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チョウジタウン

いかりのみずうみ

オウカ「デヘッデヘヘッ、順調なんだな?リョウ中隊長」

リョウ「はっ!着実に成長を続けております!このままいくと、あと数日でギャラドスになる

でしょう!」

オウカ「デヘデヘ、まあ、コイキングだとそれくらいはかかるか。じゃあ、しっかりとやって

くれなんだな」

リョウ「はっ!」

オウカ「……」

うぃーん

だだだっ

ハリー「オウカ大隊長ー!!」

オウカ「なんだな?ハリー中隊長。廊下を走ると危ないんだな」

ハリー「す、すみません…!ですが…大事なことで……」はあはあ

オウカ「…なにかあったんだな?」

ハリー「はあはあ……えと…」

げしっ!!

ハリー「ぐえっ!?」ばたっ

???「まったく、これくらいの距離走っただけでバテるとか…ちゃんと訓練してないんじゃ

ないの~?」

オウカ「! チャクラ…!」

チャクラ「俺サマ登場じゃん?」

―13章完―




14章


チャクラ「いやー、探したぜ~?オウカ~。どこにいるかと思ったじゃん?」

オウカ「それはこっちの台詞なんだな」

チャクラ「僕は任務ですから~。サキから聞いてなかったんじゃん?」

オウカ「聞いてたことには聞いてたけど、お前がちゃんと任務をしているとは思わなかったん

だな。どこかで遊んでいるんじゃないかって心配だったんだな」

チャクラ「へっ、言うようになったじゃん?」

オウカ「…それで、任務の方はどうだったんだな?そもそも、何を任されていたんだな?」

チャクラ「まっ、あとでわかるじゃん。安心しな、しっかりと任務は成功させましたから」

オウカ「…なら、いいけど。じゃあ任務が終わったんなら、ここを手伝ってくれなんだな」

チャクラ「わかってるじゃん。って、ここには今お前しかいないんじゃん?」

オウカ「んーまあ、ここはオデに任されてるし」

チャクラ「そうか。じゃあ、案内してくれじゃーん」


―――――――――――――――――
フスベシティ

りゅうのあな

澪「ベロにゃん!そこでころがる!!」

ベロにゃん「ベロー!!」ごろっ

どがあん!!

ミニリュウ「!?」びたああん!

ぼとっ

ミニリュウ「」がくっ

ミニリュウは倒れた

澪「よし、倒せた!よくやったぞ、ベロにゃ…ん……?」

ベロにゃん「」めきっ!

ベロにゃん「ベロ……」めきめきめきめき

ぴかっ!!

ベロにゃん(ベロベルト)「ベロー!」

澪「し、進化?」

ぱちぱちぱち

ワタル「進化おめでとう!」

澪「あ、ありがとうございまひゅ!……あうっ//」

ワタル「ふっ……まあ、君のベロリンガは強くなりたかったみたいだからね」

澪「ベロにゃん…」

ベロにゃん「ベロー」

ニャース「それにしても、このりゅうのあなは凄いところだニャ。ドラゴンポケモンがこんな

にいるにゃんて…」

リラ「ここは修行するには絶好の場所でね。よく私も鍛えに来たものだ」

ワタル「といっても、実力のあるトレーナーしか入ってはならない掟があるがな」

ニャース「それなら大丈夫ニャ!澪は実力者だからニャ!!」

澪「や、やめろ…ニャース!」

ニャース「恥ずかしがることないのニャ!」

澪「だ、だって……ていうか、私は実力者とか…そんなんじゃないし」

ニャース「ここまで来て、謙遜するのかニャ…」

リラ「そういえば…ここの入口に門番のトレーナーが立っていたが、なにかあったのか?昔は

いなかったが」

ワタル「ああ。無論、ロケット団を警戒してのことだよ。奴らにりゅうのあなは荒らさせない

さ」

リラ「気にしすぎじゃないのか?」

どん!!!!

リラ・ワタル「!!?」

澪「ひう!!」

ニャース「な…なんニャ!?」

門番「く…貴様あ!何者だあ!!」

ワタル「なにがあった!?」

門番「ワタルさん…!侵入者です!!」

ワタル「なに…?」

しゅっ!

ワタル「! なにかいる…?」

リラ「カビゴン!」ぽん!

カビゴン「カンビ!」

リラ「のしかかり!!」

カビゴン「カンビー!」ばっ

どおおおおおん!!

リラ「やったか…?」

がしっ!

カビゴン「カンビ!?」

ぶんっ!

カビゴン「カンビー!!?」どがあああん!!

リラ「なに…!?」

ばっ

リングマ「グァー!!」

ワタル「リングマ?」

???「今のはカウンターだ。カウンターは受けたダメージを倍にして返す技……先に攻撃す

ればいいってもんじゃないぜ?」

リラ「お前は…」

澪「あ…この前踊り場でミナキさんと一緒にいた……」

シルバー「シルバーだ」

ニャース「こんなところににゃにしに来たのニャ?」

シルバー「…俺はもう修行を終えた。それで、教えてほしいんだ………ロケット団のことを!


ニャース「にゃに…?」

ワタル「ロケット団のことなら俺が1番よく知っているよ」

リラ「ワタル…」

ワタル「大丈夫だ。彼は我々の味方だろうからな」

シルバー「……」

ワタル「シルバー君、ロケット団のことを教えてあげてもいいが、こちらからも聞きたいこと

があるんだ」

シルバー「…なんだ?」

ワタル「ロケット団のことを知ったら、どうするんだ?なにがしたいんだ?」

シルバー「……俺は、以前はただロケット団の首領が憎くて滅ぼそうとしていた」

ニャース「……」

シルバー「だが、今は違う!ロケット団が悪い奴らだから止める!!憎しみからじゃない!一

人のポケモントレーナーとして止めるんだ!!」

ワタル「ふ…わかった。最初に会った時より、随分と逞しくなったようだ」

シルバー(コイツ、どこかで会ったっけ?)

ワタル「では、これから行く場所について来てくれ」

シルバー「…わかった」

リラ「澪も行くぞ」

澪「え…でも……」

リラ「何のための修行だったか?これから任務を果たしてもらうんだ」

澪「! はい!」

ニャース「ニャー」


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スリバチやま付近

唯「りっちゃん!スリバチ山を越えないと、チョウジタウンに辿り着けないよ!」

律「いや、この一本道なみのりしていけばいいだろ」

唯「そっか!じゃあブイ太を…」かちゃ

ざっざっ

ケン「あーあ、大隊長にスリバチ山に呼ばれたが、何の用だろうな…。この前みたいに痛い目

に合うのは御免だぞ…」

律「おい、あいつって…」

唯「ふぇ?」

律「あ、そうか…。唯はヤドンのいどの時、いなかったか」

唯「あの人、ロケット団の服着てるね」

律「ああ、なんか…中隊長?って言ってた気がする」

唯「でもどうしてスリバチ山に?」

律「さあ……なんか用でもあるんだろ。なに言ってるか聞こえなかったけど」

唯「……あ!スリバチ山に入っていったよ!どうしよう、りっちゃん!?」

律「どうしようって、追い掛けるしかないだろ」

唯「よし!急ごう!」

律「はあ……結局スリバチ山抜けないとダメなのか」


――――――――――――――――
スリバチやま

ケン「サキ大隊長ー!」

サキ「フンフフフフ、やっと来たか…ケン中隊長」

ケン「で、今回はどのようなご用件で?」

サキ「あれを見ろ」

ケン「…?」

しゅっ しゅっ

ケン「あ、あれは…!ジョウトに伝わる伝説の!!」

サキ「ああ。スイクンとエンテイだ」

スイクン「クルー!!」

エンテイ「グォオオオ!!」

ケン「でもなんでこんなところに?」

サキ「さあな…。スリバチ山は天然の大洞窟…なにかそそられるものがあったんじゃないか?


サキ「まあ、こちらにとっては好都合だがな。…ケン中隊長!」

ケン「はっ!あいつらを捕獲すればいいんですよね?わかりました!」かちゃ

ケン「ビリリダマ!」ぽん!

ビリリダマ「シュコー!!」

ケン「スパークだあっ!」

ビリリダマ「シュコー!」びゅっ!

スイクン・エンテイ「!!」

ばっ!

律「させないぜ!!ランス!」ぽん!

ランス(ニドキング)「ニドー!!」

ビリリダマ「!?」

ケン「なに…!」

唯「ピッ太、みずのはどう!」ぽん!

ピッ太(ピクシー)「ピッ!」しゅわっ!

ぱしゃああん!

ビリリダマ「シュコー……」ばたっ

ビリリダマは倒れた

ケン「ああっ!…くそ、お前らあ!!」

律「また何か企んでるな!ロケット団!!」

唯「私達が阻止するよ!」

ケン「ぐう…!」

ケン「どうします!?サキ大隊長!」

唯「え……」

律「サキ?」

かつかつ…

サキ「フンフフフフ、またお前達か」

律「サキ!」唯「サキさん!」

ケン「お知り合い…ですか?」

サキ「フンフフフ、妙な縁でな。いつも邪魔ばかりしてくりロケット団の敵さ」

ケン「そういえば、俺もヤドンのいどで邪魔されたような…」

サキ「フンフフフフ、今日はシルバーお坊ちゃまはいないようだな?」

律「へっ、今頃どこかで他のロケット団を倒してるさ」

サキ「フンフフフフ」

唯「今度はなにが狙いなの?」

サキ「お前達が守ったポケモンたちさ」びっ

唯律「?」くるっ

スイクン「クルー!」

エンテイ「グォオオオ!」

唯「あ…エンテイくん?」

律「知ってるのか、唯?」

唯「うん。タンバシティで会ってね」

サキ「!」

エンテイ「グォオオオ!」

唯「えへへ、久しぶり~♪」

律「よっ!私は律だ!」

エンテイ「グォオオオ!!」

律「いっ!?」

エンテイ「グォオオオ…!」

律「あれ…?怒ってない……」

唯「こう見えて優しいんだよ♪」

エンテイ「グォオオオ!!」だっ

スイクン「クルー!!」だっ

唯「あ…行っちゃった……」

サキ(エンテイ……まさか………)

サキ「フンフフフフ…」

ケン「サキ大隊長!逃げてしまいましたが、追いますか!?」

サキ「いや、いい…もうここに用はない」

ケン「え!?」

律「待てよ!帰っていいなんて誰も……」

サキ「フンフフフフ、別にここでお前達を痛めつけても構わないが、それでは面白みがない」

唯「面白み?」

律「面白みもなにも、私達がお前らをここで逃がすと思うか? ランス、とっしん!」

ランス「ニドー!」だだっ

サキ「スターミー、ハイドロポンプ!」ぽん!

スターミー「トゥトゥトゥトゥトゥル!」しゅばああああああ!

ばしゃああん!

ランス「!?」ぐらっ

律「ランス!」

サキ「フンフフフフ、止められないさ」

律「くそ…!」

サキ「そうだ…。フンフフフフ、私達はこれから、チョウジタウンのアジトに行くんだが……

まあ、ここからは何も言わなくても分かるわね」

サキ「それじゃあ、ごきげんよう」たっ

ケン「ま、待ってくださいよーっ!」だだっ

律「……くそう、逃げられちまった…」

唯「りっちゃん…。サキさん、チョウジタウンのアジトに行くって言ってた。でも、私達にわ

ざわざ伝えたってことは…」

律「ああ。誘ってんだな。もちろん、誘いには乗るぜ!いこう、ロケット団のアジトへ!!」

唯「うん!…あ、でもその前にチョウジタウンのジムに挑戦した方がいいんじゃない?」

律「んー…そうだな!力試しになるだろうし!」

唯「よーし!目指せ、チョウジタウン~!!」

律「おー!!」

―14章完―



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