9章


ズイタウン


梓「ここがズイタウンです」

紬「…のどかなところね~」

梓「まぁコトブキシティなどの大都市と違って、自然で構成された町ですから」

紬「でも…なにもないわね」

梓「そうですね…
先に進みましょうか」

紬「ええ」

――――――――――――――――――
コダック達「グァッグァッ」

紬梓「……」

梓「道は二通りありますけど
こっちは通れないみたいですね」

紬「じゃああっちに…
あっちの道の先にはどんな町があるの?」

梓「トバリシティ、コトブキシティに次ぐ大都市です!」

紬「楽しみね♪」

―――――――――――――――――――
トバリシティとある民家


イツキ「んっふ、みなさんお久しぶりです」

ナツメ「……」

シバ「……」

オーバ「で、何の用だよ?」

デンジ「……ゴヨウさん達はいないみたいだけれど」

イツキ「ええ、ちょっと連絡がとれなかったものですから
リョウさんもね」

イツキ「そして、今日集まってもらったのは他でもなく、ギンガ団のことですよ
ねえ、キョウさん?」

キョウ「ファファファ
ギンガ団について分かったことがあるのだよ」

皆「分かったこと?」

キョウ「貴様達、シンオウ神話を…」

がちゃん!

皆「!」

???「その話…詳しく聞かせてもらえないかしら?」

――――――――――――――――――
トバリシティ

紬「着いたわ!
よおーし、早速ジム戦よ!!」

梓「はりきってますね」

紬「梓ちゃんのバトルみてて燃えてきたの!
次は私が頑張るわ!」

梓「ファイトです!」

紬「おー!」

――――――――――――――――――
トバリジム


うぃーん

紬「たのもー!」

梓「……」

像「挑戦者よ!
ようこそ、トバリジムへ!」

紬「あら、像さん」

像「…なんだ、君達か」

梓「本当にどこにでもいますね」

像「もちろんだとも
ジムの挑戦者を迎えることが私の仕事だからな
ではここのルールを説明しよう」

像「ここトバリジムは1対1のバトル!小細工なしの一発勝負だ!
では…」

ぱっ

像「彼女がジムリーダーのスモモだ!」

スモモ「どうも、こんにちは
私がトバリジムジムリーダーのスモモです」

スモモ「…私、いつの間にかジムリーダーになったんですけど
イマイチ、ジムリーダーって分からないんです
でも、バトルは全力で行かせてもらいますよ」

像「では、バトル開始ぃ!!」

紬「リン!」ぽん!

リン「リン!」

スモモ「ルカリオ!」ぽん!

ルカリオ「コアー!」

スモモ「行きますよ!
ルカリオ、電光石火!」

ルカリオ「」しゅっ

どがっ

リン「リン!?」ざざっ

紬「リン、こっちも攻撃よ!
スパーク!」

ばりばり…

リン「リンリンリンリン…」だだだだだ

リン「リーン!!」

ばちいいい!

ルカリオ「コアー!?」ばりり

スモモ「なかなかファイトな攻撃です!
私、燃えてきました!」

紬「私もよ♪」

スモモ「…この勝負、ガチンコでいきましょう!
お互いの技は全部受け、最後まで立っていたほうが勝ちです」

紬「いいわね
そうしましょう!」

スモモ「オーケーです
ルカリオ、メタルクロー!」

ルカリオ「」しゃきん

紬「アイアンテールよ!」

リン「」しゃきん

ルカリオ・リン「」だっ

がきいいいいいいん!!

――――――――――――――――――
とある民家


オーバ「シロナさんじゃないか!」

シロナ「ええ、オーバくん久しぶりね」

イツキ「どなたですか?」

オーバ「ああ、この人はシンオウリーグチャンピオン・シロナさんだ!」

イツキ「そうでしたか」

シロナ「私のことはいいわ
話を続けてください」

キョウ「ファファファ、承知」

キョウ「では、話を戻すぞ
…貴様達、シンオウ神話なるものを知っているか?」

シバ「?」

デンジ「……」

オーバ「それなら、シロナさんに聞いたほうが早いと思うぜ?
そういうの詳しいからよ」

シロナ「はい、シンオウ神話については人よりは知っているわ」

キョウ「ファファファ、そうか
なら話やすいな」

キョウ「シンオウ神話である神がでてくる
…時と空間を司る神」

シロナ「ディアルガとパルキアのことね」

キョウ「ファファファ、そうだ」

シバ「待て待て、さっきから神話の話をしているがそれとギンガ団になんの関係があるんだ

?」

キョウ「ファファファ、まったく貴様は脳みそまで筋肉だな
ここまでくれば答えは分かるだろう」

シバ「…?」

キョウ「ギンガ団はディアルガ・パルキアを使い、時と空間を歪ませてこの世界を壊そうと

している」

皆「…!!」

――――――――――――――――――
トバリジム


スモモ「りゅうのはどう!」

ルカリオ「」ごああああああ

紬「シグナルビーム!」

リン「」びゅおおおおおお

ぴしゃん!!

しゅううううう

スモモ「……」

紬「……」

スモモ「さっきからこれの繰り返し…
なかなか勝負が着きませんね」

スモモ「でも次で最後です
ルカリオ!はどうだん!!」

ルカリオ「コアー…」きゅおお

ばん!

紬「10まんボルト!」

リン「リンー!」びりびり!

ぎぎいいいい…

ばちばちばちばちっ

リン「リン…!」ががっ

紬「頑張って!リン!」

スモモ「もう一回!」

ルカリオ「」ばん!

紬「くるわよ!」

リン「!?」どがん!

リン「リン…」よろっ

紬「大丈夫?」

リン「!」

紬「大変かもしれないけど、頑張って二人でこの勝負…勝ちましょう?
あなたを信じてるわ」

リン「リン!」ぴかっ

紬「!?」

リン「」ぶるぶる

紬「こ、これは…?」

梓「進化です!ムギ先輩!」

紬「進化…」

ぴかあああ

リン(ルクシオ)「ルーク!!」

紬「や、やったわ!リン!
進化したのね!」

リン「ルーク!」

ぱちぱちぱち

紬「!」

スモモ「すばらしいです
トレーナーとポケモンの絆…」

きっ

スモモ「さあ!
あなたたちの絆、見せてください!」

紬「ええ!」

スモモ「でも、勝つのは私達…
ルカリオ、はどうだん!」

ルカリオ「」ばん!

リン「」だっ

スモモ「!?」

どがん!

リン「」だだっ

スモモ「はどうだんを弾き飛ばした!?」

紬「炎の牙!!」

リン「ルーク!」こあ…

ばああん!!

ルカリオ「コアー…」くらっ

ルカリオ「」ばた

ルカリオは倒れた

たっ

リン「ルーク!」

紬「頑張ったわね!リン!」

リン「ルーク!」

梓「おめでとうございます!!」

スモモ「いやー、完敗です
ガッツのあるコリンク…いや、ルクシオですね
気持ちのいいバトルでした
これだからポケモンはやめれませんね
さあ、バッジ…受け取ってください」さっ

紬「ありがとう♪」

紬「よおーし!これで半分ゲットよ!」

梓「目指せ、8個です!」

――――――――――――――――――
とある民家


オーバ「どういうことだよ?」

デンジ「……」

シバ「時と空間を歪める…?」

キョウ「ディアルガとパルキアがこの世界を創ったのだ
壊すのも然り、創り直すのも然り」

イツキ「んっふ、なんにせよ
ギンガ団を止めないといけないということですね」

シバ「…キョウ、ギンガ団の居場所は分かったのか?」

キョウ「ああ、ここトバリに奴らのアジトがある」

オーバ「なら、今から行こうぜ」

キョウ「いや、慎重に動いた方がいいだろう
世界がかかっているのだ」

オーバ「……」

イツキ「……みなさん、シンオウ神話以外のシンオウの伝説を知ってますか?」

シロナ「…大陸を創ったポケモンと人に悪夢を見せるポケモンの話かしら?」

イツキ「そうです
まあその他にもあるのですがね…」

シロナ「その話がなにかしら?」

イツキ「いえ…
少し気になって…
僕の考えすぎならよいのですが…」

シロナ「?」

ナツメ「……」

イツキ「まあとりあえず、今日のところは解散しましょうか
ギンガ団に動きがあればまた…」

――――――――――――――――――
シバ「……」ざっざっ

シバ「ディアルガ・パルキアか…」

梓「あれ?シバ先生?」

シバ「む?」

梓「おーい、シバ先生ー!」

シバ「おお、梓じゃないか!
こんな所で会うとは…」

梓「偶然ですね!」

シバ「ジムに挑戦か?」

紬「もう挑戦してきました!」さっ

シバ「勝ったのか!」

梓「シバ先生はなにを?」

シバ「俺は四天王会議で…」

シバ「…!!」

梓「?」

シバ「梓、紬」

梓紬「はい?」

シバ「ギンガ団…という奴らを知っているか?」

梓紬「!!」

梓「はい!知ってm」

???「今、ギンガ団と言ったな!」

梓紬シバ「!」

紬「あ…ハンサムさん」

ハンサム「んん!?なぜ私のコードネームを…
って君達はいつかの…」

シバ「知り合いか?」

梓「はい、国際警察の方みたいで」

ハンサム「そう!
改めて名乗ろう!私はハンサム!ギンガ団を追う国際警察だ!
…そうだ!さっきギンガ団のことを話していたんじゃないですか?」

シバ「ああ、そうだ」

ハンサム「私にも聞かせてください
奴らのことを!」

シバ「じゃあ…話すぞ」

――――――――――――――――――
ハンサム「ふむ…ディアルガとパルキアか」

シバ「奴らはそいつらを使って世界を壊そうとしているんだ」

梓紬「……」

シバ「どうした?梓、紬」

紬「いや、その…」

梓「私達、ギンガ団の幹部と戦ったことがあるんです」

シバ・ハンサム「!」

シバ「どこでだ!?」

梓「えと…
風力発電所と森の洋館です」

ハンサム「そこで奴らはなにを?」

紬「発電所では電気を盗みに、洋館ではロトムを捕まえに…」

ハンサム「二つの共通点は………電力!!」

シバ「だがそんなに電気を集めてなにをする気なんだ?」

ハンサム「……」

ハンサム「電気を集めてできることか…
電気ポケモンのパワーアップ…
いや、膨大な電力を使うのは…」

梓「研究…とか?」

ハンサム「それだ!
そうと分かれば!
では、私はこれで!」だっ

梓「あ…」

紬「忙しい人ね…」

シバ「確か…奴らはギンガ爆弾というものを作ったと言っていた」

梓紬「ギンガ爆弾?」

シバ「俺もそれが何かは知らん
だが爆弾と名がついてる限り、安全なものではないだろう
そして、奴らがそれを何に使うかが問題だ」

梓紬「……」

梓「…止めますよ」

シバ「!」

梓「ギンガ団が悪さをするなら私が止めます!
今までだって止めてきた!
ですよね、ムギ先輩!」

紬「梓ちゃん…」

紬「ええ、そうね!
ましてや世界を壊す人達を放っておくわけにはいかないわ!」

シバ「…ふ、流石は俺の弟子
そしてその友人だな
ギンガ爆弾の件はお前達に任せた!
ギンガ団がいたらとっちめてやれ!
じゃあ俺も色々あるのでな
さらばだ!また会おう!」だっ

梓紬「はい!」

梓「ムギ先輩…」

紬「頑張りましょう、梓ちゃん!」

梓「…はい!」

紬「……それで、ギンガ団ってどこにいるのかしら?」

梓「」がくっ

紬「あれ?」

梓「ま、まあ…
今は今まで通り、ジムを巡っていきましょう
次はノモセシティです」

紬「レッツゴー!」

――――――――――――――――――
ノモセ湿原


ギンガ団員2「マーズ様、ギンガ爆弾設置完了しました」

―9章完―



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