梓「……唯先輩」

唯「なに?あずにゃん」ムクリ

梓「……わたしのこと、好きなんじゃないですか?」

唯「……うん、だいすき」コクリ

梓「……」

唯「……あずにゃん?」

梓「嘘ついてたんですか……最低ですね」

唯「ふえ……ご……ごめん……」ジワッ……

梓「で、私は唯先輩のこと……」

唯「う……うん……///」ドキドキ

梓「唯先輩……目、閉じてください」

唯「うぇ……!?///う……うん……///」

梓「……」


唯(あっ……鼻に、あずにゃんの吐息……あたってる……///)

唯(だんだん……近づいてきて……いい匂い……///)

唯(そっか……あずにゃんとキスするんだ……///)

唯(あずにゃあん……あずにゃあん……///)


梓「……」


唯(すきいっ……だいすきい……///)プルプル


梓「……」


スッ……

唯(……えっ///)プルプル

唯(はなれてく……なんで……?)


梓「……ゆいせんぱい」

唯「っ!……なっ……なに!?///」ビクッ

梓「……唯先輩は私のこと好きなんですよね?」

唯「う……うん……///」

梓「そうですか……でも……」クスッ


梓「私は、唯先輩のこと、「好き」なんて一言も言ってませんよ?」

唯「……えっ……」

梓「もしかしたら唯先輩のこと嫌いかもです」

唯「えっ……やだ……」ジワッ…

梓「……そうですね、やっぱり唯先輩なんて大嫌いです」

唯「やっ……やだあ……///」ポロ…ポロ…


梓「……フフッ」

唯「う゛え゛っ……うう゛っ……」ポロ…ポロ…


梓「……唯先輩」

唯「……」グスッ

梓「……」

チュッ

唯「ふえっ!?///」

梓「……唯先輩」

唯「ふわ……ふわぁ……」ドキドキ

梓「……私も、唯先輩のこと大好きですよ」

唯「う……ふぁ……///」ドキドキ

梓「……」クスッ

チュッ

チュッ

チュッ

チュッ


唯「んぁ……ふぁ……///」ドキドキ

唯「あず……あずにゃあん……///」ドキドキ

梓「……なんですか?キスしてほしかったんじゃなかったんですか?」

唯「ん……ふぁ……ほっぺたばっか……やぁ……くちびるに……してよお……///」ドキドキ

梓「……ダメです」

チュッ

唯「んぁ……///」ドキドキ

梓「唯先輩に……」チュッ

梓「いっぱいひどいこと言われて……」チュッ

梓「すっごく不安になったんですからっ」チュッ

梓「だから私も……」チュッ

梓「唯先輩の嫌がることしてやるんですっ」チュッ

唯「うあっ……うぁ……あずにゃ……///」ドキドキ


梓「うるさいですっ!唯先輩なんて……嫌いですっ!」チュッ

唯「ふわあっ///」ドキドキ

唯「ご……ごめんよお……あずにゃあん……///」ドキドキ

唯「すきいっ……だいすきぃ……///」ドキドキ

唯「ひどいことぉ……きらいって……もうにどと……ずっと……一生……///」ドキドキ

唯「いわないからあっ……だからぁ……はぁ……はぁ///」ドキドキ

唯「くちっ……くちびるにい……っ……はぁ……ちゅう……してよお……はぁ……///」ドキドキ


梓「……どうしたんですか、唯先輩。はぁはぁ言っちゃってますよ」クスッ

唯「だっ……だってぇ……あずにゃんのせいでえ……はぁ……むね……ドキドキしすぎちゃってぇ……///」

梓「むね?胸がどうかしたんですか?」ムニッ

唯「ふわっ!や…っ…やあっ……///」ムニムニ

梓「むぅ……胸が邪魔で何が言いたいのかわかりません」ムニムニ

唯「あず……にゃ……///」ポー

梓「……」チュッ

唯「ふぁっ!///」ビクッ


唯「……///」ムクリ


梓「……ゆいせんぱ」


チュッ


梓「い……?」


唯「えへへ///」

梓「なっ……ななななな……///」プルプル

唯「あーずにゃんっ///」ダキッ

梓「にゃ゛っ!?///」ビクッ

唯「えへへへへへへ///」ギューッ

唯「だぁーいすきっ!」ギューッ


梓「にゃ゛……///」カァァァァ

唯「えへへへへ///」ギューッ

梓「……ゆいせんぱい///」

唯「んー?なぁに?///」ギュッ


チュッ

唯「ん……っ///」

梓「……///」プイッ

唯「えへへー。やっとくちびるにちゅーしてくれたね///」ギューッ

梓「……しりません///」

唯「……ねーあずにゃーん?」

梓「……なんですか///」

唯「……軽音部、辞めないよね?」

梓「なっ……まだそんな事言ってたんですか!」

唯「うん……でもすっごく不安になった……私のせいだけど……」

梓「……それを言うなら唯先輩だってです。簡単に退部するとか言わないでください。すっごく不安になりました」

唯「うん……でもあずにゃんは本当に退部届けまで用意するし……」

梓「あれは……真鍋先輩に協力してもらったんです。……でも、もうこんなもの」

ビリリッ ビリッ ガサッ

梓「……こうしちゃいます」

唯「……うん、よくできました」ナデナデ

梓「ん……」ポー

唯「……でも、あずにゃん。ひとつ忘れてるよ」スッ

梓「あっ……」

唯「へへへ……「ぶ」」

梓「……」クスッ


…………

唯「私たち、これからもずっと一緒だよね」

梓「ん……当たり前です」

唯「高校卒業しても、大学行っても行かなくても、社会人になっても」

梓「ずっと……ずーっと永遠に一緒ですよ」

唯「……中野 梓ちゃん」

梓「……なんですか?」

唯「大好きだから、愛してるから。女同士でもずっと永遠に、一緒にいてください」ギュッ

梓「……」

唯「……」ドキドキ

梓「だいすきな……ゆいせんぱいがあ……ずっといてくれるなら……おんなどうしなんて……」ポロ…ポロ…

唯「あずにゃあん……もう泣かないで……」ギュッ

梓「だっ……だってえ……嬉しくって……」ポロポロ

唯「うん……ねえ、あずにゃん」

梓「グスッ……ふぇ……?なんですか……?」

唯「……」スッ

梓(あ……)


唯「誓いの……キス……しよ?」

梓「……///」コクリ


唯(……)

梓(……)

唯(あずにゃん……)

梓(唯先輩……)


唯(あずにゃんの顔……すごく近い……///)

梓(唯先輩の顔……すごく近い……///)


唯(わあ……あずにゃんたら、顔真っ赤///)

梓(唯先輩……顔真っ赤だよ……///)


唯(あずにゃんの吐息……あともう少しで……///)

梓(唯先輩の……くちびる……キレイ……///)


唯(あずにゃん……///)

梓(唯先輩……///)


唯(……///)

梓(……///)


ピタッ


唯「……」

梓「……」




「……だーいすきっ!」


チュッ!




お、わり、だよん?



最終更新:2011年04月04日 20:48