・・・
律「301・・・っとここか」ガチャ
紬「りっちゃん!途中でドリンクバー見つけたっ!」
律「はしゃぐなはしゃぐな、とりあえず取りに行くか」ハハッ
紬「カラオケって凄いね!」
律「まだ歌ってないけどな」
紬「えへへ~なに歌お~」ニコニコ
律(唯みたいだなぁ)
律「じゃあパパッと部屋に戻るか!」
紬「了解ですっ!」
律「放て!こ~ころにき~ざん~だゆ~めをっ」
紬「わーっ・・・」
律「光ちらーすーそのーさーきにはーるかな思いをーっ」
紬「りっちゃんうま-い!」パチパチ
律「いやーどもどもー」
紬「りっちゃんも普段歌えばいいのにー」
律「叩きながら歌えと仰るのですか・・・」
紬「ふふっ、じゃあ私もっ!」
紬「太陽の~下で深呼吸~♪」
律「うまっ!?」
紬「明日も同じ晴~れ模様~♪」
律(ムギ普段もっと歌えばいいのに・・・)
紬「ガンバレをもっと~届けよ~う~♪」
律「ムギなかなかやるな!私も負けてらんないな!」
紬「りっちゃんも十分上手いよ?」
律「歌って叩けるりっちゃんだからな!」
紬「ふふっ」
律「~♪」
律「そろそろ時間だな」
紬「そうね~・・・又来ようねっ!」
律「あぁ!」ガチャ
「~♪」
「~♪」
紬「結構他の人の歌も聞こえるのね~」
律「たまにめっちゃ上手い人とかいるぞ?」
紬「そうなん・・・あれ?この声・・・」
律「ん?知り合いか~?」
「~」
律「この声・・・」
「私にぃ!!!愛をくださぁぁぁい!!!」
「し~びれるほどぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
律「さわちゃん・・・と友達・・・?」
紬「なんか・・・激しいね・・・」
律「よし。私たちは何も見てない。何も知らない」
紬「もう少し早く気づければ遊びに行けたね~」
律「ムギは恐怖を知らないなぁ・・・」
「YHAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!」
律「おぉ・・・」
・・・
紬「結構遅くなっちゃったね」
律「カラオケって時間過ぎるの早いよな~」
紬「気づいたら退室時間だったもんね」
律「だな~さて、どうすr・・・澪!」
紬「え?あっ澪ちゃんと梓ちゃん!」
律「よしっ!ムギっ!」
紬「がってん!」
澪「結構買ったな」
梓「そうですね。最近あまり買い物とか行ってなかったので
律「みぃぃぃおぉぉぉぉぉぉ!!」トウッ
澪「うわっ!?律っ!?」
律「梓とデートかぁ?」
澪「普通に買い物だっ!」
紬「梓ちゃん何買ったの~?」
梓「洋服とこの前できた雑貨屋でペンとノートを。ムギ先輩はどこ行ったんですか?」
紬「私はりっちゃんとカラオケ!りっちゃん上手だったの!あとさわk」
律「いや~!ムギのが上手かったって!さすが合唱部希望だっただけあるな~ははは!」ダッ
紬(あ、内緒だったね・・・)ペロッ
律(まぁまぁ)ニコッ
澪(律とカラオケ行きたい)
梓(澪先輩とカラオケ行きたい)
紬「じゃあ私たちも雑貨屋さん行って見よっか?」
律「そうだな。ムギこの前行けなかったし!」
梓「じゃあ私たちも軽食でも食べに行きましょうか?」
澪「そうだな。近くに良く行く喫茶店があるんだ。そこでいいか?」
梓「はいっ!じゃあ律先輩、ムギ先輩、お疲れ様です!」
澪「二人ともまたな!」
律「おぉ!また学校で~!」
紬「いってらっしゃい♪じゃあ行こっか?」
律「だな」
・・・
紬「やっぱり少し込んでるね」
律「前ほどじゃないけどな」
紬「でも可愛い小物とかいっぱいあるね!」
律「だから澪なんてずっと見ててさー」ニシシ
紬「澪ちゃん好きそうだもんね」
律「昔っから可愛い系大好きだったからなー」
紬「りっちゃんは?」
律「いやー確かにピンクのハンカチとかは持ってたけど・・・あんまり今と変わんないかも」
紬「なんかりっちゃんらしいね♪」
律「どういうことかさっぱりだけど・・・まぁいいか!」
紬「このヘアピンとか唯ちゃん好きそう!」
律「あ~・・・そういえば唯いっつも同じヘアピンだな」
紬「同じのいっぱい持ってるのかな?」
律「何種類か持ってたと思うけど・・・」
紬「あっ、この髪留めのゴム可愛い!」
律「結構シンプルでいいな。私それゲットー!」
紬「じゃあ私もげっとー!」
律「あれ?ムギ髪結ぶっけ?」
紬「部屋では結んだりしてるの。結構量があるから・・・」
律「たしかに・・・私なら3分で美容院だ・・・」
紬「でも似合うと思うよ?伸ばしてみたら?」
律「ん~面倒だからパスッ!」
紬「りっちゃん髪下ろしたらもっと可愛いんだから伸ばしてもいいと思うんだけど・・・」
律「ロングは手入れが大変そうだしな~」
紬「そう、残念」フフ
律「他になんか見る?」
紬「ううん、会計しよっ」
律「おっけー」
紬「ふふ、おそろいだね」
律「お揃いの~髪留め~買った~し♪」
紬「今夜~も~お~や~すみ~♪」
律「・・・ははっ」
紬「えへへ~♪」
律「そろそろいい時間になってきたし今日は帰るか?」
紬「楽しい時間ってすぐ過ぎちゃうね~」
律「数学の一時間なんかと非にならないよな~」
紬「もうりっちゃんったら」ニコニコ
律「ムギと居るとホント一日があっという間だよ」
紬「あら、嬉しいわ」///
律「ほんとほんと!澪とは違う・・・何と言うかおしとやかになれるってゆーか」
紬「そう?よくわからないけど・・・あっ、せっかくなら私の家来ない?」
律「い、今からっ?」
紬「えぇ!お泊り会とかも楽しそうだし!」
律「確かにな!ちょっと待ってて!」
律『あっ、聡?今日母さん居る?じゃあ飯は大丈夫だな。私ムギの家泊まってくるから』
律『は!?女だよばーか!じゃあ母さんに言っといて。うん、よろしく~』
律「おっけ~!」ブイッ
紬「やった♪何しよっか!?」
律「家で出来ることかぁ・・・ゲームとか?」
紬「ごめんなさい、ゲーム機は持ってなくて・・・」
律「いやいや、じゃあDVDでも借りて映画でも見るか!」
紬「それなら大丈夫だわ」ニコッ
律「じゃあレンタルショップ行くか!」
紬「れっつごーごー♪」
・・・
律「何があるかな~っと」
紬「ねぇりっちゃん?」
律「お?いいのあった?」
紬「この18ってマーク書いてるスペースは何?」
律「そ、そこはだな・・・ムギちょっと来い!」
紬「?」
律「あれは18未満禁止ってマークでエッチなコーナーなんだ」ゴニョゴニョ
紬「えっ・・・あっ・・・」///
律「大人になるまで禁止ゾーンだな」
紬「少し行って見たい気も・・・」///
律「琴吹さん色んなことに興味持ちすぎですって・・・」
紬「えへへ~」
律「ムギホラーとか大丈夫?」
紬「えぇ、なんでも大丈夫!」フンスッ
律「ん~とは言ったものの良いのないな~・・・」
紬「これは?」つ三代目○組~抗争の果てに~
律「もう少し女子高生が見そうな奴選びましょうか・・・」
紬「こんなのも!」つ麻雀放浪気
律「麻雀分かるんかいっ!」テイッ
紬「これは?カッコいいし!」
律「ん?バットマン・・・ダークナイト?」
紬「表紙なんかかっこよかったから!」
律「いいかもな!私も見たことないしコレにすっか!」
紬「けってーい!」
律「じゃあちょっと借りてくるからプラプラ見ててよ!」
紬「は~い」
紬(ん~アニメもいっぱいあるのね)プラプラ
紬(あ!これ小さいとき見てた!懐かしいな~)
紬(・・・)
紬(ちょっとだけならいいかな?)
紬(・・・)///
紬(大人ってすごいなぁ)///
律「おーいムギー!」
紬「はっ!?り、りっちゃん!」
律「アニメコーナー?なんでアニメで頬赤らめてるんだよっ」ハハッ
紬「昔見てたアニメが置いてあったの!」
紬(18の所行ったなんて言ったら怒られちゃうもんね)///
律「じゃあ後はお菓子と飲み物でも買ってくか!」
紬「それならいっぱいあるよ?」
律「あ、そっか!でもなんか悪いな・・・」
紬「大丈夫大丈夫!」
律「じゃあごちになりますっ!」
紬「まかせてっ!」
・・・
紬「ただいま~」
律「で・・・でかい・・・」
斉藤「お帰りなさいませお嬢様。そちらはご友人ですかな?」
紬「えぇ今日は泊まって貰うのっ♪」
律「すいませんいきなり・・・厄介になります」
斉藤「いえいえ、寛いで頂いて構いませんよ?ですよねお嬢様」
紬「えぇ!自宅だと思ってもらって大丈夫!」
律「いやいやいや」
斉藤「お部屋をご用意しますか?」
紬「いや、私の部屋で大丈夫!」
斉藤「愚問を失礼しました。では寝具の用意だけさせていただきます」
紬「お願いね♪じゃあ行こっかりっちゃん!」
律「そうだな!おじゃましまーす!」
律「さすがムギ・・・綺麗に片付いてるなぁ・・・」
紬「そう?ゆっくり寛いでね」
律「おっコレは・・・楽譜?」
紬「あっそこはHTTの曲ね。完成した曲以外の楽譜かな?」
律「なんだかんだ曲はムギが作ってくれてたんだもんな」
紬「えぇ、作った曲を皆で演奏するのも楽しみの一つだから張り切っちゃって」ニコニコ
律「私もギターとか出来れば手伝えるんだけど・・・悪いな」
紬「りっちゃんが謝ることなんて何もないよ?私は楽しいし!」グッ
律「そう言ってもらえると助かるよ!私は私にしか出来ないことをするっ!」
紬「部長かっこい~」
律「それにしても楽譜いっぱいあるな」
紬「それはいわゆる没作品って感じかな?」
律「ボツ!?コレ全部!?」
紬「えぇ。ふわふわ時間なんて10種類位作ったわ!」フンスッ
律「苦労かけるねぇ」オヨヨ
紬「納得いくまでやってたら朝ってことも・・・」///
律「道理で女子高生レベル以上の曲が出来上がるわけだ・・・」
紬「えへへ~嬉しい」///
律「いつもありがとうな。改めて礼を言うよ」
紬「そんなお礼なんて・・・あのとき軽音部に誘ってもらわなかったら今の私は無いもの!」
紬「私こそありがとう!」
律「まぁ部長として当然だ!なんかしんみりしちゃったし気分転換がてらDVDでも見るか!」
紬「そうだねっ!」
律「あれ?テレビってどこ?」
紬「私は部屋じゃ見ないから別の部屋ね」
律「テレビルームみたいなのが・・・あったりするんですか・・・?」
紬「映画鑑賞用の部屋ならあるから行こ!」
律「マジか・・・」
紬「許可は貰ってあるから大丈夫!れっつご~♪」
律「お~!」
紬「じゃあ使わせてもらうわね」
斉藤「かしこまりました。律様はお飲み物の希望ありますか?」
律「いえっ!特に!あ、お気遣い無く」
紬「映画だしコーラとかのがいいかな?」
律「あ~確かにコーラとかメロンソーダとかよくあるな~」
紬「じゃあコーラを二つお願い」
斉藤「かしこまりました。ただいまお持ちします」
紬「ありがとう斉藤」
律「すいません」
紬「多分すぐ来ると思うわ」
律「なんかあの斉藤?さん良い人だな」
紬「えぇ。父のように慕ってるの♪気の利くとっても信頼してるの!」
律「なんかいいな。そういうの」
斉藤「お待たせしました。」
律「はやっ!!」
斉藤「こちらお飲み物とつまめそうな物をお持ちしました」
律「あ、ありがとうございます」
紬「ありがとう。斉藤も一緒にどう?洋画だけど」
斉藤「お気遣いだけで満足です。どうぞごゆっくり」
律「なんか紳士だなー」
紬「あれは照れ隠しだけどね」
律「照れ・・・?」
紬「多分私が信頼してるとか言ったから」ニコッ
律「用意早すぎだろ斉藤さん」
紬「優秀です!」フンスッ
律「憂ちゃんより優秀な人久しぶりに見たよ・・・」
紬「憂ちゃんも十分よ。じゃあ見よっか!」
律「おう!スイッチオーン!」
紬「おーん!」
最終更新:2012年08月19日 23:18