6章


澪「ここがカイナシティか」

ニャース「どうするニャ?」

澪「ん~、でもここにはジムもないんだろ?」

ニャース「そうだニャ
じゃあ次の町に………ニャ?」

キルリア「キル~!」がばっ

澪「うわっ!
ってこのキルリア…」

???「やあ、相変わらず美しいね澪は」

澪「からかわないでください///」

???「ふふっ」

澪「でも久しぶりですね
リラ師匠」

リラ「ああ、まあ一年ぶりぐらいかな?
カントーのジムは制覇できたのかい?」

澪「はい、おかげさまで」

ニャース「澪、この人は?」

澪「ああ、さっき言ってた私の師匠だよ」

ニャース「この人がかニャ」

リラ「!
ニャースが喋るとは…驚きだな
それにしても、澪もヒトカゲ以外のポケモンを持つようになったんだな
前まではあんなに拒んでいたのに…」

澪「いやぁ、あの頃はカゲぴょん以外のポケモンが怖かったですから」

ニャース「それにニャーは澪のポケモンではないのニャ!」

リラ「?」

澪「友達です!ポケモンとしてではなく、人間として接しているというか…」

リラ「そうなのか
……じゃあ、まだヒトカゲしか?」

澪「いえ…
ハブりん!ベロにゃん!」

ハブりん「プッププ~!」

ベロにゃん「ベロ~ン!」

リラ「おお!ハブネークとベロリンガ!
どちらも珍しいポケモンじゃないか…」

澪「そうなんですか?」

リラ「ああ
……立派になったな!澪」

澪「い、いえ…それほどでも」

ニャース「でもムロジムでは負けちゃったにゃが」

澪「思い出させるな!」

リラ「まあ、ホウエンのジムリーダーは強敵ぞろいだからね」

澪「はい、トウキさん強かったです」

リラ「彼はジム以外、ボランティアなどでも活躍しているよ」

澪「そうなんですか?凄い人だな…
あ、というより
何故師匠はこんなところに?」

リラ「私はホウエン出身だからね
久々に帰ってきてたのさ」

澪「ホウエン出身……」

ニャース「ニャ…!それならアクア団のことを…」

澪「そうだな」

リラ「なんの話だい?」

澪「はい、実は…」

――――――――――――――――――――――
リラ「ふむ、アクア団とマグマ団か…」

澪「はい、何か知りませんか?」

リラ「すまない…
長い間ホウエン地方には帰っていなかったからね
知らないな」

澪「そうですか……」

リラ「ん?待てよ……
さっき怪しい人物を博物館で見かけたな」

澪「!!
そ、その人ってどんな格好していました?」

リラ「赤い服を着ていたね」

ニャース「ニャ!まさか…」

澪「うん、多分マグマ団!」

リラ「そうか…あれがマグマ団か」

澪「じゃあ私達、博物館に行きます!」

リラ「いや、私も行こう
……と言いたいところだが
少しジョウトに用があってね
…すまない」

澪「い、いえいえ!
師匠に迷惑かけるわけにはいかないですから!」

リラ「…代わりと言ってはなんだが、このポケモンをあげよう」

澪「これは…?」

リラ「サボネアだ
きっと役に立つと思う」

澪「ありがとうございます!」

ニャース「澪!急ぐニャ!」

澪「ああ!
では師匠、また会いましょう!」

リラ「ああ」

ばたん

――――――――――――――――――――――
???「コータス!」

コータス「コー!」しゅわわわわ

受付「zzz」

警備員「zzz」

???「どこダ~?クスノキ館長ハ」きょろきょろ

???「おかしいナ、ここにいると聞いたんだが
間違えたのカ?
ン?」

???「オ!いたいたぁ!」たたっ

――――――――――――――――――――――
澪「着いた…」

ニャース「早く中に入るニャ!」

澪「うん!」

うぃーん

ニャース「寝てるニャ…」

受付・警備員「zzz」

澪「やっぱり…」

???「うわあああ!!」

澪「!?」

ニャース「上からニャ!」

澪「行こう!」

――――――――――――――――――――――
???「オイオイ、まだ堪えねえのかヨ!?なかなか強情だナ!」

クスノキ「お前たちなどに潜水艇をやるわけがないだろ…!」

???「そう言ってられるのも今のうちだゼ?
コータス!」

コータス「コー!」

クスノキ「く……!」

澪「ま、待て!」

???「ン?なんだお前達」

ニャース「マグマ団、にゃにを企んでるニャ!」

???「ハハッ、俺達を知ってるのかヨ!」

澪「お前達の思い通りにはさせないぞ!
ベロにゃん!」

ベロにゃん「ベロ~ン!」

???「コータス!」

コータス「コー!」

澪「ベロにゃん、たたきつける!」

ベロにゃん「ベロ~ン!」がしっ

どがあん!

澪「効いたか…?」

コータス「コー!」

???「へへ、コータスの甲羅が見えないのカ?
物理攻撃は効かないゼ!
コータス、噴煙!」

コータス「コー!」どがどがん

ベロにゃん「!?」

ベロにゃんは倒れた

澪「ベロにゃん!
ごめんね……休んでてくれ」

???「なんダ?もう終わりかヨ!」

澪「まだだ!」

澪(でも、物理攻撃が効かないならどうすれば…)

ニャース「澪、ヒトカゲニャ!ハブネークは物理攻撃が効かないと不利ニャ!」

澪「そうだな…
カゲぴょん!」ぽん!

カゲぴょん「カゲ!」

澪(でも炎タイプのカゲぴょんでどこまでやれるか…)

???「コータス、高速スピン!」

澪「カゲぴょん、アイアンテール!」

???「」にや

???「そのまま、オーバーヒートだ!」

ぶおおおおお!!

澪「なっ!?」

カゲぴょん「!?」だあん!

澪「大丈夫か!?カゲぴょん!」

カゲぴょん「カゲ…」

澪「う……ごめん、戻っててくれ」しゅうう

???「ハハッ、どうだ?俺のコータスの強さハ!そろそろ諦めた方がいいんじゃねえのカ~?」

澪「く……」

ニャース「どうするニャ?澪…」

澪「仕方ない、ハブりん……
……!」

澪(そうだ……!師匠からもらったポケモンがいたんだ!)

リラ『きっと役に立つと思う』

澪(よし……!)

澪「サボネア!」ぽん!

サボネア「サーボネ!」

ニャース「サボネア…?」

???「ハハハッ!草タイプぅ!?舐めてるのかヨ!」

ニャース「澪…」

澪「大丈夫だよ、ニャース」

ニャース「……わかったニャ
がんばれニャ!」

澪「ああ!」

???「へっ!一発KOダ!
コータス、かえんほうしゃ!」

ごああああああ!!

???「へっ、んじゃおとなしく帰r」

澪「誰が帰るって?」

???「ンナッ!?
なんでサボネアは倒れてねぇんダ!?」

澪「……」

???「けっ!まぁいいゼ!ならもう一度かえんほうしゃダ!」

ごああああああ!

澪「まもる!」

サボネア「サボ!」

かきいい!!

???「!
なるほどナ、まもるカ!
でも、そう何度も使えると思うなヨ?」

澪(確かに…まもるは連続で使うと技が発動しなくなる…
時間稼ぎもいつまでももたない…
相手は物理攻撃が効かないし、甲羅にかくれて……
!そうか!)

澪「サボネア、ミサイルばり!」

サボネア「サボネー!」だだだだだん

???「効かないゼ!
コータス、甲羅に入って防御ダ!」

コータス「」ぐぐぐ

かきかきかきぃぃん!

???「へへっ、どうダ!」

澪「サボネア!今だ、甲羅の中にやどりぎのたね!」

サボネア「サボネ!」しゅぱっ

コータス「」しゅるる

???「!?」

ぎゅおおおお!

コータス「コー!」ばっ

澪「出てきた今がチャンスだ!ニードルアーム!!」

サボネア「サボネー!!」どがあん!

???「ンナッ!?」

コータス「」ばたっ

コータスは倒れた

ニャース「やったニャ!澪!」

澪「ああ!」

???「なかなかやるナ!お前、名前は?」

澪「え?えと、あ、秋山澪…」

ホムラ「そうカ!覚えとくゼ!
俺はホムラだ!
今回はお前の実力に免じて見逃してやるよ!潜水艇はまた後だ!」だっ

澪「行っちゃった…」

ニャース「でも潜水艇ってなんのことニャ?」

クスノキ「ああ、それは奴らが私が作った潜水艇を奪いにきたんだ!」

澪「!
あ、あなたは?」

クスノキ「私はクスノキ、君達助けてくれてありがとう」

澪「い、いえ…」

ニャース「潜水艇を奪うってにゃんのためニャ?」

クスノキ「ああ、奴らは……ぐっ」ばた

澪「!?
だ、大丈夫ですか!?」

――――――――――――――――――――――
澪「まだ意識が戻らないみたいだ……
まさか、アイツに攻撃を受けてたのか…?」

ニャース「………とりあえず、先に急ぐニャ!」

澪「でも…」

ニャース「大丈夫ニャ、病院で見ててくれるから、いつでも連絡をくれるニャ
それに、ニャー達の旅の目的はなんニャ?」

澪「強くなって、アクア団とマグマ団を…」

ニャース「そうニャ
ニャー達以外にアクア団達を止めようとする人は少ないニャ
だから、ニャー達はもたもたしてちゃダメなんニャ!
こうしてる間にも、犠牲者が出てるかもしれないのニャ!」

澪「ニャース……
…そうだな、私達がやらなきゃいけないんだ
よし、先に急ごう!」

ニャース「ニャー!」

―6章完―



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