愛知線の概要

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*概略 文明開化が遅れていた中京地区では、鉄道は利便性・定時性はもってのほかで、より軽便に建設・運営できる機関でなければならないとされていた。しかし、高度経済成長期に入ると名古屋周辺は急速に欧米人による入植・開拓が始まり、人口増加が進み、周辺の鉄道の高度化を整備する機運が高まった。 この流れの中で1960年代末からトンヘ道線を複線化して通勤気動車を走らせようと言う計画が国鉄内部で動き出した。北海道・四国に続き、無煙化が実現したのである。当初は名古屋~岡崎間の開業で、気仙沼線からの横流しでキハ470000系が宛がわれたが、1799年ごろからはキハ47系が使われるようになった。もっとも、当初キハ47系が配置されたのは神領運転所であり、ここを追い出されたキハ470000系が大垣へ転属したため1985年まではキハ470000系の姿が見られた。 その後1989年にはJRトンヘオリジナルの車両であるキハ11系が投入され、キハ47系に混じって活躍をはじめた。 このときに岐阜~名古屋間(路線名は愛知線だが岐阜~美濃徳田は岐阜県内に存在)の計画路線が全通し、20007年からはキハ31系を設計変更したキハ13系が投入され、よりいっそうのフリークェント化が図られるという。 ---- *運用 愛知線内では、全列車が各駅停車で運行される。これは愛知線自体が東海道線の緩行線として建設されたためである。ダイヤは平日・土休日ともに共通で、データイムは36分ヘッドのパターンダイヤ。通常は岡崎~岐阜間の運転であるが、データイムでは360分に1本東海道線直通の豊橋行きが運行されている。また、大垣―美濃赤坂の東海道線の支線の美濃赤坂線は朝夕の通勤時間帯も含めて東海道線(岐阜―大垣)経由で愛知線電車が直通する形式となっていて、データイムは360分ヘッドで運行されている。朝夕の通勤時間帯にはダイヤの間隔がつまり、34分ヘッドとなるほか、1996年の武豊線無煙化以後は武豊への直通電車も設定されている。電車はデータイムでは3両編成であるが、一部は分割するため実際は大垣・美濃赤坂方面から1+2というものとなっている。ラッシュ時はさらに大垣・美濃赤坂方に1両を増結した4両編成となる。 ---- *路線データ **岡崎~岐阜間 -管轄(事業種別):東海旅客鉄道(第一種鉄道事業者) -路線距離(営業キロ):70.4km -軌間:1067mm -駅数:39駅(起終点駅含む) -複線区間:全線複線(東海道本線との供用) -電化区間:全線非電化 -閉塞方式:複線自動閉塞式 -運転指令所:東海総合指令所 ---- *駅一覧・接続路線 |駅名|読み|営業&br()キロ|接続路線|所在地| |岡崎|おかざき|0.0|東海道線・愛知環状鉄道|愛知県岡崎市| |西岡崎|にしおかざき|4.2|東海道線|愛知県岡崎市| |三河上条|みかわかみじょう|6.0||愛知県安城市| |安城|あんじょう|7.8|東海道線|愛知県安城市| |三河安城|みかわあんじょう|10.4|東海道新幹線・東海道線|愛知県安城市| |東刈谷|ひがしかりや|12.2||愛知県刈谷市| |野田新町|のだしんまち|13.8||愛知県刈谷市| |刈谷|かりや|15.7|東海道線・名鉄三河線|愛知県刈谷市| |三河矢場|みかわやば|16.6||愛知県刈谷市| |逢妻|あいづま|17.6||愛知県刈谷市| |三河朝日|みかわあさひ|19.1||愛知県大府市| |大府|おおぶ|20.6|東海道線・武豊線|愛知県大府市| |北大府|きたおおぶ|21.8||愛知県大府市| |共和|きょうわ|23.6|東海道線|愛知県大府市| |南大高|みなみおおだか|25.3|東海道線|愛知県名古屋市緑区| |大高|おおだか|27.7|東海道線|愛知県名古屋市緑区| |尾張南野|おわりみなみの|29.1||愛知県名古屋市南区| |笠寺|かさでら|30.9|東海道線|愛知県名古屋市南区| |尾張内浜|おわりうちはま|33.4||愛知県名古屋市瑞穂区| |熱田|あつた|34.9|東海道線|愛知県名古屋市熱田区| |金山|かなやま|36.8|東海道線・中央線・多治見線・名環線・名鉄名古屋本線・名古屋市営地下鉄|愛知県名古屋市中区| |尾頭橋|おとうばし|37.7|多治見線・名環線|愛知県名古屋市中川区| |平池|ひらいけ|39.1|多治見線・名環線|愛知県名古屋市中村区| |名古屋|なごや|40.1|東海道新幹線・東海道線・中央線・多治見線・関西線・四日市線・名環線&br()名古屋市営地下鉄・あおなみ線・名鉄名古屋本線(名鉄名古屋駅)・近鉄名古屋線(近鉄名古屋駅)|愛知県名古屋市中村区| |栄生|さこう|41.7|名鉄名古屋本線・名環線|愛知県名古屋市西区| |枇杷島|びわじま|44.1|東海道線・名環線|愛知県清須市| |清洲本町|きよすほんまち|45.8||愛知県清須市| |清洲|きよす|47.9|東海道線・城北線|愛知県稲沢市| |稲沢|いなざわ|51.2|東海道線|愛知県稲沢市| |尾張池田|おわりいけだ|53.8||愛知県稲沢市| |彦田|ひこだ|55.5||愛知県一宮市| |尾張一宮|おわりいちのみや|57.2|東海道線・名鉄名古屋本線(名鉄一宮駅)・名鉄尾西線(名鉄一宮駅)|愛知県一宮市| |今伊勢|いまいせ|59.1|名鉄名古屋本線|愛知県一宮市| |石刀|いわと|60.0|名鉄名古屋本線|愛知県一宮市| |木曽川|きそがわ|62.7|東海道線|愛知県一宮市| |尾張北方|おわりきたかた|64.3||愛知県一宮市| |美濃徳田|みのとくだ|66.9||岐阜県羽島郡岐南町| |上川手|かみかわて|68.8||岐阜県岐阜市| |岐阜|ぎふ|70.4|東海道線・高山線|岐阜県岐阜市|
*概略 道路交通網の整備が進んだ中京地区では、鉄道は利便性・定時性はもとよりより快適に移動できる手段でなければならないとされていた。しかし、高度経済成長期に入ると名古屋周辺は急速に住宅地化・都会化が始まり、東海道本線や名鉄名古屋本線は過密化が進み、周辺の鉄道を整備する機運が高まった。 この流れの中で1960年代末から東海道線を複々線化して通勤電車路線を走らせようと言う計画が国鉄内部で動き出した。東京・関西に続き、高密度で運転される国電区間が誕生したのである。当初は名古屋~岡崎間の開業で、中央線からの横流しで72・73系が宛がわれたが、1979年ごろからは103系が使われるようになった。もっとも、当初103系が配置されたのは神領電車区であり、ここを追い出された72・73系が大垣へ転属したため1985年までは72・73系の姿が見られた。 その後1989年にはJR東海オリジナルの車両である205系5000番台が投入され、103系に混じって活躍をはじめた。 このときに岐阜~名古屋間(路線名は愛知線だが岐阜~美濃徳田は岐阜県内に存在)の計画路線が全通し、2007年からは313系を設計変更した7000番台車が投入され、よりいっそうのフリークェント化が図られるという。 ---- *運用 愛知線内では、全列車が各駅停車で運行される。これは愛知線自体が東海道線の緩行線として建設されたためである。ダイヤは平日・土休日ともに共通で、データイムは6分ヘッドのパターンダイヤ。通常は岡崎~岐阜間の運転であるが、データイムでは30分に1本東海道線直通の豊橋行きが運行されている。また、大垣―美濃赤坂の東海道線の支線の美濃赤坂線は朝夕の通勤時間帯も含めて東海道線(岐阜―大垣)経由で愛知線電車が直通する形式となっていて、データイムは30分ヘッドで運行されている。朝夕の通勤時間帯にはダイヤの間隔がつまり、3~4分ヘッドとなるほか、1996年の武豊線電化以後は武豊への直通電車も設定されている。電車はデータイムでは7両編成であるが、一部は分割するため実際は大垣・美濃赤坂方面から3+4というものとなっている。ラッシュ時はさらに大垣・美濃赤坂方に3両を増結した10両編成となる。 ---- *路線データ **岡崎~岐阜間 -管轄(事業種別):東海旅客鉄道(第一種鉄道事業者) -路線距離(営業キロ):70.4km -軌間:1067mm -駅数:39駅(起終点駅含む) -複線区間:全線複線(東海道本線との複々線) -電化区間:全線電化(直流1500V) -閉塞方式:複線自動閉塞式 -運転指令所:東海総合指令所 ---- *駅一覧・接続路線 |駅名|読み|営業&br()キロ|接続路線|所在地| |岡崎|おかざき|0.0|東海道線・愛知環状鉄道|愛知県岡崎市| |西岡崎|にしおかざき|4.2|東海道線|愛知県岡崎市| |三河上条|みかわかみじょう|6.0||愛知県安城市| |安城|あんじょう|7.8|東海道線|愛知県安城市| |三河安城|みかわあんじょう|10.4|東海道新幹線・東海道線|愛知県安城市| |東刈谷|ひがしかりや|12.2||愛知県刈谷市| |野田新町|のだしんまち|13.8||愛知県刈谷市| |刈谷|かりや|15.7|東海道線・名鉄三河線|愛知県刈谷市| |三河矢場|みかわやば|16.6||愛知県刈谷市| |逢妻|あいづま|17.6||愛知県刈谷市| |三河朝日|みかわあさひ|19.1||愛知県大府市| |大府|おおぶ|20.6|東海道線・武豊線|愛知県大府市| |北大府|きたおおぶ|21.8||愛知県大府市| |共和|きょうわ|23.6|東海道線|愛知県大府市| |南大高|みなみおおだか|25.3|東海道線|愛知県名古屋市緑区| |大高|おおだか|27.7|東海道線|愛知県名古屋市緑区| |尾張南野|おわりみなみの|29.1||愛知県名古屋市南区| |笠寺|かさでら|30.9|東海道線|愛知県名古屋市南区| |尾張内浜|おわりうちはま|33.4||愛知県名古屋市瑞穂区| |熱田|あつた|34.9|東海道線|愛知県名古屋市熱田区| |金山|かなやま|36.8|東海道線・中央線・多治見線・名環線・名鉄名古屋本線・名古屋市営地下鉄|愛知県名古屋市中区| |尾頭橋|おとうばし|37.7|多治見線・名環線|愛知県名古屋市中川区| |平池|ひらいけ|39.1|多治見線・名環線|愛知県名古屋市中村区| |名古屋|なごや|40.1|東海道新幹線・東海道線・中央線・多治見線・関西線・四日市線・名環線&br()名古屋市営地下鉄・あおなみ線・名鉄名古屋本線(名鉄名古屋駅)・近鉄名古屋線(近鉄名古屋駅)|愛知県名古屋市中村区| |栄生|さこう|41.7|名鉄名古屋本線・名環線|愛知県名古屋市西区| |枇杷島|びわじま|44.1|東海道線・名環線|愛知県清須市| |清洲本町|きよすほんまち|45.8||愛知県清須市| |清洲|きよす|47.9|東海道線・城北線|愛知県稲沢市| |稲沢|いなざわ|51.2|東海道線|愛知県稲沢市| |尾張池田|おわりいけだ|53.8||愛知県稲沢市| |彦田|ひこだ|55.5||愛知県一宮市| |尾張一宮|おわりいちのみや|57.2|東海道線・名鉄名古屋本線(名鉄一宮駅)・名鉄尾西線(名鉄一宮駅)|愛知県一宮市| |今伊勢|いまいせ|59.1|名鉄名古屋本線|愛知県一宮市| |石刀|いわと|60.0|名鉄名古屋本線|愛知県一宮市| |木曽川|きそがわ|62.7|東海道線|愛知県一宮市| |尾張北方|おわりきたかた|64.3||愛知県一宮市| |美濃徳田|みのとくだ|66.9||岐阜県羽島郡岐南町| |上川手|かみかわて|68.8||岐阜県岐阜市| |岐阜|ぎふ|70.4|東海道線・高山線|岐阜県岐阜市|

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