「なあ、もうこんなことやめよう……とりあえずその手に持ってるの放そうぜ、な?」
そんな律の言葉を聞きながら、後ろ手で空き教室の鍵を掛ける。
少し幼く見える顔に、カチューシャであげた茶色っぽい髪。
いつもの律だ。いつもの部室にいる時のの、私にはない明るい笑顔。
唯の天然に笑って、そしてちょっと呆れたようにフォローする時の顔。
和に書類の未提出を指摘され、笑ってごまかそうとしている時の顔。
……しかし今の律の顔はそのどれとも違う、少しおびえた表情だった。


私が律に一歩近付く。すると今度は律が私から一歩遠ざかる。
一歩近づき、一歩下がる。
同じことを何度か繰り返し、気付けば私たちは部屋の隅まで来ていた


「なあ、お願いだから……それ、どっかやってくれよ……」
左手に握ったそれを指さしながら、いつもなら絶対に出さないような声で私に話しかける。
ふと思い出したように、そのスイッチを入れてみる。
左手のそれは振動をはじめ、同時にモーター音と「ひっ」という律の小さな悲鳴が教室内に響いた。
……もう一度、律の悲鳴が聞きたくて、私は律を突き飛ばした。


ドスン、と尻餅をつき、数秒遅れて律が私をを睨みつてくける。
今まででも数えるほどしかない、私へと向けられた律の嫌悪の表情
でもそんなことは大して気にはならなかった
今は律のあの声が聞きたい…。もう一度あの声を出させたい…。
私は律の小さな体に覆いかぶさり、ブラウスのボタンに手をかけた


「この…!やめろってば…!」
体の下で律がジタバタと暴れている。
が、小柄な体には私をはねのけるだけの力はないらしく、
私の指は一つずつ、確実に律のブラウスをはだけさせていく


ボタンを外していた左手に、不意に痛みが走る。
慌てて見てみると、小指の付け根のあたりに小さな歯形がついていた
律はまだ私のことを睨みつけている
私への怒りと、抵抗の意思が混ざった律の顔
律のその顔が気に食わなくて、気が付けば私は律の頬を引っ叩いていた


パシッ、っと乾いた音が響き、その後は私の息遣いだけが教室に残った
抵抗がぴたりと止まる
律は今、どんな顔をしているのだろうか?
泣いているのだろうか?悲しんでいるのだろうか?
それとも「信じられない」という表情で驚いているのだろうか?
俯いた顔からは表情は読み取れない
真っ赤に腫れた律の右頬を見て、罪悪感を感じつつも
私の左手は最後のボタンを外し終えていた


ブラウスを捲り、かわいらしい、けれどもやっぱり律らしい水色のブラが露わになる
ブラの上から律の胸を触ってみる
一瞬ピクン、と反応がある、抵抗はない
相変わらず律はそっぽを向き、こちらと目を合わせようとはしない
今度は少し強めに揉んでみる
律は強く目を瞑り、ギュッと口を閉じ、そして頬をほんのり赤く染めながら行為に耐えている
そんな律が愛おしくて、思わず私は律の頭を撫でていた


「みお……?」
そう言って律が、ようやくこちらの方を向いてくれる
不安げで、心配そうな表情で
赤く腫れた律の頬を撫でながら、「ごめんな」と呟く
首を振って、「みおなら…いいよ…」と律は小さく答えてくれる
律の言葉に心の中で感謝をしつつ
右手でブラを上にずらして、律の胸を外気に晒させる


初めてじっくりと見る、露わになった律の胸
決して大きいとは言えないが、それでも私にとっては十分魅力的で、美しかった
先端部分にそっと触ると、律は小さく「んっ…」と声を上げる

この声だ
私が聞きたかったのは
その声をもっと聞きたくて、同じ部分を何度も触る
その度に律は声を出してくれる
さすったり、揉んだり、つねったり
何度も何度も何度も何度も
同じことを繰り返した


……どれだけの間、そうしていたのだろうか
気が付けばお互い息も荒く、顔も上気している
既に律の顔には最初の頃のような気丈な表情はなく、
口をだらしなくあけて、慣れない快楽に疲れたのか肩で息をしている
「みおぉ……」
甘えたような、けれども子どものそれとは違う声で律が語りかけてくる
「律…」
確認の意味を込めて、律の顔を見つめると、律はこくん、小さく頷いてくれた


スカートを捲り上げ、下着に手をかける
律が腰を上げてくれたおかげで、スムーズに下ろすことができた
下着は、ほんのり湿っていた
律は手で隠すでもなく、ただただ恥ずかしそうにそっぽを向いていた
左手を秘部に伸ばす
くちゅ、っと粘着質な音が、続いて律の声が教室に響いた


「んんっ……!」
指でさすると、それに合わせて律も体をくねらせる
「ん…はぁ……」
水音に合わせて律が声を上げる
「みおぉ…あっ……」
あの声で私の名前を呼んでくれる
「みお…みおぉ……」
名前を呼んで私を求めてくれる
そろそろ…と床に置いたままだったそれを拾おうとすると、ふいに律に腕を捕まれた
「やだぁ…みおのがいい……」
伸ばした左腕を戻し、再び律と向き合った


「律…いくぞ…」
「うん…」
最後にもう一度確認をして、律の秘部に指を呑み込ませていく
「んっ!やぁ…!」
律は体を捻じって耐えている
「ふぁ…みおぉ…!」
私が指を動かす度に、あの声で何度も名前を呼んでくれる
「みおぉ…好きぃ…!」
律が、私のことを好きだと言ってくれる
「りつ…」
私から、律に口付けをする
「んっ!……ぁぁあっ!」
「律…私も好きだ…」
私から、律に好きだと言ってあげる


おわれ