平沢家
唯「ん~……」ペラッ
憂「あれ、お姉ちゃん何読んでるの? また漫画?」
唯「違うよ~、今日あずにゃんに借りてきたんだよ。これこれ~」
憂「えっと……誰にでもできる催眠術? 梓ちゃんこういう本読むんだね~」
唯「面白そうだから借りてきちゃったんだよ」フンス
憂「催眠術かぁ~……」
憂「それってちゃんと効果あるのかな?」
唯「ん~、やってみる~?」
憂「お姉ちゃん出来るの?」
唯「誰にでもできる、だから大丈夫だよ! ええっと、じゃあソファーに座って座って」
憂「う、うん……」ポフッ
唯「それで……とりあえずリラックス。深呼吸深呼吸」
憂「スー、ハー、スー、ハー」
唯「うんうん。じゃあ目を瞑って……」
憂「……」パッ
唯「えっと……憂はお姉ちゃんの事が大好きになる!」
憂「……」ビクッ
憂「……」
唯「……ってあれ、何も変化ない?」
憂「も~、だってお姉ちゃんの事大好きなんだから変わるわけないよ~」
唯「そ、そっか~……うう~ん、じゃあ食後にアイスを持ってきてくれる……!」
憂「それもいつも通りでしょ、お姉ちゃん」クスクス
唯「んん~……おかしいなあ」ペラペラ
唯「えっと、合図を決めて……手を叩く音を……ふむふむ」
唯「よ~しわかったよ憂! じゃあもう一回!」
憂「はいはい」クスッ
唯「目を瞑って……そう」
憂「……」
唯「ずばり、憂はお姉ちゃんが大好き過ぎてとてもエッチな子になっちゃん」パンッ!
憂「……!」ビクッ
憂「……」
唯「今度は……どう?」
憂「……もう、変な催眠にしないでよ~」クスクス
唯「あれ~? 何にもない?」
憂「あるわけないよ~」
唯「む~、失敗かあ~……明日あずにゃんにこれ返そうっと」ペラペラ
憂「ふふっ、あ、私アイス持ってくるね~。お姉ちゃんはテレビでも見てて」
唯「は~い」
テレビ中
唯「あはははっ」パクパク
憂「……」ジーッ
唯「美味しい~」パクパク
憂「……」ジーッ
唯「ん、どうかした憂?」
憂「アイス……食べたい……」
唯「ふむふむ、じゃあ可愛い妹に一口あげようか。はい、あ~ん……」スッ
憂「……違う」
唯「へ?」
憂「そっちに付いたアイスじゃない……」
唯「? どういう意味でい……」
憂「お姉ちゃんのお口に入った……アイスがいい」ガバッ
唯「!」
憂「お姉ちゃん、お姉ちゃん……」ペロペロ
唯「ふぁ……ま、まっ……んんっ」クチュ
憂「アイス、美味しい……お姉ちゃんのアイス美味しい……」ペロペロ
唯「い、いきなり……なっ……」
憂「お姉ちゃん、お姉ちゃん……!」ペロペロ
唯(私……妹にチューとペロペロされちゃってる……)
憂「お姉ちゃんのお口美味しいよぉ、美味しい……」ペロペロ
唯(夢中で舐める……憂が……)
憂「お姉ちゃぁあん……」クチュクチュ
唯(可愛い……)
唯(で、でもちょっと待って憂……)グイッ
憂「はぁ、はぁ……!」チュー
唯(ち、ちょっと……ご、強引すぎるよ、ういぃ……)チラッ
【誰にでもできる催眠術】
唯「!」
唯(も、もしかしたら……手拍子で……)
憂「お姉ちゃん……次は私がアイスを食べさせてあげ……」
唯(えいっ)パンッ!
憂「……!」ビクッ
憂「……ってあれ、どうしたのお姉ちゃん。な、なんか近いんだけど……」アセアセ
唯(た、助かったのかな?)
憂「あ、お、お姉ちゃんと近いのが嫌とかじゃなくてね。いきなりでビックリしちゃって……」
憂「わっ! アイスひっくり返っちゃってるよ……もう仕方ないなあお姉ちゃんは」
唯「う、憂? もしかして覚えてな~い?」
憂「?」
唯「う、ううん。いいんだ……あ、片付け手伝うからさ」
憂「ありがとうお姉ちゃん~」フキフキ
唯「……」
唯(これは使えそう、ありがとうあずにゃん……!)
憂「……よかった、そんなにこぼれてないみたい。ササッと片付けだけしちゃ……」
唯「憂はお姉ちゃんのお耳とお口をペロペロするのが大好きになる!」パンッ
憂「……!」ビクッ
憂「ん、ん……」ペロペロ
唯「ひゃ、く、くすぐったいよ憂……」ピクピク
憂「らってぇ、お耳美味しいんだもん」ハムッ
唯「く、くわえたまま喋るなんて、憂はエッチだね~」ピクン
憂「ふふっ、お姉ちゃんのお耳とお口大好きぃ」ペロペロ
唯「んっ……む……」ペロペロ
憂「ん~、ちゅっちゅっ」
唯「アイスの片付けは?」クスッ
憂「知らな~い」ペロペロ
唯「……」
唯(これはすごい……)
唯「……」パンッ!
憂「……!」ビクッ
唯「憂?」
憂「お、お姉ちゃん……もう、くっつくのは後でね。今はアイスの片付けしないと!」アセアセ
唯「は~い……あ、憂。それ終わったらアイスもう一個持ってきて?」
憂「……今日はもう遅いから、アイスのおかわり禁止!」
唯「ええ~、そんなぁ~、まだあまり食べてないのに……」
憂「めっ」
唯「……」
唯「……アイスのおかわりを持ってきてくれる」パンッ
憂「!」ビクッ
憂「今持ってくるから。ちょっと待っててねお姉ちゃん」タタタッ
唯「えへへ、アイスアイス~」ペロペロ
憂「美味しい? お姉ちゃん」
唯「美味しいよ~、さっきはちょっとだけしか食べれなかったから……もう最高」ペロペロ
憂「ふふっ」
唯「はい、ごちそうさまでした」
憂「うん。じゃあ私アイスのおかわり持ってくるからね!」タタタッ
唯「えっ、あっ、あの~……」
唯「……」
唯「ああっ、そういう事か~」ポンッ
憂「お姉ちゃんアイス~」タタタッ
唯「えいっ」パンッ
憂「……!」ビクッ
唯「憂?」
憂「もう……アイスはダメって言ったでしょ。これは片付けておくからねっ!」
唯「……」
憂「お腹壊しちゃったら心配……お姉ちゃんのためなんだからねっ」タタタッ
唯(やっぱり一回一回解除しないとダメなのか~)
唯(んん~……じゃあ次は何の命令しよっかな~)
唯「……」
唯(さっきのチュー気持ちよかったな~……ずっとエッチな憂だったら……すごいチューしてくれるのかな)
唯「……」ムズムズ
唯(チューもいいけど、エッチな事して欲しい……)
憂「お姉ちゃん、もう寝る? 私は洗い物があるから先に寝ちゃっても……」
唯「あ、憂」
憂「?」
唯「今日やる事が全部終わって、憂が寝る時になったらさあ~……」
憂「なになに?」
唯「えっと、一晩中……私の……」
憂「んっ?」
唯「私の、おまんこ……犬みたいにずっとペロペロすることっ」パンッ
憂「……!」ビクン
唯の部屋、布団の中
唯(言っちゃった言っちゃった)ドキドキ
唯(ふふっ、憂ちゃんと来るかな~)
唯(……あ、でも抜け目のない憂の事だから)
憂「ごめんねお姉ちゃん、さっきのはずっと演技だったの。エッチすぎるのはダメだよ」めっ
唯「……なんてね」
唯(憂もたまにおちゃめな所あるからなぁ~……)
唯(そんなんだったらすごい恥ずかしい……)うとうと
唯(うん、恥ずかし……)うとうと
唯「……すー、すー……すー」
……。
ガチャッ
憂「……」
ペロペロ
唯(ん……)ピクッ
ペロペロ
唯(なんだろ、お股スースーして……)
ペロペロ
唯(気持ちいい……)ピクン
憂「はぁ、はぁ……」ペロペロ
唯「ん、んんっ……」
憂「おねえちゃん……」ペロペロ
唯「あ、あっ……う、うい?」
憂「……ワン」ペロペロ
唯「……ふふっ、可愛い子犬ちゃんみたい」
憂「ワン……」ペロッ
唯「もっと……舌動かしていいよ」
憂「……」ペロペロ
唯(気持ちいい……)
唯「憂……」
憂「ワン?」
唯「憂のエッチな姿……ムービーで撮ってもいい?」
憂「……」コクッ
唯「ふふっ、可愛いね憂は」
憂「くぅ~ん……」ペロペロ
唯「うん、可愛い可愛い……」ジーッ
唯(憂のエッチな姿をちゃんと携帯に残して……)
唯(これを……ふふっ)ジーッ
憂「……」ペロペロ
憂『ワン……ワン……』ペロペロ
唯『いいよ憂、そのまま舌を動かして……』ピクッ
憂『……』ペロペロ
唯『い、イキそ……あっ……』ビクビク
唯『はぁ、はぁ……あ、まっ……まだ敏感だから舐めちゃダ』
プツッ
梓「はぁはぁ……唯先輩と憂のエッチムービー……」クチュクチュ
梓「……ふふっ。唯先輩に催眠術をかけてよかったです。これから毎晩私の携帯にエッチムービーが……」クチュクチュ
梓「あっ、興奮してきたら私も……」ピクッ
梓「ふ、ふふっ……これから先輩達はどんなエッチをしていくんだろう……」
梓『憂とのエッチを記録して、毎晩私に送る事』
梓「この催眠術……いつ、解除してあげようかな」クスッ
終
最終更新:2011年02月23日 20:36