唯「いよいよ入るよ!入ったらもう夢の国だよ!」

律「残念ながらここはディズ○ーランドじゃないんだなぁ」

澪「でも遊園地なんて日常からかけ離れた場所だし、ある意味夢の世界なのかもな」

・・・

紬「・・・ここが、夢の世界」

梓「はい・・・」

唯「えーっと。まずはどれ乗るんだっけ?」

律「ジェットコースター!」

澪「コーヒーカップ!」

和「そういえば順番決めてなかったわね・・・」

憂「まずは人気のあるものからの方がいいんじゃないかな?」

純「これからどんどん人増えるしね。ずっと並ぶのやだしー」

和「じゃあ一番人気のジェットコースターでいいわね?」

唯「いいよ!」

梓「うぅ・・・。絶叫系は・・・」

紬「苦手なら乗らないでおく?私も一緒に待つよ?」

梓「い、いえ!乗ります!!」

梓「(ムギちゃんジェットコースターのページ見てキラキラしてたし・・・。私のせいで乗れないなんてダメだよね)」

律「よーし!じゃあ向かうぞー!」

・・・

和「少し出遅れたみたいね」

澪「まぁこれくらいの列ならいいさ」

純「すごいのは二時間待ちとかありますからねぇ」

紬「二時間もこの暑さの中並んでたら倒れちゃうね!」

梓「ですねぇ。それより貴重な時間を並んでるだけというのももったいないです」

律「そういや澪も乗るのか」

澪「・・・私だけ下で見てるのもなんか悔しいし」

唯「楽しみだねぇ」

憂「うん!」

・・・

唯「暑い・・・」

律「早っ!」

憂「ジュース飲む?」

唯「うん・・・」ゴクゴク

紬「うちわ〜」パタパタ

唯「あぁ〜。極楽じゃ〜」

純「梓、私にもうちわ〜」

梓「はい。自分で扇いで」

純「・・・」

・・・

スタッフ「お待たせしました。次の方どうぞ」

紬「やった!」

律「んー。やっと順番来たかー」

和「澪、心の準備はいい?」

澪「あ、あぁ・・・」ドキドキ

紬「ずっと手握ってるからね」ギュッ

梓「あう・・・」

純「うーん。さすがに緊張しますな・・・」

律「そういえば梓よかったな」

梓「な、なにがですか?」

律「こういうのって身長制限あるじゃん」

純「あー」

梓「・・・」

スタッフ「お待たせしました。順番にどうぞー」

澪「うわっ、これ下に足が付かないタイプじゃないか!」

紬「そんなタイプが!?」

梓「うぅ・・・」ギュッ

唯「順番だからムギちゃん達が先頭だね」

紬「うん。一番前ー」

純「そういえばジェットコースターって一番前が一番怖いんだってね」シシシッ

梓「」

梓「純、順番代わろうよ」

純「そんな時間はもうないよ。ほら、安全バー下ろさないと」

梓「うぅ・・・」ガチャッ

紬「私が隣にいるから大丈夫!」ギュッ

梓「・・・ムギちゃんを信じます」ブルブル

ガーッ

唯「う、動いたよ!」

和「・・・足が着かないって思ってたより不安ね」プラプラ

律「いよいよだな・・・」

ガタンガタンガタン

純「このレールの一番上まで行って、そこから一気に・・・」

憂「お、お姉ちゃん・・・。私も・・・」ドキドキ

唯「うん」ギュッ

紬「もうすぐてっぺん・・・」

梓「か、かなり高いですね・・・」

紬「・・・うん。いい景色だけど、私も怖くなってきちゃった」

梓「私は最初からです・・・」

紬「これ終わったら思いっきり抱きつかせてね」

梓「・・・はい」

ガタン

紬「!」

梓「っ!」

ゴオォーーーッ

紬「きゃー!」

梓「きゃーーーー!!!」

唯「おぉー!」

律「わぁー!!!」

梓澪「」

・・・

律「すごかったなぁ。特に最後の三回転!」

純「並んだかいありましたね!」

紬「あずにゃーん・・・」

唯「ジェットコースター終わったよー」ユサユサ

梓「」

澪「」

憂「梓ちゃんと澪先輩の魂が・・・」

和「まぁ、気持ちはわかるわ・・・」

律「くっ、梓と澪には荷が重すぎたか・・・」

紬「あずにゃん!」ダキッ

梓「・・・はっ!ここは一体!?」キョロキョロ

唯「あずにゃんが目覚めた!」

紬「ごめんね、無理に乗せちゃって」

梓「い、いえ・・・」

梓「(ほとんど記憶が無い・・・)」

律「みーおー。早く起きろー」ユサユサ

澪「」

唯「これはりっちゃんもギュッってするしかないよ!」

律「えー。やだよ恥ずかしい・・・」

澪「」チラッ

律「・・・」

和「バレてるわよ、澪」

憂「梓ちゃん、立てる?」

梓「う、うん」スクッ

梓「・・・わわっ」フラッ

和「私もそうなったわ・・・。少し休みましょうか」

澪「もうジェットコースターはこりごりだ・・・」

律「いきなり休憩かぁ。まぁ私達らしいな」

紬「じゃあみんなはここで待ってて。ソフトクリーム買ってくる!」

唯「私も行くー」

憂「わ、私も!」

和「梓ちゃん、気持ち悪いとか無い?」

梓「ちょっとフラフラしますけど大丈夫です」

澪「途中まで大丈夫だったんだが垂直に落ちるのでウッ、ってなった・・・」

純「あー。私もそこキツかったです」

和「二人とも大丈夫みたいだし次の乗り物考えましょう」

律「よーし次はフリーフォールを!」

澪「絶対やだ!!!」

梓「次はゆっくりしたものがいいです・・・」

和「さっきのは律達が選んだし、次は二人が選んだら?」

律「それもそうだな」

澪「そ、そうか。梓、なにか乗りたいのあるか?」

梓「うーん。あまりハードじゃないやつ・・・」

梓「じゃあコーヒーカップでいいですか?」

純「言うと思ったー」

律「よっしゃ!全力で回転させるぞ!」

澪「梓、ムギと私の三人で乗らないか?」

律「なんだよー」

唯「お待たせー」トタトタ

紬「すっごい混んでたねー」

憂「びっくりしました」

律純「アイスクリーム!」

紬「具合大丈夫?」

梓「もう平気です」

唯「和ちゃん。バニラとチョコとミックスどれがいい?」

和「じゃあバニラで」

唯「はい。私チョコにするから一口交換しようねっ」

澪「そうだ。次に乗るのはコーヒーカップになったから」

唯「お、いいねぇ!」

憂「乗るの久しぶりだねっ!」

紬「カップルといえばコーヒーカップよねぇ・・・」キラキラ

純「(コーヒーカップル。・・・なんつって)」

梓「アイスおいしい」ペロペロ

澪「これ食べたら早速行こうか」

憂「場所はあっちみたいですね」

律「よーし。早く行こう!」

・・・

律「すんなり入れたな」

和「さっきのとは大違いね」

紬「あずにゃん!いっぱい回そうね!」

梓「お、お手柔らかに・・・」

唯「和ちゃんは私達と一緒だよー」

律「限界まで回すぞ!純ちゃん!」

純「もちろんです!」

澪「唯、私もそっちでいいか?」

律「行くぞ!澪、純ちゃん!」

唯「あはははは〜」クルクル

憂「うふふふふ〜」クルクル

和「(さっき食べたアイスクリームより甘い空気だわ・・・)」

和「(・・・悪くないけど)」クスッ

紬「あっ!あっちに焼きそば屋さんあった!」

梓「回転してるのにすごいですね」

律純「うおーーー!」グルグルグル

澪「やーめーろーー!」

・・・

紬「途中から静かになってたけど大丈夫?」

澪「あはは、世界が回る・・・」

唯「りっちゃん達やりすぎだよー」

律「いやぁ、つい・・・」

純「あはは・・・」

和「ゆっくりしたの選んだつもりなのに。不憫ね・・・」

梓「また少し休憩しますか」

唯「休憩ばっかりで私達らしいね」

律「大丈夫か?」

澪「大丈夫じゃない・・・」

澪「水、あるか?」

律「おう。起きれるか?」

澪「口移し」

律「どっこいしょ」グイッ

澪「急に起こすな!・・・っと」フラッ

律「はいよ。一気に飲むなよ」

澪「んっ」ゴクゴク

唯「次どこ行くー?」

紬「お化け屋敷は最後の方にしましょう!」

梓「本当に行くんですね・・・」

純「次これがいいなー。池にザブーンってするやつ」

紬「ザブーン!?」

律「あー。ジェットコースターのなー」

和「暑いしいいんじゃない?」

憂「びしょ濡れにならないかなぁ・・・」

唯「大丈夫だって。この暑さならすぐ乾くよ!」

澪「ん、次行く場所決まったのか?」

紬「ザブーンよ!」

唯「ざぶーんだよ!」

澪「?」

律「よーし!それじゃあレッツゴー!」

全員「おー!」

澪「お、おー」

・・・

澪「あぁ。ザブーンってこれかぁ」

純「日向暑い・・・」

ゴオォォォ

ザッパーーン

全員「・・・」

梓「・・・あの、想像してたよりだいぶ水飛沫が飛んでるんですけど」

和「・・・水飛沫どころか津波ね」

憂「みんなカッパ着てるね・・・」

律「は、派手でいいじゃんか!」

純「でも飛んできた水で涼しい・・・」

紬「」ワクワク

(参考:富士急のグレート・ザブーン)

澪「これって水面に向かって突っ込むってことだろ?怖そうだ・・・」

梓「そ、そうですよね・・・」

唯「さっきのジェットコースターみたいに長くないし、一瞬だよ!」

和「なんのフォローにもなってないわよ」

澪「思ってたよりハードな乗り物多いなぁ」

憂「次私達だよ」

純「カッパ着て待機だね!」

澪「カメラとか仕舞っとかないとな」ゴソゴソ

梓「次は先頭いやですからね!」

紬「あずにゃんカッパ似合うー」

梓「ど、どうも」

スタッフ「次の方どうぞー」

唯「じゃあ私達前行くねー。憂、いい?」ギュッ

憂「・・・う、うん」

和「憂、がんばって・・・」

純「うわー。座席びちょびちょだね」

律「これはカッパなしじゃ大惨事になるな」

澪「早く終わらせてくれ・・・」

律「よーし。動くぞー」

ゴゴゴゴゴ

梓「このゆっくり登っていくってのが・・・」

澪「まるで検査結果を聞きに行く病院って感じだよな・・・」

純「なんの検査結果です?」

唯「お、真っ直ぐになった」

憂「ここから大きく回って一気に・・・」

紬「いよいよね・・・」ゴクリ

ゴゴゴゴゴ ゴォォォォ

梓「きゃー!」

律「うおー!」

紬「わぁー!」

ザッパーーン

純「ひゃー!冷たーい!」

唯「雨みたーい!」

紬「すごーい!ね、どうだった?」

梓「本当に一瞬ですね。すごすぎて逆に怖くなかったです・・・」

紬「よかったぁ」

・・・

唯「ふいー。カッパ着てても少し濡れちゃった」

憂「タオル持ってきてよかったね」

律「にしてもすごかったなー。あの水飛沫!遠くで見るのとは違うわー」

澪「一気に冷えたな」

紬「もう一回乗りたい!」

和「二回目はちょっと・・・」

紬「」ショボ

梓「つ、次の乗り物行きましょう!」

唯「次は目隠しして決めない!?」

純「目隠し?」

唯「遊園地の地図があるから目隠しして指差すの!」

紬「そこに行くのね!」

律「ほほう。ちょっと面白そうだな」

澪「今まで行った場所と観覧車だったらもう一回だな」

梓「お化け屋敷になりませんように。お化け屋敷になりませんように」ブツブツ

和「問題は誰が指差すかよね」

憂「じゃんけん?」

律「それがいいな」

唯「よーし!それじゃあ、じゃーんけーん!」

・・・

紬「やったぁ!」ピョンピョン

純「くぅー。最後の最後で負けた・・・」

唯「ではではあずにゃんさん。ムギちゃんに目隠ししてください」

梓「私ですか?・・・では失礼して」スッ

律「だーれだ?」

紬「あずにゃん!」

律「正解!」

澪「お約束はいいから早くやろうか」

和「このページよ」

紬「うーん。どこがいいかなぁー」

梓「(ま、まずいです。その指の方向は・・・)」

梓「もっと右に面白いのがありますよ」ボソッ

紬「右?」

純「あー!梓それ反則ー!」

梓「ぎくっ」

紬「じゃあ下のほう行ってみようかな」

全員「」ドキドキ

紬「・・・ここっ!」ビシッ



10