唯「律ちゃん。ここで二手に別れよう」

律「あぁ。また会えるよな…唯」

唯「もちろんだよ律ちゃん!」

律「唯ぃぃっ!」

唯律「」ギュー

澪「…そのボケもう5回は見たから」

唯律「シクシク」

澪「ほら。帰るぞ」グイ

律「ああん」

梓「唯先輩もほら」グイ

唯「あう」

律「ゆいー」バタバタ

唯「りつー」バタバタ

澪「…じゃあまたな」

梓「はい」

紬「またね~」

唯「うぅ」ズリズリ

梓「もう!唯先輩自分で歩いてください」

唯「うぃ~…」

~~~~

律「ぶーぶー」

澪「ん?」

律「なんか最近澪のツッコミ弱くないか~?」

澪「そんなことないだろ。さっきのなんて何回も見たし…」

律「むーん…」

風 ピュー

澪「う、寒い…」ブルブル

律「大分寒くなってきたな~」

律「ぶーぶー」

澪「ん?」

律「なんか最近澪のツッコミ弱くないか~?」

澪「そんなことないだろ。さっきのなんて何回も見たし…」

律「むーん…」

風 ピュー

澪「う、寒い…」ブルブル

律「大分寒くなってきたな~」

澪「寒いと言えばマフラーがさ」

律「バイク?」

澪「そっちじゃなくて」

律「むむ」

澪「首に巻く方のマフラーがさ」

律「ふむ」

澪「私のお気に入りのヤツが無くなっちゃったんだよなぁ」

律「そういえば結構長く使ってるのがあったな」

澪「うん」

律「ちゃんと片付けてないからじゃないのか?」

澪「ちゃんとしまっておいたはずなんだけどなぁ」

律「う~ん」

澪「新しいの買いにいかないとなぁ」

律「でもまた暖かくなるみたいだぞ」

澪「そうなの?」

律「うんテレビでやってた」

澪「じゃあもう少しあとでいいか…」

◇ ◇ ◇

りつんち

律「ん~」ゴロゴロ

律「どうも最近澪のヤツが冷たい気がする」

律「これが噂の倦怠期ってやつか…」

律「…」ゴロゴロ

律「マフラーか~」

律「…」チラ

雑誌

律「手編み…」ペラペラ

手編みの品を送って恋人の好感度を上げよう!サプライズで送るとさらに効果的

律「恋人とかじゃねーし!」ポイ

律「…う~ん。でもたまには誕生日以外でこうゆうプレゼントでもしてみるか」

律「澪のヤツ喜ぶかな…」

~~~~~~

澪『これ律が自分で作ったのか!?』

律『まあな』ワハハ

澪『すごいよりつー』ギュー

律『ふふ』

澪『りつーりつー』

~~~~~

律「でへへ」ギュー

律「…」

律「いよっし!」

律「秘密にしとい方がよさそうだな」

律「幸いにもしばらくは暖かい日が続きそうだがあまりモタモタしてると澪がマフラーを買ってしまう」

律「う~ん」

律「とりあえず母さんにやり方知ってるか聞いてみるか」

律「ゴー」ドタドタ

~~~~~

律「ふう…」

律「見事に知ってたな」

律「道具も持ってたし」

律「本も参考にしながらゆっくりやってみるか」

律「スティックっぽいやつ装備!」

律「ふんふん」チクチク

律「ふん…」チクチク

~~~~~

律「うぐぐ」チクチク

律「ちまちまちまちま」

律「疲れた…」パタ

律「ボタン付けとは全然違うな…」

律「本には結構すぐできるって書いてあったけどやっぱ大変だなぁ」

律「はぁ」

律「今日はもういいか」

律「…」

~~

澪『ありがとうりつー』キラキラ
~~

律「…」ムクリ

律「うおー!」チクチクチクチク

………



律「手がぁぁ」

律「…もう限界だ。今日はここまでにしよう」

律「う~ん」ピラ

律「…まだまだだな」

律「まぁ初日だし」

律「慣れてくればスピードも上がるかな」

律「…風呂入って寝よっと」

◇ ◇ ◇

つぎのひ

唯「律ちゃんここで二手に別れよう」

律「あぁ。また会えるよな…唯」

澪「またな梓。ムギ」

梓「またです」

紬「また明日~」

律唯「おおい!」ビシッ

~~~~

律「昨日寒かったけど今日は暖かいな~」

澪「そうだな」

律「まだマフラーいらないよな」チラリ

澪「ん?まぁそうだな」

律「買ってないよな新しいマフラー」

澪「うん」

律「よしよし」

澪「んん?」

律「なんでもないよーん」

律「そうだ!」

澪「?」

律「マフラー買いに行く時さ、私も行くから呼んでよ」

澪「ん。わかった」

律「忘れんなよー」

澪「わかったよ」

律(よーし。これで澪がマフラー買いにいくって言っても適当な理由つけて数日伸ばす事ができる…)

律(手編みのが完成してなくてもその数日の間に完成させればオーケー)

律「完璧!」

澪「ん~?」

律「何でもない何でもない…」

~~~~

数日後…

律「ふんふ~ん」チクチク

律「大分速くなったな~」

律「なんか大きな気もするけど…」

律「まぁ7割ぐらいはできたかな」ピラーン

律「う~ん」ジー

律「なんか微妙に歪んでるような…」

律「いらないとか言われたりして」

律「…」

律「ま、まさかなー」

律「…まぁこれだけ出来てれば澪から電話かかってきても1日伸ばせば完成できそうだな」

律「今日はもう寝ちゃおー」

律「おやすみ~」

~~~~

翌朝

ガララ

律「いってきまーす」

ピシャ

律「うぅ。結構冷えてきたな…」

律「澪のやつマフラー買いに行こうって言って来ないな」

律「寒さに強くなったのか」テクテク

律「ん」テクテク

澪「おはよう律」Eマフラー

律「おはよう澪…っておぉぉい!」

澪「え?」

律「どうしたんだよそのマフラー!お気に入りのヤツじゃん」

澪「あぁ。これ?」

澪「タンスの奥に入ってたよ」

律「なにぃぃぃ」

澪「いや~凄く気に入ってたから見つかってよかったよ」ナデナデ

律「そんなー…」ガックシ

澪「ん?なんだ律そんなに買い物行きたかったのか?」

澪「買い物行くならついて行くぞ」

律「ちがーう!」

澪「えぇ?」

律「バカ!」ペチ

澪「いてっ」

律「うわーん」ダダダ

澪「お、おい待てよ律!」

~~~~~

律「ちくしょー」

律「なんだよ澪のヤツ」

律「ニコニコナデナデしやがってぇ…」

律「…」

律「でも改めて見るとあのマフラー澪に似合ってたな」チラリ

手編みマフラー

律「私のは」ピラ

律「色もなんか澪に合いそうに無い気がする…」

律「それに微妙に歪んでる感じがするし…」

律「…澪のお気に入りには勝てないよな」

律「はぁ」

律「送る相手も居なくなったしもういいや…」ポイ

律「ガラにも無いことするんじゃ無かったな」

律「…」

律「…寝よ」

~~~~

………

純「梓って変わったよね」

梓「え?」


梓「カムバック私!」

ガチャ

澪「よう梓」

梓「こんにちは。一人ですか」

澪「あぁ。先に練習してようか」

梓「はい!」キラキラ

澪「弦張り替えるから少し待ってくれ」

梓「はい!」

澪「こんなもんかな」ボーンボーン

梓「それじゃ私お茶入れますね」

澪「え?あ、あぁ」

梓「はっ」

梓「冗談です」

澪「いや飲みたいなら別に…」

梓「いえ。冗談です!」

澪「んん」

バターン

澪「!」ビク

律「…」

澪「なんだ律か…どうした?」

律「澪ー!家庭科の宿題手伝って!」ガバッ

澪「え?」

唯「律ちゃんはスカートが縫えないのです」

律「唯もだろー」

唯「憂に手伝ってもらいます!」

梓(これは…)

澪「宿題ほっとくわけにもいかないしなぁ」

唯「今から律ちゃんちにいこー」

紬「おー」

梓(やっぱりー)

~~~

梓(来てしまった…)

律「入れよー梓」

梓「おじゃまします」

ジャー

聡「姉ちゃん帰ってるなら…」

澪「よう聡」

律「軽音部の友達」

唯紬「おっす」

聡「ご、ごゆっくり~」パタン

梓「トイレに帰って行きましたね」

律「ほっとけ」

~~~

澪「…」カタタタタ

紬「澪ちゃんミシン上手ね~」

澪「そう?ありがとムギ」

梓「…」ジー

唯「あずにゃーん」ガバ

梓「わぁっ」ドテ

梓「もう…いきなり抱きつかないでください」

唯「ごめんごめん」エヘヘ

ポト コロコロ

唯「お!あずにゃん毛玉だよ!追いかけないと」

梓「私は猫じゃありません」ヒョイ

唯「ぶー」

梓「…あれこの毛玉」

唯「ん」

梓「繋がってますよこれ」

唯「なんだろー」ペラ

梓「勝手に触っちゃダメなんじゃ…」

唯「大丈夫だよ~」

唯「マフラーだねコレ」

梓「手編みのマフラー…」

唯「律ちゃんの手編み…」ゴクリ

梓「誰かにプレゼントするんですかね」

唯「プレゼント?」

梓「手編みですし…か、彼氏とか…」

澪唯「彼氏!?」

紬「あぁ!?」

澪「律に彼氏…」

唯「彼氏ってことは…」

手編みを送るぐらいラブラブ→彼氏との時間を優先する→軽音部疎かにする→軽音部やめる

唯「大変だぁぁ!律ちゃんが軽音部やめちゃう!」

梓「えぇ…?」

澪「そ…そんな…」

梓「いやいや」

紬「…」ビキキ


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