693. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 22:31:26.96 ID:lge1fhYN0
梓「語ります」


梓「こんにちは、今回カンペ読みもとい解説を担当する中野梓です」

律「今さりげなくトンデモなことを言ったな」

梓「スルーして下さい、私も律先輩のことスルーしますから」

律「ひでぇ」

梓「それでは語りに入っていきます、テーマはムギ先輩のカップリングについてです」

694. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 22:33:15.70 ID:lge1fhYN0
――


梓「と、いきなりカップリング語りに入る前に、ムギ先輩についての掘り下げを先に行いたいと思います」

律「? なんで?」

梓「前に全カプ語りした人もいますし、ムギ先輩に特化することで差別化を図ろうかと」

梓「それに、後でカップリング語りする時に色々書きやすくもなりますしね」

律「なるほどな」

梓「まあ実際はムギ先輩への愛が溢れただけなんですが」

律「私のなるほどを返せ」

梓「というわけでまず、ムギ先輩が書き辛いと言われる所以についてを取り上げてみようと思います」

律「無視か」

695. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 22:35:44.66 ID:lge1fhYN0
――


梓「ムギ先輩が書き辛い、というのは各人を属性分けすると分かりやすいかと思います」

律「属性?」

梓「役割って言った方が正確かもしれません」

梓「基本的に、漫画や小説とかでも各キャラごとに特有の性格とかってあるじゃないですか」

律「まあ、そりゃあそうだな」

梓「で、それによってそのキャラの立ち位置が決まるわけです」

梓「というわけで、ちょっと私たちを四コマ漫画的に属性分けしてみました」

梓「片っ端から書いたので見辛さは否めませんが、こんな感じです↓」
696. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 22:37:24.28 ID:lge1fhYN0
・唯:ボケ(たまに常識的なツッコミ)、天然、天才、の変人枠

・紬:ボケ(ツッコミ殆ど無し)、天然、お嬢様、百合好き、超能力有、謎要素多、の変人枠

・律:ツッコミ比重の多い(?)ボケ兼ツッコミ、の常識人枠

・澪:ツッコミ(ピュア的な天然ボケもアリ)兼イジられ役、色気担当、の常識人枠

・梓:ツッコミ兼イジられ役、抜けてるところもあるが真面目、の常識人枠


律「どっちかというと原作よりの分析だな」

梓「それに、書いた人の主観も入っているので100%こうだってわけでもないです」

律「アバウトだなおい」

梓「いいんですよあてにする人なんていないでしょうし」

律「それは言っちゃダメだろ流石に」
697. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 22:39:37.71 ID:lge1fhYN0
梓「とりあえず話を本線に戻しますが」

律「スルーかよ泣くぞ」

梓「話の主軸に持って行く場合、書きやすいのは圧倒的に常識人枠の、常識要素の高いキャラです」

律「つまりツッコミ役のキャラか」

梓「そうです。変人度が上がるほど思考トレス的なことが難しくなりますから」

梓「そういう意味では、理論上は律先輩が一番書きやすいってことになりますね」

律「ん? でも私のこと書き辛いって言う人も割りと見かけたぞ?」

梓「あくまで理論上の話ですし……それに律先輩も100%常識人ってわけじゃないですし」

律「いや、否定はしないけど本人を目の前にしてそれを言うか中野」

梓「あと、逆にある程度変人的な要素がある方が書きやすいって人もいるでしょうし」

梓「まあ、書きやすさなんて人それぞれってことです」

律「それじゃあ今の解説はなんだったんだ」
698. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 22:42:07.88 ID:lge1fhYN0
梓「……後者の人はあくまでそういうパターンもあるってだけですよ」

梓「大多数の人は変人枠の人の動きに悩むと思いますよ、よほどキャラ愛が無い限りは」

律「まあたまに予想もつかない動きするしなあ、唯もムギも」

梓「天才の思考は常人には理解できないとは言いますが、まあ大体そういうことでしょう」

梓「そして私がさっき言ったことを裏返すと、変人要素が強いほど書き辛くなります」

律「今更だけど変人って言い方もどうなんだろうな」

梓「……そこは四コマ漫画的っていう枠内での表現ってことで見逃して下さい」

梓「で、ムギ先輩はと言うと、私たちの中でも圧倒的に変人枠要素が強いです」

律「変人呼ばわりするのは気が引けるけど……まあそうかもな」

梓「私だってそう呼ぶの嫌なんですから愚痴愚痴言わないで下さい!」

律「ご、ゴメン」

699. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 22:44:30.05 ID:lge1fhYN0
梓「……取り乱しました、話を戻します」

梓「ムギ先輩はそれに加えて、明かされていない所謂謎要素も多くあります」

律「家のこととか過去の回想が全然無いこととかな」

梓「その辺りを想像で補うしかないので、そこを使うSSとなると一気に難易度は上がるでしょうね」

梓「百合属性もムギ先輩の大きな魅力の一つですが、本人はどうなのかという扱いづらい側面もありますし」

梓「それに、描写されている会話シーンが比較すると少なめなのも大きいかと思われます」

律「別に、普段からけっこう普通にしゃべってるけどなー」

梓「ティータイムの時に唯先輩と談笑してるシーンとか、探せば色々あるんですけどね」

梓「ただ、描写されていないと一見あまり喋っていないように思えてしまいます」

梓「それ故か実際よりも私たちと距離が遠いように思っている人も多いんじゃないでしょうか」

律「ああ……澪とかその最たる例だな」

梓「澪先輩については、カップリング語りの時にでも突っ込みたいと思います」

700. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 22:47:52.07 ID:lge1fhYN0
梓「……まあ、そんな事情もあってか会話シーンが想像できないなんて人もいそうですね」

梓「ムギ先輩のCPが他の人気CPに圧され気味なのも、この辺りに由来しているんじゃないでしょうか」

梓「そしてまた、一歩扱いを間違えると魅力を大幅に損なってしまうのも敬遠されてしまう理由の一つかと」

律「かわいいのにな、ムギ」

梓「それ放課後ライブでも言ってましたね、律先輩は」

律「何人あのイベントを見てるかは未知数だけどな」

梓「そもそもSS書いてる人の中に何人あのゲームをやってる人がいるんでしょうか……」

梓「とまあ、ゲームの宣伝はともかくですよ」

律「あ、宣伝だったんだこのやり取り」

702. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 22:50:21.67 ID:lge1fhYN0
梓「それとは逆に、扱いに成功したとき他には無い無敵のかわいさを発揮する人でもあるんです」

律「ああ、わかるなそれ」

梓「SSの例を挙げると、『紬「お人形遊び!」』とかでしょうか」

律「あれ読んだときは正直身悶えたなホント」

梓「キモいですね」

律「怒るよ?」

梓「さておき」

律「置くなコラ」

梓「爆発力に優れる反面扱いが非常に難しい、それがSSにおけるムギ先輩だと思います」

梓「なので、書くときは自分の中である程度キャラが固まってからにするのをオススメします」

律「それはどのキャラにも言えることだけどなー」

梓「黙って下さいカチューシャ先輩」

律「誰がカチューシャ先輩だあずにゃん」

梓「……ちょ。ギブ。ギブですから。グフッ」
704. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 22:53:07.89 ID:lge1fhYN0
――


梓「さて、そろそろカップリング語りに入っていきたいところですが」

律「長い前置きだったな」

梓「その前に、ムギ先輩がどんな人かについて軽く触れておきたいと思います」

律「まだあるのかよ」

梓「そう言わないで下さい、これを先に言わないとカップリング語りに入れないんですから」

律「まあ、私は別にいいけどさ……読む人のことも考えようよ」

梓「長くても読む人は読みますし読まない人は読みません」

律「いや確かにその通りだけども書いてる側が言っちゃダメだろそれ」

梓「というわけで、ムギ先輩はどんな人かです」

律「強引に突き抜けやがったコイツ」

706. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 22:55:17.79 ID:lge1fhYN0
律「ていうか、さっきやった分析とは違うのか?」

梓「さっきは、ムギ先輩がどうして書きにくいかに焦点を置いて掘り下げましたが」

梓「今度はムギ先輩自身に焦点を置いて話していきます」

律「はあ、分かるような分からんような」

梓「まあぶっちゃけた話、この後のカップリング語りをしやすくするためだけの付け足しの説明ですけどね」

律「ああ、つまりはさっき説明し損ねたのか……」

梓「みなまで言わないで下さい」


707. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 22:58:18.90 ID:lge1fhYN0
――


梓「さて、上手い切り出し方も思いつかないのでさっさと言ってしまいますが」

律「酷いなもう」

梓「個人的な解釈ですが、ムギ先輩は『皆以上に皆が大好き』な人だと思います」

律「まあ私たち全員に対して好意的なのは間違いないな」

梓「なので、思われているよりカップリングの難易度は低いはず、であって欲しいです」

律「願望系かよ」

梓「また特殊な属性として、気配り上手で世話好きという『姉属性』と」

梓「無邪気で子供っぽくて世間知らずという『妹属性』を併せ持つ点にも注目したいところです」

律「ほうほう」

梓「さて説明も終わったのでカップリング語りに移行します」

律「いや短っ!本当に付け足しかよ」

梓「だから、そう言ったじゃないですか!?」

律「逆ギレ!?」

709. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 23:03:53.86 ID:lge1fhYN0
――


梓「それでは改めてカップリング語りに入っていきたいと思います」

律「やっとか」

梓「どんな組み合わせなのか、そのカップリングの魅力そして」

梓「マイナーなカップリングにおいて、こうすればいいのではというのがあったり無かったりします」

律「無かったりてお前」

梓「人間の想像力には限界があるんですよ……」

梓「また、あくまで一例・一つの解釈であって特に絶対ではないので話半分参考程度に留めてほしいです」

梓「あと、前に全カプ語りをやった人と同様にCPにおける名前の前後は別に区別しません」

711. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 23:07:12.29 ID:lge1fhYN0
梓「それでは始めます、唯紬・紬唯からです」


梓「某大手お絵かき系サイトでは一番人気のカップリングですね」

律「名前伏せる意味あるのかそれ?」

梓「全カプ語りをやった人も言っていた通りヴィジュアル面での火力も非常に強力ですが」

梓「メンタル面においても、この二人はかなり波長の合ったいいコンビだと思います」

律「(またスルーか……)まあ、二人とも天然だしな」

梓「例を挙げると、コスプレや水着をまったく抵抗なく着るところ」

梓「澪先輩の拒否反応時・律先輩のがに股禁止時のコンビネーションなど、他にも色々ありますね」

梓「SSにおいては他に無いとてもほんわかとした雰囲気を出せるのが最大級の魅力です」

梓「またそんな組み合わせでありながら切ない系やシリアス系の話がいけるのも大きな側面ですね」

712. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/02/24(木) 23:10:21.95 ID:lge1fhYN0
律「唯紬の長編は名作揃いだよな」

梓「はい、それはもう」

梓「あと、唯先輩がムギ先輩の百合好きに気付いているかいないかで話の展開も変わりそうですね」

梓「そこはアニメ・原作共に一切描写が存在しないので」

梓「新しくSSを書くときにはその辺りなんかに触れてみても面白いかもしれません」

梓「それに本編でも絡みは多いので、そちらから想像を膨らませていっても良しです」

梓「これ書いてる人が一番好きなカプというのもあってまだまだ書きたいことは山ほどありますが」

梓「書き始めたらキリが無い気がするので次に行きたいと思います」


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最終更新:2011年02月26日 09:28