番外バトルってレベルじゃねーぞ!! ◆g6Z9FGx6uY



はいはーい、今週もサイボーグミーくんの時間がやってまいりました!
気がつけば広い広い部屋に連れ込まれていました。
なにがなんだか分からないままイッカツーイおっさんが出てきましてー。
なんと! 最後の一人になるまで殺しあえというではありませんか!
これには流石のミーくんもびっくり。
その後ガ○ダムみたいなロボット特撮物にでてきそうな奴が出てきてイッカツーイおっさんに突っ込んでいったのですが。
どこぞの宇宙人のようにぶっとばされて首が跳ねられてしまいました。
そして今っ! ミー君は冷酷非道な殺人鬼が多数潜む殺し合いの現場にいるのです!
果たしてミー君はクロ、マタタビと出会い。この惨劇を食い止める事ができるのか!
ハチャメチャサイボーグファンタジーコメディ編! 始まるよぉ!

「って違あああああああああああああああああう!
 まずタイトルから違あああああああああああう!」
いや、そこらへんを筆者に突っ込まれましても。
「ってゆーか! 少年向け漫画雑誌的に考えて殺し合いってどーよ!
 昨今の編集部は何を考えてんのぉぉぉぉ?!」
いや、だから編集部とか関係ないんですってば。
人気ですよ、人気のなせる技です。喜ぶべきことだと思いますよ。

と、なんだかんだでミー君の冒険は始まる!後半ヘぇ! 続くぅぅっ!
「始まらねええええええええ!! というかもう後半かよ――――!!」







「と、まあとにかく面倒なことに巻き込まれちゃったなあ……」
ミー君は頭をポリポリと掻きながら地図と名簿を眺める。
辺りにはトンネルしかない、まずはここをくぐることになりそうだ。
しかし地図を見てもここが何処だか見当もつかない、日本っぽいといえばそうなのだが……?
差し詰め人工的に作られた空間だとかそんなところだろう、そこらへんはゴーくんの出番なのだが。
「名簿を見る限りゴー君は居ない。代わりにクロ、マタタビかぁ」
クロ、憎みそして愛すべきライバル。アイツのことだからほっといても死にはしないだろう。
というか、殺せる奴がいるならそれはそれで見てみたい。
マタタビも……どうだろう、まあ死なない奴だって事は分かるかな。

それより問題がある。
彼にとっての最重要次項、ゴー君の所へ戻ることである。
大前提として自分の生存、これは絶対である。
自分の体内にある武器を使えば生存は容易いだろう。
……では殺し合いに乗るかどうかである。答えは勿論。
「絶対にノゥに決まってんだろォッ!」
ここでお人形のように皆殺しをして願いをかなえてもらって世界征服達成!
ゴー君の元にも帰れてめでたしめでたし。
そんな事は望んじゃいない、人から与えられた世界征服なんてそんなものに価値はない。
世界征服は望みだ、愛しのゴー君の追いつづける叶えるべき夢。
しかし、それはゴー君自身の手で掴んでこそ価値がある。
だから、意地でも帰る必要がある。
問題になってくるのはこの首輪だ。
首を外せば取れるかと思ったがどうやら溶接されているようだ。
……逆に言えば溶接できるような設備があれば解除できるかもしれない。
相当高度な技術が必要だと思われるが。
それになんとも悪魔のチップの動きが鈍い、まだ試していないから何とも言えないが明らかに性能が落ちていそうだ。

「……ま、このトラブルを抜ける為に。まずはクロと合流しますか」
そうして、自らの体内に手を突っ込み。
巨大剣をスルッと抜き出し――――。

抜き出し?
「あ、あれ?」
そう、いつもならスルーっと愛用の剣が出てくるはずなのだが。
「無い! 無い! 無い! 僕の大切な剣が無い!
 心臓のほうにも盲腸のほうにも肝臓の辺りにも無い!」
一大事だ、巨大剣だけではなく武器といえる武器を片っ端から抜かれているようだ。
どこぞのうっお―――っ!! くっあ―――っ!! ざけんな―――っ! と言いながら暴れまわり戦車をぶち壊す武闘家じゃあるまいし。
素手での戦闘にはそこまで自信はない。
「……頼りにならなそうだけど、一応見てみるか」
すっかり意気消沈したミー君は、自分のデイパックを見てみることにした。
ガン○ムに出てきそうな巨大剣でも入っていればラッキーだったのだが、真っ先に出て来たのは店長と書かれた赤い帽子。
だけど何故だか無限大の熱気をこの帽子からは感じる。
とりあえず被ることにして、次のアイテムを探す。
自分の体内と違って構造がいまいち分からない。
そこで少しプッツンと来たミー君は一気に中身をブチまけることにしたのだ。
他に出て来たのは水やらコンパスや時計等。
ご丁寧な事にサイボーグ用の燃料まで入っていた。
そして、伝説の剣宜しく地面に突き刺さったセラミックス製の包丁に……。

「おお、おおおおおおおおおおお!!」
料理人なら、一度は夢見たであろう。
世界中の料理人が認める、まさに究極の食材。
この食材たちの味を引き出すには相当な腕が必要だが……一度は挑んでみたいと思っていた。
「……と、いけない。今はそれどころじゃないな」
料理したい衝動を頑張って押さえつけ、ミー君は食材だけを支給品の入っていたデイパックに入れる。
そして残った食料やらコンパスを自らの収納スペースに入れ、食材の入った袋も収納スペースに入れる。

「さて、それじゃあクロの奴に会いに行きますか」
帽子を被りなおし、片手に包丁を握り締め。
猫型サイボーグミー君は進む。

「待っててねー! ゴーくーん! とびっきりのお土産と一緒に帰るからねー!!」
ゴー君のところへ帰るために、ゴー君に最高の料理をご馳走してあげる為に。
何が起こるかは分からない、死と隣り合わせのいつも以上にスリリングな冒険が始まったのだ。

ぅんむぁて次回!


【H-8/南東側の端っこ(禁止地区ギリギリ)/1日目-黎明】
【ミー@サイボーグクロちゃん】
[状態]:健康
[装備]:セラミックス製包丁@現実、アニメ店長の帽子@らき☆すた
[道具]:支給品一式、世界の絶品食材詰め合わせ@現実
[思考]:待っててねーーー!! ゴーくぅーーーーーーん!!
基本行動方針:殺し合いには乗らず、ゴー君の元へと帰る。
第一行動方針:現状を打破する為クロに会う。
第ニ行動方針:襲われた場合は容赦しない……と言いたい所だが武器が欲しい。
第三行動方針:絶品食材を調理してみたい?
[備考]:
※武器が没収されているのに気がつきました。
※悪魔のチップの性能の悪さをなんとなーく感じ取っているようです(気のせいレベル)
※食材詰め合わせの内約はご自由にどうぞ。


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ミー 086:世界の中心で、叫ぶ





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