決着をつける。
5:できればドモンを殺したくない。
※137話「くずれゆく……」中のキャラの行動と会話をどこまで把握しているかは不明です
※173話「REASON(前・後編)」の会話は把握しています。
※螺旋王は宇宙人で、このフィールドに集められているの異なる星々の人間という仮説を立てました。
 本人も半信半疑です。
※Dボゥイのパワーアップを螺旋遺伝子によるものだと結論付けました。
※螺旋遺伝子とは、『なんらかの要因』で覚醒する力だと思っています。 ですが、『なんらかの要因』については未だ知りません。



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179:戦闘機人は電気椅子の夢を見るか ヴィラル 222:失楽園(前編)
179:戦闘機人は電気椅子の夢を見るか シャマル 222:失楽園(前編)
197:Deus ex machina 東方不敗 220:師弟として時間軸がブレている
201:拳で語る、漢の美学 ドモン・カッシュ 220:師弟として時間軸がブレている





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