ひらさわけ!

唯(学校休んじゃった・・・)

唯(結局、憂には何も言えなかった)

唯(言えるわけないよぉ・・・あんなこと)

唯(きっとりっちゃんが、憂が純真無垢なのを利用して無理やり襲ったんだ・・・)

唯(・・・あずにゃん、どうしてそんなりっちゃんのことが好きなの?)

唯(りっちゃんひどいよ・・・)

唯(私の大切なもの、全部奪っていくなんて・・・)

唯(あー、みんなは今頃部活かな・・・)

唯(ムギちゃんのケーキが食べたいよお・・・)

唯(楽しかったあの頃に戻りたいなあ・・・)ポロポロ

ピンポーン

唯「!」

唯(カメラ越しでもわかる、あのおでこは・・・りっちゃん!)

唯(・・・りっちゃんも学校休んだのか)

唯(性懲りもなく、憂に会いにきたんだね)

唯(ふふん、残念でした。憂は今日はお買い物で遅くなるんだよっ)

唯(間抜けなりっちゃん。私が学校に行ったと思ってるんだね)

唯(・・・・・・そうだ!)

唯(髪を縛って・・・)シュッシュッ

唯(よしっ)

唯(これでどこからどうみても憂だよっ)フンスッ

唯(憂のふりして冷たくあしらってあげるよっ、りっちゃん)

唯「はーい」ガチャ

律「よっす」

唯「また来たんですか・・・律さん」ハァ

律「お邪魔するよ・・・」テクテク

唯「…勝手に入ればいいんじゃないですか」スタスタ

律「?」

唯「さて、今日は何の用ですか」ジロリ

律「憂ちゃん、もしかして唯に何か言われたか?」

唯「色々聞きましたよ。何も知らない私を騙してたこととか」

律「?」

律「とにかく理由はわからないけど、唯にバレたみたいだ」

唯「そうみたいですね」ジトーッ

律「憂ちゃん、もう会えなくなるかもしれない・・・」ダキッ

唯「えっ、えっ、急に何をっ」アワワッ

律「抱きしめてくれよ・・・」ギューッ

唯「えっ」キュン

唯(なにこの乙女りっちゃん。こんなの初めて見た・・・)ドキドキ

唯(駄目駄目っ、りっちゃんに憂は任せらんないよっ)フルフル

唯「・・・律さん、私のこと好きなんですか?」ヒヤヤカー

律「・・・唯の次に好きだ」ギュッ

唯「え」カァーッ

唯(なにこれ恥ずかしいよお・・・)ドキドキ

唯(りっちゃん、やっぱり私のこと好きなんだ・・・)ドキドキ

律「ごめんな憂ちゃん・・・」

唯「あ、ありがとう・・・?りっちゃん・・・」

律「ふふふ、大好きだよ、唯」シュル チュッ

唯(髪の毛ほどかれて、キ、キスされたっ)カァーッ

唯(それよりっ、今唯って言ったけどばれてないんだよね!?私のふりした憂だと思ってるんだよね!?)

唯(じゃあ私は憂のふりを、じゃなくて私のふりした憂のふりをして、あれ?えっと・・・)

唯(わけわかんなくなってきましたっ)テヘッ

律「ゆいぃ…」サワッ

唯「あっ、どこ触って、あっ」ビクッ

律「愛してる・・・」チュッチュッ

唯「ひっ、やっ、あっ、あっ」ビクッビクッ

唯(くっ、耐えるんだっ、平沢唯っ!これも全てかわいい妹のためっ)

律「ゆいゆいゆいゆいゆいーっ」チューチューレロレロ

唯「り、りっちゃあああんっ、らめっ、らめらってええ!あああああああっ」プシャー

唯(あれっ、わらし、なんれこんらことしてるんらっけ・・・)ピクピク

律「ゆいっゆいっ」グチュッグチュッ

唯(もうろうれもいいやあ・・・あ、あああ・・・)


そのころ!

澪「よしっ練習だ!」

紬「はいっ」ジャララーン

澪「ラララーラララー」ドドスコスコスコ

澪「ばっちりだなっ」ニコッ

紬「ええ」ニコッ

紬「それじゃあお茶にしましょう!」

澪「お、今日のケーキはモンブランかっ」

紬「いただきましょうか」

澪「いただきまーすっ」

紬「・・・・・・」パクパク

澪「・・・・・・」パクパク

紬「・・・おいしいね、澪ちゃん」ポロポロ

澪「・・・おいしいな、ムギ」ポロポロ


ひらさわけ!

唯「り、りっちゃああん・・・」

律「ゆいー・・・」レロッ

唯「あーっ!あーっ!」ビクンビクン

律「・・・・・・」

律(・・・・・・?)

律(なんか・・・)

律(憂ちゃんがいつもと違う気がする・・・)

律(どこがどうとかじゃなくて・・・)

律(全体的に・・・)

律(うすうす思ってたけど・・・)

律(これ、唯じゃね!?)ガビーンッ

律(えっ?ちょ、まてよ)

律「・・・・・・」サワサワ

唯「やあーっ、むねっ、さわっちゃやあっ」ビクッビクッ

律(憂ちゃんのはもっと大きかった・・・)

律(間違いない・・・唯だ・・・)

律(・・・・・・嬉しい)

律(・・・嬉しい・・・けど・・・)

律(あれ・・・なんで私泣いてるんだろ・・・)ポロポロ

唯「はあっ、はあっ、・・・・・・りっちゃん?」

律「ゆい・・・」ポロポロ

唯「りっちゃん・・・どうしたの・・・?」

律「わかんないよぉ・・・」ポロポロ

律「・・・・・・憂ちゃんに会いたい」ポロポロ

唯「・・・り、律さん?」

律「ちがう、ちがうっ。憂ちゃんっ、憂ちゃんに会いたいんだよ・・・」ポロポロ

唯「・・・・・・りっちゃん、もしかして私が唯だってわかってる?」オソルオソル

律「・・・うん、ぐすっ」

律「憂ちゃんどこだよお・・・」

唯「・・・・・・りっちゃん」ギュッ

唯「りっちゃんは憂のこと好きなの?」ナデナデ

律「ひぐっ、えぐっ、唯のふりした憂ちゃんが一番好きだああっ」

唯「ははは・・・最低だよ、りっちゃん・・・」ヨシヨシ

唯「・・・でも本当に憂のことが好きなんだね。誤解してたよ、ごめんねりっちゃん・・・」

律「憂ちゃんっ、憂ちゃんっ、ひぐっ」




憂「・・・はい」

唯律「えっ」



ちょっとまえ!

憂(買い物から帰ってきたら・・・)

律「ゆいー・・・」レロッ

唯「あーっ!あーっ!」ビクンビクン

憂(お姉ちゃんのふりをしている私のふりをしているお姉ちゃんが律さんと・・・え、えっちなことしてました)

憂(・・・よかったですね、律さん)

憂(それはお姉ちゃんですよ。早く気づいてあげてくださいね)

憂(それじゃあお邪魔虫は退散しますか・・・)

憂(・・・・・・)

憂(・・・なんでだろう)

憂(足が動かないや・・・)

憂(・・・・・・)

憂(悲しいよお・・・)ポロポロ

憂(お姉ちゃんが取られちゃったから・・・?)

憂(・・・違う)

憂(・・・・・・)

憂(・・・律さん)

憂(律さん、気づいてよ・・・)

憂(それ私じゃないよお・・・)ポロポロ

憂(・・・私じゃ、ないよお・・・、ぐすっ)


律「・・・・・・憂ちゃんに会いたい」ポロポロ

憂「!」

律「憂ちゃんっ、憂ちゃんに会いたいんだよ・・・」ポロポロ

唯「・・・・・・りっちゃん、もしかして私が唯だってわかってる?」

律「・・・うん、ぐすっ」

憂(り、律さああああんっ)ポロポロ

律「憂ちゃんどこだよお・・・」

律「ひぐっ、えぐっ、唯のふりした憂ちゃんが一番好きだああっ」

憂(律さんっ、律さんっ!)ポロポロ

律「憂ちゃんっ、憂ちゃんっ、ひぐっ」

憂「・・・はい」

唯律「えっ」

憂(あ・・・、返事しちゃった・・・)

唯「ういっ、違うのっ!これは違うのっ」

律「憂ちゃんっ!憂ちゃん!会いだがっだよおぉぉっ」ポロポロ

憂「律さんっ!わ、わだじもおおおぉっ」ポロポロ

唯「これはちょっとした事故なのっ!信じてっ!」アセアセ

律「ぐすっ、憂ちゃあああんっ」スッ

憂「ひぐっ、律さあああんっ」シュルッ

唯「そうっ、誤解!って、なんでりっちゃんカチューシャ取るのっ!?それに憂も髪ほどいて・・・!?」

律「憂ちゃああんっ」ダキッ

憂「律さああんっ」ダキッ

唯「あ、二人抱き合って・・・」


律「ぐすっ、愛してるよっ、ういいいいっ」チューッ

憂「愛じでるよおおっ、りっちゃあああんっ」チューッ


唯「」


唯(なにこれええええっ)ガクガク

唯(二人とも、私になりきって二人の世界に入ってるっ、そして肝心の私は無視っ)アワアワアワ

唯(たいはいてきでとうさくしてるよこのれんあいもようっ)

唯「助けてのどかちゃあああああん」タタタッ


憂「・・・りっちゃん、ベッドにいこう」ギュッ

律「・・・うん、ういー、大好きだよー」ギュッ



そのころ!

紬「うふふふふ・・・」ポロポロ

澪「りつー・・・」ポロポロ

紬「・・・ぐすっ、ぐすっ」

澪「ゆいー・・・」グスッ

澪「あずさー・・・」ポロポロ


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