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ヒワダタウン


???「こ…ここで合ってるのか?」

???「ニャー、多分合ってると思うがニャー」

???「もう!無責任だなニャースは!
師匠を待たせてるんだぞ!」

ニャース「遅れたのは澪のせいなのニャ」

澪「うっ…と、とにかく!
ポケモンセンターに行くぞ!」たたっ

ニャース「……
ニャー」はあー

たたっ

――――――――――――――――
ポケモンセンター


???「……」ちら

澪「リラ師匠お!」たった

ニャース「」たった

リラ「遅いじゃないか、澪」

澪「はあはあ…す、すみません…」

リラ「まったく…半年も待たせるとは」

ニャース「澪が師匠に会うから準備をしなきゃいけない!って言って準備をしてたら遅れたの

ニャ」

リラ「半年もか!?」

澪「す、すみません…」

リラ「……まあいい
そんなことよりお前達を呼んだワケを話そう」

澪「は、はい」

ニャース「……」

リラ「まずはその前にある組織について話さなければならない…」

澪「なんていう組織ですか?」

リラ「ロケット団…聞いたことがないか?」

ニャース「……!!」

澪「?」ほけー

―3章完―



4章


シルベル「……」ざっざっ

シルベル「!」さっ

澪「なんですか?ロケット団って」

シルベル(ロケット団だと…?)

リラ「ああ、カントーとジョウトで…
ん?ニャース、君は知っているみたいだね」

ニャース「…当然なのニャ」

ニャース「澪、ロケット団はアクア団同様、悪の組織ニャ
ロケット団もまた世界征服を企んでいるのニャ」

澪「…!
アクア団やマグマ団以外にもそんな組織があるのか」

リラ「ああ、ロケット団も止めなければならない組織だ」

ニャース「……」

澪「どうした?ニャース」

ニャース「ここだけの話ニャ」

リラ「……」

澪「な、なんだよ?」

ニャース「ニャーはロケット団に所属していたのニャ」

澪リラ「!!」

澪「な、なんだって!?」

ニャース「……」

リラ「本当なのかい?」

ニャース「ニャ、真実ニャ」

澪「……!!」

ニャース「……」

澪(そんな…ニャースが悪の組織の………いや)ふるふる

澪「ううん、ニャースはニャースだ!」

ニャース「ニャ…」

澪「ロケット団にいたとか、そんなの関係ないよ!
ニャースは私の親友だし!」

ニャース「澪…」

リラ「……」

リラ(澪が恥ずかしがらずにあんなことを…
ふ、ニャース…彼は澪にとってとても大切な存在らしいな
いや、ニャースも澪を大切に思っている…互いに互いを必要としている……か)

リラ「ふ……」

リラ「さて、ロケット団のこともある程度分かっただろう
では本題に入るぞ
君達をジョウトに呼んだ理由…」

リラ「それは、近頃ジョウトでロケット団が裏でなにかやっているんだが…それを調べてほし

いからなんだ」

澪「……」

ニャース「ニャー」

リラ「…ここヒワダタウンにヤドンのいどという所があるんだが、そこでロケット団の目撃情

報があったんだ
まずはそこを調べてくれないか?」

澪「ま、まあ…師匠の頼みなら」

ニャース「ニャーも気になるし、全然構わないニャ」

リラ「ありがとう、じゃあ頼んだよ」

澪「はい!行こう、ニャース」

ニャース「ニャー」

シルベル「……」

―――――――――――――――――――
つながりのどうくつ


唯「ブイ太、なみのり!」

ブイ太(シャワーズ)「シャワー!」ぶわっ!

ばしゃあああん!!

ロコン「コーン!」ばたっ

ロコンは倒れた

火吹き野郎「ああ~!!」

唯「ご、ごめんねロコンちゃん!やりすぎt」ぐいっ

唯「ふえっ!?」

律「行くぞ、唯」

唯「で、でも可哀相だよ~!」

律「勝負に情けは無用!
かえって相手にも失礼だぞ?」

唯「う~」

律「ほーら!行くぞ!!」だっ

ばっ

律「ん~!太陽の光が気持ちいいぜ!!」

唯「ずっと洞窟の中にいたからね~」

律「んじゃ、早速ジムに………ん?」

ロケット団員「なんだ、じーさん!
なんか文句あんのかよおっ!」

???「オオアリや、たわけが!!
お前達がヤドンを盗みだしたんやろ!!」

律「あれは…ロケット団か?」

唯「そうみたい…」

ロケット団員「は、はあ?どこに証拠があんだよ!」

???「そんなもん、井戸の中みたら分かる!」ざっ

ロケット団員「!」

ロケット団員(井戸に入られちゃまずい…!)

ロケット団員「行かせるかあ!くたばりな、じじい!」ぽん!

ゴルバット「キシャー!」しゅっ

???「ぬおっ!!」どさあっ

唯「り、りっちゃん!」

律「ああ!助けに…」


ばっ!

ハブネーク「プッププ~!」どがっ

ゴルバット「!?」

ロケット団員「な、なんだあ!?」

唯律「!!」

ニャース「やっぱりいたのニャ!」

澪「ロケット団、お前達が悪事を働いてるのは…」律「澪!」唯「澪ちゃん!」

澪「ひうっ!?」びくっ

澪「って…律、唯!?」

ロケット団員「!
逃げろ!」だっ

ニャース「ニャ!逃げられたニャ!」

澪「…まあ井戸に逃げたから大丈夫だろ
それにしてもなんで律と唯が?」

律「私達はただ旅してるだけだけど…」

唯「澪ちゃんこそなんでここに?」

澪「それは…」くいっ

ニャース「知り合いニャ?」

澪「ん…ああ、昔通ってたトレーナーズスクールで一緒だったんだ」

律「なんだ、澪?そのニャース」

唯「可愛いねえ~」たたっ

すりすり

ニャース「ニャニャ!?
抱き着くにゃあ!!」ばっ

唯「え…」

ニャース「ニャ…(しまった、喋ってしまったニャ…)」

唯「もう、恥ずかしがり屋さんなんだから♪」

ニャース(動じない…だと……?)

律「んで、澪はなにしに?」

澪「ああ、ちょっとな」

律「?」

???「ういたた…」

唯律澪「!」

律(忘れていた!)

唯「大丈夫ですか!」

???「ああ…おおきにな、助けてもうて」

澪「いえ」

ガンテツ「わしゃ、ガンテツゆうものやが…この井戸になんや、怪しい連中がおる聞いて飛ん

できたんや」

澪「私もそうです」

律(そうだったのか)

ガンテツ「孫に止められたんやが…ヤドン盗ったんもあいつらゆうし、どうにも我慢できんく

ってな
飛び出した結果がこの様や…」

唯律澪「……」

ガンテツ「…見たところ、あんたら強そうやな…
そや!あんたら、あいつらを懲らしめて、ヤドンを助けてくれへん?
頼む!」

律「ああいいぜ、じーさん!
私達はあいつらと縁があるみたいだしな!」

唯「ガンテツさんは帰って休んでてください!」

澪「ここは私達に任せてください」

ニャース「ヤドンのこともニャ!」

ガンテツ「おおきにな!任せたで!」たっ

ガンテツ「…!?」よろっ

唯律澪「!!」

律「大丈夫かよ!」

ガンテツ「うぐ…」

律「……唯、ガンテツさんを頼む
家まで送って、診てやってくれ」

唯「分かりました、隊長!
さっ、ガンテツさん!」

ガンテツ「…すまん」

律「しっかりやれよ~!」

律澪「……」

ニャース「……?」

―――――――――――――――――
ヤドンのいど


澪「…意外だったな、律達がロケット団を知ってるなんて」

ニャース(ミュウツーやフジ博士、カツラとも面識があるようニャ)

律「澪もホウエンで旅してたなんてな!
悪の組織の野望も阻止してたとは!
澪も逞しくなったな~」

澪「な、なに言ってんのよ…子供じゃないんだから」

律「へへっ」

ニャース(にゃんか入り込む余地がないニャ…)

律「この先に逃げたか?」たっ

ロケット団員「!
ゲッ!!」

律「あ、お前!」

ロケット団員「しつこい奴らめ!
こうなったら…」かちゃ

ロケット団員「ゴルバット!!」ぽん!

ゴルバット「キシャー!」

律「やる気か?よおし…」かちゃ

澪「……」かちゃ

律「いくぞ、澪!」

澪「ああ!」

ぽん!!

ヒート(ポニータ)「ヒヒーン!」

カゲぴょん(リザードン)「ゴアー!」

律澪「かえんほうしゃ!!」

ごああああああ!!

ゴルバット「!?」

ばたっ

ロケット団員「2対1なんて卑怯だぞお!?」

律「卑怯、ね…
ロケット団がよく言うぜ」

ロケット団員「……
ケッ、お前らなんて中隊長にやられちまいな!」だっ

律「あっ…!」

澪「追うな、律」

律「…わあってるよ
まずはその中隊長とやらに会う…だろ?」

澪「ああ」

ニャース「でもそいつはどこに…」

???「ケンタロス!」

ケンタロス「ブモー!!」だだだっ

ニャース「!?
ぶつか…」

澪「ベロにゃん、ニャースを守ってくれ!」ぽん!

ベロにゃん「ベローン!」ばっ

ケンタロス「!」たっ

???「……」

律「誰だ、お前は!」

???「話をしていたからわざわざ来てやったんだ」

ニャース「ニャ?」

ケン「俺はケン、ロケット団中隊長さ」

律澪ニャース「!!」

ニャース「オミャーが…!」

律「ウィング、たいあたり!」ぽん!

ウィング「ハネー!」

ケン「おっと!」

ケンタロス「ブモー!」どがっ

ウィング「ハネ!?」どさあっ

律「ウィング!」

ケン「いきなり攻撃を仕掛けてくるなんてひどいじゃないか」

律「……」

澪「…お前達ロケット団はここで何をしてるんだ?」

ニャース「ヤドンになにをしたニャ!」

ケン「…ふっ、何もしてないさ
ただヤドンのしっぽを頂戴してるだけだ」

澪「しっぽを…?」

ケン「ヤドンのしっぽは高額で売れるんでね
売ってロケット団の資産に変えるのさ」

ニャース「それだけの理由でしっぽを…!」

律「なんて奴らだ!」

ケン「ふん、別にいいじゃないか
減るものじゃない
普段はのろまで役立たずのヤドンだって役に立つことができて、良いことこの上ないじゃない

か」

澪「…!!」

律「てめえ…!!」

だっ

ニャース「ニャー!!」だだだだだ

律「!?」

澪「ニャース!?」

ケン「ケンタロス!返り討ちにしてやれ!
とっしん!!」

ケンタロス「ブモー!!」

どおおおん!!

ニャース「ぐにゃ…!?」びたああん!

澪「ニャース!」たたっ

ニャース「ニャ……」

澪「大丈夫か?あんな無茶…」

ケン「その娘の言う通りだ
弱い癖に感情に流されて……みっともない」

澪「お前…!」

ニャース「お、オミャーみたいな奴は…オミャーらみたいな奴らは絶対に許さないのニャ!
ポケモンを道具としか見ていないオミャーらは!」

澪「ニャース…」

ケン「……」

ニャース「ニャーは…オミャーらを……」よろっ

がしっ

ニャース「!」

律「…無茶すんな」

ニャース「オミャー…」

律「お前の熱い気持ち、充分私の心に届いたぜ」


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