32. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/13(日) 18:14:21.28 ID:9u2SOT+k0
・昼ドラ『猫と少女と六弦と』


梓「もう許さないです!唯先輩のおバカっ!」プンプン

唯「あずにゃん許してよぉ〜」メソメソ

律「お、なんだなんだケンカかー?」

澪「珍しいな。どうして梓はそんなに怒ってるんだ?」

梓「澪先輩聞いてくださいよ!唯先輩ったら浮気したんです!!」

澪「う、浮気!?」

紬「昼ドラみたいね!相手は?」キラキラ

梓「話せば長くなりますが……」モヤモヤ

〜〜回想〜〜

梓「ゆーいせーんぱーい♪」ガチャ

唯「ギー太〜むちゅちゅ〜!」

梓「う…そ……」ドサッ

唯「あ、あずにゃん!?ち、ちがうの…」

〜〜回想終わり〜〜
33. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/13(日) 18:17:41.77 ID:9u2SOT+k0
梓「ほんと信じられない!私にだってキスしたこと無いのに!!」

律「そうか。解散!」

紬「おつかれさまー」

梓「なーんーでーでーすーかー!!」グイグイ

律(ちっ)

唯「あずにゃんが一番だから!信じてよぉ〜〜!!」

澪「ほら梓。唯もこう言ってるんだし許してやったらどうだ?」

梓「ダメです、信用できないです!」

唯「そんなあ〜〜!!」

梓「でも、どーしてもって言うなら、条件があります」

ギー太「」ゴトン

梓「ギー太にちゃんと、『お前とは遊びだった』って言ってください!」
34. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/13(日) 18:21:07.89 ID:9u2SOT+k0
唯「そ、そんな…でも、ギー太だってあずにゃんと憂の次ぐらいに大事だし、その」チラッ

ギー太「」

唯「そんなひどいこと、言えないよぉ…!」

梓「……唯先輩、ケーキ食べたくないですか?」カチャ

紬(あ、私のケーキ…)

梓「と〜っても甘そうですよ。ちゃんと言えたらご褒美をあげましょうか?」

唯「う、うぅ……はっ、はぁっ」ダラー

梓「あはは。だらしなくよだれなんか垂らしちゃって。欲しいでしょ?コ、レ♪」

唯(欲しい…ほしいよお……!)

梓「ほら、早く楽になりましょう?」ボソッ

唯「…………」


唯「……わ、わたしが愛しているのはあずにゃんだけ……です」

唯「ぎ、ギー太のことは……ただの……っく、遊び、です……」ポロポロ
35. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/13(日) 18:24:33.81 ID:9u2SOT+k0
梓「はい、よくできました。ご褒美ですよ唯先輩」

唯「はぐっ、はむはぐはぐ」

梓「フフ…ギー太、聞いた?ねえ」

ギー太「」

梓「……あはっ♪」

梓「唯先輩ねえ、あなたのこと、遊びだったんだって!私のほうが大事なんだって!」

梓「ケーキ以下だよギー太ぁ!!あっはははははははは……!!」

ギー太「」

紬「…昼ドラ?」

律「相手がギターじゃなけりゃな」

唯「ううっ、ギー太、ごめんねギー太ー…!ケーキおいひいよぉ……」ポロポロ  ガツガツ

澪「食べるか泣くかのどっちかにしろ」


ガチャッ  ジャララララララララーン♪
ゆいあず!
48. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/13(日) 19:04:27.64 ID:9u2SOT+k0
・唯「二人合わせて!」


唯「ゆい!」

梓「あず!」

唯「でぇ〜〜〜すっ!!」ジャカジャカジャカジャカジャカ


唯「最初は演歌やろうと思って、コブシを回す練習してたんですよ〜」ブンブン

梓「そのコブシじゃ、コブシじゃ……」

唯「……?」ブンブン

梓「できない……私には唯先輩を叩くなんてできないっ!」ドサッ

唯「あずにゃんっ!?」ブンブン
49. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/13(日) 19:07:04.32 ID:9u2SOT+k0
梓「だって……だって、唯先輩が痛がる姿なんて私見たくないです!」

唯「そんな、わたしなら大丈夫だから……優勝するためならあずにゃんに叩かれたっていいよ!」

梓「大好きな唯先輩を傷つけるくらいなら優勝なんていらないっ!!」

唯「!!」

梓「それに、温泉旅行なんかより唯先輩の方がずっとあったかいんですから」

唯「あずにゃん……そこまでわたしのことを……嬉しい」

梓「唯先輩……」

唯「あずにゃん……結婚しよう」キリッ

梓「……ハイ///」コクリ


カーーン


ガチャッ  ジャララララララララーン♪
ゆいあず!
50. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/13(日) 19:13:37.07 ID:9u2SOT+k0
・憂「お姉ちゃんと絶縁したい!」


唯「えっ」ガーン

唯「ど、どうしてそんなこと言うの?」オロオロ

憂「妹という立場に疲れたの。だから家族やめようかと思って」

唯「そんなのやだよ……わたしがお姉ちゃんらしくなかったから?」ウルウル

憂「そんな!お姉ちゃんは最高のお姉ちゃんだし、お姉ちゃんに不満なんて無いよ!!」

唯「……じゃあどうして?」

憂「血縁はね、お姉ちゃん。いろいろとしがらみがあるの」

憂「だけど、絶縁することで一旦それを断ち切ることができる!」

憂「つまり合法的にお姉ちゃんと結婚できる!お姉ちゃん大好き!」

唯「よくわかんないけど嫌われたわけじゃないんだね?良かったー」
51. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/13(日) 19:21:11.52 ID:9u2SOT+k0
唯「って、だ、だめだよ憂…わたしにはあずにゃんという心に決めた人が///」

憂「そうだった!梓ちゃんにならお姉ちゃんを任せていいって言ったのは私だった!」

憂「でも、いまだに私のなりたい職業ランキング一位はお姉ちゃんのお嫁さん」

憂「だけど梓ちゃんのことも大好きだから悲しませるようなことはしたくない……」

憂「どうしてこの国は一夫(?)多妻が認められてないのーっ!?理不尽すぎるよ……」グスッ

唯「日本は法治国家だから法律は守らないとだもんね……」シュン

憂「そうだ、髪をほどいて私がお姉ちゃんっぽくなって梓ちゃんと結婚すればお姉ちゃんに空きが」

唯「それじゃあわたしがあずにゃんと結婚できないよ〜!」

憂「じゃあじゃあ、私が私と?結婚すれば……お姉ちゃんと?えっと、えっと………」

憂「お姉ちゃん、私どうしたらいいかわからないよー!!」ウワーン
54. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/13(日) 19:26:40.51 ID:9u2SOT+k0
唯「うい……」ギュッ

憂「お姉ちゃん……」

唯「お嫁さんにならなくたって、憂はわたしの家族だよ」

憂「お姉ちゃん……!」ウルッ


唯「だから、わたしたちの子供になったらいいんじゃないかな?」

憂「そっか!そうしたらお嫁さんじゃなくても法的に家族だもんね!お姉ちゃん頭いい!」

唯「えへへ〜」


ガチャッ  ジャララララララララーン♪
ゆいあず!


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最終更新:2011年02月16日 00:39