むぎみお!


カチャ

澪「ふぅ」

澪「まだ誰も来てないのか・・・」

澪「雑誌でも読むか」ペラッ

・・・ペラッ

ブーッ!ブーッ!

澪「ひっ!」

澪「携帯か・・・」パカッ

律メール『唯と一緒に先生に呼び出されたから遅れる!』

澪「あの2人、また何かやらかしたな・・・まったく」

澪「はぁ・・・」

カチャッ

梓「すいません、遅れました!」

梓「って、澪先輩だけですか?」

澪「あぁ梓、律と唯は先生に呼び出しだってさ」

梓「またですか・・・」

梓「ムギ先輩は?」

澪「そういえば今日は遅いな・・・掃除当番じゃないか?」

梓「そうですか・・・」

梓「しょうがないですね、お茶の時間まで待ちましょう」

澪「え?」

梓「え?」

澪「・・・いや、何でもないよ」

梓「そうですか・・・」

澪(気づいてないんだな・・・それほど馴染んで来たってことか)

・・・ペラッ

梓「そういえば澪先輩、何読んでるんですか?」

澪「色んな楽器が載ってる週刊誌だよ、ほら」

梓「わぁ・・・一緒に見てもいいですか!?」

澪「もちろん」

・・・ペラッ

梓「あ、このベースは澪先輩のと同じ型ですね」

澪「エリザベス2号だな・・・」

梓「・・・え?」

澪「い、いや何でもない!」アセアセ

澪「それよりこっちは唯のギターと同じ型だぞ!」

梓「あ、本当ですね、やっぱりちょっと高いですけど・・・」

澪「唯はムギのおかげで買えたようなもんだしな」

梓「そういえばそうらしいですね」

部室の外

ワイワイキャッキャ

紬「あらあらあらあら」

紬「澪ちゃんと梓ちゃんがあんなに接近して楽しそうに・・・」ポーッ

紬「これは部室に入るタイミングを待ったほうがいいわね・・・」ゴクリ

紬「・・・そういえば、唯ちゃんとりっちゃんはまだ来てないのね」

紬「はっ!これはまさか・・・あの2人が仕向けた澪梓大作戦!?」

紬「これは目が離せない・・・!」

律「おーい・・・何1人で喋ってるんだー?」

唯「ムギちゃん部室はいらないの?」

紬「へっ?」

紬「・・・あれ?2人が仕向けた澪梓大作戦は?」

律「何のことだっ!」

紬「うーん・・・と、とにかく部室を覗いてみてよ!」

唯「むっ、侵入者でもいるのですかな!?」ノゾキッ

唯「これは・・・!」

律「なんと・・・!」

唯律「2人でいちゃいちゃしてる・・・!」

紬「ねっ?ねっ?すっごくいい感じでしょ?」

律「そう・・・だな」

唯「うん・・・」

律(私の澪を・・・)

唯(私のあずにゃんを・・・)

律唯(取られてしまう!)ズーン

紬「どうしたの?2人とも・・・」

律「いや、何でもない・・・とにかく部室に入ろう」

唯「そうだね、入ろう!」

紬「え、でも2人の世界が・・・」

律「ダメだぞムギ、2人のために練習がおろそかになったらどうするんだ」

唯「そうだよムギちゃん!ちゃんと皆で練習しないと!」

紬「そうね・・・私がいけなかったわ」

律「わかってくれればいいんだよ、ムギ」

唯「ムギちゃんならわかってくれると思ったよ!」

律「さぁ、入ろう部室へ!」

ガチャッ

律「いやー、遅れてごめんな!」

唯「ちょっと忙しくてね・・・」

紬「私は掃除当番で・・・」

澪「・・・みんな部室の外でワイワイやってたよな?」

梓「練習がどうとか聞こえてきました、柄にも無く」

律「すみましぇん・・・」

唯「反省してます・・・」

紬「ごめんなさい・・・」シュン

澪「さぁ、練習がどうとか言ってたし早速やろう」

律「う・・・そうだな」

唯「うん・・・」

梓「あれ?でもティータイムがまだ・・・」

唯律澪紬「え?」

梓「え?」

律「あー・・・うん、まだだったな」

澪「そうだな、先にティータイムだな」

紬「ええっと・・・とりあえずお茶入れるわね」

唯「わ、わぁ~!今日のケーキは何だろう!」

梓「楽しみですね、唯先輩」

唯律澪紬(気づいてない・・・恐るべしけいおん部・・・)


ティータイム中

唯「そういえばさ、澪ちゃんとあずにゃんって姉妹みたいだねって話があったけど」

澪「う、うん」

唯「澪ちゃんとムギちゃんって体つきが似てるよね!」

澪「そ、そうか?」

紬「そうかしら?」ジーッ

澪「や、そんなに見られたら恥ずかし・・・」カーッ

紬(見られて恥ずかしがる澪ちゃん・・・かわいい!)

唯「2人とも背が高いし・・・むねがムグッ」

律「おっとぉ・・・唯ちゅわん、それ以上は言わせないよ?」

梓「そうです唯先輩、慎んでください」

唯「んーっ!んーっ!」コクコク

律「はーい、いい子でちゅねー」

唯「ぷはっ・・・もう、びっくりするよ!」

梓「びっくりしたのはこっちです!」

澪「改めて言われると似てるような気がしなくもないな・・・」

唯「でしょ?でしょ?」

紬「でも澪ちゃんのほうがスタイルいいし・・・私の身長は唯ちゃんより少し高いくらいよ?」

唯「ムギちゃんは雰囲気がお姉さんだから問題ないんだよ!」フンス

紬「そういうもの?」

唯「そーいうもの!」

唯「ね、ね、2人とも並んでみてよ!」

澪「ちょ、唯・・・恥ずかしいよそれは」

唯「えー、いいじゃんいいじゃんー」

紬「私も澪ちゃんと並んでみたい!」

澪「む、ムギがそういうならちょっとだけ・・・」

唯「わーい!りっちゃん、あずにゃん、絶景が見れるよ!」

律梓「・・・」

唯「じゃぁここに並んでみて!」

澪「うん」

紬「こんな感じ?」

唯「わぁぁ・・・お姉様オーラ2倍だよ!」

律「うぐ・・・確かに否めない・・・」

梓「あの2人の妹にならなりたいです・・・」

澪「照れるってば・・・」カーッ

紬「ということは私と澪ちゃんは双子ね!?」キラキラ

唯「さわちゃんがお母さんで、澪ちゃんとムギちゃんが双子のお姉さんで・・・」

唯「あずにゃんが末っ子で・・・私とりっちゃんは何だろう?」

律「そりゃぁもちろん、部長だからパパだろう!」

唯「じゃぁ私は姉と妹を持てる真ん中の子ね!」

紬「けいおん部家族ね・・・いいわぁ・・・」キラキラ

澪(ムギが今までで1番輝いてる・・・)

紬「澪ちゃん!これからも双子として仲良くしましょう!」

澪「双子設定のままなのか・・・でも仲良くするのは賛成だよ」

唯「これが姉妹愛・・・まぶしい!」

律「よく言うよ唯・・・ほぼ毎日見せ付けてるくせに」

梓「本当ですよ、まったく」

唯「えー?」

紬「ねぇねぇ唯ちゃん、双子記念に写真撮ってくれない?」

澪「双子記念って何だ・・・」

唯「うん、いいよムギちゃん!」

紬「ほらほら澪ちゃん、写真撮ろ!」

澪「い、一枚だけだからな・・・」

唯「はい、もっと寄って寄ってー」

紬「こう?」ピトッ

澪「ひゃぁっ!?」

唯「撮るよー」パシャッ

唯「おっけぇ、うまく撮れたよ!」フンス

紬「えへへ、澪ちゃんとのツーショット♪」

澪「ムギ・・・顔近いよ・・・」カーッ

紬「双子はこれぐらいするのよ♪」

澪「もうっ・・・こ、今回だけだからなっ!」

唯「澪ちゃん真っ赤だよー」

澪「なっ・・・なっ・・・唯ぃぃぃ!」

紬「あらあらあらあら」

律「私ら蚊帳の外だな・・・」

梓「どうせ小さい組は仲間はずれです・・・」

律「言うな梓・・・悲しくなる・・・」

唯「ほらほら、りっちゃんとあずにゃんも写真見てー!」ズイッ

律「・・・これは・・・」

梓「天使のようですね・・・」



おしまい



2  ←※ういりつ!