和「早速、中へお邪魔してみましょう」

律「待てこら」

律「何でお前がここにいるの?」

和「何でって……そこのブロック塀の所から、ずっと律の事待ち構えていただけよ」

律「薄気味悪い真似をするなぁ!」

和「いいじゃない。私達付き合っているんだし」

律「そうだけど、まるでストーカーじゃないかこんなの!」

和「付き合い始めなんて、みんなこんなもんよ」

律「そうか?本当にそうなのか!?」

和「照れちゃって……かわいい律」

律「いや戦慄してるんだが」

和「そう……それじゃあ私が抱きしめて安心させてあげる」ソッ

律「や、やめろってもう!あっ……」

和「ほら人肌ってホッとするでしょ?」

律「……うう……」ポー

和「そろそろ中に入れてくれない?身体が冷えちゃうわ」

律「わ、分かったよ……」



…律の部屋

和「律の家の晩御飯おいしかったわ」

律「しっかし私の親の前だとやたら愛想いいのなお前」

和「将来、私の義理の両親となる人達ですもの。当然よ」

律「言うと思った」

和「そう……律も覚悟出来ているのね」

律「はい?」

和「コンドーム持って来たわ」

律「斜め上すぎるわ!」

和「……だって律にならあげてもいいと思うし」

律「いいか?私は女だ!お・ん・な!」

和「当たり前じゃない。こんなキュートな男がいてたまりますか」

律「そっそうだぞっ……じゃあ何でコンドームなんか……」

和「いえもし律がふたなりだったなら、という不測の事態を考慮して」

律「考慮するな!んなもん!」

和「大丈夫……私、律がどんな身体でも受け入れるつもりだから」

律「むしろごめんなさいね期待に添えなくて!」

和「えっ違うの?」

律「違うに決まってるだろ!」

和「ふぅ……仕方ないわね」

律「悪かったな……いや私は悪くないけど」

和「でも食後のデザートは律って決めてるし」シュルッハラリ

律「何脱いでんだーっ!?」


聡「姉ちゃん飲み物持って来たけ」ガチャ

律「……」

和「丁度、喉が渇いてたのよ。ありがとね聡君」

聡「しっ失礼しましゅたっ!(上半身裸!上半身裸!)」ダー

律「待て聡っ!誤解だ!」

和「あらそんなに慌てて出て行く事はないのに」

律「のん気だな……絶対私達あれって思われたぞ……」

和「いいわよ別に。本当の事だもん」

律(ていうか和が聡のオカズにされるかと思うとイラつく)

和「ほらあ~んして律」

律「……ん?」

和「好きよ……」チュパッチュパッ

律「んんっ!?(甘い何これ……オレンジジュース?)」ボー

和「ふぅ……キスしちゃったね律」

律「……初めてだったんだけど」

和「私もよ」

律「そ、その割になんというか……上手かったな」

和「ふふっ舌技には自信があるのよ。さくらんぼの軸を結べるし」

律「……すごいな」

和「どうしたの律?急に大人しくなっちゃって?」

律「あの……その……」

和「もしかして、もっとして欲しかった?」

律「……」カァー

和「じゃあ律からおねだりしてくれなきゃね」

律「……和……もっと私に……キスして欲しい……」

和「その前に律、上着脱いで?私だけ半裸で恥ずかしいわ」

律「……わ、分かったよ」グイッパサッ

和「やだ……こんなに……」

律「何だよ……どうせ乳ねぇよ悪かったな」

和「こんなに綺麗な身体、初めて見たわ」

律「なっ……からかうなよ和!」

和「本当よ。この美しさは写真に収めて後世に伝えるべきね」

律「さらりとネット流出的な事を!?」

和「そんな下衆な事しないわよ。ただ家宝にしたいと」

律「よく分からんが、くすぐったいからやめろ!」

和「ねえ律おっぱい触っていい?」

律「お、おっぱいって……キ、キスはどうしたんだよ……」ゴニョゴニョ

和「あらら……律ったらそんなにキスが気に入っちゃったの?」

律「うっうるさいな……和のいじわる」

和「じゃあ律のおっぱいにキスしてあげるわね」チュクッ

律「えっ……やぁっ!?」ビクッ

和(身体は引き締まってるけど、おっぱいはちゃんとやわらかいのね)チュバチュバ

律「ううっ……やめっ……くぅうんっ!」プルプル

和「ふぅ……律はどこを食べてもおいしいのね……」チュポッ

律「……和ぁっ……やめないで……」

和「あんまり大きな声出しちゃダメよ……ご両親に聞かれちゃうじゃない」

律「……えぅっ……」

和「そういい子ね」

律「な、何でだよぅ……私ばっかり興奮して……和はそんなに冷静で」

和「冷静?……そうだと思うなら私の胸を触ってごらんなさい」

律「そ、そんなベタな事したくないよ……」

和「恥ずかしがる事ないじゃない」

律(大きいな和の胸……)グニグニ

和「ぁいっ……」ビクッ

律「ご、ごめん痛かったか?つい気持ちよくて」

和「い、いいの好きだから……好きにして」

律「私も和が……好きだよ」

和「……」カァー

律「どうした?」

和「は、初めて律から好きって言われた……」

律「あれ?そうだっけ?」

和「嬉しい……本当に嬉しいな……」

律(こいつでも照れる事があるんだな……か、かわいい)

和「こうやって律と裸で抱き合ってるだけでも世界一の幸せ者なのに」

律「和の言う事はいちいち大袈裟すぎてウソか冗談か分からん」

和「所が本気だから困ってしまうわ」

律「ははっ……そうなんだ……」

和「じゃあ目的も果たしたし、そろそろ帰るわね私」

律「へっ?」

和「今日は嬉しかったわ。またね律」

律「ちょちょっと!こんな中途半端で……」

和「私、楽しみは後に取っておくタイプなの」

律「そんな……」

和「送ってもらえる?」

律「あ、ああ分かったよ……」

和「そんなに落ち込まないで。私だって辛いのよ」

律(やっぱり良く分からないやつだな和って……)



…翌日の2年1組の教室

澪「おはよう和」

和「……あっ、澪」

澪「うん?またラブレター?ほんっと和はモテるな~」

和「モテるって言うなら澪の方がモテるわよ」

澪「やだな。私はそんな頻繁にラブレターなんてもらわないぞ」

和「生徒会長が上から抑えてるからね」

澪「ハハ……どうして?」

和「そりゃ澪のファンクラブ会長でもあるから」

澪「そ、そうだったの!?」

和「知らなかった?」

澪「スルーしてたから……だって恥ずかしいし……」

和「憐れね会長」

澪「ごめんなさい……」

和「まあ澪が梓ちゃんと付き合ってるって公になれば、
そんな必要もなくなるかも知れないけど」

澪「そっかじゃあ時間の問題だな」

和「でも梓ちゃんは周りから嫉妬されるでしょうね」

澪「そっそれは困る!」

和「仕方のない事よ。ベートーヴェンよ」

澪「ああどうしよう……」

和「そういえば澪にあって律にないってのは不公平よね」

澪「突然何を言い出すんだ」

和「ファンクラブの話」

澪「どうだっていいだろそんなの!」



…その後、2年2組の教室

和「という訳で作ってきました~」

律「何がという訳なんだ」

和「りっちゃんファンクラブ会員証でございます」

唯「うわあ~、このメットがかわいいね~」

和「流石ね唯。そこがポイントなの」

律「バカにしてんだろそれ」

和「唯には栄えある会員番号002を進呈するわ」

唯「わ~い!ありがとう和ちゃん!」

紬「私にも私にも!」

和「はいどうぞ~」

紬「ありがとう!大事にするね和ちゃん!」

律「何でこんな事をする」

和「澪にも同じ事言われたわ」

律「そうだよ。こんなの私のキャラじゃないって」

和「私がんばって布教するからね律!」

律「てかお前さ、恋人のファンを増やしておもしろい訳?」

和「ハッ……確かに」

律「素で暴走すんなよ」

和「他の子達に律のあんな事やそんな事の妄想をされるのは嫌だわ」

律「は、恥ずかしい事を言うなぁ~!」

和「仕方ない、ここは内輪だけで盛り上がりましょう」

唯「うん!りっちゃんは私達が盛り上げる!」

紬「うふふ!こういうのって初めてだから楽しい!」

律「アホくさ……もう好きにしてくれ」

唯「それじゃりっちゃん景気付けに一発ギャグを」

律「なんでだよっ!」



…放課後の音楽室

澪「梓ちょっと聞いてくれ」

梓「何です澪先輩?」

澪「私と付き合ってる事は他のやつには言わない方がいいぞ」

梓「どうしてです?」

澪「それはその……(私と付き合ってるのがバレたら嫉妬される、
だなんて恥ずかしくて言えない……)」


さわ子「私もその方がいいと思うわよ」

澪「えっ先生?」

さわ子「のろ気って聞いててぶっ殺したくなるもの」

澪「ひっ……ごめんなさい!」

紬「どうしたのさわちゃん落ち着いて」ナデナデ

さわ子「えぐっ……結婚する位でいい気になりやがって……」

梓「何だか良く分からないけど分かったです……」

唯「さわちゃんはムギちゃんと結婚するからいいじゃん」

さわ子「うん私ムギちゃんと結婚する」

紬「うふふっ、いいですよ~」

律「さわちゃんやったな!玉の輿じゃん!」



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