ここはいつもと変わらぬ放課後のけいおん部部室

一足先に部室に付いた梓は先輩方が来るのをのんびり待っていた

ガチャロ

部室の扉が開く

梓「もう!遅いですよ!先ぱ……!?」

入って来たのは梓の待っていた「先輩方」ではなく…


「和」だった



しかしただの和ではない

髪の毛は微妙に逆立ち(2.5mmくらい)
眼鏡は怪しく光り、周りにはまがまがしいオーラを放っていた

梓「う…ッ…ああ…!」

流石の梓もこの迫力に押し負け、椅子から落ち、尻餅を付いた

和はゆっくりと口を開き、言い放った

和「貴様を始末する…」オォォ


梓「始…末?な、なんでですか…!」gkbr

和「分からないか?お前等のせいだ…」オォォ

梓「え…!?」gkbr

和「だがチャンスをやろう…」オォォ

梓「チャンス…!?」gkbr

和「私の名前を言ってみろ、正しく言えたら貴様の命は保証する」オォォ

梓「えっ…?」(な、なんですかそれ、簡単すぎません?)


梓「かず!ですよね!」パアァ

和「フセイカイ…」オォォ

梓「江っ」

和「お前等は私の名前を覚えすらしていない…」

和「そのせいで私は、憤怒し悲しんだ」

和「そして限界が来た、それが今だ」

梓「ゆっ…許してェ!!」ザリザリ


梓は腰が抜け立ち上がれず、ほふく前進で部室の出口に向かった

和「なかのあずさ…さらばだ」ポウッ!

和は手のひらから青い閃光を放った
梓はモロに食らい、死んだ

部室に残るのは、和と、腹に風穴の開いた、梓だけであった



和が立ち尽くしていると
2人組が部室に入って来た

ガチャン

澪「悪い!遅れた!」
律「…!?」

和「アキヤマミオ…タイナカリツ…か…」オォォ

澪「あ、梓!!おい!」
律「和!どういうことだよこれ!!」

澪は梓の体を揺さぶる
しかし返事も、呼吸も、無い。

和「お前等は私の名前すら覚えてくれない…」

和「だから削除する」オォォ

澪「これ…!お前がやったのか!?」

和「yes」

律「どうしちまったんだよ和!!」



和「チャンスをやろう」オォォ

澪「チャンス…?」

和「私の名前を言ってみろ、正しく言えたら命は奪わない」オォォ

澪「何…言ってんだよ…!和の名前なんて…忘れないよ…!
  同じクラスだろ…!?なぁ!」

和「澪…!」ファサァ

澪「"わ"!だろ!」

和「ウアアアアア!!!」バチコーン!!

和は手のひらから強烈な念力を出し
澪を渾身の力で押した

澪は壁にめり込み、死んだ



律「澪オォォォ!!!」

和「これが…代償だ」オォォ

律「てめええぇ!!」シュバッ

律は全力で和に殴りかかった
しかし和のオーラゾーンに足を踏み入れてしまい、動けなくなった

律「ぐぅ…!」

和「私の名前を言え、正しく言えたら命は奪わない」オォォ

律「"なごみ"…だろ…!?」

和「…」グシャ

律は臓器を全て潰され、口から血を吹き、死んだ。



ガチャン

紬「遅れてごめんなさい」

次に部室に足を踏み入れたのは紬だった

紬は部員の死体を真っ先に目撃し、尻餅をついた

紬「う…ああぁ…!」

和「コトブキツムギ…部活メンバーで唯一7文字か」

紬「こ…これは…一体…!」ムギュウ

和「お前等は私の名前すらry」
和「チャンry」
和「私のry」

紬「分かるわ…その気持ち…私にも…!」

和「?」

紬「私も、最初は、「紬」←これなんて読むの?
  とか言われていたから…!」

和「…お前はまだいい、私は、ずっと覚えられていない」

紬「私は、覚えてる!"かのう"ちゃんよね!?」

紬は眉毛を抜かれ、ショックで、死んだ。



ガラッ

唯「朝から放課後までずっと寝てたよー!遅れちゃったぁ!デヘヘヘ」

和「唯…!!」カズカズ

唯「げェッ!みんな酷いよこれ!!」オロオロ

和「唯…!」ドキドキ

唯「あれ?"のどか"ちゃんなんで部室にいるのぉ~?」

和「ゆッ…唯ィ!!」ダキッ

唯「和ちゃん…!怖かったんだね…ヨシヨシ」ナデナデ

和「(唯は…覚えていてくれた…!私の名前を…!!私は…1人じゃ無かったんだ!)」



なんと唯ただ1人、和の名前を覚えていたのだ
彼女達は幼なじみ、これくらい当然ではあるが…

唯「よし、部活も出来そうに無いし和ちゃんウチに寄ってく?」

和「うん!うん!」グスッ

和はもうオーラなど放ってはおらず、いつもの和だった


ー唯の家ー

唯「ただいまー」ガチャ
和「おじゃましまーす」

憂「お姉ちゃん…お帰り…」オオォ

そこに立っていたのはまるでさっきの和みたいになった憂だった

和「ひっ!」ビクッ

唯「驚かなくていいんだよ和ちゃん!最近憂調子悪そうなだけだから!」

憂「わたしの…正しく……保証…す…ル…」



和「はは…」

唯「じゃ、私の部屋行こー!」パタパタ

和「じゃ、上がっていくわね"ゆう"ちゃん」イソイソ

憂「排…除…すル…」




和は死んだ



おわり