18章


三日後


―――――――――――――――――――
梓「ふう…」

シバ「よくやったぞ
剛の奥義、会得したな!」

梓「え…?もう修行は…」

シバ「オーバから何かあるようだぞ」

梓「?」

オーバ「さあ、行こう!第二の修行の場へ!」

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サバイバルエリア


梓「サバイバルエリア…ですか?」

オーバ「そうだ
ここは強い野生ポケモンがよく出るから特訓するには持ってこいだ」

梓「ここで修行をするんですか?」

オーバ「いいや、違う
修行場所はまた違うところさ」

――――――――――――――――――
ハードマウンテン


梓「あ…あつい…」

オーバ「へっへ、そりゃあここは噴火で流れでた溶岩のすきまが巨大な洞窟となっているハ

ードマウンテンだからな!
溶岩の熱気だろ!」

梓「こんなところで修行するんですか…?暑すぎますよ…寧ろ熱すぎです…」

オーバ「まあまあ、すぐ慣れるって!」

梓(慣れるの…?)

オーバ「ん?あ、いたいた!
おーい!」

???「!
あ、オーバさん!」

オーバ「久しぶりだな!」

梓「あのオーバさん、この人は…?」

オーバ「ああ、こいつはバク!
今回、このハードマウンテンを案内してくれる!」

バク「よろしくな!」

梓「あ、はい」

オーバ「んじゃ、俺はこれで」

梓「ええ!?
オーバさん、帰るんですか!」

オーバ「まー俺いる意味ねーし?
んじゃあな!」

梓「ちょっと待っ…」

梓「……」

バク「あ~、んじゃあ…行こうか?」

梓「……はい」

梓「……」てくてく

バク「……」ざっざっ

梓「……」てくてく

梓(無言……!
どうしよう…)

バク「あのさあ」

梓「は、はいっ!?」

バク「今から、あるお方に会いにいくんだけどさ
そのお方、実力認めた奴にしか修行してくれなくてなー
実際、あんた強いわけ?」

梓「え…えっと…」

ばっ!

マグカルゴ「マグウ!!」

バクーダ「ゴアアア!!」

梓「!!」

バク「よおし、ちょうどいい!
あんたの実力、見せてもらおうか!
俺と組んでこいつら倒すぞ!」ぽん!

ネンドール「ネーン」

梓「そういうことなら…」ぽん!

梓「さわちゃん、頼むよ!」

さわちゃん「ダーイライ!」

マグカルゴ「マグウ!」ぼん!

バク「!
気をつけろ!マグカルゴのふんえんだ!」

梓「さわちゃん、まわしげり!」

さわちゃん「テイテイ!」ぶんぶん!

げしっ!げしっ!

マグカルゴ「マグウ!?」

バク「!」

バク(まわしげりでふんえんを蹴り飛ばして…!)

バク「へっ!
なかなかやるじゃねえか!」

梓「えへへ…」

バクーダ「ゴアアア!!」だだだだだ!

梓「!?」

バク「ネンドール、リフレクター!」

ネンドール「」うぃん

きいいん!!

バクーダ「!?」どざあっ

バク「よそ見はいけねえぜ!」

梓「あ、ありがとうございます!」

マグカルゴ「マグウ…!」

バクーダ「グルル…!」

バク「よし、決めるぜ!」

梓「はい!」

バク「いわなだれ!!」

ネンドール「ネーン!」

どどどどどどどど!!!

梓「さわちゃん!いわくだきから、まわしげり!」

さわちゃん「テイ!」だっ

ばきっばきっ!

さわちゃん「テイテイテイテイ!!」ぶんぶん!

どががががががが!!

マグカルゴ「マグウ!?」

バクーダ「ゴアアア!!」

梓「インファイト!!」

さわちゃん「テイテイテイテイ!!」どだだだだだだだ…

どがああああああん!!

バクーダ「」ばたっ

マグカルゴ「」ばたっ

バクーダとマグカルゴは倒れた

梓「よしっ!」

バク「へへっ!強いなあ、あんた!」

梓「いえ、そんなことないですよ…
それにバクさんだって」

バク「俺が強いのは当たり前だ!」どんっ

梓「」

バク「でも、これならあのお方も認めてくれるかもな」

梓「あの…さっきから言ってるあのお方って?」

バク「へへ…
このハードマウンテンを牛耳る伝説ポケモン、ヒードランのことだ!」

梓「ヒードラン?」

――――――――――――――――――――
閉鎖空間


紬「今よ、ユリ!
きあいだま!!」たっ

ユリ(ユンゲラー)「ユン!」こお…

紬「ふんもっふ!!」

ユリ「」どんっ!

神獣「ゴオオオオオ…!」しゅうううう…

紬ユリ「」たっ

紬「ふう…」

ぱちぱちぱち

紬「!」

イツキ「いいですよ、紬さん
だいぶ物にしてきましたね」

紬「ありがとうございます!」

イツキ「それで、次は…」

紬「ユリ、やったわ!褒められたよ♪」

ユリ「ユンユン!」

紬「♪」

イツキ「……あの」

紬「え?あっ!す、すみません!」

イツキ「いや、まあいいのですが」

紬「それで、なんですか?」

イツキ「はい
ふんもっふもだいぶできてきましたし、次の技を教えようかと」

紬「お願いします!」

イツキ「では…」

紬「」わくわく

イツキ「……」

イツキ「フーディン!」ぽん!

フーディン「フー!」

イツキ「バリアー!」

フーディン「」うぃん

イツキ「」ばっ

イツキ「…」きっ

紬「」わくわく

イツキ「……」

紬「」わくわく

イツキ「…終わりです」

紬「えっ」

イツキ「…」

紬「これだけ…ですか?」

イツキ「これだけです」

紬「他に…もっとこう、アクションとか…」

イツキ「ありませんね」

紬「……」

イツキ「……」

イツキ(…なんかすみません)

イツキ「ではやってみましょう」

紬「はい、ユリ!
バリアー!」

ユリ「」うぃん

紬「……これでいいんですか?」

イツキ「ふむ…
僕の手本を見ていてください
違いがわかるはずです」

イツキ「バリアー!」

フーディン「」うぃん

イツキ「」ばっ

イツキ「…」きっ

紬「あ…」

イツキ「分かりましたか?」

紬「バリアーをすると同時に両手を上げて…最後に恐い顔をしてます!」

イツキ「んっふ、その通り…正解です
ではまたやってみましょう」

紬「はい!
バリアー!」

ユリ「」うぃん

紬「」ばっ

紬「…」きっ

イツキ「いいですよ、できてます」

紬「…」

紬「あの…これにはどういう意味が?」

イツキ「意味はありません」

紬「ないんですか?」

イツキ「気分です
あとは…お察しください」

紬「?」

イツキ「まあこれについてはここまでです
次にいきましょう」

イツキ「では、ドンファンを出してください」

紬「はい!」ぽん!

――――――――――――――――――――
ちかつうろ


純「はあはあ…」たった

エヌターク(ストライク)「ストライ…」たった

ラプンーソ(ポッタイシ)「ポッタ…」たった

キョウ「ほら、もっと走らんか!」

純「ふええ~…」

――――――――――――
純「はあはあ…」ぜえぜえ

キョウ「よし、まあ走りはここら辺でいいだろう」

純「ていうか…いつまで…このトレー…ニング…続けるんですか…?」

キョウ「…そうだな
もう一週間の半分ほど…そろそろ忍の修行をしてもいい頃かな」

純「本当ですか!」

キョウ「嬉しそうだな」

純「だって忍者になれるんですよ~♪」

キョウ「だから卵だと言っておろうが」

純「まあまあ
じゃあ早速、よろしくお願いします!」

キョウ「ファファファ、今までよりもキツイことになるが…覚悟しておけよ」

純「えっ」

――――――――――――――――――
ロストタワー


キクコ「ゲンガー、さいみんじゅつ!」

ゲンガー「」うおおおん

ドラピオン「」くらっ

リョウ「ドラピオン!」

ドラピオン「Zzz…」

リョウ「くっ…戻れ!」しゅうう

キクコ「どうしたんだい?しばらく会わないうちに弱くなったかい?」

リョウ「ぐっ…」

さわ子「マリア!シャドーボール!」

マリア(ムウマージ)「マージ!」どぴゅん!

キクコ「!」

さわ子「私がいることを忘れないでね!」

キクノ「ドサイドン、メガホーンでシャドーボールなんて吹き飛ばしな!」

ドサイドン「ガオー!」ぶおおおお!!

ぎゅおっ!

さわ子「!?」

キクノ「私がいることも忘れないでほしいね」

さわ子「…!!」

キクノ「もう一回メガホーン!」

ドサイドン「ガオー!」ぶおおおお!!

さわ子「エナジーボール!」

マリア「マージ!」どぴゅん!

どおおおん!!

キクノ「…ふ、思い出すじゃないか!
昔は4人でよくこうやってバトルをしたもんだね!」

さわ子「…もう、戻れないわ」

キクコ「フェフェフェ
昔みたいな遊びじゃないからねえ!今は!」

キクコ「ゲンガー、サイコキネシス!」

ゲンガー「」うおおおん!

マリア「!?」

さわ子「!」

キクノ「リョウもそろそろ次のポケモンを出したらどうだい?」

リョウ「言われなくともそうしますよ!
アゲハント!」ぽん!

アゲハント「きゅるるる!」

キクノ「ふ…まだそんな弱いポケモンを持ってるのかい
ドサイドン、ストーンエッジ!」

ドサイドン「ガオー!」どどっ

どががががががが!!

アゲハント「!?」

効果は抜群だ!!

アゲハント「」ばたっ

アゲハントは倒れた

キクノ「…ふ」

リョウ「ぐ…」しゅうう

リョウ「ヘラクロス!」ぽん!

ヘラクロス「ヘラクロ!」

さわ子(ドラピオン・アゲハント・ヘラクロス…
スコルピとケムッソをキクコさんとキックーノにもらっと、初めてゲットしたポケモンがヘ

ラクロス…
リョウ……)

リョウ「ストーンエッジ!」

ヘラクロス「ヘラクロー!」どががががががが!!

―――――――――――――――――――
ハードマウンテン


バク「ああ、そうさ!ヒードラン!」

梓「どんなポケモンなんですか?」

バク「それはな…」

がさっ

梓「!」

ざっ

???「呼んだか?」

バク「!
ヒードラン!」

梓「え…」

ヒードラン「わしに何か用か?」

バク「あー、そのことなんだけどな」

梓(これが…ヒードラン!?)

バク「実はヒードランに修行をしてもらいたいっていう奴がいて…」

ヒードラン「なに?」

バク「コイツだよ
梓!」

梓(もっとドラゴンみたいな感じだと思ってたなあ)

バク「梓!」

梓「え?あ、はい!?」

バク「紹介する
コイツは中野梓、今回ヒードランに修行を頼みにきたのさ」

ヒードラン「ほう…こやつが…」

梓「えと、中野梓です
よろしくお願いします」

ヒードラン「ふんっ
見るからに弱そうだな」

梓「ええっ!?」がーん!

バク「いやいや、これが見かけによらず強いんだよ」

梓「見かけによらずってなんですか!」

ヒードラン「ふんっ
疑わしいな」

バク「まあバトルしてみなって!」

ヒードラン「…ふんっ
力試しぐらいやってやろう」

梓「え…バトルするんですか?」

―18章完―



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