最終章前編



澪「ミナキさん!?」

ニャース「どうしてオミャーがここに!?」

ミナキ「ダイゴに連絡をとっても繋がらなくて、ホウエンに来てみたら君達を見かけてね」

澪「ダイゴさん、どうしたんですかね…」

ミナキ「私も分からない…
だがダイゴなら大丈夫だろう」

澪「そうですね」

ミナキ「それで…話は聞いていたぞ
海に潜りたいのだろう?」

澪「はい、そうです」

ミナキ「ダイビングなら、ちょうど私のポケモンが覚えているよ
ドククラゲ!」ぽん!

ドククラゲ「ドククラー!」

ニャース「ドククラゲかニャ」

ミナキ「このドククラゲを使って潜ればいい」

澪「はい!」

ミナキ「それじゃあ私は行くよ」

澪「あれ…一緒に行かないんですか?」

ミナキ「ああ、私にも用があるのでね」

ニャース「スイクンニャ?」

ミナキ「ふ、その通り
スイクンが私を待っているんだ!
では、さらばだっ!」だっ

澪「あ、ありがとうございました!」

―――――――――――――
ニャース「よし、じゃあ行こうかニャ」

澪「うん
じゃあ頼むぞ、くらくら!」

くらくら「ドククラー!」どぴゅん!

ニャース「またニックネームを……ってニャ!?」びしゃん!

澪「ちょ、くらくら待t」どぱん!

澪ニャース「」ぶくぶくぶくぶく…

くらくら「クラ?」

――――――――――――――――――
澪「よし、水着も着たし!もう大丈夫だな」

ニャース「……」

澪「?
どうしたニャース?」

ニャース「いニャ、澪が水着着ても恥ずかしくにゃいにゃんてニャー…って」

澪「……」

ニャース「…澪?」

澪「」ばたん!

ニャース「ニャー!!」

―――――――――――――――――
澪「…よし、気を取り直して今度こそ行こうか」

ニャース「ニャー」

くらくら「ドククラー!」どぴゅん!

しゅうううう……

澪(アクア団、マグマ団
これが最後の戦いだ…!)

ニャース(……)

――――――――――――――――――
空の柱


ダイゴ「ふう、着きましたね」

センリ「…チャンピオン・ダイゴよ」

ダイゴ「はい?」

センリ「私が周囲からなんと呼ばれているか知っているか?」

ダイゴ「はい、“強さを追い求める男”…と」

センリ「そうだ
……私はジムリーダーになる前から強さを求めてきた
ジムリーダーになった今でもそれは変わらない
だがそんな私にも分からなかった
…“強さ”とは何か?」

ダイゴ「……」

センリ「…ジムリーダーになって直後、私はあるポケモンの存在を知り、そしてそれについて調べた
調べているうちに私は思った」

センリ「“強さ”とは…」

???「きゅりきゅりしいい!!」

センリ「!
レックウザ…
ついに現れたか」

ダイゴ「あれがレックウザ…!」

センリ「」さっ

ダイゴ「なんですか、それは?」

センリ「翠色の珠だ」

ダイゴ「?」

センリ「」がぷっ

ダイゴ「な、なにを!?」

センリ「」ごくん!

ダイゴ「!!」

センリ「“強さ”とは何か……その答えをまだ言ってなかったな」

レックウザ「きゅりきゅりしいいい!」ばたん!

ダイゴ「!?
レックウザが倒れた!?」

センリ「……くカカ
“強さ”とは、絶対的な力…
力なんだー!!!」

ダイゴ「センリさん……!」

――――――――――――――――――
海底洞窟


くらくら「」ちゃぽん

ニャース「…着いたみたいだニャ」

澪「そうだな
くらくら、ありがとう
戻ってくれ」しゅうう

澪「よし、急ごう!」

ニャース「ニャ!」

ざっ

澪ニャース「!!」

ホカゲ「行かせねえぜ」

シズク「総帥の邪魔はさせませんよ」

澪「くっ…」

ホカゲ「マグカルゴ!」ぽん!

マグカルゴ「マグ!」

シズク「ペリッパー!」ぽん!

ペリッパー「ペリー!」

澪「頼むぞ、ベロにゃん!サボみん!」ぽん!

ベロにゃん「ベロ!」

サボみん「サボネー!」

ホカゲ「先手必勝だマグカルゴ!かえんほうしゃ!!」

マグカルゴ「」ごわああああ!

澪「サボみん、ミサイルばり!」

サボみん「サーボネー!!」ぎゅぎゅぎゅぎゅ~ん!

ぎゅああああ!

マグカルゴ「!?」

マグカルゴ「マグ!!」どがっ

ホカゲ「な…かえんほうしゃが弾かれた!?」

澪(すごい……威力が格段に上がってる
修行の成果だ…!)

シズク「全く…何をやっているんですか?
ペリッパー、ベロリンガにつばさでうつ!」

ペリッパー「ペリー!」ぎゅおん!

澪「ベロにゃん、受け止めて!」

ベロにゃん「ベロ!」がしっ

ペリッパー「!?」

シズク「なに!?」

澪「たたきつける!!」

ベロにゃん「ベロー!!」ぶんっ

ペリッパー「ペリッ!?」

どがああん!

ペリッパー「」ばたり

ペリッパーは倒れた

シズク「ペリッパー!」

澪「よし、ベロにゃんも強くなったな!」

ベロにゃん「ベロ~ン!」

澪「よし、行くぞニャース!」たたっ

ホカゲ「ま、待てっ!」

シズク「無駄ですよ」

ホカゲ「てめえ、何を言ってやがる!」がしっ

シズク「あなたじゃ彼女には敵わないと言っているんです
まあ、私もですが」

ホカゲ「…ッ!」ぎりっ

ホカゲ「けっ!」ぱっ

シズク「…まぁ総帥に敵うわけはありませんがね」

――――――――――――――――
海底洞窟最深部


マツブサ「おお!見つけたぜ、グラードン!!」

グラードン「……」

アオギリ「ふ、こちらも見つけましたよ、カイオーガ…!!」

カイオーガ「……」

マツブサ「けっ、どっちもぐっすり眠ってやがる」

アオギリ「…まあ、ちょっとやそっとでは起きないでしょうね」

マツブサ「しょうがねえ
無理矢理起こすか」

アオギリ「いや、その必要はありませんよ」

マツブサ「?」

たたっ

澪「はぁはぁ…アクア団、マグマ団……」

ニャース「オミャーらの思い通りにはさせないのニャ!」

マツブサ「お前ら…!」

澪「カイオーガとグラードンはお前達がいいように使っていいはずがない!」

アオギリ「ふふふ…
いいように使う?
カイオーガにはちゃんと眠っていてもらいますよ」

澪「え…?」

マツブサ「アオギリ、お前何を言って…」

アオギリ「」にや

がぷっ

澪ニャースマツブサ「!?」

アオギリ「」ごくん!

マツブサ「藍色の珠を飲んだ…?」

澪「あ…あう…」がくぶる

ニャース「しっかりするニャ、澪!」

澪「う、うん」がちがち

アオギリ「くカカ…」

マツブサ「あ、アオギリ…お前どうしたんだよ?珠なんか飲んで……」

アオギリ「くく…見ていろ」

ぱちん!

どしいいいん!

カイオーガ「」ぱらぱら…

澪「カイオーガが!」

アオギリ「くカカ…
珠には二つの能力があるんだ
一つは、カイオーガ・グラードンを操る能力
そしてもう一つは……」

アオギリ「……珠を体内に宿すことで、カイオーガ・グラードンの力を得る能力…!!」

ニャース「ニャ…!?」

マツブサ「そんなことが……」

アオギリ「」たっ

マツブサ「!
な、なんだ…アオg」

ばああああん!

マツブサ「かはっ!」どしゃああああん!

マツブサ「」どさっ

澪ニャース「!?」

アオギリ「紅色の珠…
これを破壊すれば」

ぱきいいいん!

アオギリ「対抗できる者はもういない!」にや

アオギリ「あとは、目覚めの祠で真の目覚めをするだけ…」しゅっ

ニャース「ま、待つニャ!」

だだっ

澪「!」

ホカゲ「な、なんだ!?すごい音が…
!!
頭領!!」

マツブサ「」ぐた

ホカゲ「大丈夫か!頭領!?」

シズク「……あなた達、総帥は?」

澪「え、えと…目覚めの祠がなんとか…」

シズク「!
ルネシティか!!」だだっ

澪「あ…」

ニャース「あいつ、ルネシティって言ってたニャ」

澪「……」

ニャース「なにボーッとしてるニャ!早く行くニャ!」

澪「え?あ、うん!」ちら

ホカゲ「頭領!……頭領!!」

マツブサ「」ぐた

澪「……」

たたっ


―最終章前編完―



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