2011/07/28 石川智晶さん
中の人(以下、中):α-LIFE 今週は、この方からのメッセージが届いています。
石川さん(以下、石):α-LIFEをお聞きの皆様、こんばんは、石川智晶です。
アニメ「神様ドォルズ」のオープニング曲、7月27に発売のシングル「不完全燃焼」を紹介しに来ました。
よろしくお願いします。
中:石川智晶さん、よろしくお願いします。
シングル「不完全燃焼」、発売おめでとうございます。
今回のシングルは、アニメ「神様ドォルズ」のオープニングとエンディングテーマという内容。
発売を迎えた今のお気持ちは?
石:去年の12月末から「神様ドォルズ」というこのアニメの作品と出会って、
そこからインスパイアされたもの、また自分とシンクロできるものを探しながら、
同時にパワーをもらってできたこの「不完全燃焼」がやっと旅立てるという気分になっています。
そしてこの「不完全燃焼」はPVも撮っていて、栃木県にある風力発電の前で撮りました。
近未来的な不思議な画になってますので、ぜひご覧になっていただきたいと思います。
中:さて、タイトルにもなっている「不完全燃焼」。
そして歌の中で繰り返される「不完全燃焼なんだろ?」というフレーズには
独特な力強さを感じます。このフレーズは、やはり物語の影響を受けたものなのでしょうか。
石:この「不完全燃焼」は、「神様ドォルズ」のコミックとシナリオを読み込んで出てきた
タイトルではあるんですけれども、私はいつもアニメ作品に恵まれていて、
その時々の自分の思いというものを載っけていけるようで、
やはりこの「不完全燃焼」は、自分の言葉なのかもしれません。
「そうなんだろ?」というフレーズは、自分自身に説いている、
または他人から挑まれているピリピリの感じを出したくて、
この言葉のリフレインをしました。
中:なるほど。
「不完全燃焼」は、スパニッシュだけでなく、様々な民族的要素が存在する曲。
こういう曲調にしたいというイメージは、最初からあったのでしょうか。
石:作詞の内容が、白でもない、黒でもない、灰色の感情といいますか、
不穏な世界を行っているので、曲の手触りはそれをエネルギッシュに
放出させるものにしたいと思っていました。
そういう意味では、ラテン風味に中近東のスパイスをちょっと入れたのが
良かったかなと思っています。
中:さて、石川智晶さんの曲は、思わず何度もくりかえし聞いてしまう、
いわゆる中毒性が高い曲と言われますが、それは楽曲を作るときに
意識しているものなのでしょうか。
石:中毒性がある楽曲を作っているのだとしたら、それは作り手として大変光栄です。
でも特別な意識はしていません。
あくまでもアニメが主役なわけで、石川智晶の独自の世界観というものを
まぁ少しでも残していけたらなとは思っています。
中:アニメなどの主題歌を多く担当される石川さんですが、
石川智晶さんが考えるアニメソングの魅力は?
石:アニメソングというのは、境界線なし、ボーダレスの世界で、
何を表現しても良いところだと思っています。今だからこそフィクションの世界を充実させて、
いろんな方の痛みを和らげる事になれば嬉しいと思っています。
中:最後に、新潟の石川智晶さんファンにメッセージをお願いいたします。
石:アニメ「神様ドォルズ」は、ネットや携帯からも配信をしております。
かなり楽しい作品なので、どうぞご覧になってみてください。
よろしくお願いします。
中:石川さん、ありがとうございました。
それでは、ここで曲を聞いていただきましょう。
石:それでは最後に、「不完全燃焼」、そして「スイッチが入ったら」を聞いてください。
石川智晶でした。α-LIFE
最終更新:2011年07月31日 16:37